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Hodgepodge Miyagi https://lada.hatenablog.com

元・地域サイト編集チョー、今・地場企業のコーホーをしながら、地元宮城のあんなことやこんなことを語る。

lada
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若林区
出身
青森市
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2018/09/10

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  • この店を紹介するために、僕は媒体を辞めたのだ。

    どうも、嘘です。でも、取材拒否のお店なので、媒体に属している以上紹介できなかったのは本当です。大好きなお店、いろは横丁の「鳥よし」さんに久しぶりにお邪魔してきました。一年ぶりくらいになっちゃったのに、「久しぶりーー!」と笑顔でお迎えいただきました。 鳥よしは、カウンター8席のみの小さな店。カウンターの向こう側には、寡黙に焼き鳥に向き合う親方と、チャキチャキに元気のよいママ。オーダーはいつもの「とりあえずセット(2,200円)」。ハツに砂肝、ネギマに正肉、そして手羽先。お通しと酒が付きますよ。焼き鳥はオーダー後に串打ちからはじめるので、ゆっくり楽しみましょう。 オーダー必須なのが「名代じゃが丸(…

  • 日本食の原風景

    第2土曜日と日曜日が定休日。つまり仙台市街地に勤める社会人のためのお店な訳ですよ。目の前はJR東日本の入るビル。いいなぁ、エリートは。大和町とか言う北の町に住む僕には食べる機会がエラい少ない訳ですよ。と、やっかみつつも、ひさしぶりに食べられました「七郷屋」。美味しい焼き魚が食べられる名店です。「銀たら定食(1,300円)」。嘘。これ撮ったのは数年前の取材のとき。スマホじゃこれは撮れません。その時は1,100円だったみたいです。今日撮ったのはコレ。ショボッ!!照明立てて仕事として撮った写真と、スマホで「早く食べたい!」と思いながら撮った写真が同じはずがありませんね。 久々にお邪魔した七郷屋さん。…

  • 宮城で食べるSAPPORO STYLE

    本日は角田市まで遠征し、元・ヤナハラ工業こと「札幌味噌らーめん たら福」さんへ。ヤナハラ工業はご存知でしょうか?株式会社ヤナハラ工業の社員寮内で、食堂スペースを使って営業していたラーメン屋さんです。震災復興の工事をする会社だったそうで、ひと通りの工事が終わり宮城県を撤退したのだとか。で、人気を集めていたラーメン店のみ角田市で営業を続けているという訳です。取材した当時は味噌ラーメンしかなかったんですが、今は醤油や塩もやっているそう。でもオーダーは「味噌ラーメン(810円)」。札幌出身の店主がつくる札幌ラーメンって、宮城では少ない印象なのでね。あくまでも印象ですが。ちなみに本場の札幌ラーメンは、熱…

  • 史上最強の焼肉定食

    肉で一番好きなのは豚です。次に鶏。羊がきて牛。異論は認めます。豚の何が好きって、大してイイ肉じゃなくてもソコソコ食べられるところ。牛はその差が酷いから嫌い(でも美味しい牛さんは好き)。そして、豚肉の中でもさらに好みなのが肩ロース。昔はバラ肉が好きだったけれど、歳のせいか脂身がキツくなってきました。程よい脂身が丁度良いのですよ。焼肉屋にいって食べる極上系のカルビとかは、ひと切れふた切れで胸焼けがします。赤身肉万歳。歳をとるってこういうことです。 んで、そんな肩ロース大好きおじさんが愛するメニューが、塩竈市「大関」の焼肉定食(1,300円)。コレは本当に宮城県民で未食の方は食べなきゃいけない逸品な…

  • 夜営業に滑りこむ。

    急遽発表された大崎市「中華そば上々」と八軒小路「中華そば蒼々」のコラボ企画。職場の本社が上々さんの近所なもんで、無理せずとも食べられるのですがね。どうにも気になり仕事を早々に切り上げ、高速を飛ばしてやってまいりました。着いたのは、閉店時間の30分前!!オーダーは、今日明日限定コラボの「煮干しの王様・塩(850円)」。見た目も香りも最上級。食べる前から、美味さが保証される奴です。 ひと口食べれば分かる、このスープの美味さと尖り方。その煮干しの深い旨味は淡麗とはいい難く、濃厚かと問われるとスルスルとあまりにも美麗です。そして、ありそうでないこのバランス。パツっとした麺も流石のひと言です。 中華そば…

