chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
葉巻代官のシガーレビュー http://smokecigars.blog.fc2.com/

現在進行形の葉巻ブログです。 キューバ産・非キューバ産、ともに愛しています。

葉巻の世界を探求し、愛好家の皆様が楽しめる情報を提供します。

葉巻代官
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/10/19

  • God of Fire KKP Special Reserve Gran Toro 56

    しばらくぶりに手にする『God of Fire』。ブランドの創設15周年を記念した銘柄である。《God of Fire KKP Special Reserve Gran Toro 56》これ以前にも同ブランドからは周年モノがリリースされており、10周年を祝った『Serie Aniversario』がそれだ。God of Fire Serie Aniversario 60 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-477.html2004年に誕生した『God of Fire』は、他の多くのブランドと比...

  • Mi Querida Black PapaSaka

    Dunbarton Tobacco & Trustの銘柄としては第2弾。その中でも最新のバージョンを取り上げたい。《Mi Querida Black PapaSaka》DT&T社は2015年にデビュー作『Sobremesa』シリーズをリリースし、これは後に『Sobremesa Brûlée』へと発展している。Sobremesa Brûlée Blue 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-679.htmlこの『Sobremesa』シリーズとは別に、プロジェクトを進めていたのが『Mi Querida...

  • Sobremesa Brûlée Blue

    スイーツなどの世界で「ブリュレ」と聞けば、「焦がし○○」と解釈するのが自然。しかし、Dunbarton Tobacco & Trustの『Brûlée(ブリュレ)』は、なぜか淡い色合いである。《Sobremesa Brûlée Blue》これはDT&T社のデビュー作として2015年に登場した、『Sobremesa』シリーズの続編。オリジナルの方は、以前の記事で紹介済みだ。Sobremesa Cervantes Fino 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-631.h...

  • La Palina 1948 Diadema

    La Palinaブランドの現代表、Bill Paley氏。彼は1948年生まれである。《La Palina 1948 Diadema》ブランドの歴史を遡れば、その発端は1896年。旧ロシア帝国時代のキエフにルーツを持つ、Samuel Paley氏 − Bill氏の祖父 − がシカゴで興したビジネスだ。一家は後に葉巻の世界から遠のいたものの、Samuel氏の息子、William S. Paley氏はCBS放送を創設し、また New York Yankeesを所有していた時期もあった。つまり、Bill氏は生まれな...

  • E.P. Carrillo Encore Black

    E.P. Carrilloを代表する銘柄『Encore』から、グレードアップ・バージョンが登場した。《E.P. Carrillo Encore Black》このことが公になったのは、2023年の “Black Friday” にあたる11月24日。アメリカ合衆国アリゾナ州に店を構える “Fox Cigar Bar” で、お披露目会が行われている。E.P. Carrillo’s Encore Black Slated for 2024, Getting Black Friday Preview at Fox Cigar Bar in Arizona halfwheelhttps://halfwheel.com/e-p...

  • Surrogates Big Ten Robusto

    “New Havana Cigars” ⋯⋯無店舗営業で葉巻を取り扱うアメリカ国内の業者としては、かなり異質な存在。そこから生まれた、Tatuajeのスピンオフ・ブランドである。《Surrogates Big Ten Robusto》立役者は、“New Havana Cigars” のオーナー、Dan Welsh氏。独特のセンスで少量生産品や限定品に目をつけ、唯一無二の商いを行っている。New Havana Cigars - the Online Humidorhttps://www.newhavanacigars.com/Portraits: Dan Welsh ha...

  • Tatuaje ME ll Belicoso

    Tatuajeのラインアップには、“Tuxtla” と名の付く銘柄がいくつかあり、その原点と考えられるのが『Mexican Experiment』だ。《Tatuaje ME ll Belicoso》この “Tuxtla”(トゥストラ)という呼称に関しては、『Lomo de Cerdo Tuxtla』の記事で述べた通り。Tatuaje Lomo de Cerdo Tuxtla 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-655.html“メキシコ(サン・アンドレス)産” 葉タバコの中心地となっている町...

