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  • 水性ニス

    台所の窓枠に白い水性塗料を塗ることを何度かしています。築33年の我が家にはまだ木の窓枠なんてものがあってサッシはアルミなんですが、その周りは木そのもの。汚れや水が飛んでシミができて汚いので白く塗り替えて、ポリカ製の簡易の内窓をつけました。真冬の結露がどれだけ防げるか楽しみです。 水性塗料はすぐ拭けば簡単に取れるし固まらないうちに水に流せば刷毛も容器もきれいさっぱり。しかも臭いがほとんど気にならないなど大変扱いやすい塗料です。外に放り出していた木製の椅子がだんだん紫外線で劣化してささくれてもう捨てよう、と思っていたところ百均で水性ニスを発見。試しに塗ってみたらこれが結構いい感じになりました。なに…

  • 落花生その後

    庭に植えていた落花生。乾燥させて、さぁ殻を取ってみたら。 まだあんまり乾いていませんでした。でも掘りたてを茹でて食べるくらいだから大丈夫だろうと思って、言って食べてみました。 渋い!不味い! 今年は水やりを真面目にしなかったせいだろう。仕方ないと思っていたら。 だんだん渋が抜けて、結構まともな味になってきたんです。 掘るのがちょっと早かったのか多少甘さに欠けますがピーナツはピーナツ。 1週間ぐらいかけてうす皮をむきながら食べました。 先日、JAの直売店で衝撃的なほど粒の大きい殻付き落花生が売ってて、何だかもう作るのが馬鹿馬鹿しくなってしまったのですが、千葉県の「おおまさり」という特別大きいのが…

  • 地域活動

    家にいると地域活動に参加してくれと頼まれやすいです。以前は仕事があるからと言えば断れたのでしょうが、最近はいろんな働き方があるので敵もひるみません。介護だってみんなそうですやん、と軽く流されてしまいます。出られる時だけでいいからとか何とか言って次期役員リストに載せてしまいます。こちらはというと何の仕事が良く理解しないままになんとか協議会のメンバーになって、そこから会長を選ぶくじ引きをやらされたりします。悪しき習慣ですがこれといった代替策がないのです。完全輪番制にすると活動に支障が出るんだそうで、任期があるんだかないんだか、はっきりしない地域活動です。 平均年齢75歳くらいの主にじいさんの会議と…

  • 落花生もうすぐ収穫

    この夏はとにかく暑くて暑くてエアコンつけっぱなしでした。毎年しんどいといいながらプランターで野菜を作ったりしているんですが、今年は万願寺とうがらしに水をあまりやらなかったせいかものすごく辛くて本来の唐辛子に先祖がえりしたような(苦笑)8月には朝夕の水やりも面倒になって根っこから引き抜いてしまいました。家庭菜園って楽しいけど土や肥料を考えると決してお安くはありませんね。美味しければいいけどイマイチの味だと買ってくる方を選んでしまいます。ここは結構田舎なので地場野菜の販売所は多い方なんです。 さて唯一今年のまともな収穫は、落花生でしょう。真夏の暑い暑い掘り込み車庫上のスペースでもちゃんと枯れずにい…

  • アルプスのおんじ

    アルプスの少女ハイジの物語が好きです。もちろんアニメはリアルタイムに観てましたし福音館書店の古典童話シリーズ「ハイジ」J・シュピーリ (著), パウル・ハイ (イラスト), 矢川 澄子 (翻訳)も読みました。できるだけ原作に忠実に訳したというこの訳書は宗教色が濃く、より異文化を感じたものでした。 某家庭教師派遣会社がテレビCMでこのアニメのパロディを使い出して久しいですね。アルムの「おんじ」がポップな人柄になっているのが笑えます。原作では悲しい過去に苦しむ老人の姿があり、孫の明るさと信仰によって救われる物語になっています。 放蕩の末に傭兵としてイタリアの戦線に立っていた頃、些細な喧嘩で人を殺め…

