昨日のブログで紹介したノイバラ。自分で記事を書きながら今更ながらその清楚な美しさを再確認した私。(笑)そこで思い出したのが遥か昔、高校の音楽の授業で習ったゲーテの詩にシューベルトが曲をつけた「野ばら」という歌曲。「野ばら」ゲーテ作詞近藤朔風訳詞シューベルト作曲1童(わらべ)は見たり野中のばら清らに咲けるその色愛(め)でつあかず眺む紅(くれない)におう野中のばら2手折(たお)りて行かん野中のばら手折らば手折れ思い出ぐさに君を刺さん紅におう野中のばら3童は折りぬ野中のばら折られてあわれ清らの色香(いろか)永遠(とわ)にあせぬ紅におう野中のばらこの曲を年配の女性音楽教師は私たち生徒にドイツ語の歌詞で歌わせた。おぼろげな記憶によると多分レコードで曲を聞きながらカタカナを振って必死に覚えたと思うのだがそのドイツ語の歌詞の...「野ばら」にまつわるエピソード
今、エゴノキの下で頭上を見上げるとピンク色した小さな星形の花がこんなにたくさん!下向きにずらーっと鈴なりに咲いている。どの写真もピントが甘々だが…幻想的な雰囲気が伝われば良しとしよう。(笑)小さい花と言えばこのチェリーセージ。仲良し2人組の踊り子たちが身に纏った赤いスカートをひらひらさせてさも楽し気に歌い踊るように咲いている。それを見ているとこちらまで楽しくなってくる。ここにも小さな可愛い花がひっそりと咲いている。野生種のバラ、ノイバラ(野茨)だ。単に「野ばら」とも呼ばれ、そっちの方が馴染み深い。でも、今まさに見頃を迎えているのにどこか寂し気な風情が漂う野ばら。昨日の「山庭のバラ第1報」に入れてもらえず仲間外れにされて「どうせ私なんか…」と密かに拗ねているかも知れないがそんなことはない。キミはバラの立派な仲間だ...エゴノキ・チェリーセージの花・茨の道をゆく
山庭のバラが少しずつ咲き出した。一番手はラレーヌビクトリア。3年目の今年は4輪の花を咲かせた。続いてパフビューティー。咲き始めはクリームイエロー。d咲き進むとレモンイエローにお色直し。これだけたくさんの花が咲くのは初めてだ。お久し振りのクィーンオブスウェーデン。ここ2~3年体調不良だったのが何とか復活!今年は新しいシュートが出て蕾も2つ付いた。再び嘗ての繁栄を取り戻せるかどうか…病み上がりのこれからが正念場だ。こちらもお久し振り、復活のインカ。日陰の地植えから鉢に植え替えて初めての開花。見てくれはイマイチだが良くやった!このオレンジ色のスウィートドリームも頭でっかちのピンクストリームも復活組。今年このように久し振りに咲いたバラが多いのは寒肥の馬糞堆肥のお陰かも知れない。真っ赤な大輪のバラは宴。木漏れ日の下で透き...山庭のバラ第1報
1週間ぶりの山庭はシャクヤク祭り。ここにもあそこにもピンク色のシャクヤクがフリフリのドレスを身に纏い豪華絢爛に咲き誇っている。中には先日の雨で花びらが傷んだものや今にも散りそうな花もある。先週一番花が咲いた一重のシャクヤクは一週間でほとんどの花が咲き終わりこの最後の小さな一輪だけになった。先週はまだ花が咲いていたクリスマスツリー。その小さな花の付け根から赤っぽい綿毛のような不稔花が少しずつ伸びてきて一週間でこんなことになっていた。花穂からモクモクと煙が立ち上りその名の通り、まさに煙の木そのものだ。前回、百聞は一見に如かず…とは言ったもののこのスモークツリーはメッチャ大き過ぎて樹全体をうまく写真に撮れないのが歯がゆい限りだ。せめてもう少し高性能のカメラと私に腕があったならもっと素晴らしい写真が撮れたかも知れないが...シャクヤクとスモークツリーが…
今が見頃のジャーマンアイリス。向こうに見えるクレマチスと同系色の色合いでコラボしながら咲いている。山庭の一角に建つ小さなガゼボ。その屋根を覆っているのは白モッコウバラ。10年以上かかって少しずつ花が咲き出した。ログハウスの黄モッコウバラに比べてここは日当たりがイマイチのせいか成長が遅い。思わぬ場所で咲いたバーバスカム・サザンチャーム。昨年は花壇で咲いていたはずなのに…何で?もしかしたら…昨秋、花壇で増え過ぎたメドウセージを株分けしてここに移植した時に窮屈な花壇から広い世界を夢見てこっそり土に混じりこんでいたのかも知れない。(笑)山庭のシンボル、スモークツリー・グレース。周りの木々が新緑に包まれた山庭でひときわ目立つ赤銅色の若葉。枝先には花穂がたくさん立ち上がりよく見ると極々小さな花が咲いている。でもスモークツリ...スモークツリー