  • Tatuaje 20th Anniversary Grande Merveille

    Tatuajeの周年モノを手にするのは、これが初めてである。《Tatuaje 20th Anniversary Grande Merveille》Tatuajeブランドが世に出た経緯は、かなり前の記事で紹介した通り。Tatuaje Black Label Petite Lancero 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-473.html周年作はこれまでにも、『10th Anniversary』『15th Anniversary』がリリースされており、いずれもレギュラー化している。今回の『20th ...

  • Perdomo 30th Anniversary Maduro Epicure

    Perdomoの周年モノは、“Maduro” が「吉」である。《Perdomo 30th Anniversary Maduro Epicure》これはあくまでも、私の経験と感性に基づいた持論。過去にリリースされた同ブランドの周年モノでは、共にMaduroラッパー・バージョンを取り上げている。Perdomo Reserve 10th Anniversary Maduro Epicure 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-536.htmlPerdomo 20th Anniversary Maduro Epicure 葉...

  • Rocky Patel Dark Star Toro

    続いてのRockyPatelは、意外な出自の葉タバコをブレンドに用いている。《Rocky Patel Dark Star Toro》それは南米の内陸国、パラグアイを原産国とする葉タバコだ。具体的な品種は不明 − あるいは特に呼称なし? − だが、Plasenciaによってホンジュラスの地に植え替えられたものとのこと。よって、“ホンジュラス産” ではあれども、“パラグアイ原種” と付記すべきかもしれない。RockyPatelにとって、この葉タバコは製品化が初めての...

  • Rocky Patel Conviction

    何が驚きかって、このブランドから、1本100ドルの葉巻が登場したという事実である。《Rocky Patel Conviction》その名は、“確信” を表す英単語の中でも、特に強い意志を示す際に使われる『Conviction』。ビトラは1種のみ。2組の上級職人(バンチャー&ローラー)によって、1日あたり1組250本、計500本の製作が続けられた。ブレンドに用いられている葉タバコに関しても、こだわりが強い。RockyPatelは2014年から自社農場で葉タバコを作...

  • Plasencia Cosecha 151 San Diego

    新陳代謝。PlasenciaのCosechaシリーズは、それを体現しているような気がする。《Plasencia Cosecha 151 San Diego》初出は、2017年にリリースされた『Cosecha 146』。何世代にも渡って葉タバコ栽培業を営むPlasenciaファミリーが、2011-2012年の収穫分で製作したブレンドだ。キューバ時代から始まり、現在はニカラグアやホンジュラスで葉タバコ供給業者の確たる地位を誇る当家にとって、この年は通算146回目の収穫期。命名は、そ...

  • Joya de Nicaragua Cinco de Cinco Toro

    45周年、50周年、⋯⋯とくれば次は当然、55周年である。《Joya de Nicaragua Cinco de Cinco Toro》Joya de Nicaraguaの最上級ライン、『OBRAS MAESTRAS』は主に周年モノで構成されており、以前の記事でもそれらを取り上げた。○45周年:Joya de Nicaragua Cuatro Cinco Reserva Especial Torpedo 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-584.html○50周年:Joya de Nicaragua Cinco Décadas El Doctor...

  • Camacho Broadleaf Robusto

    『Broadleaf』と聞いて即座に思い浮かぶのは、“Connecticut Broadleaf”。しかし、Camachoの最新作は “Honduran Broadleaf” である。《Camacho Broadleaf Robusto》葉巻の世界で一般的に “Broadleaf(ブロードリーフ)” と言えば、アメリカ東海岸のコネチカット川沿いで栽培される品種の葉タバコを指すことが多い。この品種は成長しても背丈が低く、その代わりに大きな葉 − broad-leaf − を着ける点が特徴だ。Connecticut Broadleaf T...