  • 亥年に圧倒的酉年感。

    ブログはじめが2月にずれ込んでしまいました。サボっていた訳ではなく、高血圧を考慮してのラーメン減。ラーメンは一ヶ月に2杯程度に収めよと、奥様からの提言でございます。言い訳はこれぐらいにして、本日は久し振りに長蛇の列へ身を投じてきました。国分町「中華そば 嘉一」。某地域情報誌のラーメン総選挙のせいでしょうか、以前よりも行列の長さが伸びたような気がします。「鶏チャーシュー麺(880円)」に、問答無用のBセット(ご飯+鶏皮 150円)。 オープンカウンターの店内。店主の真面目な仕事ぶりは、まるでショーのよう。器を湯で熱し、麺を茹でる直前にしっかりと手揉みする。麺は大量の湯の中で自由に泳ぎ、見事な平ザ…

  • ワハハ本舗の本気を見よ。

    ホラー映画が嫌いです。あんな子供だましで驚かせて、キャーキャー言って何が楽しいのか分からない。驚かせることに注力しちゃうから、驚かせることがメインになっちゃうから、薄っぺらい脚本になっちゃう。一番観る必要のないジャンルですね。 恐いわけじゃないですよ…。 で、今回観たのは「来る」。ザキヤマがCMやってるアレです。くだらない広告でさらに観る価値なし。センスなさすぎ。 youtu.be もう、ダメな邦画の典型。 でも観たんです。何故なら中島哲也監督作品だから、ってそれだけの理由です。『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』、『パコと魔法の絵本』、『告白』、『渇き。』と、決して早くないペースで良作を撮り続…

  • 2018年、〆の一杯はコレに決めた。

    2018年は10年勤めた広告代理店を辞め、今までのラーメン尽くしの生活にピリオドを打つかに見えながらも、多少ペースを落としつつそれなりにラーメンを食べ、緩やかに血圧が減少する一年となりました。そんな戌年に終止符を打つラーメンは、鶴ケ谷の行列店「麺屋くまがい」さんで、限定の「濃厚真鯛らーめん(850円)」。周年限定はハードルが高いので、これぐらいにしておいてやる。まあなんて美麗な容姿。悶々と鯛の香りが店内に立ち込めます。今夜から夜限定で、濃厚真鯛らーめん販売します!乾物に頼らず炊いた鯛の鮮魚スープに動物スープを合わせた濃厚な鯛の鮮魚系らーめんです。よろしくお願い致します!(POPは間に合わず手書…

  • 宮城屈指の行列店へ

    珍しく昼時に仙台方面にいたので、重い腰をあげてあの行列店へ。ラーメン王子GPでは毎年上位に顔を出す、泉区市名坂「自家製太麺渡辺」。近所の学生を中心に、今日もエゲツない行列が出来ていましたよ。 ローテクな店主も最近twitterを始めちゃいましたね。TLを眺めていたら、通常の1.5倍の太さ「剛力怪麺(ごうりきあやめん)」を限定で出しているようなので、迷わずオーダー。メニューは「らー麺(大)680円」です。いや、相変わらずの迫力、相変わらずのコスパ。麺はしっかり手揉みされた極・極太。1.5倍の太さが成せる技か、口の中を襲うのはもう小麦感を通り越して「小麦粉感」。このクセを受け入れて、大行列店にして…

