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2016/09/07

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  • 「知的活動」

    研究室の前を塞ぎ、名もないビニルの袋、でも人情のプレゼント、大きいザーボンパーティのようになった。夕食は㈱海龍の朴仙容氏から送っていただいた試食用の「海龍豚きむち」を家内がチゲ鍋を作ってくれた。試食用であるので慎重に味を確かめながら食べることも意識せず夢中に食べてしまった。デンジャン味噌鍋であるが辛さのない、塩辛さのない、美味のあうものであった。良かった。商品化を勧めたい。政府から休校の要請が出た。歓迎する。政策でもあるが、生命と健康へのメッセージとして受け取るべきであろう。韓国の大学からの情報ではネット授業を行うという。そこで考えておくべきことがある。大学の授業と教育の意味を失ってはいけない。教育は新聞や雑誌のように読者へ情報を発信するのがメイーンではない。つまり知識を売るのではない。「知的活動」をする。フェ...「知的活動」

  • 徐淑子:「植民地遺産」

    昨日の読書会では、礒永和貴氏が今までを振り返って話をした。最初東アジア文化研究所が設立され、植民地時代の朝鮮総督府の機関月刊雑誌『朝鮮』を読み始めてから多くの本を読み、多数の著書や論文を彼とともに読んできた。科研を得て、巨文島調査旅行なども実施した。海苔の研究、慰安所日記を倉光氏が翻訳し、参加者とともに読むことから始まった拙著『慰安婦の真実』の産室もこの読書会であったとことを思い起した。私は1960年代にソウル大学で李杜鉉先生の読書会に参加し始め、留学してから成城大学院、韓国に帰国してから啓明大学校、広島大学、東亜大学に至る今日まで読書会は常に続けていた。留学、博士、研究者も多く出た。新年度から新しく著名な研究者を迎え、続ける。近くに居住し、関心がある方は声を掛けてください。最初に<書評>徐淑子:「植民地遺産」...徐淑子:「植民地遺産」

  • 「手洗え」

    私が日本に留学して根本的に変ったのは手を洗う習慣である。その習慣が衛生的な効果があるかどうかはわからず日本の清潔感のイメージを高く感じた。いま韓ドラでも帰宅家族に「洗え」という啓蒙文句が常である。それが実際衛生効果があるかは不問であるが今「手洗え」が強調されている。そのイメージのない中国発祥のウィルスから日韓で死亡者が更新されている。そして世界が怖がっている。集会が次々中止、延期されている。私は主治医や家家内、から周りから高齢・持病の者として注意させられている。来週京都日文研での研究会に欠席を決心した。絵はがきに関する二人の発表に参加するということであったが研究代表、ホテルなどキャンセルも煩雑であった。私が書いた「絵葉書からみる近代朝鮮」を参加者に送ることとした。「手洗え」

  • コロナ対策

    毎晩KBS9時のニュースを見ていつも感じることがある。日本のNHKより韓国のアナウンサーの声のトーンが少し高く、北朝鮮はさらにより非常に高い。昔の植民地期のラジオの声もトーンーが高かった。民放のCMもトーンが高い。また韓国放送は報道記者たちの自己紹介も過度に「KBSOOOがお伝えしました」などと声高らかに強調するなどの特徴がある。私が日本の放送に熟れた点もあると思うが、韓国の放送のトーンと主張が高すぎる感じがある。少し前、いつだったかイ・ソジョンニュースキャスターが「韓国はよく対策が出来ているのに日本では、人がどんどん死んでいくのはなぜですか」と言った言葉が脳裏から消えないうちに、今日韓が逆転している。コロナをめぐり韓国や中国そして日本という国籍が表面にあらわれる最近である。コロナ対策は、熱心に政策活動するだけ...コロナ対策

