明治以降に刊行された空海を扱った作品の初版年・作家名・作品名を整理すると、次のようになる。単行本化や全集・選集への再録の情報は、初出が不明の幸田露伴と収録...
明治以降に刊行された空海を扱った作品の初版年・作家名・作品名を整理すると、次のようになる。単行本化や全集・選集への再録の情報は、初出が不明の幸田露伴と収録...
興味関心、研究内容をよく反映していますよね。『新宗教事典』『岩波仏教辞典』『国語のなかの仏教語辞典』『新編日蓮宗年表』『国柱会百年史』『日本近代文学大事典...
祖母に関する家族、保証人としての責務を終え、余裕が生まれたので、新規案件を受ける方式にしたが、すぐに日曜日以外全て埋まった。一件、保留のような予約のよう...
昨日、母方の祖母・齋藤ミツが老衰のため入居先の高齢者住宅で亡くなった。家族でかけつけたところ、妻が編んだウサギの人形を抱いていた。大正の終わり・昭和元年...
ちょうど『瀬戸内寂聴伝記小説集成』の第5巻を借りている最中だった。本書には、晴美の時に書いた『青鞜』のほか『伝教大師巡礼』(初出は『大法輪』 ...
「寛は創価学会の会員であったから宗旨は日蓮宗であった。寛の少年時代からの親友に戸田外吉がいた。外吉の弟が大道書房という出版屋をやり、寛の本を一手に引き受け...
昭和10年からに読売新聞に連載された三上於菟吉作『日蓮』です。大作で全353回あります。単行本だと3タイプ確認でき、1つ目と2つ目は上下巻が見つかります...
仕事や家族の「介助」だけではなく、そろそろ研究活動も本格化していかねばいけないので、ちょっとした気づきをちょくちょくメモっていきたいと思います。 今東光...
今日も今日とて初出紙面の複写に出向いた。あと6回くらいで終わりそう。また下記文献の現物確認を済ませた。日々遅々として進歩。
2ケ月ほど研究から離れていましたが、10月に入ってから再び資料を繙きはじめました。日蓮文学としては、①三上於菟吉(+長谷川時雨)②碧瑠璃園(渡辺霞亭)③...
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3歳時点での我が知能指数らしい。今はもっと下がっていそうな気がする。 父は幼少期の私の様子を見て、知能というか理解力がかなり低い子なんじゃない...
コラム 半井桃水と仏教(五)私の問題関心―「戀情の彩華」を辿る
文学史的規準系を客観化しうる理想的なケースは、ジャンル、様式、あるいは形式の約束によって規定されている読者の期待の地平を、先ず独特に呼びさまし、次いでその...
拙稿も掲載させていただきました。宜しくお願いします。
『空海研究』第6号と第7号が届きました。6号は平成30年9月に高野山で開催された学術大会の研究発表を中心に、第7号は令和元年9月に大正大学で開催された...
本山荻舟『日本人日蓮』(天佑書房、1943) 本山荻舟(1881-1958)は、大正から戦後にかけて活躍した記者、小説家です。まだ本格的な研究はあまりさ...
國民劇研究會編『我等の劇』、天業民報社、 奥付けには、大正10年11月20日発行、承認部数130部とあります。田中智学に感化された加藤精一が設立した研究...
松岡譲『法城を護る人々 上』 『出家とその弟子』、『死線を越えて』などを土台とする大正期の宗教文学ブームのなかで生まれた作品です。私が古書店で入手にしたの...
半井作『小説 日蓮』の内容上の特徴に踏み入る前に、この作品の基本的な情報と私の問題関心のあらましについて記しておきたいと思います。まずは前者から。 本作...
昨日の記事に「108+4珠の数珠を、絵の様に掛けるのは有り得ない」というコメントをいただきました。それで日蓮在世時からの数珠、念珠の歴史について知り...
晩年の半井は、最澄の生涯を綴りましたが、そのモチベーションを大きく刺激したのは、「宿縁」でした。言い換えれば、専らの関心は自己と日本史上の超有名人との関...
山本宣治『恋愛革命』(アルス、1925) 左派の生物学者が書いた男女の「恋愛」にまつわるエッセイ集です。私が所有している版は、昭和4年刊行の第3版です。ど...
