いつの頃からか、わたしの髪にも白いものが混じるようになりました。若い頃には必要がなかった白髪染めなぞ煩わしい限りです。しかしながら、フォーマルな会合に臨むときに胡麻塩頭(ごましおあたま)というのもみっともないかな、という心配から自由ではない、というしだいで白いものが混じった頭を梳(くしけず)る時、鏡を見て苦笑するのを禁じ得ない時があります。そういうことを思うにつけ「光陰矢の如し」という古くからある言葉は真実であるなあ、という感慨を覚えるようになりました。よく出来た言葉だと思います。人生は思いのほか短い。日々暮らしているなかで段々そういうふうに考えるようになりました。左様なことを考えるようになった、ということは取りも直さず、わたしが年を取ったということと少しも違いません。最近、巷間には、いわゆるアンチエイジングと...思想と年齢
「ブログリーダー」を活用して、ヨシ樹さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。