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  • 麒麟がくる・最終回のあらすじ

    正確には「最終回のあらすじの予想」です。NHKのハンドブックとかに基づいてはいませんし、現時点では最終回まで書いたハンドブックなど出版されていません。つまり「完全に私個人の予想」です。ただし私なりの根拠はあります。1、本能寺の変に至る道光秀は一貫して「乱世の収束」を目指しているわけです。「麒麟がくる世の実現」です。信長は設定上「光秀の盟友」ですから、途中までは光秀と信長の願いは一緒です。しかし本能寺の変の10年前ぐらいから、二人の道は分かれてきます。将軍義昭の追放。まあこれは「それも平和な世のため」なら光秀は受け入れ可能です。しかし「一向一揆の虐殺」、、、天正2年、1574年ころから始まるこの「虐殺」に光秀はついていけなくなる。もっとも「それから8年我慢する」だと長くなりすぎます。だから最終的には「天正伊賀の乱...麒麟がくる・最終回のあらすじ

  • 「麒麟がくる」・キャストの「ビジュアル画像」を分析する

    そもそも、歴史家でもなく、史学科出身でもない私が歴史ブログ(時代劇ブログ)を書いているのは、中学生の頃、司馬さんの「国盗り物語」を「繰り返し繰り返し読んだ」ためだと思います。何度読んだか分からないぐらい読みました。中学時代はその他の司馬さんの作品はさほど読んでいなかったと思いますが、とにかく「国盗り物語」だけは「暗記するぐらい」読んだと思います。いわゆるバイブルというやつです。だから「国盗り物語」のリメイク、たぶん内容的にはかなり違ったリメイクになると思いますが、「どう考えても国盗り物語がベースとなっている」作品である「麒麟がくる」に関しては、とにかく書かずにはいられません。さっきNHKの10分ほどの「作品紹介」を見ましたが、ちょっと「真田丸風」でした。西村まさ彦さんが「黙れこわっぱ的な演技」をしていました。私...「麒麟がくる」・キャストの「ビジュアル画像」を分析する

  • 上杉謙信のイメージ・戦国武将総選挙2位なのはなぜか

    戦国武将総選挙で「上杉謙信が2位」でした。武田信玄は7位です。謙信を主人公にして圧倒的に人気のあるマンガでもあるのかなと思ったのですが、そうでもないようです。ただし「雪花の虎」という作品はあるようです。謙信女性説に基づくみたいです。順位をみると「大河ドラマの影響が強い」ことが分かります。あまり描かれない島津とか長曾我部は20位以内に登場しません。一方、上杉景勝が20位です。真田丸の影響でしょう。上杉謙信は60年代に「天と地と」で、「一回だけ主人公に」なりました。これは映像がほぼ残っていないので、この作品の影響は大きくはないでしょう。ただし「天と地と」は小説としては読まれていますし、映画にもなりました。海音寺さんです。その後80年代の終わりに「武田信玄」で準主役となります。柴田恭兵さんでした。しかし「2位になった...上杉謙信のイメージ・戦国武将総選挙2位なのはなぜか

  • 本郷和人の本「天皇はなぜ万世一系なのか」

    この本は「天皇はなぜ万世一系なのか」という題名です。「天皇は万世一系なのか」ではありません。天皇は万世一系じゃない、、、と書いているわけではありません。一応「万世一系なのかも知れないが」という前提に立っています。天皇が「万世一系か、そうではないのか」というのは「むなしい議論になっていく」しかないところがあります。天皇が「天皇を名乗る」のは天武あたりからで、7世紀の終わりです。それから1300年の間、「男系で万世一系であったか」は「科学的には確かめようもない」ことです。「一人でも不倫の子がいたら終わりで、性におおらかな日本で、そういう子がいなかったとは思えない」のですが、それも「科学的に証明できる」わけでもありません。古代や中世の天皇の骨が見つかったというニュースは聞いたことがありません。仮にもしそういうものがあ...本郷和人の本「天皇はなぜ万世一系なのか」

  • 麒麟がくる・実際のキャスト・キャスト予想・生没年付き

    ☆印だけが「2019年12月末日時点」で分かっている「本当のキャスト」です。したがってその他は「予想キャスト」です。カッコ内の「人物解説」は「一般的な説明」です。「麒麟がくるの設定」ではありません。齋藤道三の死去は1556年・桶狭間の戦いは1560年・信長の上洛戦は1568年・義昭追放は1573年・本能寺の変は1582年・関ヶ原の戦いは1600年主人公・明智光秀関連☆明智光秀(1528-1582早くに両親を亡くし、祖父光継に育てられた、道三に仕え、道三死去後、信長と盟友となる、諸国を遍歴、乱世収拾の道を探る)・・・長谷川博己☆明智煕子(没1576あけちひろこ、光秀の妻)・・・木村文乃ちなみに煕子という名はおそらく史実とは違います妻木(実在未詳・明智煕子の妹か、信長側室とも言われる)・・・土屋大鳳☆明智牧(史実で...麒麟がくる・実際のキャスト・キャスト予想・生没年付き

