出張の朝、彼女はスーツ姿で新幹線に乗り込んだ。 窓側の席に座るなり、ノートパソコンを開き、資料作成に取り掛かろうとした。 コーヒーも買った。Wi-Fiもつないだ。準備は万端のはずだった。 ──しかし、気づけば…… 窓の外には目的地の一つ手前の駅。 パソコンの画面はスリープモード。 カバンの中の書類も開かれていない。 小さな寝息と、わずかに乱れた前髪。 「……やっちゃった」 ひとりごちて、ふっと笑う。 働くことも、休むことも、どちらも大切なのだと、少しだけ自分に優しくなれた朝だった。
浮遊する城 浮遊する城というと何を思い浮かべるでしょうか? 一番有名というか、最初に浮かべそうなのは『天空の城ラピュタ』でしょうか。 ラピュタの元ネタはバベルの塔の絵ってなんか聞いたことがあります。 個人的には、ドラクエ6の天空城でしょうか? あのデュランがいる城です。 以外に高度が低いのか山を越えられないのはご愛敬。 最近聴いている異世界のんびり農家での浮遊する城は出てきます。 太陽城ですが、相変わらずいっぱつで…… 上からの攻撃という点では優位ですが、 兵糧の補給という点ではかなり絶望的なのでは?
さくら さくらの木の下にいた君は いまはもうかすかなかをりだけをのこして 桜の季節になると、ケツメイシのさくらが頭を流れ出します。 PVが良い感じなんですよね、ちょっとほろにがくて。
午後の散策 わたしの日課 午後の散策 路地をてくてく 陽だまりの中 程よい活気 街そのものが一息ついているかのよう 一日の大半を陰に覆われる 路地に出てくるひとときの陽光
秘密の読書場 屋根うら部屋の窓のふち。 そこがわたしの特等席。 おだやかな陽光のなか、 文字に目をはしらせる。 窓からの風が、 かみをゆらす。 祖父が残した本たちを、 わずかわずかにこの世にとどめる。
スワローテイル 少し暑いな…… 炎天下の中、何度もトリックを繰り返してたら当たり前か。 ええっと、今は…げぇっ。 もうこんな時間か。 早くいかないと姉さんにどやされる。
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出張の朝、彼女はスーツ姿で新幹線に乗り込んだ。 窓側の席に座るなり、ノートパソコンを開き、資料作成に取り掛かろうとした。 コーヒーも買った。Wi-Fiもつないだ。準備は万端のはずだった。 ──しかし、気づけば…… 窓の外には目的地の一つ手前の駅。 パソコンの画面はスリープモード。 カバンの中の書類も開かれていない。 小さな寝息と、わずかに乱れた前髪。 「……やっちゃった」 ひとりごちて、ふっと笑う。 働くことも、休むことも、どちらも大切なのだと、少しだけ自分に優しくなれた朝だった。
市民会館のホールには、 手作りの幕と控えめな照明。 近所のお母さんたちが演じる人形劇に、 子どもたちが前のめりになっていた。 3歳の娘も、その中のひとり。 舞台の目の前、 子どもたち用のかぶりつき席。 ひときわ大きな目を舞台に向けている。 親である私は、後ろに設置された席に座っていた。 最初は 「途中で飽きるかな」と思っていたが、 それは完全に間違いだった。 布のうさぎが「にんじん、にんじん!」と歌うたびに、娘は小さく体を揺らす。 人形の動きを観察して、 合わせて、 自分も体を動かすが。 私はというと、 ただ見守るだけのつもりだったのに、 不思議とその空気に引き込まれていた。 糸で操られた動き…