  • Muestra de Saka Krakatoa

    『Krakatoa(クラカトア)』とは、インドネシアで噴火を繰り返して形成された活火山列島の一部である。《Muestra de Saka Krakatoa》地理的に言うと、ジャワ島とスマトラ島の間。1883年には大噴火を起こし、多数の人的被害をもたらしている。現在も規模の大小はあれど、噴火活動は続いており、地形の変化を何度も経てきた。Krakatoa is still active, and we are not ready for the tsunamis another eruption would generatehttps:/...

  • La Aurora 120th Anniversary Gran Toro

    オーロラ社のレギュラー・ラインアップとして新たに加わったのは、120周年記念モノである。《La Aurora 120th Anniversary Gran Toro》ドミニカ共和国で最も長い歴史を持つ葉巻メーカー、オーロラ社は1903年に誕生。昨年の2023年は創業120周年にあたるため、そのことを冠した新作が発表された。同社は以前、115周年の機でも記念銘柄をリリースしている。La Aurora 115th Anniversary Robusto 葉巻代官のシガーレビューhttp://smok...

  • Don Pepin Garcia Vegas Cubanas Invictos

    José Pepín Garcíaによる初期銘柄の、再復刻版である。《Don Pepin Garcia Vegas Cubanas Invictos》元をたどれば、それは2003年。キューバ出身の José Pepín Garcíaが、フロリダ州マイアミで小さな工場、“El Rey de los Habanos” を構え、葉巻を作り始めた頃だ。その時に商品化されていたのが、オリジナルの『Vegas Cubanas』。Garcíaファミリーは後に My Father Cigars S.A.を設立し、生産拠点をニカラグアのエステリへ移したた...

  • 葉巻代官の2023年シガーランキング 〜結果発表〜

    この1年間で喫した葉巻達と再度向き合い、時間をかけて、とことん悩んだ甲斐はあり。今回も納得のいくランキングが定まった。2023年の『TOP10』銘柄を発表する時である。ノミネーションや採点方法等に関しては、すでに示した通りだ。葉巻代官の2023年シガーランキング 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-663.html互いに拮抗する場面がいくつかあったため、その差をあらためて検証する手間も要...

  • 葉巻代官の2023年シガーランキング

    あたりまえのことだが、“年末” というものは毎年やって来る。この時期の過ごし方は、人それぞれ。いつもと変わらず、淡々と日々を送るのも良し。また、ひとつの節目として何かしらの締め括りを行うのも良し。私は、こと葉巻に関して言えば過去数年間、後者を是とし続けてきた。1年間で喫し、そのテイスティングレビューを掲載した葉巻達の中から、『TOP10』を決定する企画だ。葉巻代官の2022年シガーランキング 結果発表 葉巻代...

  • La Galera 85th Anniversary Connecticut

    続けて取り上げる『La Galera』は、周年記念モノである。《La Galera 85th Anniversary Connecticut》すでに触れた通り、Jochy BlancoがCEOを務めるTabacalera Palma社は1936年設立。葉タバコ農家としては三代目の Don Nanán、Jochyの父親が、その創設者だ。Blancoファミリーが葉巻を生産することも生業とし始めたのは、このタイミング。2021年に設立85周年を迎えたことで、記念限定品が発表された。La Galera Celebrates 85 Years...

  • La Galera Maduro Chaveta

    先の記事であじを占めた “La Galera” ブランド。続いては、初期に作られたシリーズを試してみたい。《La Galera Maduro Chaveta》Jochy Blancoの素性と Tabacalera Palma社に関しては、すでに紹介した通り。La Galera Imperial Jade Robusto 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-660.html付け加えるならば、2015年に Tabacalera Palma社が IndianHead Cigars社を買収し、流通網を得たところから...

  • La Galera Imperial Jade Robusto

    José Arnaldo Blanco氏。ドミニカ共和国のプレミアムシガーや葉タバコを語る際、絶対に外せないキーマンのひとりである。《La Galera Imperial Jade Robusto》愛称は、“Jochy”。 …(*)1800年代半ばにスペインから移住してきた初代を曽祖父に持ち、それ以降、ドミニカ共和国で葉タバコ農業を営む家系の四代目だ。また父親は1936年に Tabacalera Palma社を起こし、葉巻作りにも着手している。現在のJochyは、同社のCEO。計250ヘ...

