塾にカモにされたくない人へ －『塾講師にだまされるな!』－

一章と三章は、延々と”黒い講師”の日記が書いてあるだけなので、読み飛ばして良いと思います。 一番参考になったのは、四章の”塾講師の黒いテクニック”。塾側はこんなこと考えながら生徒を勧誘しているんだ、というのがよく分かりました。塾にカモにされないため、子

ビジネスマンの知性の磨き方 －『齋藤孝の 知の整理力』－

著者の本は他にもいろいろ読んだことがあり、共通するのは、読書をして知性を磨くことで豊かな人生を迎えましょう、ということですね。毎回、その時代に合わせて説明する切り口を変えており、今回もいくつか参考になることはありました。 偉大な他者の思考を自分の中にコ

未発掘のニーズを掘り起こしたい人へ －『未来の売れ筋発掘学』－

データマイニングは既に蓄積されたデータから過去のパターンを抽出しますが、それでは発見できない消費者も気づいていないようなニーズをどう発掘するかについて書かれています。仕事の参考になればと思い読んだのですが、今の自分の仕事に落とし込んだとき具体的にうまく

－『神童は大人になってどうなったのか』－

タイトルが気になったので読んでみました。 神童の育て方といったHowTo本ではなく、神童と呼ばれていた人たちがその後どのような人生を歩んだか、という点に焦点を当てた内容でした。金融界、法曹界、政治家、学者などの各分野での神童と呼ばれた人物の紹介がほとんどを占

お金持ちになるための根本原理を知った本 －『金持ち父さん 貧乏父さん』－

20代前半のまだあまり金融について知らない学生だった頃にこの本を読んだときは、資本主義というものの残酷な1面を知った気がして、目を覚まされた気分でした。 お金に働らいてもらうという概念は、資本主義社会を生きていくうえでは誰もが意識する必要があると思いま

皇居ランでタヌキと遭遇

私は仕事が終わった後、週に一度程度は皇居ランをしているのですが、先日その途中でタヌキに出会いました。走っている最中、突然目の前を動物が横切り、最初は猫かと思ったのですがよくみたらタヌキで、お堀の策の中へ走って消えていきました。こんな都会のど真ん中にも住

ニューラルネットワークの説明が分かり易い －『イメージでつかむ機械学習入門』－

機械学習の入門書は10冊ほど読んだことがあるのですが、その中で一番分かり易かった気がします。日本語の説明も適切で、数式も程よく使われており、イメージ図も適格だと思います。特に5章のニューラルネットワークの説明がどの入門書よりも非常に分かり易く、ディープ

忙しい中で自分の時間を作り出したい共働き夫婦へ －『勝間式 超ロジカル家事』－

ビジネスとは関係ないのですが、読んでみたら面白かったです。 勝間さんの徹底した効率化の追求には頭が下がる思いです。ほんとに・・・。働きながら1人で3人のお子さんを育てると、本当に自分がやらないといけないことしか残らなかったんでしょうね。でも自分はここまで

VBAすらできないコンサルって・・・

私は今の時代、プログラミングはコンサルタントに必須のスキルだと思っており、例えばEcelVBAやAccessVBAを使って作業の効率化やデータ分析を行うことや、社内にあるデータベースからSQLを使ってデータ抽出することくらいはできて当然と思っています。しかし、普段仕事をし

中学生の息子に必要な教育とは －『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』－

2045年にシンギュラリティが到来し、もはや人間ではどのような世界になるか想像すらできないと言われていますが、そのような人工知能時代を生きる中学生の息子に必要な教育とは何かを知りたくて購入。 著者らが開発した人工知能型教材「Qubena」の紹介が主目的の本だ