  • ローカリズムという考え方。

    「中央」に対する「地方」。もしくは「都会」と「田舎」。ローカリズムとは日本語で訳せば地方主義となり、自分の住む地方や郷土を第一とする考え方になる訳です。世界規模で見れば、最近流行りの日本万歳的なテレビ番組はローカリズムによるものであり、トランプ政権も言わずもがなであり、宇宙規模で見れば地球にやさしいエコロジストも地方主義となるのでしょう。 何が言いたいって、宇宙の、地球の、世界の、日本の極々一部のことしか知らない人間が、いくら「おらが村が一番だべ!」と声を張り上げても、それは滑稽極まる姿であるということ。一番二番とランク付けするからこそ争いが起き、熊谷市と館林市の日本一暑い街騒動や、宇都宮市V…

  • さあ、ワインの話をしようか。

    色々好きなものがありますが、ワインもそのひとつ。特に「ヴァン・ナチュール」とか「ビオワイン」とか「自然派ワイン」なんて呼ばれるワインが大好物でございます。ブドウに付着した酵母で醸造するため、人工的に酵母を添加しないワイン。そのためにはブドウの栽培も化学肥料を使わないなど、健全なブドウから生まれる健全なワインが「ヴァン・ナチュール」と一般的に呼ばれているようです。 (ちょっとワインを知ってる人なら「あの還元臭が苦手」とか「独特だよね」とか言いますが、最近のヴァン・ナチュールは本当に美味しいものが多いのですよ。飲まず嫌いな人にこそ飲んで欲しいです。) このヴァン・ナチュール好きにとって、最大のお祭…

  • 過剰歯で口の中が広いから音域がでる。

    人並み以上には音楽が好きなのですが、Queenは僕の音楽歴に入っておらず、故に一般知識しか持ち合わせてません。フレディ・マーキュリーと言えば、口髭生やして胸毛出してて、声高くて歌上手くて、ゲイでAIDSで死んだ人って感じ。ウィーウィーウィーウィーロッキュウ!って感じ。 というわけで、観るつもりは毛頭なかったのですが、周囲の映画好きの評価がやたらと高いこと。そして、フォーラムのポイントが貯まって無料で一本観れること。合わせ技一本で観てきました「ボヘミアン・ラプソディ」。商業映画、という目線ではまあ及第点と言ったところ。ただし、Queenというバンド、フレディ・マーキュリーという人間を描くことで、…

  • THE UP-TOWN SENDAI, SALAMIN’ NIGHT!!

    ご当地ラーメンって何種類ぐらいあるのでしょう?田舎モンなもので、個人的に馴染みがあるのは喜多方、白河、佐野、津軽くらいでしょうか。博多や札幌、旭川、和歌山、尾道、鹿児島、熊本…キリないな、もうやめよう。と、とにかく一杯あるのは容易に想像できますよね。んで、前職で取材の最中に知ったご当地ラーメンもありまして。それが宮城野区宮城野にある「屋台ラーメン た紅」さんで食べられるのです。「ラーメン(660円)」に玉ネギをトッピング。麺はかため。背脂は多めが個人的なデフォルトオーダーです。この刻み玉ネギが、ここで食べられる八王子ラーメンの大きな特徴なのですね。玉ネギの量は、ご飯茶碗一杯分ほど。毎日食べても…

  • 四周年おめでとうございます。

    四周年を迎えた「中華そば上々」さんへ、仕事の合間を縫ってお邪魔してきました。いやめでたい。めでたいので「4周年限定中華そば 肉増し(1,000円)」。いつも醤油or塩の選択に困るのですが、今回は醤油をオススメいただいたので助かりました。肉増しにしたせいで麺が見えませんね。気がきかないので、リフトアップとかしません。写真ばっか撮ってるとスープが冷める&麺が伸びるので、撮影は最短で。it's my policy. 本当は写真なんか撮らずに、ものすごい勢いでがっつきたいくらいですもの。 んで、四周年の目玉素材は3つ。 まずはフランス産のブレス鶏。と言われても素人には分かりません。そんな時のウィキペデ…

  • 一年ぶりの復活に沸く。

    ラーメン激戦区、荒町商店街の「荒町商店中華そば ふじやま」さんへ。イケメン店主が紡ぎ出す煮干しのスープが絶品ですが、今日食べたのは「れもんと黒胡椒をきかせた比内地鶏油そば」。某媒体の4周年記念にコラボした限定メニューが、一年ぶりに復活したとのことで行ってまいりました。11月18日まで!なんて言うから焦るよね。会議があった県北の某市から、法定速度ギリギリで帰って来たもんね。お陰様で今年もありつけました。 美しい盛り付けに箸を入れ、崩し混ぜていく背徳感。混ぜるほどにタレにトロみがつき、混ぜるほどにレモンの香りが食欲を誘います。あっさりとし、まったくクドくない不可思議な油そば。まろやかな食味で、レモ…

  • 我々は地獄への進軍を決行した!