  • 織田信長が「普通の武将じゃないと」、とっても「都合が悪い」のだ

    織田信長という武将に対して「やったことを見ずに」、あれこれといい加減なことを書いている「学者」がいて、どうして「やったこと」を見ないのか、不思議でなりませんでしたが、なるほどなと、徐々にそういう人々の陥った「思考停止状態の理由」が見えてきたような気がしています。一言でいうなら自説にとって「都合が悪い」わけです。以下は参考に中世日本を天皇を筆頭とする単一の国家と見る権門体制論に対し、佐藤進一を筆頭とする東国国家論からの有力な批判がある。この説は、鎌倉幕府を東国において朝廷から独立した独自の特質をもつ別個の中世国家と見なし、西日本を中心とする王朝国家と鎌倉幕府とは、相互規定的関係をもって、それぞれの道を切り開いたとする。両国家は、特に北条時頼が親王将軍を迎えてからは、西日本からの相互不干渉・自立を目指したというので...織田信長が「普通の武将じゃないと」、とっても「都合が悪い」のだ

  • 麒麟がくる・すべての武将が英雄であってはいけない

    「葵徳川三代」、、、初放映時には「なんかコントみたいな大河」だと思っていました。「コントみたい」なのは再放送でみてもそうですが、評価できるのは、徳川家康を偉人として描いていない、秀忠も家光も偉人じゃない、という点です。その反面、石田三成や前田利家などは「そこそこの人物」として描いています。また徳川家康による朝廷の圧迫、その原因となった「朝廷や皇室の腐敗ぶり」もきちんと描いています。韓国に「大王世宗」という作品があります。ハングルを作ったイドを描きました。「出てくる人物がみんな英雄」で、間違った方向に流れた作品だと思います。つまらない。人間が描けていない。「麒麟がくる」も私の予想では「出てくる武将、全員英雄」となると思います。織田信長だけが「少し変人」で、あとは信秀も道三も義元も、松永も「みんな英雄」とされる可能...麒麟がくる・すべての武将が英雄であってはいけない

  • 麒麟がくる・帰蝶は大河ドラマにおいてどう描かれてきたか

    帰蝶は濃姫の名で有名です。織田信長に嫁いだ後のことは、ほぼ分かりません。生きていたのか、死んだのか。ただし時代劇においては超有名で、1973年の「国盗り物語」で大河ドラマに「本格的に登場」(太閤記でも登場)して以降、織田信長が登場する大河ドラマのほぼすべてに登場してきました。例外は大河「秀吉」で、帰蝶が登場せず、吉乃がメインだったと記憶しています。あるいは少しは登場したのかも知れません。大河「秀吉」は1996年の作品で、このころになると「帰蝶の人生はほぼ分からない」ということが定着していましたし、「信長が本当に愛したのは吉乃だ」ともされていました。このうち「愛したのは吉乃だ」は、今では「怪しい」ともされています。「麒麟がくる」では今のところ吉乃はキャスティングされていません。今後どうなるかは分かりません。さて帰...麒麟がくる・帰蝶は大河ドラマにおいてどう描かれてきたか

  • 麒麟がくる・人物がどう描かれるかを予想

    どうせ一か月後には放送されるわけですが、前もって、人物像を予想しておきます。ベースは間違いなく「国盗り物語」です。が、人物は相当違った感じで描くでしょう。もっともその大本はといえば、いうまでもなく「明智軍記」です。・斎藤道三親子二代で国盗りをしたことになります。これは六角氏の文書で示された新説です。でも親父については名前ぐらいしか分からず、個人的にはそう簡単に旧説を変えていいのかなとは思います。とにかく親父と二代で美濃をとったことにされます。もっとも「盗った」ことにされるかどうかも分かりません。斎藤道三は「明智光秀の師匠であり育ての親」です。それなりに「美化」されるでしょう。悪漢小説というものがあり、悪は魅力的なんですが、善人として美化されてしまうかも知れません。少なくとも外見は美化されます。「まむし」ではなく...麒麟がくる・人物がどう描かれるかを予想

  • 2021年のNHK大河ドラマ・日本資本主義の父・渋沢栄一・「青天を衝け」・コケるに決まっている

    2021年の大河ドラマが、渋沢栄一だと知り、腰がくだけそうになりました。「いだてん」と同じ運命をたどるのはすでに分かっているからです。官邸サイドの「強い意向」も感じられます。なんで新一万円札と連動するのでしょう。歪みきっています。大河は国威発揚のためにあるわけではないし、あってはなりません。安倍内閣で日本は本当に「ゆがんだ国」になり果ててしまいましたが、エンタメまで安倍が支配しようとしても無駄なことです。麒麟がくるの視聴率はたぶん15ぐらい。その次の青天を衝け、つまり渋沢栄一は7パーセントぐらいでしょう。私は見ません。見たくもありません。2021年のNHK大河ドラマ・日本資本主義の父・渋沢栄一・「青天を衝け」・コケるに決まっている