終電。駅からの帰り道。 風がシャツのすそをひらひらと揺らす。 一歩ごとに足が悲鳴をあげる。 顔は疲労とマスカラでにじんでいた。 OLはマンションのドアを開けると、 着替えもせずに床に倒れ込んだ。 「無理…無理すぎる…」と声にならない言葉をつぶやく。 それでも腹は減る。 何も、ない。 唯一の希望、冷凍庫の奥から引っ張り出したのは—— 「ナポリタン、いた…!」 ふらふらの足取りでレンジにセット。 チンの音すらも遠くに感じる。 テーブルに腰を落とし、フォークを握る手が震える。 ひと口。 甘くて、しょっぱくて、妙に安心する味。 「あぁ…今、世界で一番おいしいかも」 体力の限界とナポリタンの炭水化物が、…
日曜の午後、外はじっとりとした梅雨空。 どこにも出かける気が起きず、 家族3人はリビングに集まった。 「今日は何しようか」と父が言えば、 「やることないー」と娘がソファでゴロゴロ。 母が本棚からひょいと取り出したのは、 ボードゲーム『ドブル』だった。 「久しぶりにこれやろうよ」 娘の目がきらりと光る。 父は「また負ける気がする…」とつぶやきながらも、 ちゃっかり座布団を引いてスタンバイ。 丸いテーブルにカードを広げ、勝負開始。 「いちご!」「キャンディ!」「猫!あ、違った、フクロウ!」 娘の声が元気よく響き、 父と母は目を凝らしてカードをめくる。 みんな、すぐに本気モードに。 娘は次々にカード…
朝4時半、アラームが鳴る。 けれど今日も、スヌーズに指が伸びた。 そして、次に目を開けたのは6時すぎ。 「あぁ、またか……」 そう思いながら、慌てて着替えて化粧して、朝食もとらずに家を出た。 最近、少しだけ仕事の重荷が増えた。 そのせいか、頭の中も部屋の中もずっと忙しい。 帰宅しても疲れてしまって、洗濯物がそのまま。 床に鞄を置いて、そのまま寝てしまう日もある。 それでも、朝活だけは続けたかった。 万年筆で手帳を開いて、アファメーションを書いて、 マインドマップでビジュアライゼーションを描く。 静かな朝の空気の中で、自分のことだけを考える時間。 それが、私にとって大事な“呼吸”だった。 でも、…
終電にはまだ早いが、心はもう最終下車。 スーツ姿のOLは、腕まくりしながら駅前のバッティングセンターに吸い込まれた。 今日のランチは5分で胃に押し込み、会議では「それ、前回言いましたよね?」と無言の圧を受け、 帰りがけにはエレベーターの「閉」ボタンを全力でプッシュされた。 つまり、打ちたかった。 何かを。 もう、何でもよかった。 レンタルヘルメットを深めにかぶり、バットを手に取る。 右手のネイルとバットの無骨さがまったく噛み合わないが、気にしない。 目の前のピッチングマシンから、球速120kmの球が放たれ―― 空振り。 そして、腰が「ピキッ」と鳴った。 2つとなりの高校生(明らかに野球部。坊主…
部屋に灯るのは、小さなデスクライトひとつ。 外はすっかり夜更けで、窓の向こうに見える街も、 静かに呼吸をしているようだった。 彼女はそっと万年筆のキャップを外す。 カチリという小さな音が、 眠る家の中に微かに響いた。 今日のページを手帳に開き、 ゆっくりとペン先を走らせる。 「朝、なんとか起きられた。 天気は晴れ。昼は会議が長引いて疲れた。 でも、同僚の差し入れのコーヒーが嬉しかった。」 万年筆が紙をなぞる音だけが部屋に流れ、 まるで世界と自分だけが繋がっているような錯覚に陥る。 最後に、今日の自分に一言。 「よくがんばった。」 そう書き終えると、そっと手帳を閉じ、 インクの香りを名残惜しそう…
「また、やっちゃった」 画面の明かりが、真っ暗な部屋をぼんやり照らしている。 スマホのスピーカーから、【春とヒコーキ】のやたら元気な声が聞こえる。 「女が二郎にくるんじゃねぇ!」 ――そんな声を最後に、彼女は眠ってしまっていた。 目を開けると、カーテンの隙間からは街灯の明かり。 スマホは顔の横、まだYouTubeが再生中。 時間を見ると、1時13分。 「……最悪。」 今日こそはちゃんと歯を磨いて寝るって、 昼間の自分は確かに決意したのに。 コーラ飲んで、ポテチ開けて、動画見ながら笑って、気づいたらこのザマ。 半分夢の中で起き上がる。 中途半端に覚醒した頭で、洗面所へ向かう。 スリッパを引きずる…