    11月13日から開催されている「ヘルズキッチン一周忌法要」。朝っぱらから車と人が並び、一時間近くも早く店を開けたという情報も…。これはしばらく有り付けないなぁ、と半ば諦めモードになってました。でも会社がご近所なもんで、お昼のチャイムとともに念のための視察に向かうと、偶然駐車場が一台分空いているじゃないですか!なもんで、鼻息荒く行列に並んできました。12時ちょい過ぎ、10名強の並びです。もちろん頼むは「アルティメッ豚骨ディストピア」。人類生誕史上最濃スープの鋼鉄系ラーメンの大復活ですよ!あまりの嬉しさに煮卵までつけてしまいました。煮卵を重要視しない人なので、これは快挙なのですよ。完全にお祭り心地…

  • 焼肉戦線異常なし〜河原町篇

    仙台駅から南へ、五橋、愛宕橋を越えると河原町。その後は今をときめく長町ホニャララ駅が続く、まるで谷のようなエリアです。駅を降りれば、河原町商店街という名ばかり商店街。何があるわけでもない、でも暮らすには何の不満もない、そんな土地でございます。そんな町に見つけた、なけなしの特徴が焼肉です。炭小屋、五臓六腑、サントキと、元々飲食店自体が少ない中で奮闘する店舗が3軒。本日は、もくもく煙のサントキさんで吐く一歩手前まで食ってきました。人気で1時間並びました。焼肉で行列は初体験です。ハラミ。値段度忘れ。昔は「キンニクマン」と名乗っていたようですが、オトナの事情なのかその名は消えていました。キムチもタレも…

  • ヤワなハートがしびれる、ここちよい花椒のシゲキ。

    名取市の「麺屋 八」さん。相当な個性派と噂を聞き、足を運んだのは数年前。取材協力の打診をするも、紙媒体の取材は受けるけどWebは嫌なのだとお断り。その後、幾度となくチャレンジしたけれど、結局取材に至らなかったお店なのです。 取材を断られたお店って足が遠のくもの。せっかく媒体を辞めたので、久し振りに再訪してきました。オーダーは「味噌ラーメン 大盛り(950円)」。相変わらず濃厚で複雑な味噌の味わいに、四川山椒が痺れる個性的な一杯。低加水の縮れた太麺が超好みです。今回は未取材なので、美味い!とか痺れる!しか言えません。浅い表現が悔しいなぁ。 そうそう表現と言えば、よく麺を切刃番手で語れる人いるじゃ…

  • ヤワな奴、嫌いじゃないかも。

    ひとつ前の記事で「柔らかいのが正義」という世の中に疑問を呈しておいてアレですが、予約必須の名店で寿司食って、本マグロの柔らかさに昇天してしまいました。「柔らかいのが正義」というか「美味いが正義」ですね。超ヤバかった。愛宕橋駅近くの「弘寿司」さんです。以下、美味かったので、長い長い自慢の記事がはじまります。うん、以下と烏賊が掛かってますよ。 数種類のツマミを楽しんだ後、握りの初っぱなは本マグロ。行者ニンニクを乗せています。こちらの名物のようですが、身悶えする美味さ。ねっとりトロと赤酢のシャリの具合がキセキ的。鼻から抜ける行者ニンニクの香りが素晴らしいアクセントに。シャリがエアリーなんですよ。空気…