  • 引きこもり育児3

    次男は赤ちゃんの頃から手がかからない子でした。長男が夜泣き、断乳、おねしょ、幼稚園や小学校からの呼び出しオンパレードだったのに対し、次男はハイハイして自分で布団をかぶって寝るような子でした。泣かない、ケンカしない、人の手を借りない、拍子抜けするほど楽チンだった気がします。 今は中学生3年の次男。仲間に恵まれて楽しくやっていると思い込んでいましたが、夏に部活を引退し学校・塾・家で寝る、の毎日になると全然しゃべらなくなってしまいました。昨日塾へ迎えに行った帰り、「メンタルって大事やな」とつぶやく次男。聞くと夏休みの終わりはもうアカンかと思ったと。ボキャブラリーが貧相なのでその「アカン」がどういう意…

  • 引きこもり育児2

    長男が小学生の頃、神経質でチックが出たり歯ぎしりで奥歯がすり減った話をしました。その後、地元中学から電車で1時間の私立高校に進学しブツブツいいながらも学校には通っておりました。せめて成績だけでも芳しければ自信につながるのですが、背もそこそこ高いし容姿も悪くはないのに自己肯定力が弱い。嫌なところだけ私に似たのかと思うとゴメンねという気持ちにもなります。私の母は精一杯自信をつけさせようと褒めちぎって私を育ててくれましたが、やはり根拠なき称賛はこういう性格の娘には虚しく響くだけで、褒めて育てるのも幼児期を過ぎると上手くいかないことも実感しております。 引きこもり育児ももうすぐ卒業です。近所の先輩ママ…

  • 相棒

    本格的な偏頭痛と歩んで20年くらいになります。 頭痛持ちはもう覚えてないくらい子供の頃からですが、三日三晩吐きながらうなるのは大人になってからです。幸い今は頭痛外来へ行くと良い薬がもらえるので、うまく服薬のタイミングが合えば寝込むことはだいぶ減りました。一旦症状が出ると一週間くらいはどうも遠くの方でガンガン音がしているような感じなのはどうしようもありません。 痛いと、自信がなくなります。 体力にも、人間関係にも。 こんな相棒あまり嬉しくないですが、いつかもっと歳をとるとなくなるんだそうです。 ついでに言うと認知症との因果関係は今のところ見つかっていないとか。 仕方ない、もう少し一緒にいますか。

  • 生きているだけで神々しい

    先日90歳を超えた祖母が腸閉塞で入院し、緊急手術を受けました。手術の翌日、幻覚が出て人が変わったような様子だったとのことでしたが、、、2日ほど経つとすっかり頭の中は元通り。少しずつ歩く練習もしているとか。この歳では驚異的な回復ではないでしょうか。 祖母はかつて軍国少女として終戦を迎え、不運な青春期を過ごしたそうです。適齢期の男たちが大勢戦死したので結婚しなかった女性も多かったとか。祖父は二度目の結婚で祖母(亡き妻の遠戚で年齢は15歳差)と一緒になりました。祖父との間に子供はいません。 祖父は非常に社交的な人だったのですが、祖母はというと40歳代にしてほとんどの家事を放棄してあらゆる人付き合いを…

  • 映画を観てきた

    この夏、是枝裕和監督の「万引き家族」を封切りの日に観てきました。 平日の昼間っから映画だなんてバチが当たりそうですね。 病院の帰りにショッピングモールのシネコンに寄ってみたら中年女性がいっぱい。 さてはみんな「万引き家族」目当てか?と思ったら河瀬直美監督の「vision」狙いでした。 「万引き家族」の方は初老の人が多かったです。 ちょっと内容が単純ではなく、テーマも同監督の「そして父になる」よりさらに難解になっていました。リリーフランキーは相変わらずですが、安藤サクラの存在感に圧倒されます。 私は子供がけなげに演技していると涙腺が弱くなってしまうので、別に感動の涙って訳ではなく今回も涙がよく出…

