「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。中国、韓国、日本、米国など世界の経済ニュース時評を、取り上げます。
中国、「繕う」デルタ株感染を隠蔽か、長距離列車の運行中止 北京冬季五輪は無観客も「IOC発言」
世界で猛威を振うコロナのデルタ株感染が、中国でも拡大しているのでないかと米誌が報じた。これに関連して、IOC(国際オリンピック委員会)は、来年2月の北京冬季五輪について無観客試合に言及している。 IOCのエグゼクティブディレクター、クリス
中国、「路線転換」テック企業を抑圧して製造業優遇、米中対立のデカップリングへ「準備」
8月3日付の中国国営新聞が、オンラインゲームを「精神的アヘン」と呼んだことを受け、中国のゲーム関連銘柄株は即座に投げ売りされている。3年前の中国では、世界の投資資金を中国に誘導して、中国株の底上げを狙ってきた。昨今の中国当局は、敢えて中国株の
中国、「手強くなった!」日本、南西諸島へ4カ所目のミサイル部隊 台湾防衛に「一助」
中国軍による台湾と尖閣諸島への軍事圧力は、日に日に強まっている。日本は、これを傍観している訳でなく、南西諸島で着実に対中防衛線を固めている。 陸上自衛隊は、防衛空白地域となっていた南西諸島へのミサイル配備計画を進めている。2016年に日本
中国、「お山の大将」香港で見せつける民主派弾圧、世界中へチャイナ恐怖論をばらまく「愚策」
中国が、香港で行っている民主派弾圧の「白色テロ」は逐一、世界中へ打電されている。あれを見れば、西側の「親中派」といえども絶句して、中国から身を退くであろう。世界覇権を狙うと言う中国が、西側を敵に回している姿は、世界覇権を諦めた結果とも見える。
韓国、「異常」反日が皮膚感覚のコリア、その異常さに気付ず正義と錯覚する「可笑しさ」
日韓が8月4日、東京五輪の野球準決勝で対戦した。結果は、日本の勝利である。敗北した韓国では、ポータルサイトに「反民族主義者」という投書がくる騒ぎだ。スポーツの敗北が、民族の敗北と受け取る一部韓国人の存在に驚くほかない。 『中央日報』(8月
韓国、「ワースト・ワン」家計債務救済、政府はフィンテック利用を勧める「変な国」
韓国の国民性は、計画性のなさである。収入に見合った生活をしないのだ。これは、朝鮮李朝以来のことである。韓国全体の家計債務は20年末、GDP比103.8%に上った。これに対し、国際決済銀行(BIS)が調査する43カ国の平均は62.1%である。韓国は
メルマガ281号 中国「窮余の策」 成長断念し社会安定を優先、経済は構造的な「停滞期」へ突入
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 英誌『エコノミスト』の誤診鄧小平「先富論」を生かさず金融指標が示す構造停滞接近不可避となった生産性の低下 世界で著名な英国経済誌『エ
米国、「お断り」SEC、中国企業のIPO手続き停止 デカップリングで「中国どうする?」
中国の治安・警察当局は、滴滴出行(ディディチューシン)に対して、サイバーセキュリティー対策や個人情報の収集について調べるため、オフィスを立ち入り調査した。これは、同社の株式がニューヨーク市場に上場した数日後に発表されたもので、これを嫌気して上
中国、「がんじがらめ」ゲーム規制、精神的アヘンや電子ドラッグ呼ばわり「息つく場所なし」
中国当局が、子供たちの学習塾規制を発表して株式市場へ大打撃を与えた。この第二弾として、オンラインゲームがヤリ玉に上がっている。メディアは、精神的アヘンや電子ドラッグという呼び方で排斥を主張している。 『ロイター』(8月4日付)は、「中国、
英国、「積極的」日本と防衛協力、空母打撃陣は9月訪日へ 哨戒艦2隻が恒久的展開「中国へ圧力」
日英防衛協力が積極的に進められている。英国最新鋭空母「クイーン・エリザベス」は、すでに母国を出港しており、日本到着は9月の見込みだ。中国と東南アジア諸国数ヵ国が、一部の領有権を争う南シナ海を経由して日本に向かう同空母打撃群は、インド、シンガポ
中国、「巣ごもり」パスポート交付数、今年上半期は前年比98%減 亡命・情報の漏洩「阻止?」
中国が、パスポート交付を極端に絞っている。今年上半期の交付数が前年比98%減となり、事実上の停止状態になっている。なぜ、このような措置をしているのか理由は不明である。米中デカップリングによる「巣ごもり」を始めたのかと推測される始末だ。 パ
韓国、「いよいよスタート」大統領予備選、保革伯仲の展開へ 野党はユン前検察総長が軸も「人身攻撃花盛り」
どうして一国の元首を選ぶ大統領予備選が、これほど人身攻撃が盛んなのか理解不可能である。政策論争そっちのけで低級な話で盛り上がっている。その一例を上げよう。 韓国与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が、保守系野党「国民の力
