「真夜中法律事務所」 五十嵐律人
「真夜中法律事務所」(五十嵐律人著2023年11月講談社259p)を読みました。特殊設定ミステリです。ある日なぜか死者が見えるようになってしまった検事の印藤累は案内人を名乗る男に「真夜中だけ開かれる法律事務所」に連れて行かれる。ってもうそれだけで前のめりになるような設定。法律事務所には死者が見える弁護士の深夜朱莉(あかり)がいた。死者がみんな幽霊になったら見える人にはうじゃうじゃ幽霊が見える?ということはなくて幽霊は命が絶えた場所から離れることは出来ないが午前2時から明け方までは自由に動くことが出来深夜法律事務所の椅子に座った時だけ話すことができるのだ。殺害された霊は犯人が明らかになったら成仏できる仕組みだ。(だから、この世に幽霊はそんなにいない)印藤が見かけた青年は(どうやら有名アイドル)個室スポーツジ...「真夜中法律事務所」五十嵐律人
2024/03/30 08:30