  • それでもつながりは必要

    PTAや子供会関連の用事はほぼ終了しましたが、代わりに町内会の仕事が毎年なんかある状態です。昨年は町内会の祭りやら遠足の係に加え、自主防の見回りやら子供の登下校の見守りやらで呼び出されることがいっぱいありましたね。その時期は4年同居した義母が入院してそのまま亡くなり、心身ともに不安定で気持ちのアップダウンが制御不能になっていました。 うちの町内会はまだ問題が少ない方だと思うのですが、外に問題がないと役員同士の足の引っ張り合いとでも言いますか文句の多い人に振り回されることになるんですね。小さいことを論って何時間も無駄にして、仕事を増やすことしか能がない。なんかずっと怒ってました。 そして変なおば…

  • 壁紙を貼る

    家に滞在する時間が長いと内装が気になって仕方ありません。 しんどい時とかはもう何でも良くて、生きているのが精一杯なくせにちょっと元気になると、特別なことがしたくなります。私の場合はプチDIY、かもしれません。 障子紙を張り替えるとか網戸の張り替えくらいなら、ホームセンターに行けば手軽にできるキットが売ってたりします。仕上がりにそう細かくこだわらなければ好きな材料を選べて、業者に頼むよりずっと相当お得にできますね。 襖は骨組みまでやられていたらちょっとお手上げだけど、プロに頼むほどの部屋じゃなかったら失敗覚悟で自分でやっちゃうのも手です。最近はアイロンで貼り直しがきくふすま紙とかいろいろあって、…

  • カウンセリング その4

    長男が小学4年の頃、初めて学校へ行き渋るようになりました。理由は何かでからかわれたとか、スポーツ系の遊びについていけなくて仲間外れになったとか、まぁそんなところが最初ではないかと思います。それまでは全くのマイウェイで周囲が目に入らなかったらしく、年齢よりも幼い振る舞いをしていてもそれほど支障はなかったんでしょう。 また人数の少ない学校でしたので高学年になってくると、何かと低学年の子と一緒に行動するように指導されるようで、いうことを聞かない子とペアになったりするとなかなか大変みたいでした。ボキャブラリーの少なさから言葉で表現できなくて相談も出来ずストレスを溜めていたのかもしれません。かんしゃくを…

  • 窓断熱

    暑い暑い夏が終わって秋の気配。そろそろチューリップを植える準備をしましょうか。 できれば花が小さめで、淡い色のものを選ぶつもりです。 あんまり色が鮮やかだと見ててしんどくなっちゃいませんか。 どんなにやる気がなくても、植えておきさえすれば春には花を咲かせてくれる球根が大好きです。周りには小さくて白か青の草花があるとちょっとだけウキウキできるかも。 去年は咲き終わった後、もう早々に抜いたので今年使えそうなのはほとんどありません。それでも庭の空いているところへまとめて土をかぶせておくと、結構可愛らしい花を咲かせてくれるのです。 さて冬支度と言えば我が家は窓断熱。築33年の木造建築は暖房効率が悪く、…

  • 父と義母のアルツハイマー

    どういうわけか実家の父と、夫の母がほとんど同時に認知症になりました。 年齢も半年違いくらいでいずれもアルツハイマー性の認知症です。 進行の具合はケアの違いがあってか、義母は発症から6年ほどで持病が悪化して亡くなった一方、父は10年越えすることでしょう。 義母は一時は義妹の近くに転居したものの、認知症の症状が悪化して経済状態もままならぬこともあり我が家で暮らすことと相成りました。 もちろん「同居なんてとんでもない」と私も義母も激しく抵抗しましたが、総合的に考えれば他に良い案はありません。義妹もこれ以上面倒は見られない、早く連れて行けと。夫は頑として譲りません。 かくしてメンタル弱い私・夫・小学生…

  • 引きこもり育児

    その頃から私自身、普通の世間話が苦手で同じくらいの子供がいるママたちとどうも違和感があると感じ始めていました。結婚・引越し・不妊治療・出産・育児と思えば家族以外の人がほとんど入らないままきたせいかもしれません。いや本当はもっと内面の根本的なところに問題があるのですが、幸いにも昼間子供と二人きりでも苦痛と思うことはありませんでした。 そうこうするうち次男がお腹に入り33歳で出産し、おむつミルクねんねの日々が再び訪れます。もともと運動嫌いで体力に自身がないので、次男をだっこひもでくくりつけて長男を外へ連れ出しても惚けたようにベンチに座っていることしかできません。週に2、3回の幼児教室につれて行くの…

