今回は、サントリーとニッカのブレンデッドウイスキーの上位モデルである、サントリーローヤルとスーパーニッカを飲み比べます。かつてのフラグシップ対決サントリーローヤルとスーパーニッカは、どちらもサントリー、ニッカにおけるフラグシップウイスキーとして販売され
【おかわり】ニッカウヰスキー ブラックニッカ ディープブレンド
今回は、ブラックニッカの中からディープブレンドを改めて飲みます。加水を抑えた濃厚なウイスキーディープブレンドは、ブラックニッカのラインナップの中で最も新しく、2015年にリリースされました。当初は加水を抑えることでアルコール度数が45度と高く、濃厚であるのに
今回は、値段につられて買ったけど、超絶不味くて飲まないでいる地雷ウイスキーの救済措置として、フルーツウイスキーを作ってみることにしました。フルーツウイスキーとはフルーツウイスキーとは果実酒の一種であり、ベースのお酒をウイスキーにしたもの、と言う単純なも
今回は、CGCのハイボール缶を飲んでみます。製造元は宝酒造「嶺」は、CGCのプライベートブランドのウイスキーで、製造をしているのは宝酒造です。宝酒造は独自で「キングウイスキー 凜」というウイスキーを出していますが、屈指の地雷として有名です。むしろ輸入している
今回は、ニッカウヰスキーのフロム・ザ・バレルを改めて飲んでみます。フロンティアに取って代わられる?フロム・ザ・バレルは、1985年に特級ウイスキーとして誕生しました。まず最大の特徴として、当時としては異例の高い度数、51.4度のアルコール度数で売られました。一
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今回は、サントリーとニッカのブレンデッドウイスキーの上位モデルである、サントリーローヤルとスーパーニッカを飲み比べます。かつてのフラグシップ対決サントリーローヤルとスーパーニッカは、どちらもサントリー、ニッカにおけるフラグシップウイスキーとして販売され
今回は、新潟亀田蒸溜所が手がけた最初のシングルモルト、OHTANI WHISKY 新潟亀田 Zodiac Sign Series「Pisces」を飲みます。印鑑販売からウイスキー作りへ新潟亀田蒸溜所を運営する新潟小規模蒸溜所は、元々は印鑑の販売会社で、同社の取締役であった創業者の堂田浩之氏が
ウイスキーについてまともに知識が無く、気まぐれでウイスキーでも飲んでみるかとスーパーなどに行き、適当に安いものを選んだら、とびっきり不味くて放置してしまった、と言う人がいるでしょう。このブログをよく読んでいる人であればそんなことはないと思いますが、友人や
今回は、サントリーのウイスキーの中でも低価格ブランドとして定着している「トリス」の歴史についてまとめてみます。鳥井商店のブランドサントリーは、鳥井信治郎が創業した鳥井商店をルーツとした企業です。数年後に寿屋に改名した鳥井商店は最初から洋酒に特化した商社
今回は新興のクラフトウイスキー蒸溜所である久住蒸溜所のシングルモルト久住 THE FIRSTを飲みます。酒造業未経験から始まったウイスキー作り久住蒸溜所は、大分県竹田市久住町にある蒸溜所です。元々は日本酒の酒蔵だった場所で、それを蒸溜所として改修したようです。運
今回は、2025年3月にリニューアルされた、ジムビーム ブラックを飲みます。7年熟成へ元々、ブラックはレギュラーボトルよりも熟成が長い原酒を使っていました。従来は6年以上熟成された原酒を使っていましたが、リニューアル時には7年以上熟成の原酒を使うこととなり、ラ
今回は、ニッカウヰスキーの限定グレーンウイスキー、ザ・グレーンを飲みます。7種類のグレーン原酒をブレンドニッカ ザ・グレーンは、2023年3月に数量限定で販売されたブレンデッドグレーンウイスキーです。宮城峡蒸溜所で作られるカフェグレーン原酒とカフェモルト原酒
今回は、黄桜の丹波シングルモルト Bottled in 2024 2ndを飲みます。有名日本酒メーカーが手がけるウイスキー黄桜は1925年に創業し、2025年で100年を迎えます。主力の商品は日本酒で、黄桜の広告はカッパのキャラクターと共に昭和時代にはメジャーな日本酒メーカーとして
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーから発売された新しいウイスキー、ブラックルビーを飲みます。ブラックシリーズの新作ブラックルビーは2025年4月より通年商品としてリリースされました。ランクとしては、従来からあるブラックラベル、ダブルブ
今回はアイリッシュウイスキーから、イーガンズのボンダーズブレンドを飲んでいきます。21世紀に復活したウイスキーブランドイーガンズは、1852年にパトリックとヘンリーのイーガン兄弟が設立した会社、イーガン社からリリースされたウイスキーのブランドです。同社の事業