梅雨が明けたその日、駅のホームはすでにサウナのようだった。 スーツの袖を腕まくりしながら、彼女は唇を噛んだ。 ——今日は飲まないって決めたじゃん。 目の前の自販機に、冷え冷えのコーラ。キラキラと水滴をまとい、まるでCMのように「開けたら最後、あなたを裏切らないよ」と語りかけてくる。 バッグの中には、マイボトルに詰めた常温の麦茶。健康志向。無糖。エコ。 でも今欲しいのは、あの炭酸の刺激と喉を突き抜ける清涼感。 スーツの中のシャツが背中に張りつき、首元から一筋の汗が伝う。 腕まくりしたその腕がピクリと動く。 小銭……いや、待て。今日を乗り越えれば、自分に少し自信がつく気がする。 目をそらして、深呼…
土曜の朝。 洗い終えた食器を抱えて、 食器棚の前で立ち尽くしていた。 「……なにこれ」 大小バラバラの皿たち。 キャラクター付きのプラカップ、 娘の離乳食期の名残。 新婚旅行先で買ったペアのマグカップは なぜか上下で別の段に離れ離れ。 スープカップの中に醤油皿が入れ子のように収まっているのを見て、思わず笑った。 「カオスすぎるでしょ」 ちょっとだけ整理しよう、と始めたつもりが、 「これも懐かしい」「これはまだ使えるかも」と、 手は止まりがち。 結局、テーブルの上には “思い出”と“実用性”が入り混じった選手たちが ずらりと整列する。 気づけば娘が足元にきて 「おなかすいたー」とぐずり始めた。 …
「ママー、みてー!」 3歳の娘がにっこり笑いながら、スライムを高々と掲げた。薄紫の半透明な物体が、ぷるぷると揺れている。 「すごいねぇ……。あんまり床に落とさないでね」 母はキッチンで洗い物をしながら、なんとなくそう返した。スライムとはいえ、あの子が一番楽しみにしていたガチャ景品。きっと大事に遊ぶだろうと思っていた――が。 「ママー……とれない……」 その声がした瞬間、母の脳内には「イヤな予感」という文字が点滅した。 リビングに向かうと、そこには―― カーペットにめり込んだスライム。 その上で指を指して固まる娘。 「なんでよりによって、毛足の長いとこに……!」 母は無言でスプレーを取りに行き、…
「なぁ、やる気ってどこから来ると思う?」 父はベッドの上でゴロンと横になったまま、天井を見つめながら問いかけた。 「うーん、おやつ?」 隣で同じくだらしなく横たわる娘が、即答する。ぬいぐるみを握りしめたまま、くるっと父に顔を向けた。 「それは……たしかに正解かもしれん。」 父は笑いながら、娘の髪をくしゃっと撫でた。朝から何もする気が起きない日曜日。洗濯も掃除も後回し。食パンは昨日の残りで済ませた。 娘はちょこちょことお絵描きをしては、ベッドに戻ってくる。父は何度かPCに手を伸ばしかけて、結局何もしないまま寝転んでいる。 「きょう、どこもいかないの?」 「うん、きょうは“どこにも行かない日”なん…
新幹線が静かに加速する。 窓の外の景色は、どんどん形を失って、線のように流れていく。 彼女は通路側の席に腰を落ち着け、足元のバッグから一冊の手帳を取り出した。 革の表紙に、ところどころ爪の跡。使い慣れた証だった。 目的地までの1時間半。 読書アプリも、動画も、メールの返信もあるけれど―― 今日は、あえて書くことにした。 パチリと開くと、前の週のページに「やりたいことを100個書く」とだけメモされている。 中身は白紙のままだった。 「100個も思いつくかな……」 そうつぶやきながら、ボールペンを手に取る。 ——「山に登る」 ——「朝6時に起きる」 ——「スパイスカレーを作る」 ——「ちゃんと断る…