  • カウンセリングについて その3

    長男は赤ちゃんの時それはそれは大きな声でよく泣きました。2、3歳の頃は勘が強く、人混みの中でも寝そべって泣きわめく大物ぶりを見せたかと思えば、大きな音に怯えて耳を塞いでうずくまって出てこない。泣いたり笑ったり怒ったりが目まぐるしく、新米ママとしては途方にくれることばかりでした。 言葉が遅く何を言っているのか分からないのが気になって、保健センターに連絡し発達相談を受けることにしました。型はめパズルやら指差しゲームみたいなのをしてみると意外によくできます。今、言葉が出ないのはそんなに気にしなくても大丈夫ですよ。と言われてちょっとハッピーな気分で帰りました。 我が家の近くには同じくらいの歳の子が少な…

  • 大学は出たけれど

    何とか見つけた仕事は毎日深夜に終わるので、数少ない同年代の友達の連絡を取ることができなくなってしまいました。そう、当時の連絡手段といえば電話しかなかったんです。深夜プレステで遊ぶのもすぐ飽きてしまいました。 そこでふと書店で目にしたパソコン通信の雑誌。技術的知識ゼロ状態から学生時代のサークルの知人とメッセージのやり取りを始め....フォーラムと呼ばれる今でいうSNSの前身に参加してオフ会に出て行ったり。今思えばよく犯罪に巻き込まれなかったものです。もう少し美人でスタイルが良かったら屍体で発見されていたかもしれません。

  • カウンセリングについて その2

    精神科の教授が言うには 「うつ病などの病気は短期間のうちに急激に悪くなったりすることが多いけれど、あなたの場合は気持ちの落ち込みが長きにわたって継続しているようですね。」 だから病気ではない、したがって投薬は必要ないと。 裏切られたような失望感と疲れがどっと吹き出ました。 それでも若いってすごいですね。勇気を振り絞ってないない尽くしの女子が就職氷河期に大学院中退を引っ提げ、やっと一つ仕事を見つけて実家へ戻ったのでした。写真映りだけはいいのとハッタリがうまくいったせいでしょう。たぶん続かないだろうなというのは分かっていましたが、もうそれしか選択肢がなかったんです。 カウンセリングには嫌な思い出し…

  • カウンセリングについて その1

    心の問題で専門職の人に相談することが何度かありました。ひとつは自分のこと、あとの二つは長男のこと。いずれも一度きりで継続することはありませんでした。それだけ深刻ではなかったとも言えるし解決の糸口を見つけられなかったとも言えます。 高校生の頃、小さな女子校で過ごしました。人間関係はとても窮屈だったけれど心優しい友人に守られて適度ににぎやか&適度に孤独な生活、要は大変わがままに過ごすことができました。おかげで人間関係を学ぶこともなく苦労も知らず天真爛漫な不思議ちゃんで、ガリ勉のキャラも結構気に入っていたので合格した私大のうち一番偏差値の高いところへ入学しました。 当然、数学など嫌いな勉強は全くしな…

  • いつから?って...覚えてないくらい前なんだけど

    この頃、引きこもりが社会問題として大きく取り上げられるようになりましたね。特に今年は多くの本が出版されたりテレビで特集を組まれるなどメディア一般に注目されている気がします。少し前まではやたらに発達障害の診断が大流行りして、全く心配のない人までが自分もそうではないかと騒ぎ立ててましたっけ。もうコミュ障なんて嫌な言葉は早く消えてなくなれと思ってしまいます。引きこもりも社会に注目されることで孤立の弊害が改善されるなら良いのですが、本気で救済しようという動きなんてほんのちょっとです。 私は世間的にかなりズレた部分があって、記憶のある限りぽつんと独りで遊んでました。想像力に欠けこれといった取り柄もないの…

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