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  • 思考の枠組みの変更 今は構造主義

    日本では1980年代にありとあらゆる言説がフォーマットにはまってしまった。昔お昼のバラエティ番組「笑っていいとも」で田中康夫と山本コウタオウが対談(討論?)をしていた。久米宏がニュースステーションをやっていた。そういう言説のすべてが雛形にはまっていた。そうじゃない言説を多くのひとが求めていたがそれが見つからなかった。 内田樹の寝ながら学べる構造主義を最近読んですごく勉強になった。 マルクス主義のあとは構造主義だ。そういう言説の在り方だという意味なのだ。ある言説の在り方だけがある時代には存在する。そうじゃない言説の在り方は存在しないのだ。今は構造主義だ。構造主義は自分はこう考えているが相手は違う…

  • 結果なんとかなるな

    やっぱり年齢があったようだ。 50歳だ。 50歳の時に理由はいえないがイヤなことはもう死んでもしたくないと思った。そしてイヤなひととも死んでも会いたくないと思った。理由はいえない。たぶん身体が悲鳴を上げていた。もうどうしても無理だったのだ。それでボロボロにはなった。でも今から思えば(これは今から思えばだが)あの時「もうイヤなことはどうしてもしたくない」と思っていったんボロボロになって助かった。そういうことがなかったらその前と同じように暮らしていたはずだ。私の場合はあれくらいのことがなかったら私は生き方も暮らし方も変えることができなかった。 いったん助かる道がどんどんなくなっていった(ような気が…

  • 鬼滅の刃 シンプルに良いひとは強い

    マキャベリズムというニッコロ・マキャベリからマキャベリズムという。 マキャベリズムとはマキャベリ主義か?陰謀をめぐらせてのし上がって権力を守るおうな考えや行いのことだ。だがニッコロ・マキャベリはあんまりうまくいかなかったひとなのだ。 数学や物理学で良い答えはシンプルだと考える。何故そうなのかは不明だが良い答えというものはシンプルなものなのだという考えがあるのだ。 鬼滅の刃の主人公は良いひとだ。シンプルな良いひと。勝負事に関わっているひとなら経験上わかると思うがこういうシンプルな良いひとは結果強いものだ。「自分は正しいことをやっているから絶対勝つんだ」というような力みかえったようなひとではない。…

  • 勝利の99.9%は相手の自滅

    タイトルはちょっと違う。勝利の99.99999%は相手の自滅だ。イヤ勝利の99.9999999%は相手の自滅なのだ。いや勝利の99.9999999999%は相手の自滅だ。 昔「小公女セーラ」というアニメをやっていた。 www.youtube.com 私はこういうことに関して懐疑的だった。「イヤな思いをしていてそういうことにひたすら耐えていたら良いことがありました」というのはおかしいのではないかと思っていただ。この話には挑戦して勝ち取るということがないのだ。 ただ「こいつがやってることは・・・」という連中は私の周囲でもメディアに出ている連中でも結局そういうことになった。そしてそういう連中がはびこ…

  • べき思考からの脱出

    べき思考というのは「まるまるすべきだ」という思考だ。当然べき思考が悪いわけではない。世の中にはやるべきことがあるかららだ。そして「〇〇すべきだ」という思考と「〇〇したい」という思考が本人の中でぶつかる。これも必ずしも悪いことではない。誰もがこういう矛盾葛藤を抱え込むものだしこういう矛盾葛藤を抱え込まないほうがむしろ不自然なことだからだ。 今べき思考が論点化しているのはこの「〇〇すべきだ」ということと「○○したい」という本人の中での矛盾葛藤が誰もひどく大きく強くなっているからだ。 また「べき思考」があまりに強くなってしまうと「○○したい」という普通の普通の発想気持ちを見失ってしまうからだ。 ただ…

  • いわゆる西側先進国は全部ギリギリ

    一応1991年が冷戦終結したとか考えるようだ。冷戦は米ソ冷戦だ。西側(アメリカ西ヨーロッパ日本等)と東側(ソ連東ヨーロッパ中国等)の間で激しい対立が起きたがいわゆる戦争にはならなかったから冷たい戦争という意味で冷戦だ。 冷戦では一応西側が勝った。でも東側が自滅した結果西側が勝ったことになった。でも西側も冷戦終結後は特にひどくなっていった。 そしていわゆる先進国(旧西側)ももうギリギリだ。ずいぶん前にアメリカのTEDでアメリカのお金持ちが革命の心配をしていた。トリクルダウン理論が流行っていた頃だ。そのひとはトリクルダウンは起きないと明言していた。理由は自分がトリクルダウンを起こしてないからだがそ…

  • セラピー 怒りがなくなった

    いつからか自己セラピーをやっていた。わざと始めたわけでもないのだが。こういうことをやったひとたちは「ホラーだった」とか「昔の自分の話を聞いた」といっている。 誰でもちょっとは流していることがある。場合によっては自分に嘘をついていることもある。そういうことは全部過去のことだ。そしてそういう過去の主に否定的な気持ちを受け入れるのが一面自己セラピーだ。 仕事上の付き合いのひとに「ちょっと」と思っていてもそういことをいちいちとやかくいうのも(思うのも)おかしいということで「まあまあ」という風にしているのも流しているということだ。そしてこういうことをいちいちとやかくいうのも(思うのも)一面おかしい。 去…

  • 著作権という考えはもう厳しいと思うが 柳宗悦 民藝

    著作権という考えはもう厳しくなっている。ディズニーのネズミを勝手に使うとディズニーがたいへんな損害を受ける。そういうことは尊重したほうがいいと思う。だが著作権で食べていくことはもう時代に合わなくなっている。 ある作品がその作品を作ったひとのモノだというのが著作権の基本的な考えだ。これが時代と合わなくなっている。 だがパロディだといって好き勝手なことをやる連中のことは好きではない。ああいうのはただ見苦しいだけ。 そうは言ってもみんな食べていかなきゃいけない。これをどうするのかだ。 「アルチザンよりアーティストのほうが上だ」という考えを見直す時期が来ている。 日本には「民芸」(民藝)という考えと運…

  • 寺田虎彦 天災は忘れた頃にやってくる これをどう考えるか

    論理的思考は重要だ。何故論理的思考が重要なのか。論理的思考には一般性があるからだ。論理的思考だったら知らないひととも話が通じるのだ。論理的思考ならコミュニケーションが取れる。だから論理的思考は重要だ。 考えてみたら寺田虎彦とも縁がある。寺田は漱石が「吾輩は猫である」でモデルに使っている。そして私は旧制五高が制度が変わって大学になった熊本大学の出身なのだ。中退だが。 「天災は忘れた頃にやってくる」という警句を普通は天災を忘れてはいけないという風に取る。そういうことももちろん重要だ。 だが私たちはどんなヒドイ天災であっても忘れてしまう。そういうものなのだ。 私は熊本地震を経験したがまさか自分が地震…

  • 日本は大転換期だ だから当然大変だ

    私の過去の投票行動から考えてみる。基本自民党たまに旧社会党。旧社会党に投票したとしても旧社会党政権の樹立などは望んでいなかった。「今回の件ちょっとひどかったと思います。ちょっと考えてください」という意味で旧社会党に灯標していた。 私は「ちょっと考えてください」と思っていた相手は旧自民党(ここでは旧自民党にする)だ。旧自民党には派閥があって派閥は政党に準ずる存在だった。そして派閥は気があう政治家の集まりというだけではなく明らかに政策面での違いがあった。たとえば旧田中派(旧ばっかりだが)は伝統的に福祉教育医療公共事業に熱心だった。ただこういうことに利権が介在していたは事実だろう。そういう意味では旧…

