060522 松葉菊君こそ自由古里に 桃色の光に遊び松葉菊 蕗茂り陰に旅寝か山頭火 緑闇火打ちの音は耳鳴か 若葉光ほんに生きてゐて良かつた (能村登四郎句碑)
別府荘園北町団地の向かいで行政書士事務所を開業しています田邊誓司と申します。どうぞよろしくお願いいた
庭に野萱草が咲き始めました ニッコウキスゲもこの種のようなので 庭で眺めると少し得をした気分になります 何かあまりに早い梅雨明けとあまりの暑さで 体がついていけなくなりそうです みなさん冷房やら水分補給やら 健康にはくれぐれもご用心くださいね(^o^) 白牡丹風にそよげ...
事務所よこの植え込みにむかごが ふとり始めました わが家は空き地という空き地には山芋の蔓を はびこらせていて昔俳号を山芋山人に しようかと考えたくらいです 9月に新芋ができるというのに今でも 北海道長芋のとろろを欠かしていません いわばあきれた性分の百姓子です(笑) そんな...
今日の午後久々に仕事で大分出張です あまりに久々すぎて嬉しいような 緊張するような気分です 自営業を始めたからにはなるべく長く 業務を続けたいとは思いますが 内容が難しく責任の重い仕事なだけに いつまで続くことやら・・・ ともかく今日は頑張ります みなさんもお元気に(^o^...
何と朝の虹が鶴見岳のよこに色濃くしかも二本 出ていました 冬の虹はよく見かけましたが 夏の虹は珍しく妖艶或は異様な印象も ありました 今日は吉祥と見て元気に過ごします みなさんにも少しおすそわけも・・・(^o^) 夏の虹二本がしばし言葉待つ 田辺風信子
今朝はちょっとした空っ風が吹いています すかっとした気持ちで歩いてきましたが 事務所に着くとやっぱり暑いです 梅雨明けのような空が青く雲が白い晴天ですが 蝉は偉いですねまだ出てきません 4月から毎月1度の地区の句会に出ていますが 今日は6月句会です引きこもり老人は緊張です ...
スズメ蜂わたしの方言でいうダンゴロ蜂に さきほど”出遭いがしらの衝突”気味でした 危なかったです! 暑くなってダンゴロの活動が活発になったので みなさんもお気をつけくださいね さてさて今日も梅雨晴れで暑くなりそう どうかくれぐれもご自愛のほどを ダンゴ虫這ふや汝もそこそ...
今朝の別府は霧から始まっています 少し小雨なので専用タクシー(妻運転のマイカー) で来ました(笑) 昨日古いアルバムを見ていたら 職場の人の名前も半分くらい忘れていました 一体あの当時の緊張感と使命感と(ちょっと勘違い? の)自負は何だったんだろうと思ってしまいました 歳月...
以前書きましたが毎日ノルマで5句作っています まず朝の居間でその時点での句作動機があるかを 待って何か句が浮かんだら1句にしますし 全く材料が見当たらないときは山口誓子編の 歳時記を見つつ主に誓子先生の句作のある 季語を中心に句を学び自分自身の俳句に挑戦します そうしている...
路傍につゆ草が花を見せはじめました 季語は秋の部なので「夏の露草」としか 言いようがないでしょうね また石榴の実がふくらみ始めています 石榴と言うとウクライナを思い出して しまいますあの小さなたくさんの実で クラスターや榴弾砲などなど・・・ いやな世界になってきていますね ...
ぼうふらは孑孑と漢字表記します 夏の季語でどうしてむかしから俳人は こんな気持ちの悪い動物を季語にして 俳句に詠んだのか不思議です 近頃の雨で私がEM菌で土を作っている バケツの中に水がたまり孑孑が湧いていたので 詠んでみましたその意義や価値は不明です(笑) では今日もどう...
路傍に待宵草が咲き始めました 歌謡曲に言う宵待ち草ですが そんな雰囲気はないです この花が咲くと本格的な夏の到来が 思われます 何とか歌謡曲のような情緒をもてるよう 詩心をめぐらせてみようかではまた(^o^) 待宵の咲くや思惟する恋もなし 田辺風信子
朝の散歩で球体の白いキノコを見つけました 図鑑で必死に調べたらオオシロカラカサタケの ようでこのキノコなら毒キノコです キノコを見るとすぐに食べたくなりますが ほとんどが毒キノコで不思議な生物です 梅雨茸(つゆだけ)という夏の季語があるので 私はツユキノコとして詠んでみます...
