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  • #293 俺を担いでる俺は誰だ? ~「粗忽長屋」~

     ある長屋に熊という、ちょっとボーっとした独り者が住んでいる。その隣には熊の友達で“兄貴”と呼ばれている男が住んでいる。兄貴分はちょっとはしっかりしているとこ…

  • #292 質札は入場券? ~「質屋芝居」~

    舞台はとある質屋さん。主人、番頭、丁稚ら店の全員が大の芝居好きという変わった質屋である。ある朝、番頭が暖簾を出すと常連の徳さんが駆け込んで来た。「正装して行か…

  • #291 先祖の供養不足 ~「ほうじの茶」~

    隠居宅へ八五郎が遊びに来た。隠居は「いいところへ来た。お前さんに見せたい珍しいものがあって待っていたところだよ。まあ、お上がり」と歓待の意を示す。「お邪魔しま…

  • #290 味噌が腐らん浄瑠璃 ~「軒付け」~

    浄瑠璃の稽古所に通っている甲男が友達の乙男宅へ遊びに行き、雑談をしているうちに浄瑠璃の話になり、「この前、発表会があったんだが上がってしまって大失態をやったん…

  • #289 情け深い泥棒 ~「夏どろ」~

    昔、「春先は空き巣にご注意」と警察がよく言っていたものだ。陽気がよくなり、ついつい長話などで家を空けることが多くなるからであろう。今も変わってはいまい、用心し…

  • #288 “近日”とは明日のこと? ~「近日息子」~

    私は現役時代に撮り溜めしておいた和・洋画のビデオを150本ほど持っている。人生の締めくくりに際し、もう一度見直して孫たちに伝えたいもののみ残しておこうという取…

  • #287 貧乏、酒、将棋 ~「古今亭志ん生伝」~

    (1973年)9月21日に志ん生(五代目)が亡くなりました。と言っても歳に不足のない、明治23年生まれの83歳でした。それに、自分の思い通りに自由に生きた人で…

  • #286 芝居心のある泥棒 ~「だくだく」~

    八五郎が家賃が払えずに追い立てをくらった。家財道具を売り払って何とか新しい借家を見つけて引っ越した。だが、家財道具を買う金がない。と言って、何もないのは淋しい…

  • #285 怖いものはお金 ~「田能久」~

    阿波国・田能村に久兵衛さんという百姓がいた。人呼んで、たのきゅうさん。母親と二人暮らしで評判の親孝行者。ただ一つ道楽があって大の芝居好き。おまけに上手とあって…

  • #284 “テーブルクロス引き”級の早業 ~「首提灯」~

    「首提灯(くびぢょうちん)」という同じ演目名でありながら、東京と上方とでは筋書きが随分異なっている奇想天外な滑稽噺がある。ここでは、六代目笑福亭松喬の高座を採…

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鑑賞歴50年オトコの「落語のすゝめ」
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