私が「福地桜痴『日蓮記』考」のさいごで参照した福地の文章は「文章の秘訣」という『文談集』(1892)に収められたエッセイです。以下に載せます。福地の文の...
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「坊様嫌ひ」の半井でしたが、共立学舎の卒業後に、なんと僧房生活を送った時期があります!具体的な期間は不明ですが、ここで注目したいのは、半井が比叡山を選ん...
半井桃水(万延元年~大正15年/1860~1926)ときいても、多くの人は、樋口一葉が恋慕した相手(あるいは新聞小説の草分け)くらいの事項しか浮かばない...
昨年は「白樺派と仏教」をテーマに色々調べ、とくに報告が乏しかった長与善郎の仏教観について整理しました(査読を経てかなり手直しをしました汗 近日、公開され...
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Amazonレビュー佐藤賢一『日蓮』新潮社 概ね伝統的な日蓮伝を下敷きとしながら、宗旨建立から身延に入り広宣流布の展望を見据える場面までを描い...
私の仕事について「きつそう」とコメントがあったが、他の仕事に比べればたぶんきつくない。余暇じたいは多めであるし、いわゆる学習に四六時中触れていられる。そ...
@helpline さんからいただきました。ありがとうございます。修士ではオカルト系の宗教を研究したので、興味津々であります。内容紹介等は、Twitter...
仕事始めです。13時からの3時間のみで、後半はお休みにしてもらっています。以下は2年前のFacebookの記事、らしいです。2年たっても大して変わらぬ日常です。
実は、生活面のフォローのしやすさから、しばらく祖母を呼んでいる。昭和元年生まれ。何か本が読みたいというので、大佛次郎の『日蓮』と渡辺霞亭の『鳳凰帖』(N...
時たまジョリパで見かけたまに世間噺をした婦人が今秋に亡くなられたことを昨日知った。80代だったと思う。私の教育事業についてめだたないけれど価値あることだと...
今は予備校と言うとコース制が基本でがっつり学費がかかってしまうが、かつては単発で講義を取れるところがよくあった。成人してからだが、私も自分のパート代から工...
色々作品を集めチェックするのに膨大な時間がかかり遅れにおくれてしまっている原稿が、もうじき完成する(仮タイトル「白樺派と仏教ー長与善郎の場合」)。そこから...
指定校の生徒が文系理系双方いたが、無事合格で安堵。大いに学問に課外活動に勤しみ、かけがえのない経験を積んでほしい。去年の大学受験は、偏差値平均40スタ...
中野毅「創価学会草創期における政界進出の理念と動機を再考する」
中野毅先生から「創価学会草創期における政界進出の理念と動機を再考する」(『花野充道博士古希記念論文集 第2巻日蓮仏教とその展開』所収)を頂戴した。ありが...
いわゆるIntellectual disabilityをもっている方の指導をして8年目。英語が好きなので、試行錯誤しながら、ネイティヴ音声の聴解含めいろ...
花野充道先生から『花野充道博士古稀記念論文集』所収の表題論文を送っていただいた。280頁に及ぶ論文である。日蓮の仏教が、空仏教とは異なり(SNSを見てい...
菊地寛は「即身成仏という言葉ほど、大きな自尊心を人間に与えるものはない。仏教を最も偉大にしている」(大意)と書いて空海を高く評価したが、そんなものより私...
福地が書き残した膨大なテキストを網羅的に読み込むと共にその周辺情報も幅広く拾っている。既存の一般書では、川邊真蔵、田村寿といった日報社系、文学研究者柳田...
塚田穂高さんの新論文「学校の中の「宗教」―宗教研究と中高等教育の連携接合を目指して―」(『上越社会研究』35号)を拝読しました。我が国における戦前戦後か...
過日、荒木優太著『有島武郎ー地人論の最果てへ』(岩波新書)の読書会に行ってきた。レジュメの発表者は、この読書会(新宿文藝シンジケート)を10年にわたり運...
「おっ、バイト?お疲れ様」と近所のむかし馴染みの壮年に言われた。一応塾ぽい名前の屋号をもつ個人事業主であるし、けっこうプロい範囲をみている(中学受験生1名...
先日書評の草稿を書き終えた。語学に時間をかけてきた人間ではないが、欧文の研究書だったので、これを機に丁寧に和訳作業をして知識をつけることにし、ちょこちょこ...