  • ヤワなハートがしびれる、ここちよい針のシゲキ。

    奥さんの希望で向かったのは、秋保にある「jeenya」。まあオシャレな空間のカフェです。大きなはめ殺しの窓にうつる秋の景色が絵画のよう。 はめ殺しってなんかいやらしい響きですね。 残念ながら店内の撮影は料理以外NGとのことなので、ぜひ現場に向かってください。遠いけど。アレやコレやとオーダーしましたが、紹介するのは「プリン(430円)」。見てくださいよ、この凛とした佇まい。角がビシッと決まった艶かしいフォルム。容器に入っていないと形を成すことも峻拒するヤワなプリンにはない、オトナの自立性。とろけるプリンなんて言語道断。プリンは然るべきカタさを伴うべきなのです。つまり「卵≧ミルク」が絶対条件。プリ…

  • ミシュランとかの権威には負けぬ。

    本日は広告屋時代の後輩とランチに。ラーメン!蕎麦!うどん!パスタ!という麺縛りのオーダーに用意したのは、古川の「ミートレストラン T's」。その名の通り、お肉屋さん「髙正精肉店」が直営するレストランなのですね。以前、ハンバーグの取材でお世話になりました。これこれ(写真は取材時のものを拝借)。肉のプロとしてのプライドが見え隠れする逸品でした。舌ざわりは滑らかなんだけど、有りがちな「練りもの感」がないのですよ。あの感動を再び…とも思ったのですが、今日は「俺のナポリ(1,404円)」をチョイス。取材時にしれっとナポリタン自慢をしていた店主。ずっと気になっていたのですよ。店主曰く、懐かしい味わいを目指…

  • 久しぶりに新規開拓。

    新店ができたと小耳に挟めば、宮城県内津々浦々。納得する一杯を月一で紹介するという仕事は、結構大変なのですよ。〆切間際なのにまだ店が決まらない!なんて時は、一日に4杯食べたりなんかして。気がつけば血圧も体重も上昇。これは労災級ですよ。死んだら訴えてやる。と、久しぶりの新規開拓は、宮城野区福室の「麺牛ひろせ」さんへ。新店とは言っても、松井秀喜がNYヤンキースに行ったようなものですよね。取材なしでは味覚に自信がないので(過去記事参照)、牛を必死に感じるべく醤油味ではない「特製塩牛そば(1,000円)」をオーダー。「牛すじご飯(250円)」も頼まない訳にはいかないでしょう。なるほど。この旨味が牛さんな…

  • 性と暴力そして革命。

    白石和彌監督作品「止められるか、俺たちを」、監督と井浦新、タモト清嵐の舞台挨拶があるので行ってきましたよ。監督が二十歳のころ門を叩いたという「若松プロダクション」。故・若松孝二監督の元に集まった若き才能らの群像劇です。ちなみに、若き日の若松監督を演じる井浦新も若松プロの俳優部出身だそうで。いつもの流れでwikipediaで知ったと言いたいところですが、今回は舞台挨拶で聞いた内容でした。主演は門脇麦。監督にはなりたい。でも、どんな映画をつくりたいのか分からない。そんな、現代の若者にも通じるような「ふわり」と懸命な助監督を演じます。どの時代も大多数の人はそんなもんなんでしょう、同じ人間ですから。あ…

  • うまいコーヒーにセカンドもサードもない。

    最近のサードウェーブと呼ばれるコーヒーブーム。 サードウェーブコーヒーは、ワインや茶、チョコレートのような他の食品植物のように、消費者が風味、品種、産地の素晴らしい特性を理解できるよう、適切な焙煎、抽出がなされることが求められる。サードウェーブコーヒーの大きな特色としては、直輸入のコーヒー、高品質なコーヒー豆、シングルオリジン、浅煎りの豆、ラテ・アートにある。(ウィキペディアより) 昔の日本に入ってくるコーヒー豆は、長い航路で傷んだものが多く、深く焙煎することで味を誤魔化したのだそう。しかし、技術の発達によって日本にも新鮮なコーヒー豆が流通するようになり、本来のコーヒーのポテンシャルを発揮でき…