  • 過眠症と周囲の反応

    私は過眠症といえば過眠症だ。昼間にどうしようもない眠気に襲われる。この眠気がどうしようもなく強い。だから昼間は危なくて車の運転などできない。そういうこともあって深夜から朝までの仕事や夕方から深夜の仕事をやってきた。 今は昼間起きているから昼にいろいろしたいのだが急にありえないくらいの眠気に襲われることがあるので昼にはあんまりいろんなことができない。そういうどうしようもない眠気に襲われて眠ったとしても睡眠時間は短い。 長々昼に働くこともなかったからあんまり気にしてなかった。 それはともかく今は周囲の反応が普通だ。店に入ってちょっとうろうろしていると「何かお探しですか」とスタッフにいわれる。ドアの…

  • 長年勝手に深読みしていたらしい

    あんまり具体的には書かないが私が病気で苦しい時にあれこれ言われても対応できない。昔バファリンのCMがあった。母親が頭痛で苦しんでいる。でも子供たちの相手をしなきゃいけない。でも頭が痛くて厳しい。それでバファリンを飲んで一人で部屋にいる。頭痛が治ってまた子供たちの相手をするというストーリーだった。 私は長年ああいうことをやってきたようだ。 向こうは自分たちがそういう風にしてもらっているとは思ってない。でも実際そういうことだった。向こうの実年齢が子供だったらまだ我慢する。子供というのはそういうものだから。でもいい歳なのだ。そういう連中の相手を長年やってきた(ようだ)。 ちょっと具体的に書く。そうと…

  • どうやらうまくいく

    イナズマンという変身ヒーローがいた。石ノ森章太郎原作だ。イナズマンはいったんサナギマンに変身した後イナズマンになる。サナギマンは弱いのだ。でもサナギマンにならないとイナズマンにはなれない。 私はどうやらサナギマンになっていた。そしてもうすぐイナズマンになる。 さっき鏡で自分の姿を横から見た。姿勢がおそろしく変わっていた。だいぶ回復していたのだ。毎日毎日ちょっとずつしか回復しないから病気も運命もよくなってないのかと思っていた。でもちょっと長いスパンで見るとやっぱり回復している。 だいたい気持ちが違うのだ。本当によかった。 別に「こうしよう」と思っていろいろやっていたわけではない。なんとなくやって…

  • 引き寄せの法則も読んでみた

    引き寄せの法則は波動バイブなのだそうだ。自分が出している波動バイブと同じものを引きよせる。ただこれのポイントは快不快だ。考えても混乱してしまう。だから自分が快と感じているか不快と感じているかをポイントにするのだそうだ。 「そうなの?」とも思った。でもメンタルを病んでから特にだが「あることをしよう」と思っているのにどうしもできないことが多々あった。「これはやらなきゃいけないのに」と思っているのにできないのだ。本当に歯がゆかった。でも今から思うと身体が拒絶していたのだ。あまりに不快だったから。もちろんメンタルを病んだひとが全員そうだとは思わない。だけど精神疾患でも病気は病気だ。物理的にできなくなる…

  • 今精神疾患が快復しているところだ

    熊本の繫華街は長年アーケード街だったがどうやら駅前に移るようだ。今私は長く苦しんだ精神疾患から回復中だ。回復期にジストニアがひどくなった。首や腰がひきつって動けなくなって病院に担ぎ込まれたこともあった。ジストニアというと一般的ではないと思うが筋肉が引きつってしまうのだ。今から思うと過去の怒りや恐れ、寂しさを受け入れていた。怒っていたり怖がっている時には身体が緊張する。つまり引きつる。リラックスしていれば弛緩する。つまり緩む。あんなにジストニアがひどくなったのは(自覚はなかったが)身体が緊張していたからだ。そしてひどいヘビースモーカーになっていた。前からタバコは吸っていたがある時期一人でいる時は…

  • 労働人口の流動化とはいうが 終身雇用の問題点

    労働人口の流動化という。これは具体的には正社員でも公務員でも首を切れるようにするということにしかならないはずだ。 ある時期の日本は終身雇用だった。日本社会がずっと終身雇用だったわけではないのだ。終身雇用は良いのだが終身雇用には問題点がある。 終身雇用は成果報酬制だ。ある仕事で結果を出したひとは出世する。出世すると給与も増え待遇もよくなる。そういうカタチの成果報酬制なのだ。だがどういうところが評価されるのかがわからないのだ。変な話ペーパーテストである点数を取ったひとが出世しますということならばどこが評価されたのかがわかる。そういうことを実際やっているところもあるはずだ。でもどういうことが評価の基…

  • 奴隷限界です

    サービスの語源は奴隷だ。日本は1980年代がターニングポイントだった。あの頃にサービス業はバイトとパートを使うことが一般化した。私もずっとサービス業をやってきた。ここのところあっちこっちで待たされている。カフェでも待たされる。スーパーでも待たされる。あっちこっちで待たされる。私自身サービス業をやってきたのでスタッフの悪口はいいたくないが。 「なんでだろう」と思っていたのだ。ひとが来ないんだと思った。こっちは田舎だ。なのに。なのにコンビニやファミレスのバイトの時給が最初から1000円くらいだ。 前にも書いたが80年代にはもう同一労働同一賃金ではなかった。私はスーパーの夜勤をやっていた時期がある。…

  • バックトゥザフューチャーと理由付け

    久しぶりにバックトゥザフューチャーを観た。1だけだが。主人公のマーティの家族はボロボロだった。本当に情けないお父さん。そしてお母さんはキッチンドリンカー。もちろんあれはフィクションだがあれはもうアルコール依存症の治療が必要なレベルだ。バックトゥザフューチャーは過去の改変をする話だ。それはともかく。 ある環境で育った子供は子供は「理由付け」をしてしまう。理由付けという言葉は私が勝手に言っているのだがこのことじたいは中学の教科書に書いてあった。 子供が親から愛されてないと感じた時に「自分が悪いことをしたから愛されないんだ」「自分がみっともないから関心がないんだ」「自分が恥ずかしいヤツだから嫌いなん…

  • 岸田秀「ものぐさ精神分析」

    ものぐさ精神分析 (中公文庫) 作者:岸田 秀 中央公論新社 Amazon 学問にもトレンドがある。いくら事実と違うことでもあるトレンドの時は認められない。だからひとによっては発言を控える。そうしないとその発言が無視されるだけではなく、その後の発言権もなくしてしまうからだ。 フロイトの功績は大きいがフロイトは精神分析の対象を個人とした。日本では岸田秀が精神分析の対象を集団にした。 あまりにヒドイ屈辱経験があった時に自分が二つに分かれる。現実に対応している自分を外的自己とする。そして外的自己に対応するのが内的自己だ。 外的自己は現実に対応してはいるがどこか卑屈だ。そもそもの屈辱経験が受けれられて…

  • 現状 大政翼賛会だ

    朝日新聞批判として「大政翼賛会だったのに何を政府批判をやっているんだ」というものがあった。 また私は学会員ではないが池田大作は日本が戦争に負けた時に「今信用できるのは伊刑務所にいるひとだけだ」と思ったらしい。追記しておくが私は浄土真宗の信徒で生長の家の師友だ。 こういう時の態度がそのひとたちのそのあとを決める。法的には問題がないことでなおかつ知らん顔をしていれば通り過ぎるようなことであってもだ。そういうことに向き合えるかどうかが大きな問題になる。 今のマスコミは実際大政翼賛会でしかないのだ。そうじゃない人たちは右左を問わずパージされてほとんどのひとは発言権を失っている。ただこの状況がずっと続く…