  • Montecristo 1935 Anniversary Nicaragua No.2

    間違えてはいけない。これは、非キューバ産のMontecristoである。《Montecristo 1935 Anniversary Nicaragua No.2》Montecristoのみならず、ハバノス所有のブランドと同名のノンキューバン・シガーが幾つも存在するのは周知の事実。そのほとんどは米国市場におけるプレミアムシガー界の二大巨頭、Altadis U.S.A.やGeneral Cigar Co.が率いる製品群だ。Altadis U.S.A. Inc. Cigar Aficionadohttps://www.cigaraficionado.com/compa...

  • Hoyo de Monterrey Monterreyes No.4 Edición Limitada 2021

    ハバノスの2021年EL、第2弾である。《Hoyo de Monterrey Monterreyes No.4 Edición Limitada 2021》この銘柄が発表されたのは『Cohiba 55 Aniversario』と同様、2021年5月開催の “Habanos World Days” において。それから2年強が過ぎ、ようやく本格的なお披露目の機会がブルガリアで設けられた。Hoyo de Monterrey Edición Limitada 2021 Finally Launching Cigar Aficionadohttps://www.cigaraficionado.com/article/hoyo-de-mo...

  • Cohiba 55 Aniversario Edición Limitada 2021

    久しぶりに手にするハバノスのELである。《Cohiba 55 Aniversario Edición Limitada 2021》なにせ、前回ELを取り上げたのは昨年の6月。Partagás Legado Edición Limitada 2020 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-561.html2020年のELは、この1点のみだったため、少し寂しい思いをしたことを覚えている。しかし、翌2021年のELとして用意されたのは、期待通り3種。恒例の Habanos Festival は行...

  • Don Pepin Garcia 20th Anniversary Limited Edition

    “Don Pepin Garcia” ブランドが誕生して20年。その節目を記念した限定品だ。《Don Pepin Garcia 20th Anniversary Limited Edition》同様の20周年記念作としては、レギュラー銘柄の『Don Pepin Vintage Edition』が先にリリースされている。Don Pepin Vintage Edition Robusto 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-634.html一方、こちらは限定版。過去には “10周年” や “15周年” の機会で、やは...

  • Tatuaje Lomo de Cerdo Tuxtla

    “肉” がテーマのTatuajeシガーである。《Tatuaje Lomo de Cerdo Tuxtla》とはいっても、ブレンドが肉に関係しているのではない。パッケージングが、まさに “肉” なのだ。日本の場合は少し異なるが、欧米では肉を量り売りする際、“ブッチャーペーパー”(butcher paper)と呼ばれる紙で包み、客に手渡される。それを葉巻の包装に用いたものであり、Tatuajeは2010年リリースの『Tatuaje Pork Tenderloin』で、この方式を初めて取り入れ...

  • L’Atelier LAT52 Selection Spéciale

    Tatuajeのスピンオフ・ブランドから、比較的新しいものを。珍しい品種の葉タバコがラッパーに使われており、そのグレードアップ版と位置付けられる。《L’Atelier LAT52 Selection Spéciale》Tatuajeがスピンオフ製品のために新たな会社、『L’Atelier Imports』を起こしたのは2012年。この経緯については、以前の記事でも述べた。La Mission de L’Atelier 1959 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entr...

  • A.J. Fernandez New World Oscuro Navegante Robusto

    『New World 』の深掘りも、いよいよ大詰め。シリーズ第1作である。《A.J. Fernandez New World Oscuro Navegante Robusto》1492年のコロンブスによるタバコ発見を敬って命名された、A.J. Fernandezの『New World 』。当代のAbdel氏だけでなく、父親のIsmael氏もこのプロジェクトには深く関わっており、2014年に4種のビトラ展開で発表された。全てがボックスプレス形状、かつ太めのサイズで、各々コロンブス時代を彷彿とさせる名称...

