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そよ風のなかで Part2 https://soyokaze2jp.blogspot.com/

自宅(大阪府)を中心とした身近な所で、共に暮らす多様な生物の姿を紹介しています。

そよかぜ
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2016/07/28

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  • イスカシヨウジョウゴケ

    写真は イスカシヨウジョウゴケ Cololejeunea ocelloides のようです。 屋久島の標高 90mほどの所のスギの樹皮に幾重にも重なって育っていました(撮影:2023.3.30.)。 柔らかいコケで、葉は淡い緑で透明感があり、葉の下まで光が通るようで...

  • 蒴をつけたフデゴケ

      あまり蒴をつけないフデゴケ Campylopus umbellatus が蒴をつけていました。 蒴をつけた株は群落内に散見され、それらの1本の茎には1~3本の胞子体がついていました。 平凡社の図鑑には「ふつう1茎に3~4本つき,(以下略)」とありますから、もっとたくさんの...

  • オオタニワタリ

    屋久島で見たオオタニワタリ Asplenium antiquum です(2023.3.11.撮影)。 日本南部の暖地から台湾にかけて分布する常緑のシダ植物で、植物園の温室などではお馴染みですが、園芸目的などの採集圧で、自生している姿を見る機会は少なくなりました。 葉は放射状...

  • Wijkia deflexifolia

      上の写真、少しブレていますが、ヒメタチゴケに囲まれ、マキノゴケの上に広がっているのはコモチイトゴケ科の Wijkia deflexifolia のようです。 上は、屋久島の標高 700mあたりの朽木と言って良いような倒木の上で、強い金属様の光沢に惹かれて撮った写真です(撮影...

  • 伸びはじめたアズマゼニゴケの雌器托

    雌器托が伸びだしたアズマゼニゴケ Wiesnerella denudata です。 私的にはこの頃が一番かわいいように思います。 屋久島の標高 900mほどの所で 2023.3.10.に撮影しました。 雌器托を下から見ると、包膜をとおして胞子体が見えています。 ちなみに胞子...

  • コツブクチキゴケ

    写真はコツブクチキゴケ Odontoschisma zhui だと思います。 屋久島の標高 700m付近の樹幹についていました(2023.3.8.撮影)。 分子系統学的研究成果を基に2012年から2014年にかけてヤバネゴケ科の大幅な再編成が行われ、本種も Aranda e...

  • カネマルテングサゴケ

    土の斜面に育っていた上の写真の葉状体苔類、以下の観察結果から、カネマルテングサゴケ Riccardia crassa だろうと思います。 写真の左上には胞子体も写っています。 上の写真は、右も左も本種です。 この仲間を外見で同定することが困難であることは、上の写真からも分か...

  • フォーリームチゴケ

      写真はフォーリームチゴケ Bazzania fauriana だと思います。 スギの樹幹にコケシノブの仲間(キヨスミコケシノブ?)と一緒についていました。 上は腹面から撮っています。 葉は鎌状に曲がり、長さ 2.5mm、葉先に3歯があります。 葉を含めた茎の幅は約 4....

  • ウワバミゴケ

    写真はウワバミゴケ Breutelia arundinifolia です。 熱帯アジアに分布するコケで、日本では屋久島のみで確認されています。 雌雄異株で、上は雄花盤が見られ、雄株です。 大形のコケで、上は上部のみですが、茎の下部はしばしば這い、茎の長さは 20cmに達しま...

  • リュウキュウナガハシゴケ

    上の写真は朽木の上に育っているコケ群落ですが、このコケの名前を調べるのには苦労しました。 1種だと思い、今回は胞子体から調べ始めたのですが、葉を顕微鏡で観察する段階で2種の混生だと気づきました。 2種とも似た蒴をつけていますし、1mmほどの葉ですので、光学顕微鏡を使うまでは、実...

  • オオシマハイゴケ

      写真はオオシマハイゴケ Ectropothecium ohsimense のようです。 道の脇にありました。 国内の分布は四国~琉球とされていますが、葉形には地域差があるようです。 上の写真は、上が湿った状態、下が乾いた状態です。 乾いた状態では葉は強く巻いていますが、...

  • マムシゴケ

    写真は樹幹についていたマムシゴケ Meiothecium microcarpum です。 上は育っていた樹幹で、公園脇の明るい場所にあった木です。 枝分かれは少なく、茎葉は長さ1~1.5mm、枝葉は茎葉とほとんど変わりません。 蒴柄は短く、長さ約2mmです。 上は茎葉で...

  • ミスジヤバネゴケ

      細い枝の周囲にミスジヤバネゴケ Clastobryum glabrescens がついていました(上の写真)。 枝の表皮の赤黒い色が印象的です。 這う茎から枝が上方に出ています。 枝葉は茎葉より大きく、密についています。 和名に「ミスジ(三筋)」とあるように、本種の枝...

  • マルバホラゴケモドキ

    写真はマルバホラゴケモドキ Calypogeia aeruginosa でしょう。 湿った花崗岩の崖に多くの蘚苔類と共に育っていました。 ほとんど枝分かれせず、長く伸びています(上の写真)。 上は腹面から撮っています。 腹葉が大きく、葉はわずかに見えているだけです。 茎の...

  • ブログはしばらく休みます

     屋久島に行ってきます。  

  • 3月上旬のハリガネゴケ

    帽が外れはじめた若いハリガネゴケ Rosulabryum capillare の蒴(3月3日撮影)、このすぐ隣には・・・ 造精器をつけたハリガネゴケの群落がありました。 この造精器も精子を放出するにはまだ少し未熟なようです。 この未熟な蒴と未熟な造精器の関係ですが、胞子散...

  • 講座「ミクロで楽しむコケの不思議」のご案内

      NHK文化センター京都教室の春からの講座で、「ミクロで楽しむコケの不思議」を行います。 これまで1~2時間ほどのコケに関する講座は何度かやってきましたが、今回は6回の講座(うち2回は現地でのコケ観察)ですので、コケの魅力をしっかりとお伝えできると思います。 講座内容には幅を...

  • ツチノウエノカタゴケ

    林縁で育っていた写真のコケ、開けた所に育つ ツチノウエノコゴケ とは少し違うように思いました。 蒴も帽のあるものから蒴歯のあるものまで揃っていて、調べるには最も良い時期ですので、調べてみることにしました。 結果は ツチノウエノカタゴケ Weissia planifolia ...

  • ヒダハイチイゴケ

    写真はヒダハイチイゴケ Pseudotaxiphyllum densum だと思います。 土の斜面にありました。 同じ属のよく見る アカイチイゴケ より小形で、葉の長さは1mmありません。 葉腋に棒状の無性芽をつけていました(上の写真)。 葉は卵形で非相称、中肋は短くて...

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