  • 코로나 문제

    매일밤KBS9시뉴스를듣는데늘느껴지는것이있다.일본NHK보다톤이좀높고,북한의경우더아주높다.옛날식민지기의라디오목소리도높다.민방과씨엠도톤이높다.한국방송은보도기자들의자기소개도지나치게KBSOOO소리높게강조되는등특징이있다.일본방송에길들여있는점도없지는않지만한국인의자기선전의식이너무높은느낌이다.얼마전에이소정뉴스캐스터가<한국은잘하고있는데일본에서는사람이자꾸죽고그렇습니까>라는말이지워지지않는가운데역전하고있다.한국이나중국이라는국적이표면에드러나는요즘이다.코로나문제그냥열심히뛰면되는것이아니라의학복지등의발전,개인의위생습관,청결문화의총체,그런노력이필요하다는것을늘인식하지않으면안된다.좀더신중하게대처하기를바란다.코로나문제

  • 『硫黄島の奇跡』

    コロナ危険、人の往来の中山本氏が私の嗜好物を持って突然訪ねて来た。隣の研究室でナチス研究者の本同僚、いつも変わりなく親しく付き合っている。彼ら父子と一緒に韓国パンソリ旅行をしたのが10年ほど前、私の入院の時、慰問に来てくれた。職場と縁が切れても私の縁は切れない。彼の奥さんからの電話を私が横取した。実は初めての挨拶、久しぶりのようであった。彼のお父さん英文学者の山本孝夫氏が昨日88才誕生日家族が集まるといった。その記念というか文芸社から『硫黄島の奇跡』が出た。家族史、地域史、太平洋戦争史が分かる、また読書と執筆を続けるという。一読を薦めたい。『硫黄島の奇跡』

  • Parasite

    I,myselfwhohasbeenatutorforalongtimeinSeoul,1950s.IrealizedthedifferencebetweenapoortutorandtherichfamilyinSeoul.parasitizingthetoplayerinKorea.Tensionforme,thismovieisreallyfun.Asimplestory,apoorstudententersatutoraslikemeinarichfamilyatthattime.Itdoesnotproceedlikeadetectivemovie.Thefunlastsuntiltheend.thescenesnexttonext,tothespectaclescene.Inasense,socia...Parasite

  • 続『パラサイト』

    70才過ぎの老牧師が説教した後、講壇から降りて挨拶、嬉しく話中奥様の安否を聞くに名前を呼び捨てにしてしまった。しかし自然であった。高齢になった彼女は私の弟子であるから。説教のなかに映画『パラサイト』に触れたので私がコラムを書いた東洋経済日報を手にして見せようとし、良い映画だと一言を言ったとたん非難された。その映画は左派映画だと批判した。私と反対意見で論争したくないから話を切った。韓国の中でも映画を巡る賛成・反対の派が出来たようである。その映画の影響は大きい。その分、成功だと言える。同席の在日信者らはその映画を観た人は一人もいなく、私の映画の話は全く私語のようになった。映画『パラサイト半地下の家族』崔吉城寄生虫というと虱や回虫を思い出すが、韓国映画『パラサイト』がカンヌ国際映画祭でアカデミー賞を受賞し、嬉びの反応...続『パラサイト』

  • 生け花は仏花と違う

    ある市民講座の女性が近着いて下関「らくざ」という会議に講師になぜ出ないか。変な表情をした。「落とされた」と笑った。私は地元宣言もしたり親しくしてきたが落とされた。3.1記念日に参加しないか。そこも同様な表情をした。よく付き合ったメディア、親しい同僚などが離れていく。人事異動の送別の集まりにもコロナ脅威で不参加、引きこもりになっていく気がする。日本社会の引きこもり現象を否定的に批判している私がそうなるか。今日は定年退職した隣の教会の牧師が講師として説教する。昨日久しぶりに花屋によって若干花を買い、教会の庭の枝を加え壇上に生けておいた。キリスト教では花の飾りは要らないと否定的な人間もいる。いつも否定的な傾向の人は失敗していることを多く見ている。肯定的に考えて欲しい。生け花は仏花と違う

  • 乗客が少なく、幸い(?)

    韓国映画が名誉ある受賞に非難も多い。私の中高の同級生アメリカに留学して成功し富裕層になった人になったから私の称賛記事にSNSで避難してきた。またトランプ大統領も似たことを言った。貧困層が富裕層を殺すのは競争能力主義を非難することである。一方能力の弱い人と共存し調和しないといけない社会主義的なことと両立すべきである。しかし映画を鑑賞する教養も必要であろう。また賞という意味も正しく考える必要がある。受賞して称賛されるとは反対にバッシングされることもある。昨日韓国を往来する商人と会って話、それは新型コロナ、フェリー往来では日韓関係の悪化により乗客が少なく、幸い(?)という(笑)。数日前KBSニュース女性キャスターが「韓国は安定しているのに日本はなぜ人が続々死んだりするか」と皮肉ぽく言ったが昨日韓国大邱の教会で集団的な...乗客が少なく、幸い(?)