上記で予告したように、研究メモ(改造)を転載していきます。1.作品について 長與善郎(1888ー1961)が『最澄と空海ーシナリオ風脚本ー』を発表した...
私は石川教張に倣って「日蓮文学」の研究などと謳い、近現代の作家が書いた「日蓮」、また「日蓮」との邂逅経緯などについて調べています。4年ほど前に東洋大学で...
学部の卒業文集を読みかえし、やはり人文はとがってる率が高いと感じた。大感謝(?)だの大空は世界をつなぐ(??)だの幸せの花(???)だのといった言葉が...
空海の著作をちゃんと読み続けるのは私には難しい&辛いので、しばらく解説書を読んでいる(写真は読了した本)。2、3回読んだことのあるものも5冊ほど...
倉庫ないし納戸的な部屋にある父の遺品の中に高校時代に書いていた雑文の束がありました。小説を高校の恩師に見てもらったら、芥川っぽいと言って励ましてくれたが...
空海について描いた・論じた近現代の作家については、林雅彦「弘法大師空海主要伝記資料目録」『解釈と鑑賞』66・5に付された「空海を描いた近・現代文学作品(...
岡村隆史と聞くと、ナイナイサイズ!というテレビ番組を思い出す。Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wik...
塚田穂高「グローバル化時代の教育大学に必要な「宗教」教育とは何か」を読了
私は創価大学という、巨大な新宗教団体が立てた大学・院に6年間通ったが、ここでは他の宗門系大学にあるような宗派教育はなかったように思う。宗教学、仏教学関...
松本清張の『密教の水源を見る』(講談社、1984年)というエッセイを読んだ。実際に中国、インドに足を運んで空海の事跡から密教の水源までを辿っていく壮大...
過日、『法華仏教研究』第29号に掲載させていただいた「福地桜痴『日蓮記』考」の星野武男に関する論述のくだりでは、当初、「山川智応の友人」と形容していたが...
ps4 のドラゴンボールカカロットをしばらくやりこんでいるが、やることがほぼなくなった。新規のダウンロードコンテンツが追加されるまで待たなければならな...
掲載された記事は、以下になります。【論文】日蓮聖人の教義・教説とその公益性・・・長谷川正浩※平成14年9月27日、日蓮宗現代宗教研究所主催「第3回教化学...
さて予約貸し出しをしていた地元図書館も、ついに完全封鎖である。困った。こりゃ非常事態ということで、本購入の許可が下りたので、数千円分注文したが、しかし何...
今日は埴谷雄高『死霊』を題材に雑学を駄弁り、また英語評論文の解説をするなどした。『死霊』を講読形式で読みきるにはどのくらいかかるだろうか。その頃にはコ...
暇だったので同学年のタレントがどんな人たちなのか調べてみた。同年ではなく、タメである。男性だと、小栗旬、瑛太、成宮寛樹、相葉雅紀、藤原竜也がいた。女性だ...
むかしのファイルを整理してたら取引会社の一つが夜逃げ?した後の事務所の写真が出てきて吹いた(もっとたくさんある)。もぬけの殻で取り立てには失敗したが、...
樋口まや「フロベール『純な心』に見られる「無」の文体ーフロベールと仏教ー」という論文(記事下部にリンクあり)は、とても興味深い。たとえばこんなことが書い...
日蓮の小説を読んでいて、日蓮が遊学中に興聖寺で道元と会見したという話が出てくることがあり、種々の伝統的な伝記で改めて該当箇所の有無を確認したわけではな...
ふと思い出したのだが、Twitterの前世アカウントで受験勉強法に関する情報を発信する人からフォローされ、多少かれを意識して、学問・研究が格闘技だとす...
整骨院が演繹の考えで施術するところだと知り、げっ、と思ったが、私には時間とお金を費やすだけの効果はあったし、一応学術大会も開いているから見直した。考え...
信仰者の人口密度が高い研究分野では、調査・考察されるテーマが信仰上の重要性から選定されていないか注意し、偏向があるならできる限り是正すべきだろう。日蓮...
受験生をみていると、たいてい御守りを幾つか机の横にかけていて験担ぎをしている。私は御守りを持ったことはない(なぜかはわかるね)が、高校を受けたときは公立...
