補足：カペー朝フランスの相続と結婚・後編前編では、カペー朝初代ユーグ・カペーから、五代目ルイ6世となる12世紀初頭までの、王様の結婚事情を中心にまとめました。補足：カペー朝フランスの相続と結婚・前編はこちら中編では、十代目フィリップ3世となる13世紀半ばまでを中心に、主にフランス王国内の諸侯たちの結婚事情についてまとめました。補足：カペー朝フランスの相続と結婚・中編はこちら今回は、13世紀初頭の七代目フィリップ2世の頃から、カペー朝が終わる14世紀前半まで、周辺国やフランス王国内の弱小諸侯の結婚事情を含めてまとめます。この記事は長いので小見出しを作りました。十字軍の経緯と13世紀前半までのハン..

補足：カペー朝フランスの相続と結婚・中編前編では、カペー朝初代ユーグ・カペーから、五代目ルイ6世となる12世紀初頭までの、王様の結婚事情を中心にまとめました。補足：カペー朝フランスの相続と結婚・前編はこちら今回は、十代目フィリップ3世となる13世紀半ばまでを中心に、主にフランス王国内の諸侯たちの結婚事情についてまとめました。この記事は長いので小見出しを作りました。フランス王国の中のノルマンディー公生意気化するフランス諸侯イングランドと十字軍ブローニュ伯が輝いていた頃ルイ6世の苦労イングランドを狙うフランス諸侯たちアンジュー伯の一人勝ち国王も諸侯並みに結婚フランス王国の有力諸侯たちブルターニュ公..

補足：カペー朝フランスの相続と結婚・前編2025年の最初の記事となります。昨年2024年後半から末まで、フランス王国の王領が広がっていく過程を、フランク王国メロヴィング朝の成立時からフランス王国カペー朝が終わるまでの間をまとめました。本年も興味の赴くままに調べ学習を続けようと思います。今回は、昨年の学習の復習を兼ね、8世紀半ばのカロリング朝成立期から、カペー朝フランスの国王が五代目となる12世紀初頭までの間の王様の結婚事情を中心にまとめました。フランク王国成立からカペー朝フランスの成立まで補足：フランス王国の成立・前編はこちらカペー朝成立から、フランス王国内で諸侯らが乱立していた12世紀前半頃..

2024年を振り返ってこのブログでは、2017年11月からイスラエルのフォークダンスの歌詞を訳し始めて、丸七年が経過しました。今年は歌詞訳よりも歴史調べが中心となりました。今はフランス王国の系図作りにはまっています。フランスは同じく元フランク王国であったドイツや北イタリアと異なり諸邦が割拠していなかったので国民国家の成立が早かったという歴史があります。その要因は諸侯同士の婚姻による家系の統合だと思ったので系図作りを始めたのですが、これが予想以上に複雑で、今年中には終わらず来年への持越しとなりました。歌詞訳はあまり出していませんが、イスラエルのフォークダンスをやめたのではなく、新たに習った踊りは..

補足：フランス王国の成立・後編前編では、フランク王国成立からカペー朝フランスの成立までをまとめました。補足：フランス王国の成立・前編はこちら中編では、カペー朝成立から、フランス王国内で諸侯らが乱立していた12世紀前半頃までをまとめました。補足：フランス王国の成立・中編はこちら後編では、カペー朝フランス王国で王権が強力化し始める12世紀前半頃から、カペー朝が終わる14世紀前半までをまとめます。この記事は長いので小見出しを作りました。アキテーヌ地方の行方フランス王国の貴族制フランス王国の東隣フランドル伯位の行方トゥールーズ伯位とプロヴァンス地方の行方フィリップ2世による王領拡大フランドル女伯の苦労..

歴史コラム・目次イスラエルのフォークダンスの歴史、及び、ユダヤ人とイスラエルの歴史について、インターネットで拾い読みしたことなどをまとめます。 「ホラ・アガダティ」の成り立ちについて（イスラエル最初のフォークダンスの成り立ち） グーリット・カドマンさんのフォークダンス人生・その1（ユダヤ人のパレスチナ移住の歴史）グーリット・カドマンさんのフォークダンス人生・その2 イェメンのユダヤ人の歴史グーリット・カドマンさんのフォークダンス人生・その3（イスラエル独立までの出来事）グーリット・カドマンさんのフォークダンス人生・その4（イスラエルのチェルケス人）グーリット・カドマンさんのフォークダンス人..

