今年は低CAPE国のパフォーマンスが結構良いように思えます。 過去記事: 【低CAPE復調?】GVALが5年リターンで初めてVTを上回る Seeking Alphaの各国カントリーETFの年初来パフォーマンスをみてみると、アメリカが+5.37%の一方、ギリシャ(+57.77%)...
低所得の高卒非正規。 2030年までにアーリーリタイアして配当金生活するのが目標です。
今回は世界各国の実質長期金利を大雑把に計算して比べてみました。 実質長期金利は物価連動国債利回りですが、各国の物価連動国債のデータが見つけられなかったので、 実質長期金利=名目長期金利-期待インフレ率 として計算しました。 この期待インフレ率はCPI(前年比)ではな...
3月の配当が確定したので結果をまとめました。 税引き後配当 ADM アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド $8.32 JNJ ジョンソン&ジョンソン $13.77 MSFT マイクロソフト $14.92 NOC ノースロップ・グラマン $3.47 PFE ...
2019年3月末の資産は前月(17,631,939円)比669,155円増の18,301,094円でした。 資産内訳は株式が98.6%、401kが1.2%、円預金が0.2%です。401kは新興国株式ファンド100%です。
内閣府が今日発表した推計によると、40~64歳の「中高年引きこもり」は全国で約61.3万人で、その比率は全体の1.45%だそうです。 内閣府による「引きこもり」の定義は「自室や家からほとんど出ない、趣味の用事のときしか外出しない状態が6カ月以上続く場合」だそうで、家族以外との...
2009年7月に始まった米国の景気拡大はこのまま続くと2019年6月で丸10年を迎えることになり、1991年4月~2001年3月と並んで過去最長記録に達します。 Wikipedia によると、1945年10月~2007年12月には景気拡大期が11回あり、長さは平均59ヵ月(約...
私の両親が加入している個人年金保険の満期が近付いてきたので一緒に確認していたのですが、この保険は契約者が父親、受取人が母親になっており、保険金は贈与税の対象になってしまうことが判明しました。 保険って 契約者(保険料を負担する人)と受取人(保険金を受け取る人)が違うと贈与税の...
とうとう米国債の3カ月物と10年債の利回りが逆転しました。最も注目されている2年債と10年債はまだですが、その差はわずか0.118%ポイントしかありません。 出典:Investing.com 逆イールドは景気後退の前兆だと考えられており、実際に10年債利回り-2年物利...
景気敏感セクターは景気サイクル終盤に低PERになりがちですが、これは利益のピークアウトを織り込んでいるためで、必ずしも割安という訳ではありません。 景気によって利益が大きく変動するため、むしろ景気後退期に一時的に利益が激減し、高PERになったときのほうが割安ということもありま...
FRBは19-20日に開いたFOMC(連邦公開市場委員会)で、バランスシート縮小を予想よりも早い9月に終了すると決定しました。また、毎月の縮小ペースは5月から最大300億ドル→最大150億ドルに半減します。 FOMC参加者によるFF金利予想(ドット・チャート)では2019年の...
「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」に心の底から共感する
今日、お昼休みに死んだ目でぼーっとニュースを眺めていると、心の底から共感できるフレーズに出会いました。 「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」 これはスガシカオさんのニューアルバムだそうです。曲は聴いてないのでよく分かりませんが、 「労働なんかしないで 光合成だけで...
バリュエーションが低く、かつ今後高い人口増加率が見込める国としてナイジェリアに注目していますが、もう一つ気になっているのがパキスタンです。 (過去記事: NGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF) ) パキスタン株は1994年~2008年にはMSCI新興国市場指数に...
2019年2月末の世界各国のイールドスプレッドを見ていきます。 ※イールドスプレッドは株式のバリュエーションを判断する指標のひとつです。 債券同士の利回り格差や株式と債券の利回り差を指し、それぞれの利回りを比較することで相対的な割高感・割安感を判断する指標のひとつとなる。...
私はアレルギー体質で子供の頃から花粉症なのですが、症状は年々ひどくなっている気がします。 鼻が詰まると元々低い思考力・集中力がさらに低下するほか、最近は寝ている間に強く瞼をこすっているようで朝起きると腫れていることがあります。また、季節の変わり目で自律神経がおかしくなるのかメ...