2~3週間ほど前から今か今かと心待ちにしていたシャクヤクの花がようやく開花した。チューリップが咲き終わった後の山庭の花壇にいよいよ満を持しての登場だ。目にも鮮やかなピンク色の大輪の花がさも誇らしげに咲く姿はまさに主役級の存在感。今年は3株のボタン全てになぜか一つも蕾が付かず期待していたあの豪華絢爛な花が観られなくて残念だったが5株のシャクヤクにはたくさんの蕾が付いているのでこれから次々とキレイな花を咲かせてボタンのリベンジを果たしてくれそうだ。(笑)クレマチスも次々に咲き出した。目の覚めるようなロイヤルブルーのH.F.ヤング。つるバラのバレリーナのためのオベリスクを我が物顔で占拠して咲いている。(笑)足元に咲くノースポールやフロックス。さして目立たないこうした宿根草の小さな花々が自らの分をわきまえて脇役に徹する...シャクヤクとシャクナゲの開花
山庭のバラはまだつぼみだが自宅のバラは一足早く咲き出した。東側の壁沿いに誘引した3種類のつるバラ。一番早く咲き始めたのがゴールドバニー。鮮やかな黄色の大輪の花でとても芳しい香りがする。そのゴールドバニ―の上の方に見えるのは真紅のバラ、ドクタージャーメイン。そして咲き始めたばかりのピエール・ド・ロンサール。このバラは咲き始めから満開までいろいろな表情で楽しませてくれる。ただ今年は冬剪定と誘引をサボったので枝が混みあって少々見苦しくなってしまった。(笑)つるバラに囲まれた家に憧れていた私にとってたくさん花が咲いてくれるのは大歓迎なのだがこれほど大きくなってくると正直言ってだんだん手に負えなくなる。(笑)長く伸びた古い枝は太くて堅くて重いので誘引にはかなりの力が必要だし剪定ばさみで枝を切るのも一苦労する。おまけに鋭い...自宅のバラ
昨日は24節気の立夏。そして「子どもの日」。昔風に言えば5節句の「端午の節句」だ。その起源は古代中国の「端午節」という季節の節目である5月初めの牛の日に厄払いをする行事で奈良時代に我が国に伝わって来たらしい。その厄払いに用いられたのが古来より中国で邪気を払う薬草と考えられていた「菖蒲」。我が国でも「端午の節句」に菖蒲を飾ったり菖蒲湯に浸かったりする風習が今も残っているが菖蒲の強い香りには血行促進、疲労回復効果があるようだ。残念ながら山庭に菖蒲はないが葉がよく似ているアヤメ科の花は咲き始めた。これはおそらくダッチアイリス。花びらの真ん中が黄色くなっているのが特徴。同時期に咲き出したジャーマンアイリス。花びらの根元にブラシ状の突起が有るのが特徴。花壇の中にしっかりと根を張っていて巨大なジャーマンアイリス帝国を築いて...昨日は「子どもの日」「端午の節句」そして「立夏」
チューリップが殆ど咲き終わりバラやシャクヤクなど次の主役の登場が待たれる今花壇のあちこちで人知れず咲いている小さな花たちの存在が目に入るようになってきた。抜いても抜いても毎年咲き続ける黄色いジシバリ。こぼれ種から芽を出して広がるノースポール。このノースポールによく似た花はエリゲロン。スミレもいろいろな花色が咲いている。シラーカンパニュラータの白花。こちらは淡い水色。そしてほんのり薄紫色がかったシラー。ミヤコワスレのピンク色。薄青色。そして淡青紫色のこの品種は”瀬戸の小波”。江戸時代から愛されている日本固有種だそうだ。アマドコロ(別名ナルコラン)。清楚なスズラン。次から次へと咲き続けるツルニチニチソウ。山野草のニリンソウ。タイツリソウと一緒に厳しい冬を乗り越え春になり可愛い花を咲かせてくれた。小さな花を咲かせるワ...SDGsサステナブルな花たち
ゴールデンウィークも後半を迎えた今山庭では黄モッコウバラが見頃を迎えている。2008年に植えた小さな苗木が14年経った今ではこんなにも大きく広がって可愛い黄色の花をたくさん咲かせている。その勢いはウッドデッキを覆い隠すだけでは留まらずパーゴラから屋根へとぐんぐん勢力拡大中だ。他国への一方的な軍事侵攻は決して許されるものではないが美しい花の力による現状変更は…ま、いいか!(笑)こちらは4月16日のオオデマリ。初々しいライムグリーンだった花が1週間後の4月23日にはクリーム色になりさらに1週間後の4月30日には真っ白になって春の日差しを受けて眩いばかりに光り輝いている。ライムグリーンから真っ白へとほぼ半月かけてゆっくりと色が変化していくこのオオデマリの生き方はまさに憧れのスローライフそのもの。退職したら手に入れたか...モッコウバラとオオデマリ
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