世間でも家庭内でもヴァイラスの話を一日一回はするようになった。私は20年ほど気管支喘息を患っていたので、数年かけて国内のほぼ全員が罹患するなら、わんちゃ...
明日は『在野研究ビギナーズ』公式読書会です。おかげさまで満員御礼です。司会は、荒木優太さん。第1部は工藤郁子さん、第2部は星野、第3部は酒井泰斗さんという...
今年度は中学受験と高校受験と大学受験が出揃っていて、例年より思考領域の幅が広く、頭の体操が激しい。毎日質問メール(受講者だから何回でも無料)に追われてい...
表参道に行かねばならぬのに大井町線に乗ってしまい、二子玉を通過、自由ヶ丘で気づいた。似たようなミスは日常茶飯事なのだが…。 帰宅後、気分転換に近くの公園...
仕事で質問された問題。単純そうだが、演算で解こうとすると、垂直条件を使って3/2πの場合まで考慮し軌跡が円になってしまうおそれがある。ベクトルを利用する...
星野武男『現代人の日蓮聖人傳』文松堂出版部、1935年の附録より。これで全てではないが、最初調べたときは、日蓮伝の豊富さに驚いたものだ。大正の星野や石川教...
結局仕事としては、さまざまなタイプのテキストに(質問されるなどして)強制的に接触し読解し明解な言葉で相手に説明するというプロセスが好きなのだと思う(もち...
一九五七年の『中央公論』における連載が初出であるが、その後、半世紀にわたり怒涛の出版である。一九五七年単行本、中央公論社(一九七七年、一九七九年に再刊)一...
第9章 センセーは、独りでガクモンするを寄稿しました。学問と仕事を主軸にした個人史になっています。 在野研究ビギナーズ――勝手にはじ...
購読はこちらから→https://hokkebukkyoukennkyuu.theblog.me/龍門寺文蔵氏の名を見て驚いた。論文で以下を参照したことが...
世間には、人生の底が抜けてしまった人、抜けていたけどギリギリでもちなおした人、運が良く(偶然) 、またまあまあ努力して「ふつうの人」まで這い上った...
これまで死んだ親の事業負債と高校から院までの学費で、原則休日なるものをとらず人生の約6割を返済に費やしてきたわけだが、この世の不条理・不平等を思い...
https://www.amazon.co.jp/dp/4797680377/ref=cm_sw_r_tw_api_i_9P1kDbR5PGSM3http...
大学受験生や高校生を個人指導していて、いま参考書なるものがべらぼうに多くて、若人たちを翻弄させているのではないかと危惧している。とく...
近年不断は専ら「干物」のテキストに向かい、自分のなかで形成されてきた歴史像とのアウフヘーベン的な行為を愉しんでいるが、この4月、5月は時間を見つけては社...
福沢諭吉が反訳のため洋行した際の行路(1861年12月〜翌年3月)だが、40人くらいの大所帯で船、汽車、船、汽車と移動、『福翁自伝』によれば4...
町田文学館の八木義徳展に行ってきた。八木の『命三つ』を読まなければ「延命十句観音経」なんて一生知らなかったと思う。何かの作品にキリストだけが家...
「虚心坦懐に死者たちのことを知ろうとする努力を続けさせてください。そして、論文を書くことによる見返りを求める一切の私心を、自分は優れた研究者、文章家だと慢...
[学術論文]『諸法実相抄』の考察(川崎弘志)『事理供養御書』の考察(川崎弘志)近代法華仏教研究の成果と課題(大谷栄一)田中智学と本多日生の日蓮主義再考(ブ...
「「閻魔堂」で作者が意図した事は、仏教の世界、それも僧侶達の道徳意識とその堕落ぶりを描く事であった。菊池は、戯曲の要素として、「道徳との交渉を持つ事」の必...
其角の「芭蕉翁終焉記」に、1682年の大火を逃れた芭蕉が「猶如火宅の変を悟り、無所住の心を発し」たとあり、これは法華経譬喩品と金剛般若経の言だと田中氏は指...
上田都史『山頭火の虚像と実像 その名句一九五句の鑑賞』講談社、1990年「山頭火は出家得度し、耕畝の法号まで授かったのであるから、まぎれもない禅僧である。...
「いま何を研究されているんですか?」「生物と非生物の境、すなわち生物とは何かという問題について研究しているのであ〜る」「…ほほーお一人でこりゃまた随分と...
