2022年12月
【英語】時制 - 平和にのんびり英語教育
【英文法】冠詞に関する関連性理論による一考察 和泉敏之 1. 先行研究 英文法総覧 加算名詞の単数形は、通例、単独では用いられず、a, an, one, this, that, the, 名詞・代名詞の所有格などのうちいずれかをつけて用いられる。(p. 63) 現代英文法講義 定冠詞は、文脈または場面から聞き手にとって唯一的に同定可能な事物について用いられる。言い換えれば、定冠詞の使用は、指示物が聞き手にとってし旧情報(old information)に属するという前提が話し手の側に存在する場合にかぎって可能になる、ということである。(p. 453) 従来、不定冠詞の意味として、以下に掲げるよ…
プロローグ 県教委から私宛に電話がかかってきたのは2023年の1月のことだ。海原夢希。彼女が教師として平和中に帰ってくるという。私は懐かしいその名前と突然のニュースにどうしてか涙ぐんだ。私は現在、3年団の3Cの担任をしている。来年度、1Cの担任を彼女に任せて、私に学年団長 兼 副担任として、彼女をサポートしてほしいという。私は喜んでYESの返事を返した。 だが、想像がつかなかった。いったいどのような体制で彼女を迎え入れるべきだろうか。彼女は私の平和中での初の3年団担任のときの転校生であった。精神的な病のために不登校傾向だったが、クラスの仲間達の力で克服した。それから私学の高校へ行き、地元の教育…
より良い英語授業生成のために ―二クラス・ルーマン『社会システム理論』を援用してー 和泉敏之 1. 社会とコミュケーション 1.1.コミュケーション ルーマンによると、コミュケーションとは複合性の縮減のための調停である。このとき、コミュケーションはオートポイエーシス、つまり自身のシステムを洗練させるために意味を可能性と現実性を結合させる形式で表出させる。 1.2.リサーチ・クエスチョン 英語授業というコンテキストは社会とどのように接続されるのか? 2. 英語授業に向けて 複合性の縮減のために、言語(ここでは英語)を限定していく必要がある。言語の統語論的理解と(言語学的な)意味論的理解を中心に、…
2022年12月
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