  • こういうことを書くと自慢話だが

    「善きことはカタツムリのごとき速度で進む」というのはやっぱり事実だ。ガンジーの言葉らしい。 あることがわかったりあることができるようになっていたとしてもそういうことがとてもゆっくりそうなっているので自分がわかるようにできるようになっていることに気がついてなかった。あまりにゆっくりだったからだ。 そして自暴自棄になったこともあうのだがそういう時に取り返しがつかないことをしなくて本当によかった。たとえば命は戻ってこない。放火したら家も戻ってこない。取り返しがそういうことは取り返しがつかないことだ。そういうことをしたとしても生きていかなきゃいけない。そういう取り返しがつかないことをしなくて本当によか…

  • どうやら大丈夫だ

    自分が自分をどう思っているのかとは別に周囲の反応対応があう。普通にふるまっているのになぜかイヤな対応をされることもある。またなぜか良い対応をしてもらえる時もあるのだ。自分では同じようにふるまっているつもりなののだ。 最近いい対応をしてもらっていた。気がついたらそうだった。 こういうことに気がついていなかった。でも明らかにそうだったのだ。だから大丈夫だ。

  • 細かいことが大事だ。

    すべて敬称略です。 田原総一朗と望月衣塑子の「気割られるジャーナリスト」を読んだ。田原総一朗が大物政治家とお付き合いする時に絶対ご飯をごちそうにならなかったそうだ。ご飯をごちそうになるとそういうことがどこかに出るものだ。それはプレゼントをもらうことでもそうだ。そういうことがどこかに出るものだ。 そういうことがとても大事だ。 LGBTに関していろいろ問題になっている。こういう問題に関する考え(いわば思想)もいろいろある。そういうことももちろん問題だ。そういうこと以外に「そんな言い方することはないだろう」「そんなことをすることはないだろう」ということもある。 最近国会で乱闘騒ぎがない。でも国会は乱…

  • 善きことはカタツムリのごときはやさで進む ガンジー

    昔私の商売の師匠(喫茶店のオーナーマスターでいまだにマスターと読んでいるからマスターと書く)が昔私がどうにもならなかった時に「善きことはカタツムリのごときはやさで進む」と言っていた。「ガンジーがそういっていうんだってさ」といって。 何がよくてなにが悪いのかはリアルタイムではわからない。 ある時期に普通にあることをするのがどうしてもできなくなったことが過去何度もある。普通に電話をかけることや普通に誰か会うだけのことがどうしてもできなくなったのだ。だがあとから考えるとその時期に過去の否定的なことを受け入れていたようだ。否定的な感情否定的な考え。そういうことが私の中で終わってなかったのだ。そしてそう…

  • タバコを麻酔に使っていた 回復とジストニア

    いつものように敬称略です。 酒やタバコは本来嗜好品だ。漢字では呑むという字を当てるはずだ。でも私は長年痛み(精神的な)を紛らせるために長年タバコを吸っていた。もし私が酒で精神的な痛みを紛らせていたら死んでいた。飲み方が異常だったのだ。 私は若い頃から精神科にかかって薬物療法を受けている。主治医から「酒の席もあるだるろうし飲んでも良いけど酒と薬は3時間は時間をあけて」と言われたので酒は若い頃にやめた。だが自分がそういうことで酒をやめられたのは酒好きだったからだ。若い頃酒がまずかったのだ。楽しい気分にもならないことが多かった。私は酒好きだからそういう風には酒を飲みたくなかった。せっかくのお酒だから…

  • 問題はインターネットやスマホではない 情報の流れだ。

    前にこれを書いたのかどうか忘れたのでまた書くことにする。 紙媒体でもテレビやラジオでも、学問領域でもの話だ。 ある時代は出版でいえば本社編集部にいったんありとあらゆる情報を集めてそこから全国へ(全世界へ)発信していた。ある時代にはそういう情報の流れが有効だった。ラジオやテレビでいえばキーステーションに情報をいったん全部集めてそれから全国に(全世界に)発信する情報の流れが有効だったのだ。 もちろんこういう情報の流れ方が悪いわけではないしこういう情報の流れがこれから先なくなるわけではないだろう。 これは不適切な例かもしれない。日本でもよくわからないおそろしい犯罪が起きている。すると監視カメラをつけ…

  • 政令指定都市の問題

    いつものようにまたすべて敬称略です。 政令指定都市という行政区分に問題がある。政令指定都市は県や府とかぶる。格もだいたい一緒だ。仕事も重なる。それで仲がよくなるはずがない。 熊本市も数年前に政令指定都市になった。考えてみると政令指定都市になった後熊本市にいろいろ問題が発生している。それも熊本市ばかりだ。熊本県にはそういうことはないのだ。 維新の会が大阪を問題にしたから関西でいうと大阪市と大阪府がフォーカスされている。でも同じ関西で神戸市がやはり政令指定都市だ。そして考えてみたら神戸市もずっと何か問題が起きてている。 私はこのことはずっとわかってなかった。でも政令指定都市があるところはたいていも…

  • WW3が始まった バブルと戦争とヨーロッパ世界の拡大

    すべて敬称略です。 今鬼滅の刃が大ヒット中だ。少年ジャンプの連載は終わったがアニメはまだ途中でこれからさらに盛り上がりそうだ。この鬼滅の刃の時代設定なのだ。大正。大正は世界的な大バブル。アメリカやヨーロッパなゴールデンジャズエイジ。この時期のアメリカを代表する作家がフィッツジェラルドだ。 二回の映画それぞれのオシャレさ加減はとんでもない。ファッションに興味があるひとはぜひ観たほうがいい映画だ。アメリカではフラッパーといわれる女性たちが現れた。自分の欲望欲求に忠実な女性がフラッパーだという定義もある。 豊かさの基本的なレベルは日本とアメリカやヨーロッパ諸国では違う。だが日本もバブルだった。最近古…

  • ポスト地動説の世界観 Be a Superman!

    すべて敬称略です。 佐藤勝が池上彰との対談で人権に対応しているのは神権だといっている。 天動説と地動説を物理学の問題だと考えているひとが多い。そうではない。これは世界観の問題でもある。 たとえば誰かが亡くなった時に「空の星になった」と思うことがある。亡くなったひとが空の星になったと考えるのは天動説の世界観だ。空(昼間でも夜空でも)が自分たちより上にある。そしてそこは自分たちには手が届かないところなんだという考えがあるからそういう考えにリアリティ(本当らしさ真実らしさ)があるのだ。 中国では虹(これは曖昧だ)があまり良い意味ではないと何かで読んだ。天が今の王朝、皇帝を見放したシンボルが虹なのだそ…

  • ウィルスミス「幸福のちから」 デフォが違う

    すべて敬称略です。 今の私の現状はひどい。そうなのだがなぜか気持ちが落ち着いている。引き寄せの法則の本を読んで「世の中は波動バイブだから今の現実がどうであってもたやすく変化する」とは知って(信じて?)いる。また自分が今出している波動バイブが良い波動バイブだという事実があるからだ。もちろん今私が出している波動バイブがカタチになるのにはちょっと時間がかかるのだが。 ただそうだとしても(そう自分が信じているとしても)今みたいに落ち着いた安心した気持ちにはなれない。実際自分自身がずっと恐れや怒りや寂しさをいつも感じていたし悪い波動バイブしか長年出せなかったのだ。 1年か2年前に斉藤一人の本を読んで「な…

  • ワイプ テレビのメディア特性

    すべて敬称略です。 テレビバラエティがワイプばっかりになって正直怒っていた。「何をやっているんだ」と思ってだ。 なぜかは不明だがテレビはテレビ制作者にとっての客である視聴者を番組に取り込む形で推移している。 昔TBSのワイドショーでコメンテーターをやったいたひとがいた。そのひとはコメンテーsターをやらないかという誘いがあった時にいった断ったのだそうだ。「私は芸能界のことも知りませんから」と言って。すると番組のスタッフは「そういうひとが良いんです」と言ってのだそうだ。 テレビのコメンテーターの意味は一般視聴者なのだ。 そしてワイプだ。番組で動画を流している。それをスタジオで見ている人たちがい。動…