前回の記事 に引き続き、 今回もタバコについてです。 以前、「嗜好用大麻が合法化されたコロラド州、オレゴン州、ワシントン州では今のところ酒類売上に悪影響を及ぼしていない」というニュースを取り上げましたが、今回は大麻とタバコについての資料を見つけたので記事にしました。 (過去...
タバコ会社はタバコ販売本数の減少を値上げによってカバーする形で増収を維持しています。 今回は米国におけるタバコ価格の推移等を調べてみました。 米国におけるタバコ タバコ価格、CPI(消費者物価指数)、平均時給の推移 まずはタバコ価格(Consumer Price I...
IFF(インターナショナル・フレーバー&フレグランス)を買い増し
IFF(インターナショナル・フレーバー&フレグランス)を$123.70で10株買い増ししました。 IFFは世界2位の香料メーカーで、16年連続で増配しています。昨年、イスラエルのフルタロム・インダストリーズを買収し、マーケットシェアはスイスのジボダンに次いで二番目になりました...
私は快楽を得たい欲求よりも、苦痛を避けたい欲求のほうが何倍も強いです。 行動経済学によると、人は損失回避的なので利益よりも損失のほうをより強く感じるそうです。なので苦痛を避けたい欲求のほうが強いというのは誰でも同じなのかもしれませんが、私は特にその傾向が強いです。 私にと...
BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)が2/28に2018年通期決算を発表しました。 Non-GAAPベース、恒常為替レート(constant currency rates)の 売上は+3.5%、EPSは+11.8%、調整後の営業利益率は40bps増の42.6%、英ポン...
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今年は低CAPE国のパフォーマンスが結構良いように思えます。 過去記事: 【低CAPE復調?】GVALが5年リターンで初めてVTを上回る Seeking Alphaの各国カントリーETFの年初来パフォーマンスをみてみると、アメリカが+5.37%の一方、ギリシャ(+57.77%)...
今回は2025年7月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています...
ゴールドバグやビットコイナーにはゴールドやBTCの価格が上昇しているのではなく、法定通貨が下落しているんだみたいな主張をする人がいます。 BTCは価格発見段階なので価格上昇の主要因は法定通貨下落ではないでしょうし、ゴールドも法定通貨下落よりも明らかに早いペースで上昇している感じし...
2025年6月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2025年3月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2025年3月末) ※今回使ったデータはすべてRese...
当ブログではもともとはセルフ生活保護くらいの不労所得があればいいかなというLeanFIRE目標でスタートしています。 私はたぶん子供の頃は人並みに物欲はあったような気がするのですが、大人になってからは人付き合いが極めて希薄なために地位財的なものにも興味がなく、基本的に外出も好きで...
2025年6月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比6.2%増の942でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比率は米...
私は証券担保ローン(野村Webローン)をレバレッジをかける目的で使用しています。 口座を開設した約4年前には野村證券が一番良かったと思うのですが、先日楽天証券でも国内株を対象にした証券担保ローンの開始が発表され、1,000万円超の借入の場合には短期プライムレート(現時点では1.8...
価格上昇を受けて、最近では0.1BTCで将来お金持ちになれるみたいな神話が生まれているようです。 2020年の特別定額給付金のときには配られた10万円でおおよそ0.1BTCが買えましたし、少し前までは庶民は1BTC集めよう的な雰囲気だったと思うので隔世の感がありますね… 個人的に...
Metaによる巨額投資が報じられたScale AIのAlexandr Wang氏は「人間の神経の可塑性は最初の7年間がピークなので、BCIが成熟してから子どもを持ちたい」と発言しているそうです。 幼少期にニューラリンクみたいなBCIを埋め込めば大人にはできない形でネイティブに扱え...
ジェレミー・シーゲルの「株式の期待リターンの根底にリスクフリー資産としての債券があるのではなく、株式こそが基準なのではないか」という説が個人的にとても面白かったです。 参考; 【Wonkish】ジェレミー・シーゲル教授がつぶやくコペルニクス的転換 市場参加者は株式を基準として、...
