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  • メロドラマ監督の新たな時代

    WW2(太平洋戦争、大東和戦争、戦争の名称を明確にしてほしいのだが)が終わったのが1945年だ。50年代までは戦後の闇市みたいな時代、次の1960年代は糖度経済成長、まだ貧しいのだが夢があった時代、次の1970年代はオイルショックがあって暗い時代、そして1980年代から今に至るまでがバブルの時代。 もちろんこんな簡単な話ではない。だがここでは戦後を4つの時代にわけてみた。 最後の1980年から今に至るまでが同じ時代だという考えには否定的なひとが多いはずだ。バブル崩壊もあったし就職氷河期もあったし、ほかにもいろいろなことがあったからだ。それは事実そうだ。 だが1980年以降の日本は同じメンツでや…

  • 資本主義(=市場主義)が限界に来ている

    資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) 作者:水野和夫 集英社 Amazon 水野和夫はエコノミストだ。水野は資本主義が限界を迎えていると考えている。そして今の世界はハードランディングシナリオに向かっているのでこれをソフトランディングシナリオにする必要があるというラディカルなものだ。 この話はトッピだと思うが私たちは太陽を食べている。ここから話を始める。私たちは野菜や肉を食べている。食物連鎖というものがある。植物を草食動物が食べる。草食動物を肉食動物が食べる。雑にいうと食物連鎖とはこういうものだ。 そしてこの植物だ。植物は光合成をおこなって成長する。光合成には当然光が必だ。この光は太陽の光…

  • デジタルというから混乱する 情報の流れの変化

    今(2024年)に急速にテレビや新聞や雑誌のようなメディアからインターネットを中心としてメディアへと大きくシフトチェンジがおきている。私は別にインターネットを中心としてメディアが素晴らしいとは思っていない。 この2つのメディアの違いは情報の流れの違いだと考えるとわかりやすい。 例えば新聞だとしよう。新聞の場合はすべての情報をいったん本社編集部に集める。本社編集部で文字通その集まった情報を編集して全国なり全世界に発信する。こういうふうに情報が流れている。これは雑誌でもテレビやラジオでも基本同じだ。 だがインターネットを中心としたメディアではそうは情報が流れていない。 ちょっと前に回転寿司店でイタ…

  • 統合失調症回復の記録 22

    何度も書いているが頸部ジストニアがやがて治る。腰も腹も全身おかしかったし精神も環境もいったんボロボロになった。 余談だが今年私は後厄だ。厄年のそもそもの意味は不明だ。だが経験的にこの当たりは人生のターニングポイントだ。違う言い方をすれば曲り角。この曲り角をスムーズに曲がれるひともいるしガタガタあって曲がるひともいる。つまり悪いことがあって。 でもこれも実は考え方なのだ。悪いことくらいないといろんな意味で変われないひとも多数いる。 今世間で松本人志の話が話題になっている。あのひとも私同様後厄なはずだ。今話題になっていることについては私はわからない。事実として何がどうなっているのかを私は知らないの…

  • 異界〰語りえぬ領域 まず精神疾患について

    どうやら私たちには語りえぬ領域がある。それは性愛、死、精神疾患、子供のような領域だ。だからといってこういう事柄についてやりたい放題だと考えているわけではない。 精神疾患についてまず書く。 狩猟社会ではトップが二人いるのが普通だ。これは世界的な事だ。一人は実務の責任者でもうひとりはシャーマンだ。日本の場合(日本といっても複数の文化が共存しているのではあるが)シャーマンは女性がやることが多いようだ。 邪馬台国の卑弥呼もシャーマン。(邪馬台国が大和朝廷につながるのかどうかは私にはわからない)。 また古事記と日本書紀で物語は違うのだがヤマトタケルの叔母に当たる倭姫命(やまとひめのみこと)は伊勢神宮との…

  • 自分が宗教にズブズブだからいえること 旧統一協会問題について

    私は浄土真宗の信徒で生長の家の師友だ。生長の家は改宗しないタイプの宗教だ。ただ生長の家は長年極右だった。この件については正直「弱ったな」という気持ちだった。私はあまりに不幸が多すぎてそれをなんとかしたいと思って生長の家の師友になっただけだったからだ。生長の家は親戚からまわってきたのだが。 ただ当時私も若かったしいろんな問題を自分だけで抱え込んでなんとかしようと思っていたら危ういことになっていたかもしれない。 生長の家では現世利益を普通にいう。それには教理があってもことだ。生長の家の教理では現象界(物質や肉体、ある意味ではココロも)はないと考える。そもそもそういうものはないからそういうものが増え…