  • キューブリック×IMAXの破壊力よ。

    仕事終わりに観てきました「2001年宇宙の旅」のIMAX上映。大学生の時に観て以来、20年ぶりぐらいに再見。印象的なカットは断片的に覚えてますが、正直中身は忘れました。ほら、ファッション的に映画観るの流行ったんですよ、バグダッド・カフェとかバッファロー'66とかビッグ・リボウスキとか。んで感想。すごくヤバい。お前の語彙力どこ行った?という表現ですが、こう言う他に賛辞の言葉が見当たらない。学生当時は、先にも書いた通り「キューブリック観てる俺カッケー」的に作品を観てました。加えて、流れていたのは貧乏学生の部屋にある小さなテレビ画面。音は小さなスピーカーから。酔っ払いながら「なんだこのラスト」と思い…

  • 限定の鬼が水曜日に舞い降りた。

    通常は水曜日が定休の「らー神 心温」さんですが、なんやかんやと本日(水)は臨時営業されるとのこと。しかも本日スペシャル限定「汁なし味噌バターコーン(850円)」があるとのことで、久し振りの訪問です。味噌+コーン+バターの組み合わせはズルい!しかもバーナーで炙ったコーンの香ばしさが加わるのがよいです。コーンひと粒残さずいただいてしまいました。それにしても、心温さんの異常なまでの限定愛。以前、取材させてもらったときは「限定は生き甲斐」と言い切り、その手間暇すら楽しいという話は衝撃的ですらあったのです。で、数年経って、本当、ラーメンより出まくってる本気ナポリタンに戸惑いを隠せません。どうしてこんなに…

  • 何気に職人の技が光るひと皿だったり。

    心温の「本気ナポリタン」を食べ損なったので、悔しまぎれに荒町商店街の「珈琲店ぴーぷる」へ。オーダーは勿論「ナポリタン(540円)」。調子に乗って、大盛りコールで+150円。デスオイルを仕込んでくるんだった!と後悔しつつ、タバスコドバーッでいただきます。かたさはモルビド。イタリア語で「柔らかい」という意味ですね。さっきwikiで調べました。いわゆる昭和のスパゲティ、だがそれがイイのです。特筆すべきは濃厚なケチャップの味わい。これって鉄のフライパンで火を通し、パスタの表面につけた傷から味を染み込ませているのだそう。家では出来ない味なのですよ、職人の技が光るのですよ。あ、パスタじゃないや、スパゲティ…

  • ラーメィンの進化論。

    古代ギリシアの哲学者アナクシマンドロスの仮説からはじまった進化論。チャールズ・ダーウィンが1859年に発表した「種の起源(On the Origin of Species)」は、多くの批判・反論を受けつつも、多くの支持を得て次第に影響を広げていきました。あ、今ウィキペディアで調べました。今日は八幡の「よっちゃん(仮)」でランチ。久しぶりの来店にも関わらず、オーダーは10月の限定麺から「強・淡麗(800円)」。レギュラーの鶏白湯も食いたいんだけど、SNSで流れてくる姿を見て、我慢できなくなったのです。当社比強めというスープは、惚れ惚れするほどの力強い旨味。個人的に好みの手揉みの中太縮れ麺。大ぶり…

  • 味の治外法権や〜★

    丸森町でのイベント帰り。今日は、角田市の「たら福」で味噌ラーメンを食べる目論見だったのだけれど、イベント出展でお休みとのこと。ならばと大河原町の「西安刀削麺」で辛いヤツを食べることにしました。「麻辛刀削麺(山椒入)(750円)」。最近、某魔界さんのデスオイルのせいで辛いものにハマってたので、迷うことなく大辛コール。店員さんは相変わらず愛想なく「850円ネ」と塩対応。で、着丼したのがコレですよ。見た目がもうたまらない。刀削麺は技術がモロにでる料理。ここのは、削り出された麺が一定の太さと厚さ。仕上がりが超のつく一級品です。肉味噌の具合いも素晴らしい。グッチャグッチャとかき混ぜて、さあひと口。うん、…