今回は、ニッカウヰスキーの低価格ボトルであるブラックニッカクリアと、ハイニッカを改めて比べていきます。元々エントリーモデルとして登場したこの2つの銘柄。かつてはハイニッカが担っていたポジションに、ブラックニッカクリアが登場して、一時期は酒屋さんでも見かける
今回は、合同酒精が発売する香薫ハイボールを飲んでみます。悪名高きブランドのハイボール香薫は合同酒精のウイスキーのブランドですが、かつてはイオンのトップバリュのウイスキーのOEM元で、その不味さからネットでも話題になりました。そんな香薫ブランドから発売され
今回は、イングランド生まれのウイスキー、バンクホールのブリティッシュシングルモルトを飲みます。イングリッシュウイスキーの出来は?バンクホールは、イギリスの中でもイングランドにある蒸溜所で作られるウイスキーになります。バンクホールの名前は、イングランドの
今回は本坊酒造のマルスウイスキーから、シングルモルト津貫2025エディションを飲みます。創業の地に存在する蒸溜所今回飲むボトルのモルト原酒は、鹿児島県南さつま市にある「津貫蒸溜所」のモルト原酒のみを使っています。「津貫」という地は、本坊酒造の創業の地で、こ
今回は、セブンイレブンを中心に販売している、ハーウッド カナディアンウイスキーハイボールを飲みます。謎のカナディアンハイボールハーウッドとは、カナダのオンタリオ湖周辺の地域の名前ですが、ハーウッド蒸溜所というものは存在しません。ハーウッドのブランドは、
今回は、キリンの廉価ウイスキー、オークマスター 森の風薫るを改めて飲んでみます。メルシャンから継承したブランドオークマスターは元々、メルシャンが1999年に発売した「樽薫る辛口ウイスキー OAK MASTER」として発売されて生まれたブランドです。メルシャンはワイン
今回は、サントリーとニッカが発売しているワールドウイスキーを飲み比べてみます。ワールドウイスキーとはワールドウイスキーとは、別な言い方をすれば「無国籍ウイスキー」と言えます。つまり、複数の原産国のウイスキーをブレンドしたウイスキーになります。日本のメー
今回は、現在でもかなりのプレミアがついている、ニッカウヰスキーのシングルモルト余市10年を飲みます。2022年に復活するも...シングルモルト余市10年は、1989年に角形のボトルでリリースされました。その後、丸形ボトルに切り替わり、2015年まで発売され続けました。終売
今回は、ジャパニーズウイスキーがブランド化した歴史を振り返っていきます。きっかけは2001年日本で本格的にウイスキーが作られるようになったのは、サントリーが山崎蒸溜所を作り、製造を開始した1924年になります。しかし、国際的に日本のウイスキーが評価されるまでに
今回はアイラ島モルトを中心にしたブレンデッドウイスキー、ブラックボトルのアイランドスモークを飲んでみます。アルケミーシリーズの第1弾ブラックボトルは1879年に、紅茶のブレンダーだったゴードン・グラハムの手によって誕生しました。しかし、当時のブレンドは現在と
今回は、テネシーウイスキーを標榜するジャックダニエルがバーボンに分類される理由を解説します。生産地はテネシー州バーボンウイスキーの名の由来は、ケンタッキー州のバーボン郡で作られたことにあります。しかし、ジャックダニエルの生産地はテネシー州です。そのほか
今回は、ウイスキーを巡る事件を通じて、高級ウイスキーの存在意義について考えてみます。日本でも高級ウイスキーが「資産」に?先日、東京・銀座の高級クラブに男が侵入し、山崎25年を盗み、買い取りショップに売却して多額の現金を入手するという事件が起きました。ここ
当ブログについてですが、当面の間、ウイスキーのレビュー記事を休止します。ここ最近、飲酒に対する耐性が弱くなったようで、1日で60mLくらいの量を超えると二日酔いなどの症状が出やすくなっている状況です。日によってはウイスキーに全く口に出来ないことも多くなっていま
今回は、黄桜が発売した「黄桜ウイスキー Premium Highball」を飲んでみます。日本酒のメジャーが作るハイボール缶黄桜は、日本酒の有名な蔵元の多い、京都市伏見区にある酒造メーカーで、1925年に松本治六郎の手によって創業しました。戦後に入って広告のキャラクターとし
今回は、ブレンデッドスコッチとして日本でも古くから有名なJ&Bを改めて飲みます。ワイン販売でも有名なメーカーJ&B、ジュステリアーニ・アンド・ブルックスは、1749年に創業した酒造メーカーです。蒸溜家のジャコモ・ジュステリアーニと資本家のジョージ・ジョンソンの2