補足：フランス王国の成立・中編前編では、フランク王国成立からカペー朝フランスの成立までをまとめました。補足：フランス王国の成立・前編はこちら中編では、カペー朝成立から、フランス王国内で諸侯らが乱立していた12世紀前半頃までをまとめます。この記事は長いので小見出しを作りました。フランス王と諸侯たちカペー朝の成立時のフランス王領「アルル王国」のその後アキテーヌ公国の安定化イングランドやフランドルとの関係フランドル伯位の争奪フランス王家の状況プロヴァンス地方の分裂フランス王と諸侯たち9世紀、フランク王国カロリング朝は巨大な王国であり、現フランスの主だった地域からドイツや北イタリアを含んでいました。8..

補足：フランス王国の成立・前編パレスチナの地に現イスラエル国が成立した前提としてオスマントルコ帝国の存在は欠かせません。そこでオスマントルコ帝国戦争史をこちらの記事で書いていたのですが、オスマントルコ帝国は伝統的にフランスと良い関係だったと知りました。尚且つ今年2024年はパリ五輪の年でもあったのでフランスの歴史について少し詳しく調べてみようと思いました。パリ五輪開会式を見て、現フランスはフランス革命の後継者であることを誇りにしていると感じました。この記事ではフランス革命が起こる前、フランス王国がまとまっていった経緯をテーマにまとめました。フランク王国メロヴィング朝時代現フランス(France..

最後のブログ更新から3か月近く経ち、文面上を覆いつくす広告になってしまったので、一時的に更新します。今はフランスの歴史を調べ中で近日公開します。

5世紀から13世紀までの欧州の領土事情パレスチナの地に現イスラエル国が成立した前提としてオスマントルコ帝国の存在は欠かせません。今はオスマントルコ戦争史をまとめている途中なのですが、その前提として欧州の領土事情が非常に関連すると分かったので、その辺りの流れを最初からまとめたいと思いました。ちなみにオスマントルコ帝国の成立は13世紀末なので、この記事ではそれ以前の時代のまとめとなります。この記事は長いので小見出しを作りました。ゲルマン人の大移動フランク王国カロリング朝の成立神聖ローマ帝国の成立その他の国々の成立イギリスとフランス十字軍時代の始まりゲルマン人の大移動4世紀後半に「ゲルマン人の大移動..

補足：オスマントルコ戦争史・前編この記事は下記のWikipediaの項目を参照しました。https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_wars_involving_the_Ottoman_Empireパレスチナの地に現イスラエル国が成立した前提としてオスマントルコ帝国の存在は欠かせません。これからの一連の記事では近世においてオスマントルコ帝国がいかに拡大していったかを調べようと思いました。尚、このブログでは「オスマントルコ帝国」という昔の用語を慣用的に使い続けていますが、現代世界史学では「オスマン帝国」または「オスマン朝」という呼び名が相応しいとのことです。この記..

パレスチナの歴史・後編パレスチナの歴史・前編はこちらパレスチナの歴史・中編はこちらオスマントルコ帝国は16世紀前半の1516年からパレスチナ・シリアを支配しました。この記事では、それ以降19世紀前半までのオスマントルコ帝国時代のパレスチナの状況を調べます。この期間には、18世紀末にナポレオンが一時的に攻めて来たこと、及び19世紀前半に同じオスマントルコ帝国の一部であったでエジプト総督から侵攻があったことを除けば、パレスチナの地域に対する外部からの侵略行為はありませんでした。オスマントルコ帝国自体は成立当初からバルカン半島など欧州方面への侵攻を開始し、その他周辺地域の全てに対しても拡大活動を行い..

パレスチナの歴史・中編この記事では、7世紀半ばのイスラム帝国時代以降から、15世紀のマムルーク朝時代までのパレスチナの状況を調べます。この時代この地域にユダヤ人は少ないので復習的な一般論となりますが、多民族が交錯するパレスチナの状況を知るためにまとめました。パレスチナの歴史・前編はこちらこの記事は長いので小見出しを作りました。正統カリフ時代とウマイヤ朝時代のパレスチナアッバース朝とファーティマ朝時代のパレスチナ離散先のユダヤ人の状況十字軍時代のパレスチナ十字軍以降のパレスチナオスマントルコ帝国とユダヤ人おまけ：オスマントルコ帝国時代のボスニア人おまけ：オスマントルコ帝国時代のチェルケス人正統カ..

2023年を振り返ってこのブログでは、2017年11月からイスラエルのフォークダンスの歌詞を訳し始めて、丸六年が経過しました。歌詞訳と並行して今年は、イスラエルのフォークダンス「ホラ」の由来や、アメリカや日本のフォークダンスの歴史などを調べ、イスラエルの人にとってのフォークダンスとは何か、日本人が楽しむフォークダンスとは何だったのか、などについて考えました。世間一般でもコロナ禍による制限が解け、日本のフォークダンス活動の全般が復活して活性化して良かったなと思います。しかし世界情勢を見ると昨年からのロシアによるウクライナ侵攻は終わらず、その上今度は今年の秋からはハマス殲滅を口実にしたイスラエルが..