宗教社会学者の塚田穂高さんから「宗教が政治に関わるということ」(西村明編『いま宗教に向き合う2 隠される宗教、顕れる宗教 国内編Ⅱ』)及び「戦後宗教の右...
※仏教、日蓮に関連づけた紹介になっているのは、『法華仏教研究』第20号(2015年)の埋草に使用した記事が元になっているためです。日本の哲学者たちが、エッ...
以下は3年ほど前、『法華仏教研究』第21号(2015年10月発行)の「本の紹介」に掲載された拙書評を転載したものです。ブログ用に多少表記等を変更してあり...
断っておかねばならないのだが、以上の議論は主にゼロ年代までの教団書籍を論拠としている。だが幸福の科学は二〇一三年から「大学シリーズ」、二〇一四年から「仏...
何年も前に雑誌に書いて、しつこくもアマゾンにまで書き込んだ記事だが、懲りずにブログにも載せておく。
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祖母に関する家族、保証人としての責務を終え、余裕が生まれたので、新規案件を受ける方式にしたが、すぐに日曜日以外全て埋まった。一件、保留のような予約のよう...
昨日、母方の祖母・齋藤ミツが老衰のため入居先の高齢者住宅で亡くなった。家族でかけつけたところ、妻が編んだウサギの人形を抱いていた。大正の終わり・昭和元年...
ちょうど『瀬戸内寂聴伝記小説集成』の第5巻を借りている最中だった。本書には、晴美の時に書いた『青鞜』のほか『伝教大師巡礼』(初出は『大法輪』 ...
「寛は創価学会の会員であったから宗旨は日蓮宗であった。寛の少年時代からの親友に戸田外吉がいた。外吉の弟が大道書房という出版屋をやり、寛の本を一手に引き受け...
昭和10年からに読売新聞に連載された三上於菟吉作『日蓮』です。大作で全353回あります。単行本だと3タイプ確認でき、1つ目と2つ目は上下巻が見つかります...
仕事や家族の「介助」だけではなく、そろそろ研究活動も本格化していかねばいけないので、ちょっとした気づきをちょくちょくメモっていきたいと思います。 今東光...
今日も今日とて初出紙面の複写に出向いた。あと6回くらいで終わりそう。また下記文献の現物確認を済ませた。日々遅々として進歩。
2ケ月ほど研究から離れていましたが、10月に入ってから再び資料を繙きはじめました。日蓮文学としては、①三上於菟吉(+長谷川時雨)②碧瑠璃園(渡辺霞亭)③...
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3歳時点での我が知能指数らしい。今はもっと下がっていそうな気がする。 父は幼少期の私の様子を見て、知能というか理解力がかなり低い子なんじゃない...
文学史的規準系を客観化しうる理想的なケースは、ジャンル、様式、あるいは形式の約束によって規定されている読者の期待の地平を、先ず独特に呼びさまし、次いでその...
拙稿も掲載させていただきました。宜しくお願いします。
『空海研究』第6号と第7号が届きました。6号は平成30年9月に高野山で開催された学術大会の研究発表を中心に、第7号は令和元年9月に大正大学で開催された...
本山荻舟『日本人日蓮』(天佑書房、1943) 本山荻舟(1881-1958)は、大正から戦後にかけて活躍した記者、小説家です。まだ本格的な研究はあまりさ...
國民劇研究會編『我等の劇』、天業民報社、 奥付けには、大正10年11月20日発行、承認部数130部とあります。田中智学に感化された加藤精一が設立した研究...
松岡譲『法城を護る人々 上』 『出家とその弟子』、『死線を越えて』などを土台とする大正期の宗教文学ブームのなかで生まれた作品です。私が古書店で入手にしたの...
半井作『小説 日蓮』の内容上の特徴に踏み入る前に、この作品の基本的な情報と私の問題関心のあらましについて記しておきたいと思います。まずは前者から。 本作...
昨日の記事に「108+4珠の数珠を、絵の様に掛けるのは有り得ない」というコメントをいただきました。それで日蓮在世時からの数珠、念珠の歴史について知り...
明治以降に刊行された空海を扱った作品の初版年・作家名・作品名を整理すると、次のようになる。単行本化や全集・選集への再録の情報は、初出が不明の幸田露伴と収録...