むかし田舎の新橋という橋の下に 川があってカワセミがよく飛んでいました カワセミは翡翠と表記され文字どおり きれいなヒスイ色の羽をもつ小鳥です たぶん清流のほとりにしか住まない小鳥でしょう いつもなぜか流れに沿って溯るのを見かけました 橋げたの石積みの上部に巣もあったし 故...
今朝は梅雨の雲が厚く垂れこめていて 鶴見岳はその中です いま休んでいるのかもしれませんね(笑) 晴れた日はきりりとした雄姿を見せているので ときにはこんな姿もよいのでは わたしども人間もそんなに無理をせずに 毎日楽しくのんびりと暮らしていきましょう では今日も一日よろしくお...
明日が24節季のうちの入梅です 気象庁も実態も梅雨入りするのではと 予想しています それにしても子供の頃入梅頃青梅をよく かじりました ちょっと酸っぱく苦い感じですが噛むうちに 美味しくなったのを記憶しています ガリガリガリという感触とともに(笑) では今日も一日よろしくお...
先日庭で発見したのですが 去年初めてつわ蕗の花が咲いたおかげで その種が散ってその子が芽吹いていました つわ蕗は晩秋のさみしい頃花が咲いて こころを華やがせてくれます これから大事に見守っていきます 今日はまたいい天気ですお元気に(^o^) 麦扱きや脱穂機の早制し得ず ...
事務所裏の紫陽花も咲きました この紫陽花は少し濁った青でいまいちですが それでも大事に育てています 気象台では九州北部は11日に梅雨入りの 予想のようですがどうなんでしょう? からっ梅雨のようで逆に上がり前の大雨が 心配されますねそれよりも健康留意で 楽しくいきましょう(^...
今年も亦庭の芹は林になりました 郷里両子の川原の芹なので嬉しいです 庭に植えていると 見るだけでほとんど食べないです お茶の木千両茗荷蕗つわ蕗等々 みな故郷よりの移植で 日々楽しませてくれます ということで今日も亦ガッツ!(^o^) 田掻牛ほぼ一反を鎮圧す ...
昨日田舎に帰りましたが どこも田植えが終わっていて 田蛙の鳴く季節だなあと思いました むかし延縄でウナギを捕ったりしていたとき 田圃でよく背中に白線1本のある蛙を捕り エサにしていたので懐かしい季節です 今年こそ川釣りをして楽しみたいものです では今日もよろしくお願いします...
(庭のサカキ) 庭のサカキに花が咲きました 素朴な白い花はきれいで好きです わが家は神道でまた自営業で神棚もあるので この木を植えておくと役に立ちます 神様に申し訳ないけど打算で植えています(笑) ところで今日もいい天気ですね みなさん一日お元気にお過ごしを(^o^) ...
今日はいい天気ですよ 外を歩いてきましたが気持ちよかったです とるに足らない発見ですが 街路をダンゴムシが渡っていて つい一茶のような気分になって1句詠みました みなさんもお出かけしたりして 楽しんでくださいねでは(^o^) まさかこの街路渡るか団子虫 ...
今日からはや6月です どこも田植えが始まっていることでしょう むかしは牛でスキを引っ張って均し(代田にし) 田植えをしました等間隔に赤い玉の付いた 紐を引っ張ってその赤玉の位置に苗を植えました ひとしきり作業をするとちょっと早めの昼飯 (小昼=両子ではコビレといいました)を...
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060522 松葉菊君こそ自由古里に 桃色の光に遊び松葉菊 蕗茂り陰に旅寝か山頭火 緑闇火打ちの音は耳鳴か 若葉光ほんに生きてゐて良かつた (能村登四郎句碑)
標記の神代文字を非力な私が解読に挑戦し、このほど終了する ことにしました。 私の力量では、これまでです。あとは國學院大學や地方の神官 様方に研究を委ねたいとおもいます。 感想としては、神社の由来に係る神々のことについて述べられ、 古文書が一断片であるだけに、神社との関りにつ...