パレスチナの歴史・前編このブログでパレスチナと呼んでいる地域は、現代のイスラエル国とパレスチナ自治区がある地域と大雑把に捉えています。地中海の東端の直線になっている海岸部の南半分、というイメージです。またこのブログでは、パレスチナの北側まで含めた地域を「パレスチナ・シリア」と呼んでいます。（古い記事では単にパレスチナと書いている場合があるかもしれません）2023年12月現在もイスラエルはハマス殲滅を口実にガザ地区の一般住民を殺害し続けています。ヨルダン川西岸地区へもイスラエル軍は軍事作戦を行っている模様です。このような事態を見ると、イスラエルはパレスチナ自治区の全てを自国併合する意図を持ってい..

1）「タヴォ」(Tavo) 2019/122）「ハギガ・ベイスラエル」（Chagiga BeIsrael）3）「マシェフ・マトク」（Mashehu Matok）4）「エシュ・ベエナイフ」（Esh Be'einaiych）5）「カマ・トヴ・シェバット」（Kama Tov Shebat） 2020.16）「マ・シェヤホルヌ・リヒョット」（Ma Sheyacholnu Lihiyot）7）「ハマコム・シェリ」（Hamakom Sheli）8）「メイ・ナハール」（Mei Nahar） 2020.29）「ヤルドゥット・シェル・パアム」（Yaldut shel paam）2020.810）「サガポ」（S’..

30）ノルマリ（Normali）音楽は元気が良くて楽しい踊りですが、歌詞は謎めいた表現が多くて難解です。ある意味2023年秋にタイムリーな歌かもしれません。歌音源（Pablo Rosenbergさん）https://www.youtube.com/watch?v=3dI0YFXPxX8「ノルマリ」歌詞-----正常歌一番Fig1（8呼間×2）ら/ツィティ レハヴィ ラふ タアバトゥ -----僕は君に指輪を持って行きたかった。ラテトゥ ラふ ラダアトゥ -----君に知らせたかった。ハ・ヨム ゼ ハ・ヨーム ♪♪♪♪-----今日がその日なんだ。Fig1（8呼間×2）ら/ツィティ レハツミアふ..

マグリブ諸国のユダヤ人同じアフリカにあってもエジプトは「中東アラブ諸国」ですが、その西にあるリビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコを「マグリブ諸国」と呼びます。「マグリブ」の国々は「アラブ系イスラム諸国」とう点で「中東アラブ諸国」との共通点があります。イスラム教はアラブ人のムハンマドが創始した宗教ですが、「イスラム諸国」は「アラブ系」を超えた範囲に広がり、その中の大きな民族としては「トルコ系」と「イラン系」があります。もちろん他の民族もいます。この記事では、このブログではまだ調べていなかった地域を中心に第一次世界大戦前までの状況を調べました。モロッコのユダヤ人についてはこちら近世のモロッコ..

2023年10月7日、ガザ地区に近いイスラエルのレイムという場所で開催されていた野外音楽祭に、ガザ地区からハマス戦闘員が潜入してきて、各国からの参加者たちを殺害、拉致しました。イスラエルは即翌日にガザ地区を空爆し一般市民を含め殺害しました。イスラエルとガザ地区にいるハマスはしょっちゅう”ドンパチ”（ただしロケット弾や空爆で）していて、いいかげんやめればいいのにと思いつつも、彼らとってはそれが日常なんだと思っていました。今回の事態はそれを大幅に超えているので憂慮せざるをえません。ハマスは「テロ組織」ですが、ガザ地区に住むパレスチナ人は「一般人」です。ガザ地区はイスラエルにより封鎖され一般人にとっ..

29）ティルケディ（Tirkedi）踊り映像https://www.youtube.com/watch?v=hcT2BWX6ED8歌詞の英訳https://www.hebrewsongs.com/?song=tirkediこの踊りは、音楽も良く、歌声も良く、振付も良く、全てが良いのですが、歌音源やヘブライ語歌詞がネット上に見当たりませんでした。なので音源は踊り映像のみです。歌詞は、上記「歌詞の英訳」で示した参照サイトのローマ字化した歌詞に従いました。「ティルケディ」歌詞-----踊りなさいFig1（8呼間）〇アモク アモーク べー・トーふ ハー・レ～ヴ-----深く深く心の中で、トーフ ポエム..