  • A.J. Fernandez New World Connecticut Robusto

    先の記事に続き、“AJ’s New World” を深掘りしてみたい。《A.J. Fernandez New World Connecticut Robusto》すでに触れた通り、『New World Connecticut』はシリーズ第2弾のブレンド。本格的な流通は2015年からだが、それに先立ち、2014年12月開催のイベントでお披露目がなされた。A.J. Fernandez to Unveil New World Connecticut at Cigar Inn Cigar Aficionadohttps://www.cigaraficionado.com/article/aj-fernandez-to-unvei...

  • A.J. Fernandez New World Cameroon Doble Robusto

    久しぶりにAJFを喫してみたい。同社が初めてカメルーン産ラッパーを使うことになった製品である。《A.J. Fernandez New World Cameroon Doble Robusto》『New World』シリーズについては以前の記事でも触れているが、以下の経緯を辿ってきた。・2014年 :『New World』誕生 -『New World Oscuro』・2015年 : 同シリーズ第2弾 -『New World Connecticut』・2017年 : 同シリーズ第3弾 -『New World Puro Especial』こ...

  • Liga Privada 10 Aniversario Toro

    『Liga Privada』への愛着は増す一方。当然、その周年モノとあれば見過ごすわけにはいかない。《Liga Privada 10 Aniversario Toro》『No.9』『T52』『Único』『H99』とシリーズを拡充し続けてきた、Drew Estate社の看板ブランド。全ては2007年にデビューした、オリジナルの『Liga Privada』– 現在の “Liga Privada No.9” – が始まりだ。この誕生から10周年を迎え、やや遅れながらも発表されたのが、『Liga Privada 10 Aniversario...

  • Liga Privada H99 Papas Fritas

    Liga Privadaブランドの最新シリーズ『H99』にも、ミックスフィラーシガー『Papas Fritas』が加わった。《Liga Privada H99 Papas Fritas》このミックスフィラーシガーが通常のCubanSandwichによるものでないことは、『Único』シリーズの『Papas Fritas』で説明した通り。Liga Privada Único Serie Papas Fritas 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-628.html一貫性を追求した、高精度なミック...

  • “Eric Piras - Le Cigare Ambassadeur”, Cigar Journal 2023 Autumn Edition

    最近発行されたばかりのシガージャーナル誌2023年秋号において、エリック・ピラス氏の特集記事が掲載された。Cigar Journalhttps://www.cigarjournal.com/previous-editions/current-issue/『コンフィデンシャル・シガー』でおなじみ、エリック・ピラス氏のインタビュー記事だ。彼とそのブランドに関しては、私もすでに触れている。Confidenciaal Cañonazo 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-618...

  • Angel Cuesta Toro

    J.C. Newmanによる最新作ではあるが、その起源はかなり古い。《Angel Cuesta Toro》主役は1873年にスペインからキューバへ移住してきた男、Angel LaMadrid Cuesta氏。彼はハバナで葉巻作りを覚えた後、さらにアメリカへ移住。1884年にはジョージア州アトランタで小さな葉巻工場を構えた。そして今度はフロリダ州タンパに拠点を移し、1895年、職人として新たに Peregrino Rey氏を迎える。この二人の名前を合わせて設立した会社が『C...

  • West Tampa Tobacco Co. Red Toro

    Black、Whiteと来て、次はRedである。《West Tampa Tobacco Co. Red Toro》長年、CAOブランドのアンバサダーとして活躍を続けた Rick Rodriguez氏。彼が昨年、新しいブランドを立ち上げた経緯はすでに説明した。West Tampa Tobacco Co. Black Robusto 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-592.html新生 “West Tampa Tobacco Company” の製品第1号として、『Black』と『White』が同時に発売され...

  • Ferio Tego Metropolitan Habano Robusto

    先の記事に続いて、Ferio Tegoを取り上げたい。《Ferio Tego Metropolitan Habano Robusto》こちらは『Timeless Collection』と異なり、日本等での取り扱い開始時期は不明。しかし、遅かれ早かれ、その時は来るであろう。Ferio Tegoブランドを成すもうひとつの柱、『Metropolitan Selection』だ。このシリーズに関しては、『Metropolitan Host』を既に紹介している。Ferio Tego Metropolitan Host Hobart 葉巻代官のシガーレビュ...