  • ヘーゲル 奴隷と主人

    すべて敬称略です。 斎藤幸平の100分で名著のヘーゲルの精神現象学のテキストを読んだ。「なるほど」と思った。 この中に奴隷と主人の話が出てくる。主人は仕事を奴隷にやらせて自分は遊んでいるだけだから仕事ができなくなる。奴隷は仕事をやらざるを得ないからできるようになる。 雑にいうとこういう話だ。私はこの話でヒドク納得した。 わかりやすいのがエッセンシャルワーカーの問題だ。「エッセンシャルワーカーをどうしたらいいだ」という話があるのだ。私は「忙しいんだから四の五の言ってないで手伝えよ」と思っていた。 コロナパンデミックの中の医療従事者応援キャンペーンもそうだ。やっぱり一緒だ。「忙しいんだから手伝えよ…

  • 今までも出来たし知っていたのですが・・

    何故そうだったのかは不明だが今までも出来たし知っていたことが多い。もちろん自分の専門領域はあるが。 でも事実自分が出来ても知っていてもやらなかったり知らないようなフリ(?)をしてきた。そういうことが多かった。理由はともかくだ。 自己像セルフイメージや世界観が変わったのか、知っていることや出来ることを話したり書いたりし始めたしできることをやり始めている。そもそも結構前から知っていたことやできることだったりするのだが。 「こういうことってあるんだな」と今思っている。

  • 今までも出来たし知っていたのですが・・

    何故そうだったのかは不明だが今までも出来たし知っていたことが多い。もちろん自分の専門領域はあるが。 でも事実自分が出来ても知っていてもやらなかったり知らないようなフリ(?)をしてきた。そういうことが多かった。理由はともかくだ。 自己像セルフイメージや世界観が変わったのか、知っていることや出来ることを話したり書いたりし始めたしできることをやり始めている。そもそも結構前から知っていたことやできることだったりするのだが。 「こういうことってあるんだな」と今思っている。

  • やっと抜けた 「楽しいことを考えたい」

    たいていのひとにこういうことがあったはずだ。悪いこと腹が立つことイヤなことばかりを考えていた。自分のことだが期間は不明だ。そういうところにはまってしまっていたらしい。 そしてやっと抜けた。 こういうことが本当にあるものなんだと自分で驚いていいる。

  • エルビスの身体性 女性の身体の解放

    映画「エルビス」を観た。エルビスの身体の動きに女性たちがおそろしく反応していた。その件についてエルビスの身体の動きがセクシャルだったから女性たちが喜んだと思われているはずだ。 私は全然違うと思った。エルビスの身体の動きが女性たち本人の身体を解放する動きだったから女性たちはあんなに反応していたんだ。 意味が似ているかもしれないのが羽生結弦だ。羽生結弦のフィギアスケートの演技を見てヒドクこころを動かされた女性たちがいる。やはり羽生結弦の身体の動きは彼女たち本人の身体を解放する動きだったのだ。

  • ジストニアがもうすぐ治る 私は主に頸部ジストニアだった

    すべて敬称略です。 ジストニアというのは筋肉が引きつって引きつりが取れなくなるものらしい。私は主に頸部ジストニアだった。強い向精神薬を飲んでいたのでその副作用でもあった。実際昔付き合っていた同病の女性は首の後ろが引きつって顎が上がってしまっていた。横にならんで歩くときには私が彼女の頭の後ろを支えていた。首が引きつって顎が上がってしまうのだ。彼女はそれくらいジストニアがひどかった。 ただこれが難しいところで副作用があるから飲まないほうがいいのかどうかはわからない。副作用もあるが当然薬には効果もあるからだ。また精神疾患の薬だけが特別なのか?という話もある。実際今でも精神疾患の薬(病院から出してもら…

  • 年齢にはなにかある なにがあるのか知らないが

    すべて敬称略です。 厄年という。厄年は数え年だ。男は数え年の25歳、42歳、61歳が厄年。女は数え年の19歳、33歳、37歳、61歳だ。 私の場合だ。25歳は覚えていないが42歳の時に仕事を辞めている。当時は失意と激怒だった。それに若い時には一人暮らしをしていたのだがある時から両親と同居していた。でも仕事を辞める以外にもいろいろあってまた一人暮らしを始めた。61歳は今年なのだがここ数年でいろんなひととの縁が切れてしまった。いろんなところからも離れてしまった。やっぱり失意と激怒。 そうなったのは私がいったんボロボロになったからだ。でもボロボロにならないと私が変われなかったのも事実なのだ。 ランキ…

  • 知識は富である 吉本隆明

    吉本隆明は戦後を代表する思想家だ。さくさんの講演をしたひとで講演の記録もずいぶん残っている。 ある講演の後の質疑応答で工業高校の国語の先生が自分の生徒たちは工業系の進路なので国語を教えることの意味がわからないと質問した。吉本の答えは「知識は富だから生徒が富むことは良いことだと思う」というモノだった。 知識の意味や価値をお金と同じようなモノだと考えるとわかりやすい。お金があれば幸せになれるものではない。でもお金はあったほうがいい。それと同じように知識があったらからと言って幸せになれるものではない。でも知識はあったほうがいい。 だから知識はお金程度には役に立つともいえるし知識はお金程度しか役に立た…

  • 上がってくるときが危ない

    すべて敬称略です。 運がいいのか悪いのかはその時にはわからない。それが良いことか悪いことかもその時にはわからないものだ。 今から思うと50代はずっと更年期だった。怒りの抑制が効かなくなって苦しかった。もう怒り死にしようなくらいに腹が立って腹が立ってしょうがなかった。ホルモンバランスも変わっていたのだろう。でもそれだけではなくて自己像セルフイメージが上がっていた。理由はともかく私は子供のころからずっと「自分はダメ人間」だと思っていた。それはイメージだし認識の話だ。だから事実どうかということとはまったく違う話だ。 たとえばお金を持っていることや社会的なステータスが高いことやあることに関する能力が高…

  • 平成ジャンプといういうらしい

    若い人たちが平成ジャンプというらしい。一部かもしれないが。これは「昭和で止まっているジジババのこと」だ。 私の周囲にもそういうひとはいくらでもいる。私自身年だし今のことはさっぱりわからない。 そういう人たちは話題も昔のことばかり、感覚も昔のままなのだ。そして大昔のこと大昔の感覚がいまでも最先端だと思っているのだ。 かわいそうだから名前は出さないが民放でニュースを読んでいる女性のアナウンサーがいる。この人が前に有名な女優たちと鼎談していた。見ていて「このひとは昔のウィズやモアのままなんだ」と思った。昔浅野ゆう子が人気だった頃に「働く女性という意味では女優も働く女性だから女優も働く女性でOLと一緒…

  • 「近江商人三方よし」の合理性 テレビ界の現状から考える

    すべて敬称略です。 2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ! 作者:ジャック・アタリ プレジデント社 Amazon 遠くから話を始めるが思想家がいわゆるいいことを言っている時はたいてい人のことも世間のことも冷たく見ている。今のヨーロッパを代表する知性の一人ジャックアタリが「利他主義」と言っている。これは日本のことわざでいうと「武士は食わねど高楊枝」だ。何故武士は食わねど高楊枝かだ。そうしたほうが長い目で見たら自分が得で良い思いをするからだ。 「近江商人三方よし」という売り手買い手世間の三方がいいから三方よしだ。 今のテレビの現状を見ていていて「近江商人三方よしは当た…

  • 校則 そもそもの意味とポピュリズム

    校則では外見についていろいろいう。もちろん「これはちょっと」という校則もある。 大人でも「なんかコイツ最近派手になったな」と思うとちょっと心配する。派手というは外見が派手になったという意味だが。あるいは当然そうだが夜遅くまで起きていたら朝起きれない。すると遅刻してしまう。だから遅刻が続くということは夜更かししているという意味になる。 もともとは校則にはそういう意味があったような気がする。 たとえば本当にマジメで浮気なんか一回もしたことがない男が身だしなみに気を使い始めて浮気を疑われることが実際にあるのだ。逆にそういうことをあんまり気にしないようなヤツはそういう時に身なりが格別変わるわけではない…

  • 正規分布 と 日本人の評価 12345のうちどれか?