最近はAI失業がより現実味を帯びてきているように思いますが、意外にも仕事を奪われることに対してやりがいがなくなる的な不安というか不満を感じる人も割といるようです。 失業しても政府がベーシックインカムくれるならそれでいいという人だけではなく、そもそも生産性のあることを一切することな...
2025年5月末の純資産(2016年12月=100として指数化)は前月比9.7%増の886でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 株式部分(DC・積立NISA除く)の株式ポートフォリオは以下の通りです。 国別構成比...
いままでの世界の延長線上だと大体FIREに必要な資産は分かりやすかったですが、AGI後の世界を考えると途端に基準がとても難しくなってくると思います。 以前はナイーブに生産コストがほぼゼロに向かって下落していくならお金がなくてもいけるのでは?と楽観視していたのですが、そうならない可...
NotebookLMの音声概要って便利ですよね。GeminiのDeep Researchからも生成できるようになったみたいなので直近のブログ記事で作ってみました。 過去記事: AIによる産業爆発下での株式セクター 内容的には書いてないことも喋ってたりしますが、...
AIの今後について、AGI→知能爆発(Intelligence Explosion:AIが自分自身を改良し続け、急速に超知能に進化する)→産業爆発(Industrial Explosion:産業の生産性や規模が爆発的に拡大する)みたいな流れなのかなと思っていたのですが、順序として...
ゴールドは長年にわたってその価値を保ち続けており、「1オンス金貨1枚で一カ月間生活できる購買力がある」とか「1オンス金貨があれば現代では高級スーツが買えるが、古代ローマでは元老院議員が着る高価な服が買えた」みたいな話があったりします。 ふと住宅価格はどうなんだろうと気になったので...
前々回の記事のデータを使って、今回はゴールド価格・ゴールド時価総額・米名目GDPの長期推移を見てみました。 過去記事: 金本位制時代の対GDP比のゴールド時価総額を概算してみる まずは50年ローリング上昇率(米ドル建て)は以下のようになります。 金本位制下ではそもそも米ドル建て...
コメント欄でSBI証券のセキュリティ窓口に電話したらアプリ経由のログインや新規売買の制限をしてもらえると教えていただいたので、早速やってみました。 と言っても電話するのは面倒だなあと思ったので、お問い合わせフォームからでもできるというのを見かけてそちらから米国株以外の外国株の売買...
全世界のGDP比でみると、現在のゴールドの時価総額は1980年のピークよりも高い水準にあります。 過去記事: 対GDP比のゴールド時価総額、1980年のピークを突破してしまう ズレがあったとしても1969年以降で最高水準まできていることは間違いないと思うのですが、全世界の名目G...
ゴールドはキャッシュフローがないためフェアバリューを測ることはできませんが、超長期的にみればゴールドの時価総額は全世界の名目GDP成長率と同等のペースで増大すると考えています。 過去記事: ゴールドは長期では配当込み株式には勝てない 対GDP比のゴールド時価総額は大雑把な割高/...
ビットコインのシードフレーズのエントロピーは12単語で128ビット、24単語で256ビットです。 ※エントロピーはパスワードのランダム性を表す指標で、log2(N^L)で計算されます。Nは使用される文字の種類の総数、Lはパスワードの長さ。 パスワードに必要なエントロピーはGPT4...
日本国憲法第21条第2項で保障されている通信の秘密について少し気になる記事がありました。 政府はサイバー攻撃に先手を打って被害を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」を巡り、インターネットの住所に当たるIPアドレスや通信量の変化などの付随的な「メタ情報」について、政府機関による監視を平...
アンティ・イルマネン著『期待リターンII』に載っていた『The Rate of Return on Everything, 1870–2015( PDF )』という論文によると、超長期のグローバルの短期国債、長期国債、株式、住宅の実質リターンと名目リターンは以下のようになっている...
今回は2024年7月1日時点の世界各国のカントリーリスクプレミアム※を見ていきます。 ※ある国の株式や債券に投資するときに考慮しなければならないリスクをカントリーリスクといいます。 データはニューヨーク大学アスワス・ダモダラン教授のサイトで公開されているものを使用しています...