  • 夜警日誌と「もののけ姫」・チョン・イルと東方神起ユンホ

    夜警日誌という韓国ファンタジー史劇は、2015年の作品のようです。「なんでもあり」の作品で、ぶっ飛んだ感じが面白い作品です。「もののけ姫」のような、ジブリの登場人物みたいな少女が登場します。夜警隊の一員となる「ヨハ」です。写真のように完全なるへそ出しルックです。へそはでてませんが、胸はバンドのみです。この格好で朝鮮王朝の都を闊歩するのです。まあ普通なら捕まります。廃された世子が「妖怪ども、鬼神」と戦うというのがストーリーで、彼は最後の最後には「王」となります。そして「奴婢の解放」とか言い出します。これ、朝鮮王朝では絶対あり得ないことです。そもそも「ありえない話」なので、史実にこだわる必要はないのですが。奴婢がいた、のは民主韓国にとっては「恥そのもの」ですから、否定したがる気持ちは分かります。でも百年前まで奴婢が...夜警日誌と「もののけ姫」・チョン・イルと東方神起ユンホ

  • 「屋根裏のプリンス」とハンジミン

    韓国の女優さんの名前はほとんど覚えないのですが、シンセギョンだけは分かります。それとハンジミン。これは最近覚えました。ハンジミンは、お人形さんのような女優さんですが、調べてみると37歳。結構な年です。「イサン」は11年前の作品ですから、26歳だった計算になります。「イサン」のハンジミンはちょっと「お人形さん感が強すぎたかな」と思います。活動的ではない。トンイなどに比べると、あまり魅力的ではありませんでした。最近になって「屋根裏のプリンス」をザーと見ました。ザーと、とは早送りのことです。「配信」だと、日本語吹き替えがないので、ちゃんと見ると目が疲れます。この作品は7年前なので、30歳。それにしては若い。相変わらずの「お人形さん顔」ですが、非常に活動的な役で、タンカを切るようなセリフも多く、魅力的な人物となっていま...「屋根裏のプリンス」とハンジミン

  • 韓国ドラマ「根の深い木」「トンイ」「ヘチ王座への道」・イドについて

    主に「根の深い木」について書きます。韓国時代劇というのは「ギリギリ、イサンまで」かなという気がします。イサンは22代国王・正祖です。「イサン」は正祖の名前です。「イ」が名字で、「サン」が名前。治世は24年間で「1800年の夏」に亡くなります。これ以後は19世紀です。安東金氏が政治を壟断し、また日本をはじめとした外国の圧力も強まり、政局が混乱。「ろくな時代じゃない」ということになります。イサンの息子は純祖ですが、純祖でドラマは作りにくいと思います。イサンの「じいさん」が英祖で、「ヘチ王座への道」の主人公です。その英祖の母が「トンイ」です。トンイは歴史上は淑嬪崔氏(スクピンチェシ)です。1670年に生まれ、1718年に48歳で亡くなります。あまり史料がないようで名前は「トンイ」でもいいし、まあどうとでも設定できる人...韓国ドラマ「根の深い木」「トンイ」「ヘチ王座への道」・イドについて

  • 一次史料原理主義とナショナルヒストリー

    歴史と物語に関する私の立場は比較的はっきりとしています。ナショナリズムに寄与するようなナショナルヒストリーはいらない。ナショナリズムと関係ない偉人ヒストリーは許容する。「一次史料原理主義者」が、まっさきに「攻撃」すべきは天皇制を土台にしたナショナルヒストリーでしょう。万世一系とかばかばかしい考えです。ところが一次史料原理主義者の学者は「素朴なナショナリスト」が多いため、それをなしません。本郷和人氏はかなり「サヨク的」ですから、攻撃されます。しかし彼を攻撃している若い不満分子みたいな自称学者たちは「品の悪いネット右翼みたいな連中」が多いのです。呉座勇一のツイッターなどを見ればわかります。品もない、差別的。攻撃的。一時は凍結されていました。最近は見てません。「神武天皇などいるわけない」「天武の前の天皇は天皇とすら呼...一次史料原理主義とナショナルヒストリー

  • NHKBSドラマ「ヘチ・王座への道」感想・英祖について

    ヘチ王座への道、の主人公は朝鮮王朝21代国王・英祖です。ただし王になる前を描いていますから、英祖の名前はヨニン君です。ヨニングンと読みます。くんではなく、ぐんです。王の正室の息子だと「大君」(てぐん)ですが、側室の息子だとただの「君」です。在位は1724から1776年。日本では徳川吉宗・家重の時代です。ヨニン君ですから「ヘチ」ではない。ヘチとは司憲府(サホンブ)という治安のための役所です。「民を幸福にするのは名君とは言えない。法とその公正な執行機関が民を幸せにする」という発想が底を流れているのが分かります。韓国の今の社会を反映しているし、今の日本にも最も必要な「公正」が主人公ということです。さて主人公である英祖。「トンイの息子」です。父親は粛宗です。トンイではなかなかの王様であったこの粛宗、実際にも「王権を強化...NHKBSドラマ「ヘチ・王座への道」感想・英祖について

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