月に一度だけと決めている。 それ以外は行かない。 それが、自分ルール。 「2番さん、にんにく入れますか?」 豚山のカウンター席で、紙エプロンを首にかけ、髪をきゅっと後ろで留めたOLは、迷いなくこう答える。 「全部、マシマシで」 ──仕事を頑張ったときのご褒美、それが「山」だった。 仕事に疲れた金曜の夜、癒しはこの巨大な丼に詰まっている。 野菜、アブラ、にんにく、そして圧倒的な豚の重み。 一口目のスープで胃が目を覚まし、もやしの山を越えるたびにストレスが霧散していくような気がする。 「ふふふ、今週も登頂成功ね……」 そう笑っていたのは、半分を超えたあたりまで。 突如として、胃が「帰れ」と訴え始め…
「その言い方はやめなさい。 他人の外見のことを、そんなふうに言うものじゃない。 自分が言われたら、嫌でしょう?」 そう言った瞬間、3歳の娘は大粒の涙を流しながら 大声で泣き始めた。 でも反論はしなかった。 私は「よし、ちゃんと伝えた」と思った。 はずだった。 だけど夜になって、妙なもやもやが胸の奥に残った。 本当にそれでよかったのか? そう問いかける声が、自分の中から聞こえてきた。 たしかに、「自分が言われたら嫌かどうか」は一つの基準になる。 けれど、あのときの私の違和感は、 そこじゃなかった気がする。 外見。たかが顔。髪型。服。 本質とはまったく関係のない、どうでもいいはずの部分。 それを面…
土曜日の朝。 電車の本数が少ない。 スーツの人もまばら。 通勤中の彼女は、 自販機の缶コーヒー片手に無言だった。 昨日の残業が、まだ身体に残っている。 目の奥が重い。口紅も適当。 でも「やらなきゃ終わらない仕事」は、 待ってくれない。 --- いつものビルに着いた。 誰もいない静かなフロア。 電子音ひとつ響かない。 彼女はPCを立ち上げ、 黙々と作業を進めていく。 「……なんで土曜日に私だけ……」 ふとそう思いかけたとき、 手を止めてスマホを開いた。 SNSには「休み最高!」「朝活カフェ」なんてハッシュタグが並んでいる。 (いや、今は見なければよかった) --- 昼を過ぎて、やっとビルを出る。…
昼休み、おにぎりを頬張っていたとき、 ふと呟いた。 「……なんか、奥歯のあたりがイタイ。」 ——いや、正確には三日前から痛かった。 しかし社会人たるもの、 虫歯ごときで仕事を休んではならぬ。 プレゼン、上司の顔色、金曜の飲み会。 すべてが優先されるべき案件だった。 だが本日13時47分、奥歯が「ズドン」と鼓動を打ったのを最後に、彼女は観念した。 歯医者、即予約。 そして17時、会社から逃げるようにして駆け込んだ。 「虫歯ですねー。それから、親知らずも暴れてますねー。」 白衣の歯科医はサラリと言った。 「今日、抜いときましょう」 (えっっっ ちょ ぬ、ぬく……今!?) 「今がチャンスです。ほら、…
いつものように、ぎゅうぎゅうの通勤電車に揺られながら、彼女はiPadを取り出す。 器用にApple Pencilを取り出すと、画面にすばやく文字を書き始めた。 「9時 朝礼 部長の機嫌確認」「11時 企画会議」「13時 外回り(雨かも)」 ホーム画面の隅には「早く転職したい」の文字が小さく書き残されているが、それに触れる余裕はない。彼女のiPadは、もはや第二の脳だった。 吊り革につかまりながら、空中で文字を書く姿に、隣のサラリーマンが一瞬だけちらりと視線をよこす。でも彼女は気にしない。車内に揺られることよりも、頭の中が揺らがないことの方が大事なのだ。 ひとつひとつの予定に、小さくスタンプを押…