    正規分布という。たとえば100点満点のテストの統計を取ったときに50点くらいの点数を取ったひとが一番多くなるようになることを正規分布という。グラフにすると富士山みたいになる。 多くのひとが正規分布になるものだと信じている。それでエクセルの関するで混乱することがある。 平均値を出すのはAVERAGE(アベレージ)で最大値を出すのはMAX(マックス)だ。AVERAGE(アベレージ)とMAX(マックス)が違うということがわからなくなるひとがいるのだ。正規分布になってグラフにすると富士山みたいになるのならAVERAGE(アベレージ)とMAX(マックス)と一緒になる。でも普通は正規分布にならないのでAV…

  • イカサマと運とギャンブル

    前提の話だ。 ①世の中には運不運がある。 ②運不運は本人の責任ではない。 ③でも運があまりに悪いからと言って犯罪を犯してしまったらそれは犯罪でしかない。そしてあまりに運が悪いからと言って行ってしまう犯罪にイカサマがある。詐欺もイカサマだ。 私が言っている大前提の①世の中には運不運があるということを認めてないひとがたくさんいるような気がする。これを認めてないというのは間違いだ。誤り誤謬。 間違いを前提にして考えたらあとも間違ってしまう。 違う前提の話だ。 ①差別はある。 ②差別を受けているひと(ひとたち)には現実にある差別に対応した政策を取る必要がある。 たとえばショービズやスポーツの世界の人た…

  • ロシアの歴史 ただ今勉強中 地政学と北方領土

    ロシアが今の戦争についてナチスと戦ったことと重ねている。こういう言い方に私は「ん?」と思う。それはそうだ。でもナチスは実際東ヨーロッパに進出した。その前にはナポレオン(フランスだ)がロシアに侵攻している。私は「ナポレオンは冬将軍に敗れた」と習った。 実際がどうだったのかは解釈がいろいろあるが日露戦争では日本に敗れている。日本は日露戦争のことは重視していない。日本の近現代史の中では日露戦争よりも圧倒的に太平洋戦争が大きい。 そういう歴史上ロシアがヨーロッパ(西ヨーロッパ)に警戒心を持つのは当然のことだ。また形式上のことだったのかもしれないが日露戦争では日本に敗れている。 ロシアが成立する前には中…

  • 税金と国力と幸せ そしてフェアネス ディバティブ(先物取引)

    世界の中のごく一部の人たちが世界中の富を独占している。 以下はNHKのニュースより 新型コロナウイルスなどの影響により、経済格差の拡大が各国で課題となる中、世界の上位1%の富裕層だけで、世界全体の4割近くの個人資産を保有していることが、フランスに拠点を置く研究グループの調査で分かりました。 世界の成人人口の上位1%に当たるおよそ5100万人の富裕層だけで、世界全体の個人資産の37.8%を保有しているとしています。 そうだとしてもそういうことでそれぞれの国の国力が増してそれぞれの国の人たちが幸せになるのならいいではないかといえる。でも現実に日本でも治安が悪くなっている。あまりの生育環境のヒドさで…

  • 今数十年ぶりに正気に返っている

    去年かおととしこっちの新市街というところを歩いていて不思議な感覚に襲われた。「ん?」と思ったのだが正気に戻っていたのだ。私は物心ついた時にはもうメンタルがおかしかった。あまりに高ストレスだった。 吉本隆明が母体にいる間のことを考えないのはおかしいと指摘していたが私の母親は私を妊娠している時にヒドク大変だったのだ。精神的にもいろんな面でも。。そういうことから考えると私はこの世に生まれてきた時にはもうおかしいかったんだと思う。 だけど小さい時にはちょっとはマトモなこともあったのだ。その新市街を歩いていた時に私が感じた不思議な感覚というのは私の人生の中にちょっとしかない正気だった時の感覚だった。 そ…

  • 生活保護と教育について

    生活保護受給者がパチンコを打っていいのかという話がどこかに媒体にでていた。普通の感覚として「イヤそれは違うんじゃない」と思うのは当然だ。 まず知識というより情報だ。私は生まれた時から貧乏な家で途中からオヤジの借金で家計はマイナスになった。いろいろあって生活保護を受けていた時期はある。でも私のことしか私にはわからない。子供のころからあまりにストレスが大きかったせいで精神を病んでいる。誰でもあれくらいの環境で育てばおかしくなるはずだ。だがそれは私のケースだ。一般的なことはわからない。 私でもそうなのだからみんな生活保護と生活保護受給者の実態を知らないはずだ。まず生活保護と生活保護受給者の実態調査を…

  • 奴隷と主人の弁証法 上野千鶴子のような無慈悲な主人たち そしてチャットGPT

    主人と奴隷の弁証法(しゅじんとどれいのべんしょうほう)とは? 意味や使い方 - コトバンク 私が聞いて「なんてヒドイことをする」という話が世間で良いことのように扱われることがある。 そういう人たちは奴隷を使うのが当たり前のひとたちだ。私は右とか左ということは問題にしていない。奴隷を使うのが当たり前の連中は右にも左にもいる。奴らがどういうつもりで勝手に見ず知らずのひとの主人をやっているのか。不愉快でならなかった。私はサービス業をやってきた。サービス業は日本社会の奴隷産業だ。 上野千鶴子がそうだ。ラジオで上野が書店に入ってその書店の本の並べ方に文句を言った話をやっていた。本の場所について云々いった…

  • 左翼と右翼とは 今の日本の対立軸とは

    今の日本では対立軸がわからない。ちょっと対立軸をまとめてみた。すべて敬称略です。 1 フランス革命のときに国会が召集された。議会だ。その時なんとなく議会の左側に急進改革派と集まった。そして議会の右側には穏健改革派が集まった。これが左翼と右翼の語源らしい。 アメリカがわかりやすいがサンダースさんとトランプさんはともに極左だ。今書いた意味でいえばだ。改革のビジョンはまったく違うがサンダースさんとトランプさんはともに急進改革派だ。だから二人はともに極左なのだ。 これは改革に対する態度での話だ。 2 他には理性がある。理性を信じるのがリベラルだ。そして理性を信じないのが保守。前にも書いたが年賀状につい…

  • 呉智英 差別を認める思想家

    すべて敬称略です。 危険な思想家 (双葉文庫) 作者:呉 智英 双葉社 Amazon 呉智英が差別を認めている。認めているというとおかしいのだが。 たとえば沖縄の問題がある。奄美大島も入るのだがここでは沖縄と書く。事実として沖縄は日本の植民地だ。実際沖縄でサトウキビの栽培を行っている。このサトウキビ畑はプランテーションだ。サトウキビの意味は綿花やコーヒー豆と同じなのだ。「沖縄は日本の植民地だ」という事実を認めることは差別だ。差別なのだが「沖縄は日本の植民地だ」と認めれば沖縄に植民政策を行うことになる。そして「沖縄は日本の植民地ではない」としている(つまり差別していない)から沖縄に対して植民地政…