韓国、「前途多難」先進国入り、自画自賛しながらの“反日”は不似合い「心の整理つくか」
韓国文大統領は、先進国入りしたと自画自賛している。国連貿易開発会議(UNCTAD)が7月2日、韓国を開発途上国グループから、先進国グループに編入させたと発表したことがきっかけである。 これは昨年、韓国がWTO(世界貿易機関)で農産物関税によ
ベルギー、「ファーウェイ以外も危険」中国製スマホ、全部スパイされると「情報当局が警告」
ファーウェイ製のスマホには、「バック・ドア」が仕掛けられていると言われてきた。ベルギー情報当局は、他の中国製スマホにも同様の疑惑があると指摘している。恐ろしい時代が来たものである。 ベルギーは、欧州の交差点と言われているほど立地的に重要な
中国、「方向転換!」習近平、社会不安の抑制に重点 教育・医療・不動産「3大矛楯へ全力」
中国当局は、少子対策の一環として教育費削減を目ざし、教育産業の非営利化を決定するという荒療治を発表した。子どもの教育費の増大が出生率を引下げているという判断である。少子化の原因は、これだけではない。女性の権利意識の増大や35年間にわたる「一人
韓国、「形式主義」大統領選予備選、大衆迎合の弊害顕著で世論調査利用に疑義「調査会社76社が乱立」
韓国政治を観察して気づくのは、余りにも形式主義に陥っていることだ。民主主義の原則が、単純な多数決にあると信じ込んでいる。だから、「多数の横暴」が随所に見られる。それが、民主主義政治と混同しているのである。この原点は、世論調査を多用し過ぎること
中国、「信用危機」国有企業、デフォルトに備えて支援基金3.6兆円「綱わたり続く」
中国政府は、厳重な情報管理をしている。だが、企業の過剰債務でデフォルト危機の渦中にあることをデータは示唆している。金融機関は新規貸出に慎重になっていることで、おおよその状況判断が可能であるからだ。 GDPに対する新規貸し出しの伸びを示す「
韓国、「大局見落とす」米中冷戦、コリアはどこへ行く 日韓対立で外交エネルギー「7割費消」
韓国は、日本との対立で外交資源の7割を使い果たしているという。韓国外交部は、「憎い日本をどうやっつけるか」と頭をひねっているのだ。呆れる話だが、真実らしい。日本外交は世界を俯瞰して中国包囲網づくりに余念がない。日韓のこうした違いを見ると、改め
インド、「毅然」米印会談で米と協調確認、中国との平和的共存はあり得ない「専門家見通し」
中国軍は昨年6月15日、習近平氏の67回目の誕生日にヒマラヤ山中でインド軍を急襲し、20名のインド兵を殺害した。以降、中印関係は悪化している。インドは、中国製のスマホやソフトなどを使用禁止措置にして対抗している。これは、中国にとって大きな誤算
メルマガ280号 半導体「地殻変動」、米国が王座復帰すれば韓国は陥没 コリア経済へ「深まる不安」
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 半導体生産で韓国2位サムスン李氏は仮釈放韓国経済は戦前の日本米国は世界の王座奪回インテル2ナノ半導体 米国は、米中対立に伴い半導体・
韓国、「先進国まだまだ!」形式論社会の落し穴、ニセ博士生む背景に李朝時代「悪弊継ぐ」
韓国は、形式社会である。大臣候補が、博士論文の盗作疑惑で辞退せざるを得ないなど、「博士」をめぐる話題に事欠かない。博士になれば、経済的な利益が期待できるからこそ、他人の論文を盗作してまで「ニセ博士」を目指すに違いない。これは、儒教社会に共通で
中国、「意外にシンプル」台湾問題の帰趨、68歳習近平の思惑しだい「御身大切」
習近平氏にとって、香港問題を解決したので次は台湾問題である。台湾を取り戻し、名実共に、中国共産党革命を完成して、「終身国家主席」の座を確実にしたいところであろう。だが、台湾問題の裏には、米国を筆頭にして日本や豪州が中国軍事力の拡大阻止という命
韓国、「ああ生活苦」高齢者1000万人、73歳まで7割が就労希望 年金受給率「53%の現実」
韓国の高齢者は気の毒である。年金受給率は53.2%(2019年)にすぎず、約半分弱の人々は「無年金」である。これでは、60歳定年後の生活は覚束ないのだ。自殺率が、OECD(経済協力開発機構)でワースト・ワンである理由はこれである。 老後の
中国、「アン・フェア」五輪で活躍の日本選手へ誹謗中傷、背後に政府雇用の“五毛党”「暗躍説」
困ったことである。東京五輪で、中国選手が日本選手に負けた試合になると、大量の誹謗中傷が日本選手に向けられている。日中間での政治的摩擦が背景にあるとしても、中国政府が、常にSNS上で「政府擁護」の書き込みをさせている「五毛党」による仕業と見られ
「ブログリーダー」を活用して、勝又壽良さんをフォローしませんか?