山梨出張のついでに、彼女はひとり、 噂に聞いていた「吉田うどん」の名店に立ち寄った。 パンツスーツにビジネスバッグ。 どう見てもこの趣ある古民家の雰囲気には場違いだが、 彼女にはどうしても食べてみたいという執念があった。 店の中は、畳敷きに低いテーブル、 柱の傷に年季があり、 ふすまの向こうからはほのかに煮干しと醤油の香りが漂ってくる。 「お待たせしました、肉うどんです」 運ばれてきたのは、湯気を立てる一杯の吉田うどん。 太く、コシの塊のような麺。 その上には炒めたキャベツと甘辛い馬肉。 食欲をそそるが、箸で麺を持ち上げた瞬間から、 その異常なまでの“弾力”に軽くひるむ。 「よし…仕事の鬼、う…
昨日の夜、娘が駅まで迎えに来てくれて、みんなで歩きながら帰宅しました。子ども食堂で夕飯を食べ終えていたので、私は山梨旅行で買ってきた富士吉田のうどんを茹でました。10分茹でてもまだ硬く、ゴリゴリしていて、二郎的なものが好きな自分としては心地よい歯ごたえでした。 夜はダラッと漫画を読んでいたら、娘が「もう寝る」と言い出し、妻が寝かしつけに行ってくれました。私はその後、片付けや台所の洗い物を済ませました。 万年筆のインクが乾いていたので補充をしました。無印良品で購入したアクリルスタンドなどを設置し、カウンター周りを整理しました。本や漫画、ボードゲームなどがあふれていたので少し片付けました。 夜は、…
浮遊する城 浮遊する城というと何を思い浮かべるでしょうか? 一番有名というか、最初に浮かべそうなのは『天空の城ラピュタ』でしょうか。 ラピュタの元ネタはバベルの塔の絵ってなんか聞いたことがあります。 個人的には、ドラクエ6の天空城でしょうか? あのデュランがいる城です。 以外に高度が低いのか山を越えられないのはご愛敬。 最近聴いている異世界のんびり農家での浮遊する城は出てきます。 太陽城ですが、相変わらずいっぱつで…… 上からの攻撃という点では優位ですが、 兵糧の補給という点ではかなり絶望的なのでは?
さくら さくらの木の下にいた君は いまはもうかすかなかをりだけをのこして 桜の季節になると、ケツメイシのさくらが頭を流れ出します。 PVが良い感じなんですよね、ちょっとほろにがくて。
午後の散策 わたしの日課 午後の散策 路地をてくてく 陽だまりの中 程よい活気 街そのものが一息ついているかのよう 一日の大半を陰に覆われる 路地に出てくるひとときの陽光
秘密の読書場 屋根うら部屋の窓のふち。 そこがわたしの特等席。 おだやかな陽光のなか、 文字に目をはしらせる。 窓からの風が、 かみをゆらす。 祖父が残した本たちを、 わずかわずかにこの世にとどめる。
スワローテイル 少し暑いな…… 炎天下の中、何度もトリックを繰り返してたら当たり前か。 ええっと、今は…げぇっ。 もうこんな時間か。 早くいかないと姉さんにどやされる。
偶発性における思索 絵画、芸術、それどころかすべての事象においての偶発性について考えてみよう。 よくある言葉はサルがキーボードをたたいて、シェイクスピアの戯曲を作ることができるかだ。 無限に繰り返せば発生しうる事象なのだろうか? 何となく思い出されるのは、ボスベイビーで赤ちゃんに適当にキーボードを打たせて、 使えるプログラムを抽出する話。 これもサルとシェイクスピアと同じじゃないだろうか。 これを世界レベルに引き上げたのがニーチェだ。 原子論と無限を突き詰めた結果、永劫回帰という思想を彼は生み出した。 ざっくりいうと、今この瞬間(原子やクオーツの並び順)が無限の時間の中では 再度起こりうるとい…