  • 2024年(今年)にありそうなこと 2つ

    ①財産税導入 これは景気対策とは違う話だ。 日本の地価がある時からおそろしく寝上がった。このコトによる日本の中の不均衡がおきている。特に東京の地価はおそろしく値上がりした。このことは問題というより論点だ。この論点への解として財産税というのはありえなくはない。ありえなくはないというのはほかの解もありうるからだ。 ただ財務省が考えそうな解は財産税なのかなと思うのだ。そして今年財産税導入があるような気がするのだ。 ②ハイパーインフレ これは日本が膨大な借金を抱えているから起きるわけではない。輸送網の破綻だ。日本人も日本企業もマジメだ。だから必死で頑張っておられる。だが私企業には倒産という路がある。路…

  • 統合失調症回復の記録 21

    いつからかハッキリ覚えてないが雲が晴れて来た感覚があった。 これは斉藤一人さんも言っているが生育環境の中でいろいろあったことで傷ついたことも事実なのだろうがそれよりもそういうことからある自己像や世界観を持ってしまったことも方がむしろ問題だと思う。 私自身知らない間に「自分はダメ人間だ」と思って(考えて感じて)いたし「世間は冷たいものだ(怖いものだ)」とも思って(考えて感じて)いた。信じていたというべきかもしれない。 具体的じそういわれたわけではなくてもコッチが(いわば勝手に)そういうメッセージを読解していたのだ。でも「自分はダメ人間じゃない」と50才くらいの時から徐々に思い始めていたようだ。ま…

  • 今の日本には地獄に落ちるしかない人たちが山のようにいる

    恐怖をあおるような説得は基本間違っている。私は還暦だが私より上の世代の人たちは「満鉄(満州鉄道)をなくしたら日本はやっていけない」と散財いわれたそうだ。あるいは「四島だけではやっていけない」とも。 だが事実として日本は戦後かつてない反映をしているのだ。 だからこういうことは事実として間違っていた。そして今も恐怖をあおるような説得をしている人たちがいる。そういう人たちがいっていることもやはり事実として間違っているはずだ。 今書いているのはそういうこととは違う話だ。 多くの日本人がやっていることが「ひととして」というレベルでどうかしている。そういうことをして金儲けをしているひとも多数いる。 そうい…

  • 筒井康隆の差別問題 「類は友を呼ぶ」ということだ

    筒井が以前小説の中でてんかんの患者さんを差別したことがあった。その件について私は「このひと(筒井)ってバカなの?」と思っていた。 そいうのは筒井は長年いわゆる日本の文壇がSFを差別したことに対する講義を行ってきたからだ。ご自身が長年差別に対する抗議を行ってきたのだから自分が差別をした時に抗議を受けても「差別されたらそういう気持ちになりますよね」と思うのが筋だからだ。 だが筒井にはそのことがさっぱりわからなかったのだ。だから私は「筒井ってバカなの?」と思っていたのだ。 だがこうじうことはわからないものらしい。 私は普通に暮らして来たのだが多くの連中から嘲り笑われてきた。私はただ普通に暮らしてきた…

  • ポピュリズムとしての週刊文春

    闘論 2000年の埋葬―日本人になにが起こっているか 作者:総一朗, 田原,慎一郎, 栗本 ネスコ Amazon 「二千年の埋葬」を読んだ。この本で国際政治学者の高坂正堯が「日本はポピュリズムの大波で現れるしかないのではないか」と考えていたことを知った。ポピュリズムは大衆迎合だ。 日本は戦後ずっと外圧で動いてきた。海外からの圧力が外圧だ。主にアメリカからの圧力。そして普段外圧に文句をいっているひとが(なにかあった時に)アメリカに圧力をかけてくれと頼んでくるとアメリカのある種の人たちがこぼしていた。 今は外圧ではなくポピュリズムで日本が動いている。これは高坂正堯がいっていたように日本がポピュリズ…

  • 統合失調症回復の記録 20

    心と身体の再編成、景気循環での不景気のことをリセッションというが私のここ10年くらいの不調もリセッションだったんだと最近思っている。 ここ10年ろくに働けなかったのだ。それはもちろん病状があまりに悪かったからだが。またある種の人たちやある場所からも離れた。別に好きで離れたわけではない。病状が悪くてコッチができないことがたくさんあったから離れてしまったのだ。 もし病状が悪くならなかったらqこういう人たちやある場所にずっと関わりつづけていたはずだ。ある種の人たちやある場所から離れるためには病状が悪くなる必要があった。 最近そう思うようになった。そう考えると病状がひどく悪くなったこともあながち悪いと…

  • 吉本隆明「大状況論」〜「支持政党なし」という最大の政治勢力と組合(生協漁協のような)

