詩46篇11節「静まれ、私こそが神であることを知れ、国々に崇められ、全地において崇められる」聖書協会共同訳1節「指揮者によって、コラの子の詩。アラモト調。歌。2節「神は我らの逃れ場、我らの力、苦難の時の傍らの助け」力強い神への信頼を言い表す。本誌の背景にはBC702年アッスリア軍が攻めてきてエルサレムを包囲した時、一夜にして神の使いにより敗退したことが考えられている(列王記下18章13~19章35節see)。原文「非常に(メオッド)見いだされる(ニムツア―)苦難の時に(ヴェツアロット)助け(エズラー)」。容易に見出される助けということである。口語訳「悩めるときのいと近き助け」。がなじみ深く、名訳である。3節「それゆえ私たちは恐れない。値が揺らぎ、山々が崩れ落ち、海の中に移るとも。海の波の横揺れを外敵からの勢力に...静まれ、私こそが神であることを知れ
詩45篇2節「私の心に湧き立つ美しい言葉私の詩を王のために歌おう。私の舌は巧みに物書く人の筆」聖書協会共同訳1~2節「指揮者によって「百合」に合わせて、コラの子の詩。マスキール。愛の歌。私の心に湧き立つ美しい言葉私の詩を王のために歌おう。私の舌は巧みに物書く人の筆」10節まで王に対する語りかけである。「愛の歌」とは宮廷の詩人が王の結婚に対して捧げた歌である。「イエデイドット」はヘセドではない。これを比喩的に解釈して王をメシア、花嫁をイスラエルと見なした。同じ比喩的解釈は雅歌にも見られる。「心に湧き出る美しい言葉」とは動きが止まらないことで、自分の舌が書記の筆のように流暢に動くのである。3節「あなたは人の子の誰よりも美しくその唇は優雅に語り出す。それ故神はあなたをとこしえに祝福された」。第一に王が人として優雅で魅...私の心に湧き立つ美しい言葉
詩44篇22節「神はそれを探り出さないでしょうか。心に隠していることを神は知っておられます。」聖書協会共同1節「指揮者によって」。コラの子の歌。アスキール。神よ、この耳で私たちは聞きました。先祖が私たちに語り伝えたことを。先祖の時代、いにしえの日々にあなたのされた業について」。本詩の時代背景は、バビロン捕囚後の近い頃と考察される。その状況は民の苦難と恥辱の中で、神による解放と勝利を願っている内容となっている。ここから国を憂い執りなす祈りの姿勢を学ことができる。「先祖が私たちに語り伝えたこと」(2節)とは出エジプトの出来事を指し、それは信仰の原点でもあった。過去の出来事を根拠にして、現在の苦境からの解放を願うのである。4節「彼らは自分の剣によって土地を得たのでも自分の腕で勝利を得たのでもありません。あなたの右の手...心に隠していることを神は知っておられます
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