今回は、スコッチウイスキーの定番の一つ、ジョニーウォーカーのエントリーモデル、レッドラベルを改めて飲みます。値上がりが顕著なジョニーウォーカーここ最近では円安などの影響によって、スコッチウイスキー全体の価格も上がっている状況ですが、ジョニーウォーカーに
今回は、2024年4月にジャパニーズウイスキー基準に準拠したと公表された、サントリー角瓶について、5月発売分と4月発売分で違いがあるかを調べてみます。前回のブログはこちらジャパニーズウイスキー準拠のタイミングは今年の4月からだったのか今回の調査は、サントリーが
今回は、カナディアンウイスキーから、シーグラムV.O.を飲んでみます。御殿場蒸溜所建設にも関わったメーカーシーグラムは、かつてカナダに本社のあったウイスキーメーカーで、現在はサゼラックが抱えるブランドの一つとなっています。1857年に、サミュエル・ブロンフマン
今回は番外編として、北海道限定で発売された「金麦サワー」を飲んでみます。第三のビールなのにサワー?「金麦サワー」とは、サントリーが2024年4月より3ヶ月間、北海道限定で発売した、「金麦」のラインナップになります。第三のビールとは主に2種類あり、発泡酒に麦由来
今回は、2024年にリニューアルされたデュワーズ12年を飲んでみます。バーボン樽熟成へと変更デュワーズ12年は、長期熟成したモルトとグレーン原酒をブレンドした後、別の樽で更に熟成(マリッジ)を行い、12年以上の熟成を行う事を謳い文句としていました。20
今回は、ジムビームアップルを飲んでいきます。フレーバードウイスキーとはジムビームアップルは、フレーバードウイスキーに含まれるボトルになります。フレーバードウイスキーとは、ウイスキーに果汁やスパイス、香料などを加えて香りや味をつけたウイスキーを言います。
今回は、ここ10年で誕生しつつ、なかなか一般人が手に入れられない、ジャパニーズクラフトウイスキーについて考察していきます。供給量が少ない故か2010年代中盤以降より、北海道から沖縄までクラフトウイスキーの蒸溜所は数十カ所に及び、現在も計画中のものを含めれば100
今回はサントリーの角瓶を改めて飲みます。一体何度目か、と言われるかも知れませんが、とある変化があったので、それもお伝えします。いつの間にかジャパニーズウイスキーに?以前の記事で、2024年4月から、業界団体によって策定されたジャパニーズウイスキーの基準が本格
今回は、久米仙酒造の沖縄ISLAND BLUEを飲んでみます。泡盛のメーカーが作った米のグレーンウイスキー久米仙酒造は沖縄県那覇市にある酒造メーカーです(「久米島の久米仙」とは別法人)。1952年に創業した同社は、沖縄の蒸留酒である泡盛を主体としていますが、他のメーカ
2024年4月に、業界団体によって規定されたジャパニーズウイスキーの基準本格的に施行されました。基準策定に至るまで2021年2月に、ウイスキーなどの洋酒を扱うメーカーによって集まった業界団体、日本洋酒酒造組合によって、ジャパニーズウイスキーの基準が策定されました
今回は、1000円スコッチの一つ、クランスマンを飲んでみます。ロッホローモンドのモルト、グレーンを使用クランスマンは、ハイランド地方とローランド地方の境目にあるロッホローモンド蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーです。同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグ
今回は1000円台のブレンデッドスコッチから、クランマクレガーを飲んでみます。スコットランドの古い氏族クランマクレガーは、1964年に、グランツやグレンフィディックで有名な、ウィリアム・グラント・アンド・サンズ社によって発売されたブレンデッドスコッチウイスキー
今回は、シングルモルトウイスキーが高いのは何故かを考察していきます。単一の蒸溜所で作られたモルトウイスキーまず、ウイスキーの種類をおさらいしていきます。ウイスキーは基本的に大麦麦芽を使い、単式蒸留器(ポットスチル)を使って蒸溜して作るモルトウイスキーと
今回は、公式Xのフォロワーさんからのリクエストにお応えして、千葉県にある須藤本家の房総ウイスキーを飲んでみます。明治創業の酒蔵のチャレンジ房総ウイスキーを製造、販売する須藤本家は、千葉県君津市、久留里地区にあり、明治18年創業だそうです(茨城県にも須藤本家
今回は、日本限定発売のホワイトホース12年を改めて飲んでみます。年数表記とは?さて、ウイスキーの銘柄においては12年とか17年とか年数が表記されている銘柄があるのを見たことがあるでしょう。この年数とは、ブレンドした原酒の「最低限」の熟成年数を表記しているので