  • Ferio Tego Timeless Sterling Robusto

    いよいよこのブランドも、日本国内での取り扱いが始まるようである。《Ferio Tego Timeless Sterling Robusto》このことが正式に発表されたのは、先月末。Davidoff of Genevaが米国市場の流通を担っている Ferio Tegoブランドは、アジアにおいても同様の形態を取ることとなり、まず香港、マカオ、日本での販売開始が決定した。Ferio Tego Adds Distribution for Hong Kong, Japan and Macau halfwheelhttps://halfwheel.com/feri...

  • Avo Seasons Limited Edition 2023 Summer

    Avoによる今年の限定版は、“四季” がテーマである。《Avo Seasons Limited Edition 2023 Summer》この企画が発表されたのは、2023年2月。ビトラをDiademaに揃え、ブレンドだけが春夏秋冬によって異なる、一連のシリーズものだ。今のところ、春バージョンと夏バージョンが既にリリースされている。・Avo Seasons Limited Edition Series 2023  リリース 日本国内価格 Spring(168mm RG50, Diadema) 2023...

  • Aging Room Quattro Nicaragua Sonata Maestro

    あの『Quattro Nicaragua』に、ライト·バージョンが加わった。《Aging Room Quattro Nicaragua Sonata Maestro》このブランドが一躍注目の的となったのは、2019年末。同年のシガーアフィショナード誌ランキングで、『Quattro Nicaragua Maestro』が第1位を獲得した時だ。Aging Room Quattro Nicaragua Maestro Cigar Aficionadohttps://www.cigaraficionado.com/top25cigar/aging-room-quattro-nicaragua-maestro-2019数ヶ月後に...

  • La Mission de L’Atelier 1959

    Tatuajeのスピンオフ·ブランドから代表的なものを。まずは『L’Atelier』 に触手を伸ばしてみたい。《La Mission de L’Atelier 1959》2003年にデビューしたTatuajeブランドは、オーナー、Pete Johnson氏の努力のみならず、My Father Cigarsを率いる José Pepin Garcia氏との協業が躍進の柱となっている。愛好家からの支持も極めて厚く、2012年時点で12のラインアップを抱えたPete氏は、この頃に新たな会社『L’Atelier Imports』を始...

  • Tatuaje Cojonu 2018

    “The Last of The Lost Years” とも呼ばれている、Tatuajeの最新『Cojonu』である。《Tatuaje Cojonu 2018》Cojonuシリーズに関しては、過去にも取り上げた通り。Tatuaje Cojonu 2012 Sumatra 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-529.htmlそもそも、Cojonuは2003年から3年ごとにリリースする計画で始まっており、限定品を除けば以下のラインアップが揃っていた。リリース 商品名日本国内...

  • Davidoff Nicaragua 10th Anniversary Limited Edition

    ダビドフから昨年に続き、“Black Band”の限定品が登場。今回は周年モノである。...

  • CigarMedics HumidiMeter PRO

    葉巻の湿度を計測するツール、HumidiMeterが進化した。この製品の概要については、過去の記事で紹介した通り。葉巻の湿度計測:CigarMedics HumidiMeter 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-413.html“葉巻そのもの(フィラー内部)の相対湿度” を測定することができ、これによって様々な検証を行えたのは、なかなか良い経験だったと言える。実におもしろいツールだ。そのHumidiMeterが改良され、...

  • Cuba Aliados by Ernesto Perez-Carrillo Robusto

    Cuba Aliadosを続けて取り上げたい。こちらのバージョンは、Ernesto Perez-Carrillo氏によるブレンドである。《Cuba Aliados by Ernesto Perez-Carrillo Robusto》“Cuba Aliados” ブランドの復刻やその背景については、先の記事で示した通り。Cuba Aliados Original Blend Robusto 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-636.html単なるリメイクでないことは、やはり同様だが、レギュラー生産品の...