  • 東京は世界都市なんだよ 世界都市は世界中の人たちのものだ

    すべて敬称略です。 「東京は世界都市だから世界中の人たちのもの」。当然だ。 東京の人口の増減と日本の東京以外の地域の人口の増減とだけを結び付けて考えている人たちがいる。単純におかしいだろう。なぜなら東京は世界都市だから世界中の人たちのものだからだ。 だから人の流れはもっと大きくみる必要がある。

  • 思考の流れの失敗

    すべて敬称略です。 「仕事なんだから」というのはごもっともだ。だが仕事に関してはあるべき思考の流れがある。これが失敗している人たちが大量にいる。私も失敗していた。 テレビや音楽のようなところでは「好きなこと」「やりたいこと」をやるのが筋だ。思考のスタート地点はここだ。でもただ「好きなこと」「やりたいこと」をやっていても食べていけない。本人も周囲もだ。だから「これ(好きなことやりたいこと)をやっていてどうやったら食べていけるのかな」という風に思考が流れる。 食べていくためには単純な話売れなければならない。顧客に受け入れられる必要がある。いわゆるエンタメ産業の場合はこういう思考の流れがあるべき思考…

  • 愛情より安心

    私はもう還暦だが子供のころを振り返って「安心できない家(生育環境)だったな」と思うようになった。 今はもうそういうことを責める気はないが両親はいつも不安や恐怖や怒りを抱えていてちょっとしたことでパニックを起こしていた。父親も祖父母との間に葛藤があって気持ちも考えも複雑なものがいつもあったのだ。祖父母もそうだった。 最近バックトゥザフューチャーを久しぶりに見た。主人公のお母さんはキッチンドリンカーだった。もうフィクションとはいえ治療が必要なレベルだ。ああいう状況で育つといつも不安だ。安心できない。 バック・トゥ・ザ・フューチャー (字幕版) www.youtube.com 最近言わないかもしれな…

  • 今のテレビは昔の映画みたいだ イノベーション

    私はある時に「テレビは厳しいだろう」と思った。8K16Kという話が出ていた時だ。昔の映画界が高画質映画を作った。テレビが出てきていたことが原因でもあった。ただ映画館が高画質映画を上映する施設を導入する余裕(主に金銭的な)がなかったために高画質映画は普及しなかった。その中の一本に「エルビスオンステージ」がある。 これはすごくいい作品なのでオススメする。 エルヴィス・オン・ステージ [Blu-ray] エルヴィス・オン・ステージ 没後30周年 メモリアル・エディション(字幕版) とはいえテレビが斜陽というのは残酷な話だ。私がそう思ったのは日本映画のことを覚えていたからだ。日本映画は1984年から復…

  • 記者会見という存在

    日本である時期個人や企業がなんか問題を起こした時に記者会見を開く(開かせる)ことが一般化した。記者会見を開いて謝罪することに意味や価値があったのだ。そういうことが無意味なわけではない。でも記者会見に法的根拠はない。だが記者会見があまりに一般化したのだ。 記者会見があまりに一般化して、記者会見を開かない人や企業が出てきた。記者会見を開くことに法律的な根拠はないし記者会見を開いて謝罪をすることにも法的な根拠や意味はない。私が言っているのは法的なという意味だ。 考えてみるとあの記者会見という存在は一体なんだったんだろう。 記者会見を開くように要求する権利などそもそも誰にもありはしなかったのだが。 そ…

  • あるイケメン俳優の件について そういう時代状況なんだ

    あるイケメン俳優が薬物で逮捕された。彼のお兄さんも人気俳優なのだ。 こういうことがある時期のアメリカやイギリスにもあったなと思った。問えばイギリス出身(?)のビージーズだ。ジャクソン5の兄弟のグループだ。 こういう人たちがある時期のアメリカやイギリスにいた。こういう身内がショービズの仕事をしていて下の兄弟が後を追うようにデビューしてということがあったのだが。あとでデビューした下の兄弟にいろいろあったケースが結構あったのだ。 兄弟や姉妹で芸能界にいる人たちはそれだけで難しいだろうなと思うのだ。私は二人兄弟の弟だ。芸能界とは何の縁もないが兄貴と同じ仕事をするなんて考えられない。家族経営みたいになれ…

  • ジャニーズ事務所の件と現代日本社会と大ゲンカ

    今ジャニーズ事務所のことで大変なことになっている。事実被害を訴えている皆さんがいるわけだしそういう皆さんのことを尊重するのは当然のことだ。今回は性的なことが門団になっている。このことについては今の私には言及する力はない。ただ今回の件を「日本的なことだ」と考えているひとがいるがそれは違うだろう。過去には違うこともあったからだ。違うこともあったというと話が違うのだが。 今も大手だが昔渡辺プロの偉いひとと日本テレビの偉いひとが大ゲンカをしたらしいのだ。そして「お前のところにウチのタレントは出さない」「お前のところのタレントなんかいらねえよ」とことになったらしい。 昔日本テレビでスター誕生というオーデ…

  • 理性と保守とリベラル そして封建主義と生類憐みの令

    私が「LGBT法案はわかりやすいよね」と書いているのはイヤミだ。論点にしやすいという意味で「わかりやすい」と書いた。 リベラルは理性を信じる立場で保守は理性を信じない立場だ。 年賀状を例にするとリベラルな立場は「年賀状には意味がないからやめるべきだ」となる。リベラルは理性重視だからだ。保守の立場は「年賀状の意味は正直わからないし年賀状を書くのも正直ツライのだが一応やってきたモノを急に辞めるのはどうかと思う」ということになる。こういうことで伝統を重視する。というより言及できるのは伝統程度しかない。保守とはそもそもそういうものなのだ。 産経新聞のデジタルでLGBT法案についての記事を一部読んだ。キ…

  • 終身雇用を見直すそうだ フーコーの囚人と看守の非対称

    終身雇用など日本の〝常識〟見直しへ 骨太方針閣議決定 - 産経ニュース [blog:g:11696248318754550903:banner] 私は終身雇用そのものが悪いとは思わない。それは大前提だ。終身雇用は成果報酬制だ。まずここだ。能力があるもの良い結果を出したものは出世する。出世するから給与待遇がよくなる。こういうカタチの成果報酬制なのだ。 ただチェックを受けている側はどういうチェックがなされているのかわからない。どういう理由で自分が昇進するのかがわからないのだ。 これは看守と囚人の間の非対称と同じだ。 私はずっと怒っていた。「今の日本は審判ジャッジばかりでプレーヤーがいない」と。この…

  • 平安時代に先祖かえり

    そんなことをやっていたのはおそらく上の階級の人たちだけだったのだろうが平安時代にはお互い会うことがないまま結婚することがあった。会う前に和歌をお互いに送りあった。そういうことを繰り返してお互い納得できたら夜を過ごしていた。そしてそういう事情があったから和歌がうまいかどうかは大問題だった。こういうことに関してずっと言われていたのは「外見は?」ということだ。そういうことになるまでお互い会っていないし夜そういうことをして朝を迎える。だからお互いがお互いの顔を見るとそういうことが終わった朝になる。 性的なことはともかく今の日本でネット上でとても仲良くなってオフ会で初めてあったのだが初対面の時から仲がい…

  • いいこと素敵なことが見えてきた

    昨日くらいからいいこと素敵なことが見えてきた。ずっとそういうモノコトは見えなかった。そして過去のいいこと素敵なことも思い出せなくなっていた。 「こういうことってあるんだな」と今思っている。 私は還暦だがすごく小さい時に父親がプレゼントを買ってくれたことをちょっと前に思い出した。朝起きるとプレゼントが枕元に置いてあってそれがすごくうれしかったのだ。 なぜかそういうことをずっと思い出さないでいた。そして思い出した。 諸星大二郎のマンガにもそういう話があったしユーミンの「やさしさに包まれたなら」にもそういう部分がある。 本当にこういうことってあるんだな。 www.youtube.com 昔読んだ諸星…