    大情況論―世界はどこへいくのか 作者:吉本 隆明 弓立社 Amazon 先日吉本隆明の「大状況論」を読んだ。1990年頃の本だ。 これを読んで吉本が右からも左からも嫌われていたのがわかった。当然吉本も嫌いだったのだが。特に共産党と社会党のような左がだ。 この本の中で吉本は大衆とともにあるのならば(大衆というのが吉本独特の言葉使いだ)消費税導入には賛成すべきだったし国鉄民営化にも賛成するのが筋だと書いている。 吉本はサントリーが水を売り出したことに注目している。吉本の思考のアプロートは私がこれから書くようなことではない。それは断っておく。日本の水道は素晴らしくて水道の水を普通に飲める。これはすば…

  • シンギュラリティと「主人と奴隷(ヘーゲル)」 そして長い余談

    前にも描いたヘーゲルだ。 ヘーゲル『精神現象学』 2023年5月 (NHKテキスト) 作者:斎藤 幸平 NHK出版 Amazon ヘーゲルは奴隷と主人の逆転現象が起きる(はず)だと考えていた。これは「ヒドイことが通らないでほしい」という希望あるいは願いがあってのことだろう。 日本は1980年代がターニングポイントだった。当時のテレビ番組でニュースステーションが人気だった。司会は久米宏だ。久米の言説に対する批判があった。 いろんな批判があったのだが批判の中の一つに「あのひとがいっていることはいわゆる左翼的なことでしかない」というものだった。 当時ありのあらゆる言説のフォーマットができていた。それ…

  • ヘーゲルは今の日本のことを言っているようだ。ーー精神現象学 上野千鶴子と東電のトップたち

    すべて敬称略です。 ヘーゲルは難解だ。だから私も正直読んでいない。ただNHKの100分で名著の放送も観たし本も読んでみた。 ヘーゲル『精神現象学』 2023年5月 (NHKテキスト) 作者:斎藤 幸平 NHK出版 Amazon 100分で名著の本が薄いのだ。こんな薄くて大丈夫かと思うのだが東大一流の皆さんが担当されていてとてもわかりやすい。 たとえばエスプリのきいた会話で誰をやり込めることの無効さ無意味さについてヘーゲルが指摘している。もちろんヘーゲルがドイツ人だからだということもあるのだろう。 これは日本ではやっていた論破の対する批判だと考えて良いと思う。 この会を担当した斉藤幸平は当代一流…

  • 松本人志と紅白とコメンテ−タ−・ネタトーク時代の終焉

    日本でいつからかこういうことが続いている。事件(?)が起きる。今回は松本人志が女性にひどかったという話のようだ。 このことについて私は知らない。知らないというのは事実がどういうことになっていたのか私にわからないという意味だ。 そういう私でも今回の件にコメントすることは可能だ。 テレビは視聴者の集中力が数秒しか持たないと言われている。6秒や7秒が視聴者の集中力が持つ限界らしい。だから「許せません。あんなの人間じゃないです」であるとか「政府は何をやっているのでしょうか」程度しか入らないのだ。 見識があってテレビでコメンテーターをやっている人たちはそういう技術(6、7秒に発言をまとめる技術)があるは…

  • 保守とリベラルー保守のイライラと謎の民主党政権とワクチンと旧民主党

    保守とリベラルにはいろいろな意味がある。 1.リベラルは理性や合理性を重視するが保守は理性は合成性を基本信じない。 これが一つの保守とリベラルの定義だ。私が挫折した西洋哲学では大陸合理論とイギリス経験論の対立というが。 これを年賀状に対する考えや態度で考えてみよう。 リベラルな態度や立場だったら「年賀状には意味がないからやめろう」となる。これはあくまで例えばだ。今はネットやSNSもあるわけだから年賀状という習慣を続ける必要はない。こういう話だ。 保守の態度や立場は「それはそうかもしれないけれども一応やってきたことだからそういうことをいきなり辞めるのはどうかと思う」という話になる。 そして保守と…

  • 統合失調症回復の記録 19

    ここ数年ずっと身体がおかしかった。心と身体がつながっているらしい。たとえばンコだ。若い頃から私はずっと下していてかたまったンコが出ることはなかった。それが数年前からかたまったンコが出るようになっていた。 また今から思えばあれはジストニア(筋肉が引きつるというからこわばってしまう病気)だったのだろう。腰も首も喉も10代の頃からおかしかった。それがここ数年回復していたらしい。ただ回復期には自分の身体がどうなっているのかわからないしヒドク痛くて辛かった。 ただ10代の時には腰があまりに痛くて寝る時に布団の上に正座してそのまま前に倒れて寝ていたこともあった。首もおかしくて仰向けに寝るのだが肩から首のあ…

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