『本多正信』
徳川家康は『狸』として知られています。 腹の中を見せずに相手を化かす、というような意味です。 そんな大ダヌキの家臣でも、筆頭の狸がいます。 本多正信です。 なかなかな人物で、かなりのものだと言われています。 差し詰め小ダヌキと言ったところでしょうか。 本書は、その人が家康に仕えるあたりから、天下をとりそれを固めていくところを描いています。 元々は家康の敵だったのですね。 そこで阿らずに家臣になり生きていく。 こういう人を抱えられるからこそ、家康は天下を取れたのかも知れませんね。
2024/11/30 06:21