060521 酸葉の薹天に届かず仆れけり 老人に全てが遠し青山河 ソは清楚祖先のソなり走馬灯 雨降るやあつけらかんと雨蛙 夏燕何を仕切るもしなやかに (宮畑社)
060520 夏の風頚椎を切る兄癒せ よくもまあ別れありたり老の夏 壮年の力をくれよ心太 入道雲その力を少しくれぬか 船形の文字は読めたり走り梅雨 (お詫び)
060519 姫女苑我もつつまし命生く すかんぽの薹背伸して天目指す 生き継ぐは皆同じかな揚羽らも 紫蘭咲き喫茶は閉めて久しかり つつじ咲く自営業なる昼餉時 (銀河)
060518 黒も黄も揚羽蝶今日は近く来ず 我が庭に生れ継ぐ子らの揚羽愛づ 揚羽待つ老の孤独を誰や知る 緑蔭に生気はいまだ降りゐたり 成田市に出でし文字解く薄暑かな (身辺)
060517 得体なき胸裡の不穏若葉寒 葉桜の注ぐ生気は求めざり 片陰をもはや歩まず車中良し 繰り上り五月に梅雨に入る入らず 揺るる時未来覗かせ新樹光 (歌詠み)
060516 緑蔭に今は普通となりし風 天井へ経済膨れ入道雲 生臭き蕺草を恋ふ老人か 路傍はや人知れず車前草の花 蟻ニ三出てゆきし実の苺食ふ (成田神代文字)
060515 初夏や昼は椎茸飯とする ささやかに狐蕎麦食ふ薄暑かな 毒排に十薬を摘む親しみて 十薬の花白じろと我を張らず 良君の逝きて一年の薄暑かな (友人に)
060514 雨雲の迫り来てゐて立夏かな 天気にも坂あるといふ立夏なり 緑蔭の暗さよ喰らへ世の憂ひ 公事あると仕切りて飛ぶやつばくらめ 置き配の物も濡らして走り梅雨 (自高の思想)
060513 コケキ即ち「来(く)の三次元」梅雨近し 姫女苑咲くや名ほどに華麗なく 蒲公英の穂絮も飛んでただの草 雨降つて心の中が梅雨になる 暗き雨そこまで梅雨は来てゐるの (蕺草)
060512 蚯蚓出て土の黒さは肥えてゐる 朝雲を越しゆかしめて鶴見岳 花穂立てて酸葉も我と呆くるか 隣家のカボス花の香盗み頃 蟻の列出で来る元は突き止めず (健忘症か)
060511 庭に出て揚羽を待つやきのふけふ 夏蝶を待つ老人の孤独かな 路のべの薔薇の紅和まさる しんしんと螢の闇が命生む 田蛙や今も天空とよもして (贅)
060510 そらみつ崩壊案ず初夏未明 初夏我は国を憂ふる沙一つ 母逝きてニ夏や故郷がモノクロに 新橋と呼ぶ古き橋螢狩 寝不足を居間に足し寝の薄暑かな (世代)
060509 最近私の俳句と短歌の恩師大熊索峰氏(ご健在葛飾在住・94歳)を思い出しよく散策した葛飾近辺の俳句を詠んでいます 川渡る我と遊べや都鳥 葦生より時をり聞こゆキジの声 沖の句の碑を置き蓴菜生ふる池 野菊碑の坂を下り来て緑蔭に 恋消えし夏の渚を歩みけり 注.索峰氏の...
060508 君消えて一年過ぐる薄暑かな 弔ひを祈りに変へて夏生きん 気楽とぞ強がる夫婦夏炬燵 天下る言霊を待つ夏炬燵 拘束首輪見つつ空しき薄暑なり (再エネ)
060507 風喰らひ派手に勢ふ鯉幟 緑蔭に老いし母娘の思ひ遣り 学帽に昔は吹きし夏の風 日の揺らぐ浅瀬の谷に蟹ゆらぐ 初夏や作務は厨の掃除から (沖縄停電)
060506 盛り上がる雲見え夏に入りにけり そろそろいいか心太にて昼酒も トラウマの今も鉦鳴る氷菓売 ラムネ茶屋今も残るか矢切河岸 水草の浮く手古奈池時湛ふ (情報占有)
060505 いつの間に老夫婦かな夏に入る 少年は既に老いたりついり前 著莪咲いて両子寺石橋胸中に 都会への夢衰退し夏団地 我が許を人あまた去り若葉潮 (同性愛法)
060504 揚羽見て時の連続に安心す 終活を了へ初夏に食ふ物案ず 列なして老の昇順若葉見る 鮠を食ひたし然して故郷遠くなり 緑蔭に残滓もなきか青春は (現在)
