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  • 異文化と出会い続けた写真家

    ★取材レポート★<今はもう撮れない、祈りと風土のドキュメント>写真家・野町和嘉さんが歩んできた旅は、まさに「人間の大地」と呼ぶにふさわしいものです。そこにあるのは、現代の私たちの社会とは遠く離れた、原初的な人間の姿です。■展示風景野町さんが初めてサハラ砂漠を訪れたのは、1972年、野町さんが25歳のときです。そのとき目にした圧倒的な風景と、過酷な環境の中で力強く生きる人々の姿に心を打たれたことが、野町さんの写真家としての人生の原点となりました。■展示風景地平線の果てまで続く砂丘、そしてその厳しい自然環境の中でたくましく生きる人々。その姿に魅せられた野町さんは、それから50年以上にわたり世界各地の辺境を訪れ、そこで暮らす人間たちの営みをカメラに収めてきました。■野町和嘉さん(展示会場で)エチオピアでの祈り、...異文化と出会い続けた写真家

  • 漱石文学を包んだ美のデザイン

    ★取材レポート★<漱石の名作を視覚で支えた若き芸術家>**動画でも見られます**夏目漱石の代表作『吾輩ハ猫デアル』が刊行された当時、「たとえ売れなくても、美しい本を作りたい」という漱石の願いに応えたのが、画家・橋口五葉でした。五葉は、まだ「ブックデザイン」という言葉すらなかった時代に、大胆な発想と美意識で装幀を手がけ、日本の近代装幀史に残る名作を生み出しました。■第1章展示風景五葉は漱石と、水彩画の絵葉書を通じて交流を深めた間柄で、互いに美術への深い関心を持っていました。漱石のデビュー作である『吾輩ハ猫デアル』は、五葉にとっても装幀家としての第一歩となった作品です。■第1章展示風景ジャケット(カバー)、表紙、天金、アンカット(無裁断本)と、従来にはないデザインで仕上げられた一冊は、猫の活躍と相まって評判を...漱石文学を包んだ美のデザイン

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