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そよ風のなかで Part2 https://soyokaze2jp.blogspot.com/

自宅(大阪府)を中心とした身近な所で、共に暮らす多様な生物の姿を紹介しています。

そよかぜ
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富田林市
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2016/07/28

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  • ナガサキツノゴケの葉状体

    ナガサキツノゴケ Anthoceros punctatus がありました。 “ツノ”を伸ばすのはこれからのようでしたが、これまで胞子体に関心が向かい、あまり葉状体を観察してこなかったので、今回は葉状体について観察しました。 葉状体はロゼット状で波打ち、縁は不規則に切れ込ん...

  • ナミスジヤナギゴケ

    写真はナミスジヤナギゴケ Amblystegium varium のようです。 湿地に生えていました。 茎葉の中肋は上部で多少屈曲しています。 和名はこれを“波筋”としたのではないかと思います。 翼部はあまり明瞭な区画を作っていません(上の写真)。 上は葉身細胞です。

  • シロハイゴケ

    写真はシロハイゴケ Isopterygium minutirameum でしょう。 奄美大島の町のすぐ近くの林の朽木の上で育っていました。 暖地性のコケで、このブログにはこれまで2度載せていますが( こちら と こちら )、いずれも大阪付近の温室の中で、自然環境下での撮影は初...

  • チャボゴヘイゴケ

    写真のコケ、平凡社の検索表をたどるとチャボゴヘイゴケ Spruceanthus polymorphus のようです。 朽木上にありました。 分布は紀伊半島以南です。 種小名の polymorphus がどこのどんな特徴からつけられているのか知りませんが、同じ株の中でも葉形...

  • 花被をつけたヤマトクロウロコゴケ

      上は樹幹に育っていたコケ群落の写真です。 光沢を帯びた黒褐色のaはヤマトクロウロコゴケ Lopholejeunea zollingeri だったのですが、この結論に達するまでには、なかなか大変でした。 今回はこのことについて書くことにします。 ちなみに、bは ナミゴヘイ...

  • ゴマダラヤスデゴケ

    写真はゴマダラヤスデゴケ Frullania pseudoalstonii でしょう。 いろんなコケが混生している中に少し混じっていました。 上は背片にピントを合わせています。 背片には眼点細胞が散在しています。 下は上と同じ場所で、ピントをずらし、腹片にピントを合わせてい...

  • ヒリュウシダ

      奄美大島 マテリヤの滝への道にあったヒリュウシダ Blechnum orientale です(2023.1.17.に撮影)。 亜熱帯から熱帯に分布する大形のシダ植物で、日本では屋久島以南に分布します。 葉を裏から見ると、主脈の大部分が黒々としています(上の写真)。 この...

  • ナゼゴケ

      上は、奄美大島で、シゲリケビラゴケとシダレヤスデゴケが絡み合って枝から垂れ下がっている所に、ほんのわずか着生していたコケです。 上の2枚の写真を見ると、側葉と、それより小さな腹葉が見られます。 側葉では舷がわずかに分化しています。 葉の形や側葉と腹葉の分化が見られること...

  • ヌカボシクリハランとクリハラン

    上は奄美大島で見た ヌカボシクリハラン Microsorum buergerianum です(2023.1.17.撮影)。 ツル性のシダ植物で、木によじ登っていました。 和名の「ラン(蘭)」は美しい植物の代名詞ですから、「クリハラン」は栗に似た葉の美しい植物という意味になる...

  • コクサリゴケモドキ

    上は、奄美大島で見た、細い枝にいろいろな蘚苔類が混生している所の一部で、 シダレヤスデゴケ にコクサリゴケモドキ、 シゲリケビラゴケ 、 ボウズムシトリゴケ 、コクサリゴケなどがくっついています。 今回はこのうちのコクサリゴケモドキ Metalejeunea cucul...

  • イバラゴケ

    写真は雨上がりのイバラゴケ Calyptrochaeta japonica です。 本種は乾いてもあまり縮れませんが、やはり十分水分を含んだ時の美しさは格別です。 前にも書きましたが、和名の由来は蒴柄の様子からですが、今回も残念ながら蒴はありませんでした。 葉の大きさには...