愛狗逝き早はつなつの過去一つ 部屋用途替ふるも薄暑時動け 青葉風欠落に吹くやさしかり つづきゐる空虚にやさし青葉風 唐突に別離は来り梅雨近し
立木知事の苗木の老いて青梅よ 樹齢約五十年 をちこちに薔薇咲き東荘園町 見返れば夏あかときの湾光る 淡紅と思ひし桃が花の白 くれなゐの薔薇おのづから時に酔ふ
高崎の万緑海へなだれ落つ ニ神(ふたかみ)の山体鶴見万緑す 愛狗亡き欠落に座す綠鬱 紫蘭見て知らん知らんと言ふ夫婦 残生は静謐を欲るわれ五月
かく深き綠夜を呼びしきみの霊 しんしんと綠夜の中のきみの霊 夜更覚め綠の孤独満つるかな 独りかな綠沁み入る脳の中 昔見し山青かりき恋遥か
初夏や次から次に来る別離 飲酒にて憂さを遣らはん心太 田水かな水草の浮くこのプール 場所割の石決めをして川泳ぎ 友のごとヨシノボリ追ひ川遊び
愛狗逝き欠落無辺青き闇 雀の子梅の葉あひに遊ぶかな 滴りや愛狗の食器庭に埋む 雀蜂を先づ追ひ払ひ食器埋む 詩作にて欠落癒えよ梅雨隣
夏の暮橋下くろく川流る 村の橋まで歩みたい夏の夕 有明月西へ移ろふ夏の暁(あけ) 青潮を分けて近づく比売(ひめ)の島 比売語曽(ひめこそ)の宮居の前は青き潮
石蕗の新葉をさなし庭に愛づ 水打つていつも生るる作り川 心にも距離あり悲しつばくらめ 闇の緑とおもふ脳裡の緑かな 青あらし別府の風は山下る
新緑や鶴見山群尾根いくつ 神奈備の鶴見山体あをく座す くにさきの山又山のあをあらし 雷鳴れば蚊帳の中にて物語 国王の戴冠了んぬ聖五月
230513詠 菜種梅雨の音もやさしき故郷かな いづこかのかぼすの花の匂ふ朝 いつ知らに老いて仰ぐや鯉幟 幼子が風知りし日も風車 風鈴の鳴らず吊すはいく年か 捧老良(らあ君に捧ぐ) 老良永眠十五歳(らあ君永眠したり十五歳) 君是狗而有深慮(君犬にして而も深慮あり) 至奈...
陽光桜の葉の茂りたり夏に入る 両子山もつづきも青嶺帰り来ぬ いちめんに麦の穂ゆれて風の中 城下に真水湧くとふ夏の潮 横峰といふ隣郷夏薊
聖五月愛狗の命召されけり 夏一夜愛狗見守る添寝かな 十五時間犬眠りこけ初夏に逝く 添寝とふ犬との別離緑闇 チアノーゼの犬を撫でやる薄暑かな 初夏や愛狗の舌の紫も 庭なかの木々新緑に愛狗逝く いついづこの別離も別離木下闇 時のみが別離を埋む初夏の鬱 愛犬の亡骸出でし家薄暑
謎の眩暈起りて我に夏来る 見まく欲る蛍故郷のおもはる 蕨など食はぬ今年の時迅し 夏草へ下りくる飛機や安岐港 シャツ白く己を誇り光りけり
眩暈にと風池(ふうち)の局を揉む五月 五が三つ付く日の未明こどもの日 眩暈怖れ短夜を早寝ぬるかな 玉青の俳画がすがし聖五月 早寝して早起となり夏に入る
夏暁(なつあけ)の海見る命ありがたし 朝歩く脚の軽さに夏は来ぬ 黄金週店が開かねば客は来ず 朝よりの眩暈怖るる夏の朝 眩暈してかかる界(さかひ)も老の初夏
亡き犬を偲ぶも薄暑覚めて居間 短夜の未明に常に老の鬱 梅が枝を伐り油虫退治せり 晩春に出で鱗雲何兆す 初夏の坂の下より海広し
今日は故郷両子(ふたご)に帰ってきます。例により「泥の如しも」でしょう笑 暑き日は朝がすがしと老歩く 時越ゆる風に乗りたり夏の蝶 威士酒に溺れてみたい薄暑かな 恋といふ意の力失せさくらんぼ 牛蛙鳴くくにさきのせどの道
雛芥子のことしは咲かず硬き路 つつじ咲き患者の増えし診療所 櫨若葉うつくしけれど疎まるる ちんまりと露草若葉いでそむる 閉ざしたる店舗の扉堅く初夏
春の雲東京へもう行かんのかい 葉桜のそよぎに世上移りけり 七九三描きて飛び来つばくらめ 燕来る七九三にひる返り 褪せたりし今年の春を惜しみけり
畑まで打込む兄貴草野球 昼も夜も花をよろこび花疲れ 花見後の僅か三月の離職かな 日本鋼管 鞦韆や児童去りたる児童園 張子の象運ばれ行きし花祭