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つれづれマンガ日記 改 https://mangadake.hatenablog.jp/

完結してる漫画をテーマに、なんとなく感想。 レビュー、評論、おすすめ、駄作、名作、etc

幅広く書いてます。ただし、マンガのみ。

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2017/02/26

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  • 画力とマンガの天秤 ~ KEYMAN

    総合評価・・・3.46 アメコミやアート的といったレビューが並ぶ本作だが、作品自体はそこまで大味の海外型作品ではなく、しっかり日本のファンタジーマンガである。ただし、非常に評価が難しい作品。特に画力の面の評価が難しい。とにもかくにも線の太さと濃さが圧倒的で、2巻の安彦良和との対談で腱鞘炎に気を付けるように言われているのも納得の濃さであり、まさにハイカロリーマンガである。ただ、その描写の濃さがそのまま物語の魅力につながっているかというと、むしろ読みづらく感じる部分もあり、絵にかけている労力の分だけマンガが面白くなっているかというと悩ましい。しかし、キャラクターは抜群に良い。特に主人公のワニのアレ…

  • 数少ない編集マンガの傑作 ~ 重版出来!

    総合評価・・・4.00 「重版出来!」がついに2023年に完結した。第1巻の発売が2013年ということで10年間で20冊、満を持しての完結である。「松田奈緒子」作品との付き合いは長く、手元にある「レタスバーガープリーズ. OK, OK!」の1巻の発売が2001年となっていた。そのあとがきに書かれていたが、デビューして4年目にしての作者初の単行本だったようなので1996年か1997年頃のデビューという事になるようだ。 デビュー作のレタスバーガーは会心の出来栄えで、当時今よりもずっと女性マンガの地位が低かった時代に、こんなにも面白いマンガが連載されているのか、と唸らされた事をよく覚えている。その後…

  • 変化する顔と物語 ~ 星野、目をつぶって。

    読み終わってもレビューに手を付けていない積んでる作品が多くなったので、多少振り返ってレビューという夏休みの宿題に取り組むことにする。 メイクをすると美少女に変身するヒロインの星野と、自分ではメイクできない星野を手伝うことになった美術部の小早川という不思議な組み合わせの学園ラブコメ。「ヒロインのメイクを手伝う主人公」というオリジナリティは非常に良かったのだが、いわゆる秘密を抱える主人公マンガの弱点で、隠し事を素直にさらけ出せないとキャラクターが前に進めないというジレンマに見事にはまっている点が難点だろうか。加えて、序盤はラブコメ展開で行くのかと思いきや、中盤からは松方と加納の女同士の友情ストーリ…

  • 近年最高のSFジュブナイル ~ 彼方のアストラ

    総合評価・・・4.18 最近はウィッチウォッチが山場に入っている篠原健太作品だが、スケットダンスもウィッチウォッチも好きだけれども、やはりマンガとしての完成度は本作「彼方のアストラ」が畢生の出来栄えであり、読み返すたびに圧倒される。ちなみに本ブログの千件近いレビューの中で、全5冊完結のマンガに絞れば、堂々の2位にランクインしているのが本作である(ちなみに1位はデビルマン)。というわけで、以前書いた時はまだ知名度が低かったので、このネタバレ禁止の作品に踏み込んだレビューはしなかったのだが、各種のマンガ賞なども受賞して十分に知れ渡ったであろうことから、以下、ネタバレ全開のレビュー。ちなみに本気で名…

  • 転職の指南書 ~ ボクらはみんな生きてゆく!

    総合評価・・・3.74 正直、山賊ダイアリーを超えるサバイバルマンガにはもう出会わないのではないかと思っていたのだが、ついにそれを超える作品が出てきてくれた。それが本作「ボクらはみんな生きてゆく!」である。全6冊と少し短めの完結となってしまった本作だが、ここ数年新刊を楽しみにしていた作品だったので数か月ぶりにブログを書くことにした。ちなみに、サブタイトルにつけた「転職の指南書」という表現に間違いはない。これは人生のキャリアに悩む全ての人が一読しておく名作であり、それぐらい人生の可能性について考えさせられた作品だった。 「あきやまひでき」の作品といえば、なかなか評価が難しい化学物質過敏症という病…

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