  • Cuba Aliados Original Blend Robusto

    1990年代に米国市場で人気を博していたブランドの復刻版である。《Cuba Aliados Original Blend Robusto》“Cuba Aliados” というブランド名の葉巻はもともと、Rolando Reyes Sr.が作り出したもの。彼は2012年に89歳で亡くなってしまったが、1970年代にアメリカへ移住するまで、葉巻作りの全てをキューバで身につけていた。移住後はニュージャージー州、フロリダ州、ドミニカ共和国、そしてホンジュラスと生産拠点を変えながら、い...

  • Meerapfel Meir Pyramid

    待望のMeerapfelシガー第2弾。本作もやはり、リング意匠に気合が入っている。《Meerapfel Meir Pyramid》Meerapfelの歴史やこの業界での立ち位置については、以前の記事で解説した通り。Meerapfel Richard Double Robusto 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-617.html自社名を冠した初作、“Meerapfel Richard” は、今もなお “Double Robusto” 以外のビトラをリリースしていないようだが、それ...

  • Don Pepin Vintage Edition Robusto

    このブランドにしては、やけにレトロチックなルックスである。《Don Pepin Vintage Edition Robusto》キューバ出身の José Pepín Garcíaによって、現在の確固たる地位が築き上げられた My Father Cigars。2009年以降はニカラグアのエステリに新設した自社工場を主な生産拠点としているが、全てはフロリダ州マイアミのリトルハバナが始まりだ。その頃(2003年)に作られた最初の銘柄は、“Don Pepin Garcia (Original)”。現行品として...

  • E.P. Carrillo Platinum Bash Toro

    ブレンドは消費者からの投票によって決定。そんな商品が、E.P. Carrilloから登場した。《E.P. Carrillo Platinum Bash Toro》この企画が発表されたのは、2022年7月。Ernesto Perez-Carrillo氏が前年に70歳の誕生日を迎え、それを祝う趣旨で計画されたものだ。ビトラは [152mm RG52] のParejoで、ブレンドの異なる3本が1セットになっており、手にしたユーザー各々が実際に全てを吸ってみて、最も好ましいと思える1本を決める。もち...

  • Sin Compromiso Selección Varita Mágica

    Steve Saka氏が自身の会社に掲げた理念。それをそのまま名称にあてたブランドである。《Sin Compromiso Selección Varita Mágica》スペイン語で “sin compromiso” は、英語ならば “without compromise”。つまり、“妥協なし” と読める。2015年に設立された Dunbarton Tobacco & Trustは、この言葉を信条として製品を世に出し始めると同時に、“Sin Compromiso” ブランドの準備も進めていた。IPCPR 2015: Dunbarton Tobacco & Trust ...

  • Sobremesa Cervantes Fino

    Dunbarton Tobacco & Trustのデビュー作を試してみたい。《Sobremesa Cervantes Fino》Steve Saka氏と彼自身の会社の誕生経緯については、以前の記事で解説した通り。Muestra de Saka The Bewitched 葉巻代官のシガーレビューhttp://smokecigars.blog.fc2.com/blog-entry-622.html2013年に Drew Estate社を離れ、その2年後に始動させたのが Dunbarton Tobacco & Trustである。新たな舞台での第1作目は、“after dinner” を意味す...

  • Liga Privada Único Serie UF-13 Dark

    Liga Privadaで最も喫味が強いと予想しているのが、こちら。《Liga Privada Único Serie UF-13 Dark》なにせ、呼称に含む “UF” が意味するのは “Único Fuerte” だ。【Único : 唯一無二の】【Fuerte : 強い】また、“Liga Privada T52” のブレンドをテストするプロセスで、13番目に出来上がったものをベースとしているという。よって “UF-13” なのだが、T52でUSA(コネチカット)産ハバノ種をラッパーとした一方、同産地の “High Broad...

ブログリーダー」を活用して、葉巻代官さんをフォローしませんか?

ハンドル名
葉巻代官さん
ブログタイトル
葉巻代官のシガーレビュー
フォロー
葉巻代官のシガーレビュー

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用