  • ヒトツバ(星状毛を中心に)

      写真の大きな葉はヒトツバ Pyrrosia lingua で、2023.1.17.に奄美大島で撮りました。 大阪付近でもふつうに見ることのできるシダですが、葉を覆っている苔類が気になり、本種であることを確認するために調べました。 なお、まだ若い株なのか、胞子をつけている葉...

  • ホソバハシボソゴケ

    写真はホソバハシボソゴケ Papillidiopsis complanata だと思います。 樹幹に着生していました。 葉には光沢があります。 葉の長さは 2.5mmに達しています。 蒴柄の長さは6~7mmです。 葉は披針形で、上部で急に細くなり、長く伸びています。 上...

  • 蒴をつけたナミゴヘイゴケ

      奄美大島のあちこちでナミゴヘイゴケ Spruceanthus semirepandus を見ました(2023.1.17.)。 多くは上の写真のように枝についていましたが、幹に張り付いているものもありました。 上は腹面から撮っています。 背片は長さ約2mmで、腹縁はやや内...

  • エロジウム・マラコイデス

    新三田近くで行われた昨日(2023.2.8.)の観察会で見た植物、フウロソウの仲間であることはすぐわかりますが、調べてみると Erodium malacoides のようです。 自生地は地中海周辺のユーラシアや北アフリカです。 葉にも花柄にも長毛がありますが、特...

  • イトヒキフデノホゴケ

    写真はイトヒキフデノホゴケ Isocladiella surcularis でしょう。 上は樹幹に、下は横に走る太い枝についているところです。 上の2枚の写真は奄美大島で 2023.1.17.に撮影しています。 本種の分布は千葉県以西で、 こちら には奈良県で撮影したものを...

  • ハドノキの果実

    イラクサ科のハドノキ Oreocnide pedunculata が果実をつけていました(2023.1.17. 奄美大島で撮影)。 以前、和歌山県の大島で見たことがありますが、久しぶりの果実です。 なお、上の写真の白い所は食べられますが、あまり美味くはありません。 本種は雌...

  • ハリヒノキゴケ

      写真はハリヒノキゴケ Pyrrhobryum spiniforme でしょう。 樹幹で育っていました。 上の写真からは、葉の細いヒノキゴケのような印象も受けますが、背景の葉からも分かるように・・・ 大きさはヒノキゴケなどと異なり、茎の長さは5cmに達しません。 胞子体は...

  • マキハハリゴケ

    写真はマキハハリゴケ Claopodium assurgens でしょう。 樹幹を覆っていました。 茎は這い、多くの枝が斜上し、密に葉をつけます。 上は乾いた状態で、葉は捲縮しています。 茎葉と枝葉とは形が違っています。 茎葉は葉先が細く伸び、枝葉は広披針形です。 写真は...

  • ジャバシラガゴケ

    写真はジャバシラガゴケ Leucobryum javense でしょう。 腐葉土の上や樹幹の下部にも広がっていました。 本種は日本産のシラガゴケ属の中で最大の種で、葉の長さはオオシラガゴケよりずっと長いのですが、オオシラガゴケのように這うことは少なく、植物体の長さは オオシ...

  • オビナシヨウジョウゴケ?

    枯れた キジノオゴケ の上で育っていた上の写真の2種類の苔類、大きい葉の方は調べていませんが(カマハコミミゴケ?)、小さな葉の方は、平凡社の検索表をたどると、ぴったりとあてはまる種は無いのですが、十分生長していない株のオビナシヨウジョウゴケ Cololejeunea pseud...

  • 雄花序をつけたキジノオゴケ

    昨日キジノオゴケを載せましたが、そこから少し離れた所にも上のようなキジノオゴケがありました。 雨でぬれて分かりにくいのですが、周囲は ホゴケ で、岩から垂れ下がっていました。 二次茎の長さは約5cmで、平凡社の記載に近く、茎の先まで緑色を保っています。 昨日載せたもの( こち...

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