2024年6月末時点の世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率を見ていきます。 前回は2024年3月末で、だいたい四半期ごとにチェックしていこうと思っています。 過去記事: 世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率(2024年3月末) ※今回使ったデータはすべ...
2024年6月末の資産は前月(8,224万円)比114万円増の8,338万円でした。 投資対象は株式、債券、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)です。 2023年6月末の株式部分(DC・積立NISA除く)のポートフォリオは以下の通りです。 いつの間にか上位3...
引き続き下記論文の長期データから米国株・債券の20年・30年・40年・50年・60年ローリング実質リターンを比較してみました。 参考: Where Siegel Went Awry: Outdated Sources & Incomplete Data まずは20年の株式と債券...
前回、前々回の記事では1794~2019年の米国株と債券の実質リターンについて書きました。 過去記事: 米国株の債券に対する超過リターンは不安定 過去記事: 昔の米債券は株式並みのリターンだったらしい 今回は Longtermtrendsというサイト にあった米政府債務(対G...
前回の記事で取り上げた論文の最後に1794~2019年の年次のインフレ率、名目株式リターン、名目債券リターンが載っていたので、それを使って米国株の債券に対する超過リターンをグラフにしてみました。 過去記事: 昔の米債券は株式並みのリターンだったらしい まずは50年ローリングの名...
Xで面白い論文の存在を知りました。 参考: Where Siegel Went Awry: Outdated Sources & Incomplete Data 米国株のパフォーマンスを1793年からの測定した(左)って論文見つけた😂 株式の優位性を説いた例の図(右)と違って...
立憲民主党が日銀が保有しているETFの分配金を子育て財源に充てると主張しているそうです。 (もともと分配金収入は国の一般財源に既に活用されているそうなので無理らしいですが。) また、G7によって凍結された3,250億ドル相当のロシア資産を使ってウクライナを支援する件についても、元...
日本円の購買力低下が続くなか、以前の感覚でFIRE目標を設定するのは難しくなっていると思っています。 最近は私の純資産も8,000万円台になっており、そろそろ辞めれるのでは?的なコメントをいただくこともあるのですが、個人的には今の8,000万円は以前のそれよりもかなり購買力が低い...
ビットコイン現物ETFが承認されてからは、従来のポートフォリオに少額のビットコインを加えればそれほどリスクに大きな影響を与えずにリターンを改善できる、みたいな話を目にするようになりました。
上場企業で最も多額のビットコインを保有しているMSTR(マイクロストラテジー)は疑似ビットコインETFみたいな状態になっていますが、このところは時価総額が保有しているビットコインの評価額を大幅に上回っており、足元のプレミアム(時価総額/保有ビットコイン評価額-1)は100%前後で...
ビットコインやゴールドの長期保有では自己管理(セルフカストディ)が基本だと思いますが、ETFや分別管理(暗号資産交換業者や金融機関等に分別管理(特定保管)で預ける)という方法もあります。 DMM Bitcoinの不正流出以降、セルフカストディが一部で話題?になっていますが、今回は...
「S&P500は右肩上がりだが、M2で割ると史上最高値は1929年なので株価の上昇は米ドルが減価しているせい」という趣旨のポストを見かけたので、今回はこれについて少し調べてみました。 M2のデータは1959年以降のものしか見つけられなかったのですが、米国のM2と名目GDPはほとん...
低CAPE国に投資するGVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)というETFがあります。 過去記事: GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF) パフォーマンス低迷のためか途中からアクティブ運用に切り替わり、その後サクソバンク証券では脱法ETF化してしまったので...
2024年5月末の資産は前月(7,847万円)比377万円増の8,224万円でした。 実質的なエクスポージャーは株式が65.1%、債券が0.3%、オルタナティブ資産(BTC、ゴールド等コモディティ)が34.7%です。 株式ポートフォリオは以下の通りです。 ポートフォリオ全...
5/31はゴールドとビットコインのセルフカストディの重要性を再認識する日になりました。 まずはゴールド。インドの中銀が約100トンのゴールドをイギリスからインドに移したそうです。 参考: RBI moves 1 lakh kg of gold from UK back to I...