  • 昔脊髄カリエスという病気があったのだが

    昔脊髄カリエスという病気があった。正岡子規もカリエスだった。 いつからかジストニアになっているひとが多い。私もそうだ。今も首や腰が本当に痛い。布団に寝ていてる時も痛いのだ。 これって昔のカリエスとすごく似ているのだ。私が言っているのは似ているということだが。正岡子規もこんな感じだったのかな。

  • 保守と原発の汚染水と理性

    月刊Hanada2023年7月号 [雑誌] NHK 100分 de 名著 ヘーゲル『精神現象学』 2023年 5月 [雑誌] (NHKテキスト) ヘーゲル“精神現象学” (4)それでも共に生きていく(最終回) www.youtube.com 月刊Hanadaには一貫してイライラがある。「確かにそれはそうかもしれないが・・・」というイライラだ。 保守は理性を信じない立場だ。これを年賀状で考えてみよう。リベラルな立場なら「年賀状には意味がないから年賀状は廃止だ」となる。これはわかりやすく書いている。保守は「年賀状の意味は正直私は知らないし年賀状が事実ツラクもある。だけど一応やってきたことなわけだか…

  • LGBTに関していろいろあるが フーコー

    LGBTが今問題になっている。このことにはいろんな原因がある。一つは仕事だ。ずいぶん前からホワイトカラーはなくなるといわれていた。私もLGBTなのだが明らかにLGBTがやりづらい仕事があるのだ。ホワイトカラーだ。当然だがLGBTでも働く。ホワイトカラー以外の仕事をやっているぶんにはそんなに働きづらくないのだ。というよりホワイトカラーは仕事をしづらい。 ホワイトカラー以外はそんなに働きづらくないというのはちょっと違う。ホワイトカラー以外の仕事をしている場合にはひとの性的なことにはそもそもそんなに関心がないものなのだ。ということはホワイトカラーはひとの性的なことに異常に関心があるということになる。…

  • 体感幻覚が治ってきた 今宗教が問題になるのは当然だ

    さっき思った。「寒いんだけど」と。体感幻覚という。体感がおかしくなるのが体感幻覚だ。私は冬場で世間のひとがコートを着ている時でもシャツ程度で平気だった。介護系の仕事をしている友人は「気にしなくていい」といっていたが私はそういうことが恥ずかしくてイヤだった。 今エアコンが効いている部屋にいる。寒いというと大げさかもしれない。病名にはあまり意味はないが。 フランクルの「夜と霧」という本がある。 夜と霧 新版 NHK「100分de名著」ブックス フランクル 夜と霧 フランクルは心理学者だ。戦争中に強制収容所に送られている。フランクルは心理学者として冷静に事実を記述している。カポーというユダヤ人で同じ…

  • 負のディール(取引) 現代日本の問題点

    私は最近「いろんなひとに助けてもらっていたんだ」と気がついた。そして「イヤなことも多かったけれども良いことも多かったんだ」とも思えている。でもイヤことしか見えなくて悪いことだけを勘定していた時期があった。 私は還暦だが50代はずっと更年期だった。怒りの抑制が効かなくなっていたのだ。そうなってしまうと腹が立つことばかりになってしまう。ただそういうことがあっていけなくなった場所もあったし縁が切れてしまったひともいた。 でも今思うとそういう場所やひとは離れたほうがいい場所でひとだったのだ。私の場合は更年期でそうなっていたが普通はそういう状況を腐っているという。若い時にはぶーられて腐っていた時期がなか…

  • あるスーパーが店を引いた件 損切り

    前に住んでいたところの近所にスーパーがあった。そのスーパーが店を引いたのだ。店がなくなったからといって必ずしも倒産したわけではない。店を引くということもある。 話が逸れてしまうが人間誰もが「損切り」が苦手だ。損切りというのは今は損なのだがこれから頑張ると損を取り返せることができるかもしれないときにあきらめることだ。大島弓子の「毎日が夏休み」にも損切りの話が出てくる。佐伯日菜子・佐野史郎主演で映画にもなっている。 毎日が夏休み デラックス版 [DVD] 佐野史郎 Amazon 毎日が夏休み (あすかコミックス) 作者:大島 弓子 角川書店 Amazon www.youtube.com 毎日が夏休…

  • 問題はITではない 情報のありかただ 道路と自動車みたいに考えるとわかりやすい

    2年くらい前に入院していた時に知り合いになった看護師から話を聞いた。 電子カルテについてだ。病院では申し送りを行う。日勤から準夜勤、準夜勤から深夜勤務、深夜勤務から日勤に引き継ぐ時に必要なことを伝えるのが申し送りだ。この申し送りが電子カルテだと楽だということだった。申し送りは普通口頭で行う。当然だがこの申し送りは聞いている必要があるのだ。これが大変なのだ。だが電子カルテなら必要なことは書いてあるので読んでないヤツが悪いのだ。だから申し送りがヒドク楽になる。 だから問題はITかどうかではないのだ。情報の伝達が問題なのだ。 また病院だからPHSで話をしていた。私が「それにバイタル載せたら便利じゃな…

  • ネットニュースの開封率測定 二時間ドラマみたいになりそうだ

    ネットニュースはどこでも開封率測定をやっているはずだ。そしてAIを使ってより開封率が上がる見出しに変えている(はず)。結果人間としてネットニュースの見出しを見るとついつい開封してしまう。つまり読んでしまう。 そうなるからいつからネットニュースの見出しを見ない人たちがでてきた。私もラインをやるとラインニュースの見出しが目に入って、見出しが目に入るとついついネットニュースを読んでしまうという理由でラインを辞めた。 昔の二時間ドラマには新聞のラテ欄に「湯けむり京都旅情殺人紀行」のような文章がよく掲載されていた。ああいうラレ欄の文章が効果的だったのだろう。でもそういうことが長期的には二時間ドラマの首を…

  • 問題はインタネットではない 情報の流れの変化

    二三年前に入院していた。その時にベテラン看護師が電子カルテについて話していた。病院では申し送りを行う。当然だが誰かが申し送りをしている時には他のスタッフは聞いている必要がある。必要なのだが申し送りはツライ。でも電子カルテであれば必要はことは各自が電子カルテに書いている。だからもし誰かが知らないとすると知らなかったヤツが悪いのだ。そして電子カルテにすると申し送りがとても楽になる。 電子カルテとはいうが問題は電子ではないのだ。この問題は情報の共有の問題なのだ。だから病院のスタッフルームのどこかに必要なことが書いてある壁新聞を作ってしまえば意味は電子カルテとそんなに変わらない。 インターネットも問題…

  • 「今の日本にはマーケティングが必要だ」 アンチスマート宣言

    私は世間で言っていることがわからないことがある。今日はマーケティングの話だが世間で言っているマーケティングの意味が私にはよくわからない。 マーケティングは生まれたのは大恐慌の時だ。アメリカ。アメリカ人にとっての大恐慌のダメージはありえないくらい大きい。日本人にとっての戦争に匹敵する経験のようだ。 大恐慌の時に何もどうやっても商品が売れなかった。それで「自分たちが売ろうと思っている商品って世間の人たちは欲しくも必要でもないんじゃないのかもしれない」と思うひとが出てきた。そして「だったら世間の人たちが欲しい商品必要な商品をつくらなきゃ」というところから出てきたのがマーケティングだ。 そして(そうい…

