登場人物が子役から大人(北村匠さん、今田美桜ちゃん)に代わったのが、第2週の最終日(金曜)の最後でした。子役の時代から「8年」の月日が経ったことになっており、田舎道を登校する嵩と千尋の背後から忍び寄り、すれ違い様に「変顔」の今田美桜ちゃんの登場が鮮烈でした。この時のナレーションによると、のぶは「高等女学校の4年生」。(ということは、言われてないけど同い年の嵩は「旧制中学」の4年生。史実では、やなせさんがこの年に通っていたのは、「高知県立城東中学校⇨現・高知県立高知追手前高校」)ということは、これもドラマではあまり描かれてないけれど、この田舎道の時点でのぶも嵩も、そして弟の千尋(旧制中学1年の設定か)も、既に全員高知市内まで「汽車通学」していたということになるのではないでしょうか?(※高等女学校も、旧制中学...『あんぱん』考(4)戦中戦後の学制はフクザツ