  • 洋画観ないおじさんのその理由。

    映画は大好きですが、観る95%が邦画。何故って、残念ながら生まれも育ちも日本国でございまして、はなはだ英語がわからない。もう致命的でございます。この時点で、つくり手の思いがググッと目減りし、ググッと戸田奈津子の思いが入ってくるわけです。あゝ嫌だ嫌だ。そんな捻じ曲がった感覚しかない映画好きが本日観たのは、年に5%の洋画「ラ・ラ・ランド」。相変わらず観ている最中に、英語コンプレックスで打ち拉がれる。つまり、イイ映画なんですよ。すごくイイんだけど「Jazz is dying」がするりと入ってこない。英語はもちろん、Jazzが身近にないですから。むしろ以前書いた「SUNNY 強い気持ち・強い愛」におけ…

  • 仙台DIE CANNON!

    2018年度のデスオイルが完成したとの報を受け、久し振りに魔界ラーメン月光へ。僕はこのお店、勝手に大観音の化仏だと思ってます。有り難やありがたや。オーダーは迷いに迷って「真・ブタカツオラーメン(980円)」。デスオイルの季節なので「辛味/つらみ(200円)」も。もちろん「お持ち帰り用デスオイル(500円)」を忘れちゃいけません。5周年を迎えた魔界さんですが、全体的にドンドンひどくなってます(褒め言葉です)。スープの半固形具合は年々増し、ドロッドロという表現が生ぬるいほど。旨味がエグいぐらいに凝縮されています。辛味やデスオイルとの相性も最高。馬鹿げたスコビル加減をも包み込むほどの濃く深い味わい、…

  • ラーメンにおける様式美論。

    今日はちょっと離れたところでお仕事だったのですが、どうしても上々さんの限定家系を食べてみたくて無理矢理訪問。「上々家(800円)」。昼の仕事は案の定遅刻でした。大学生の時に吉村家で衝撃を受け、社会人になってからは神田わいずに入り浸り。薩摩おごじょを奥さんにもらって以来、なんやかんや豚骨ラーメンが大好物。九州のソレは東北ではなかなか食べられません。向こうのラーメン屋は、店の前が獣臭いですから。犬が風呂入ってるみたいな臭いしますから。東北(正直東京も)の豚骨では満足がいかぬのです。そんな中、家系の存在が心のよりどころだったりした訳です。くっさいの好きなんです。で、上々家。美味かった。なんと言っても…

  • 面倒くさいってどんな臭い?

    本日のランチは加美町の齋虎さんで、汁なし担々麺(750円)。初見なので中辛。でも麺は大盛り無料サービス。好きなんですよねー、汁なし。麺が美味くないと成立しないじゃないですか。小麦の風味って言うんですか?そして、肉味噌の味わい、花椒の冷たい辛さと、容赦ないネギ感が好みです。すっごい好きなんですけど、これラーメンか?と問われれば「否」と即答してしまいます。つけ麺も油そばも否。関わってきたラーメンの特集記事でも、一貫して「汁に浸かった麺」を取り上げてきたのです。オーソドックスなものだけでも、醤油、塩、味噌。豚骨や鶏白湯、煮干しにG系。ご当地ラーメンもあるし、麺は形も食感も千差万別。一つの料理でこんな…

  • グレコローマンVSフリースタイル。

    久し振りに登米の独眼流さんに行ってきました。静岡から登米に凱旋移転して間もなく、無理矢理取材させてもらったお店です。鯛そば食べて、汁に鯛めしぶっこむのがお気に入りだったのですが、今はやっていない模様(鯛めし単体はありました)。迷いつつも、数種の鶏を使った3Dな味わい!という触れ込みの、「醤油らぁめん(800円)」をオーダー。以前は京都の「麺屋 棣鄂(ていがく)」の低加水麺を使っていたと記憶してましたが、どうやら自家製麺になった模様。新しい麺はメレンゲのような食感で、思い切りすするとスープと麺が馴染むとのこと。つまり、かなり柔らかめの麺。白石温麺に近いかも?ちなみに固めコールは推奨しないとのこと…

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