光の夜 今日は光の夜。 月の変動で蛍光石の鉱脈が露出。 そこに反射された光を浴びると、 夜の世界が満たされる。 サニディンは腰を下ろす。 ゆっくりと回りを見渡す。 静かだ 光に包まれた夜は獣たちにとっては脅威である。 闇に紛れ、景色に溶け込み、見つからないようにと 生きる者たちにとって 白日の下にされされるのは脅威だ。 生き物たちは、さらにさらにと隠れている。 ゆっくりと呼吸をする。 この空間に自分が溶け込むように。 世界と自分の境界をあいまいにしていく。
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AI画像生成 少女は街で途方に暮れていた。 約束の時間になってもパートナーが来ないからだ。 先ほどメッセージで残業で送れると連絡は来ている。 そう、パートナーが来ないことはわかっているんだ。 だが、何をして時間をつぶせというのだろうか。 こんな時間だ、半端に時間をつぶせる店などない。 うーん、困った。 このままだとふつふつとイライラが募ってくる。 そうだ! 踊ればいいんだ。 少女は昨日見た映画を思い出しながら、 その場をクルクルと回る。 AI画像生成 先ほどまでうるさいくらいのネオンの光が、 星のように流れていく。 ただそこにあるだけだった風景も、 自分の動き次第でこんなにも変わるものだ。 先…
学園 部活 立体駆動 女子高生 青春 大会 スチームパンク手前 興行
昨日はおしゃけ飲んで夜の作業が全くできなかった(´;ω;`) しかたないから、朝にさくっと投稿。 SeaartAIのパラメータとかの記録。 パーソナル屋台のイメージを作りたいがどうすればいいかを考える。 結論から言うと、日本語の文章が一番イメージ通りかなぁ。 モデルやLora次第だと思うけど、 ChatGPTの添削もマジックプロンプトも、抽象度が上がりすぎちゃう気がします。 パラメータ 最初のイメージ 公園で屋台を広げる女性。彼女の周りには子供たちが笑顔で走り回る。空は快晴。彼女は穏やかな表情で珈琲を淹れる。開始待ち ChatGPTに添削 公園, 屋台, 女性, 子供たち, 笑顔, 走り回る,…
ネタが思いつかない なんもネタが思いつかないので、 イラストだけ放り投げます。 AIに描いてもらいました。
完璧な言語って何だろうか? ぱっと思いつくのは使用者数か。 まず人類はすべて使わないといけないし、 動物なども使えたほうがよさそう。 となると植物もか? どっかのSFで体感時間をゆっくりにすると、 木々の声が聞こえるみたいなのあった気がする。 これ聴いたとき、ブリーチのマユリ様思い浮かんだのは自分だけじゃないはず。 あとはタテの国か? 完璧言語の話に戻ろう。 習得しやすいかどうかも重要なのかな。 英語、勉強中です…(小声) 言語の目的を認識の共有とするならば、 表現力も重要なのではないか? 考えたことを伝えるためには、その表現が言語にないと伝えられない。 うーん、考えれば考えるほど、ゲームボー…
ネタが思いつかないので今日の振り返り 6:00起床 起床後ルーティンをして、 昨日の杯盤狼藉の残骸の片付けから。 最近はモーニングメソッドの前に家事タスクをこなすことが多い。 そのほうがギリギリまでモーニングメソッドができるからだ。 台所の片付けに風呂掃除。 ごはんのセット。 モーニングメソッドも充実してできた。 フィットボクシングも。 真剣にやると10分でも汗かくな。 アウトプット中にかみさんと娘っ子が起きる。 朝食、と行きたいところだが、歯医者の定期健診。 ちょっと水がしみるか? 問題はないそう。 ちょっと安心。 帰宅後おそめの朝食。 さらに珈琲時間。 家族時間のあとに昼寝。 1時間くらい…