  • 引き寄せの法則について 科学と疑似科学

    最近「引き寄せの法則」を勉強中だ。前からなんとなくは知っていたのだが。 新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 作者:エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス SBクリエイティブ Amazon まんがで叶える 引き寄せの法則―――思い通りに幸せを手に入れる。(Business ComicSeries) 作者:Miko あさ出版 Amazon メカニズムは不明だがこういうことは実際にあるものだ。実際にあるものだがメカニズムは不明だ。これが大事なことだ。実際にあることだからといってもメカニズムがわかるものではない。 実際今私はあるところに住んでいるがそこは以前「こういうところに住みたい」と思って…

  • 原理原則 責任と権限・権利・権力はセット

    責任と権限・権利・権力はセット。これは原理原則だ。 今マイナンバーカードについて話題になっている。私はマイナンバーには賛成なのだが前に年金記録を一元管理するという話があった。 だがあの話が結局よくわからないままだ。あのことについて誰かが(たとえばアベさんが)悪かったとは思わない。そういう風に感じるだけだが。だが私にはあのことがどういうことだったのかいまだによくわからないままで、それが私の勉強不足のせいだとも思えないのだ。日本のマジョリティも同じように思っている(考えている感じている)はずだ。 説明責任という言葉が時々でている。「消えた年金問題」についての説明責任が不十分だと考えていいのではない…

  • 更年期の効能 自己像セルフイメージ

    50代はずっと更年期だった。私は温和なタイプなのだが怒りの抑制が効かなくなって困った。そういうことがあって会えなくなったひともいたし行けなくなった場所もあった。 ただ今から思うとそういうひとは離れたほうがよかったひとだったしそういう場所は離れたほうがよかった場所だった。 意図的にやっていたかどうかは不明だ。実際更年期でホルモンバランスも変わっていたのだろう。だが自己像セルフイメージも上がっていた。自己像セルフイメージを上げる訓練(練習)をある時からやっていたのだ。忘れていたが。 以前の自分は温和で謙虚でもあったが卑屈でもあった。どこか自分はダメな奴だと思っていた。でも自己像セルフイメージが上が…

  • 笠井潔の指摘 右翼も左翼もねじれている

    ランキング参加中知識 狂気はここに始まる―日本人が「こうなった」のはなぜか〈下〉 (カッパ・サイエンス―栗本慎一郎「自由大学」講義録) 作者:伸行, 加地,和彦, 小松,紳也, 橋爪,潔, 笠井,東二, 鎌田 光文社 Amazon すべて敬称略だ。 上にあげた本に笠井潔の指摘があった。この本はとても読みやすい本なので多くのひとにお勧めする。 笠井は右翼も左翼も(保守もリベラル)も思想にねじれがあると指摘してる。 日本はちょっと違うのだが保守の政策は小さな政府でリベラルの政策は大きな政府だ。これは保守は「国や政府や余計なことはしなくていい」という思想だからだ。そしてリベラルは「国や政府はいろいろ…

  • 前提の間違い 平均アベレージの間違い

    ランキング参加中知識 正規分布といってとたんにみんなイヤな気持ちになっているはずだ。「日本人は正規分布になっていると信じているのは間違いだ」という話なのだが。 100点満点のテストがあった時に平均点がだいたい50点くらいになっていて、0点と100点に向けてだんだん人数が減っていくという風になるのが正規分布だ。 グラフにすると富士山みたいになる。 現実はこうはならない。これを日本語で書くと「平均的な日本人は一番多い日本人ではない」ということになる。 私自身何かに評価をつけるときに、そこが5段階で1から5までの評価になっているときになんとなく3か4にしている。私がこうしているのは3か4が一番多いは…

  • 「だが、情熱はある」 という伝記ドラマ

    ランキング参加中ドラマ 伝記というジャンルがある。ある(特定の実在の)人物の生涯を小説やドラマにしたものが伝記だ。すべて敬称略だ。 「だが、情熱はある」はオードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の実体験をもとにしたドラマという意味で二人の伝記ドラマだ。 伝記小説が昔はたくさんあった。伝記漫画もあった。昔だと「コント55号」の伝記マンガがあった。 私がこの伝記ドラマが良いと思ったのは二人のチョイスだ。今をときめく人たちはたくさんいる。例えば大谷翔平がそうだ。 あのひとは本当にヒーローだ。しかもやっていることがマンガ超えだ。 でもやってることがマンガ超えの大谷翔平の伝記ドラマを作っても多…

  • 楽に流れる 「と〇〇は持論を述べた」

    ちょっと前に高市早苗さんがテレビ局に圧力をかけた云々という話がでた。このこと自体は私はわからない。 ただ以前から高市さんの名前の出方がおかしかったのだ。それは与党野党マスコミを問わずだ。 あの件のあと保守系のオピニオン誌が高市さんのインタビューを掲載した。 「楽してんなあ」と思った。いくらオピニオン誌だといっても自分で取材すればいいじゃないか。 あれも一緒だ。誰かの発言を取り上げたあと「と○○は持論を述べた」というやつだ。 取材者や掲載雑誌の考えや立場はどうなんだということだ。あるいは取材者や掲載雑誌の勉強はどうなんだという話だ。 楽に流れるのは人間の性だ。だけど大手マスコミは全部楽に流れてい…

  • コメンテーター病 ー ジャニーズ事務所の問題でまた

    ランキング参加中テレビ ここ数年間(数十年間)日本では「○○と誰かが言った」ことが注目されている。ジャニーズ事務所の問題でもそうだ。あるジャニーズ事務所のタレントの○○が「○○といった」ということが注目されてニュースになっている。 名前を出すが「櫻井翔が○○といった」ことが注目されてニュースになっている。 これはおかしくないか? 今回の問題は「ジャニーズ事務所の所属タレントの性被害」だ。 でも今回もやはり「だれそれが○○といった」ということが注目されてニュースになっている。 これはコメンテーター病だ。

  • 雪村いづみという存在

    ランキング参加中音楽 雪村いづみは美空ひばり・江利チエミと3人娘だった。 彼女はいわゆる歌謡曲を歌わなかった。 だからいわゆるヒット曲がない。 www.youtube.com そういうことが雪村いづみの歌手人生にとってよかったのかどうかはわからないのだが。 ひこうき雲はもともと雪村いづみが歌っていたが。 www.youtube.com ある時期の日本では歌謡曲という存在がとても大きなものだったのだ。 その意味が今となっては私には説明できないのだが。

  • 歌謡曲なるもの

    ランキング参加中音楽 昔「歌謡曲」という存在があった。 今となっては「歌謡曲」がどういう存在なのか説明できない。演歌とは違うのだ。 いろんな大歌手がいるのだがある時期までそれまでジャズをうたっていてもポップスをうたっていても、ある時から歌謡曲をうたうものだった。 これは弘田三枝子だ。 弘田三枝子はポップスを歌うスターだった。 www.youtube.com www.youtube.com でも人形の家を歌う。 www.youtube.com www.youtube.com 人形の家は歌謡曲だ。 弘田三枝子よりも上の世代だの大歌手だ。江利チエミ。 www.youtube.com www.yout…

  • 松本人志(ダウンタウン)批判について

    ランキング参加中ドラマ すべて敬称略です。 松本人志(ダウンタウン)に対する批判(?)がある。 批判というわけでもないのだが。 批判といえば批判だ。 しょうがない。松本人志は天下を取ったのだから。 ダウンタウンもだ。 「松本人志(ダウンタウン)は天下を取った」 これは事実だ。 私が知ってる範囲で天下を取った喜劇人といえるのは 森繫久彌 渥美清 萩本欽一 ビートたけし(北野武) ダウンタウン、松本人志 これくらいだ。 森繫久彌の前にはエノケンロッパだ。 榎本健一、福川ロッパの二人がエノケンロッパだが。 この時期の関西にはエンタツアチャコがいた。 この辺になると私でもわからない。 でも考えてみると…

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