男は一冊の絵本に目をつけた。 別に光っていたとか、 声が聞こえたとかそんなのはない。 ただ、 子どもの頃によく読んでもらった絵本だったのだ。 家族でキャンプに行き、はぐれてしまう。 冒険の果てに家族と再開する内容だったはずだ。 冒険にあこがれて何度も読んでとせがんだ。 ぼんやりと思い出しながら絵本をめくる。 おっ?ラクガキがある。 家族が乗った車が赤いクレヨンにかこわれて 隣に一言 『みんなと一緒』 ずきりと心がうずいた。 家族で出かけるなどいつぶりだろうか…… 家族のためと言い聞かせながら、 仕事や自己啓発にばかり時間をかけていた。 明日も、仕事にいかなければならない。 週末はみんなでどこか…
男は焦っていた。 子どもの誕生日だというのに今日も残業だったこと。 そして、何もプレゼントを用意できていないこと。 男は駅から家への道をとぼとぼと歩いていた。 そんな男の目に明かりが写った。 マルジナリア古書店 こんな古本屋あったかな? 男は疑問に思ったが背に腹は代えられない。 手ぶらで帰るよりは、ここで何か絵本でも買って帰ったほうがよいだろう。 店に入ると迷わず絵本コーナーへ行く。 どれがいいかな、できるだけ汚れていないのがいいな。 男は左から右へ目を走らせながら考えた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 何となく物語を書いてみたくて書いています。 今日はここまで…
その古本屋の名前は“マルジナリア”という。 すこし変わっていて、 代金の変わりに本を持ってくる必要がある。 しかも、そこには手書きでの書き込みが必須である。 人々の視点や感情の揺らぎを受け取った本が、 また別の人の手に渡り、影響を与える。 その繰り返しの果てに、本は本当の古本と成ることができる。
今日の戯れ言 Morning Method Affiamation Visualization Reading 稲盛和夫一日一言 ストア派哲学入門 366日の西洋美術 哲学者の言葉366 Output Input AI画像生成 今日の戯れ言 Morning Method モーニングメソッド Affiamation 自分の思想に基づいて意思決定をする Visualization Want to Do 薪活 Audible/Comic/Book テスラに行ってみる kindleのチェック 鉄瓶を見に行く Reading 稲盛和夫一日一言 インスピレーションの源 稲盛和夫一日一言 (致知一日一言シリ…
Audibleで『水の中の哲学者たち』を聴き終えた。ナレーションは著者の永井玲さんが担当。抑揚は少ないが、落ち着いた雰囲気で物語が進んでいく。哲学対話を触媒に幅広いテーマを探求し、答えが明確でない不条理さが魅力だ。 他人の言葉を聞くと、自分の思考がまとまりやすくなる矛盾を感じた。また、他人の言葉に対する理解が崩れやすい不安定さも興味深かった。 今日のインプットに関しては、『幼稚園ウォーズ』と『シバタリアン』、『ケンガンオメガ』ワクワクしながら読み進めている。また、創元SF文庫目録もぱらぱらと、興味深い本を見つける楽しみを味わっている。 仕事では、午前中は頭を使うタスクをメインに取り組み、午後は…
今日の戯れ言 始めたばかりのエンジニアの戸惑い 要件定義の重要性 ブログの記事作成: 手書きとAIを組み合わせて アウトプットの目標: 自力とAIの利用のバランス マインドマップとストーリーテリング: 未来への展望 未来予測: 技術の進化と社会構造の変化 Morning Method Output Input AI画像生成 今日の戯れ言 最近、仕事でデータベースの勉強に没頭しています。その経験を通じて感じたこと、についてお話しします。 始めたばかりのエンジニアの戸惑い データベース学習を始めた最初は、プログラミングが難しいのではないかと思っていました。しかし、実際のところ、難関は要件の定義にあ…