  • 「桜の招待争論」

    「桜花見にいってきましたか」と言われて私曰く「まだ早い」と。座中が笑った。「あーあー」国会の話であるか。下関から大勢の安倍派が多く呼ばれたのにという意味である。残念ながら下関地元派に入っていない。排外されているのに私が安倍派、右翼とも思われるのか。そうだと思っても「桜の招待争論」は止めて欲しい。美しい桜、日本の花見文化を汚さないでね。イギリスが華麗なクルーズが「疫病船」となって残念と書いている。日本の花見文化を汚さない手下さい。「桜の招待争論」

  • カンボジア

    友人の権藤博志氏が訪ねて来た。私は自宅着のガウン姿で談話をした。私とほぼ同年輩の彼が一週間カンボジアへ撮影旅行に行ってこられた話を聞いた。『クメールの笑顔:・アンコール・ワット写真集』著者の剣持研治氏が中心に日韓親善協会の友松氏などの奉仕活動の撮影のために行った話。30度の暑さ続きの中、元気でクルーズ船ウェルスタム号のシアヌークビル港停泊やアンコール・ワットなども見たという。ポルポト政権による犠牲者を中心に、彼らは18年間、井戸掘りや生活環境改善のために奉仕活動を続けてきているとのことである。その成果の映像を30分でまとめるという。自分で生きるだけでも大変な時、それでも他人のために奉仕したいという心はどこから出るのか、質問したい。市民に講演と映像鑑賞会を行いたい。昨日ダイヤモンドプリンセスから下船した人に「辛か...カンボジア

  • 免疫

    下関では一番寒い時、コロナ危機の厳重な時に定期健診、良好であった。しかし主治医は肺に傷のある私のような人間が一番注意すべきだという。ただ私は多くの病気の中を生き抜いてきた免疫(?)を信じ、安心しようとしたい気持ちである。韓国DailyNewsの人口ウィルスというXiao氏の説を私から話題にしたら先生はスペイン、ソ連などでも作った歴史があり大変なことだという博識。私はフェークニュースと信じたいと。今度の新型ウィルスで医療のレベルと対策の国際競争のようになった。日本が中国の次の第2の危険国になったようである。それはクルーズ船からの初めての体験、負担であって困ったことであるが、今後生かされることを望む。免疫

  • 「日本には冬がない」

    下関にも雪が降るという予報に期待したが、まだ降っていない。257年前、同じ一行の二人の通信使が書いた日記が残っている。「日本には冬がない」という。一人は、私が住んでいる美しい海峡の景色を見て「美しいが私たちの土地ではないのが残念である」と記している。今もそう思う人が多い。「国」を以て葛藤している。시모노세키에눈이내릴것이라는예보에기대했으나아직내리지않았다.257년전이곳에온통신사가쓴일기를읽는다.일본에는겨울이없다고한다.같은일행의두사람이쓴일기가남아있다.대조적이다.한사람은내가살고있는아름다운경치를보고아름답지만우리땅이아니라고실망한다.지금도그런사람이많다.<나라>를두고갈등하고있다.「日本には冬がない」

  • 韓国籍の人たち

    新型ウイルス対策で国籍が優先されている。住んでいる国を前提に国籍を把握して対策を立てている。クルーズ船に乗っ旅客を国籍別に帰国させ始めようとする。韓国籍の14人の中、韓国への帰国に11人が断ったという。居住地が日本である韓国人は韓国には帰りたくないという。北朝鮮は徹底した閉鎖を実施している。日本は伝染病対策と同時に、人権問題や経済を総合的に対策実施している途中、難しい境遇に置かれている。日本人は日本が世界で一番衛生的な国だと思っていたが今は大変困っている。*写真は無関係、ゴムの木の花韓国籍の人たち

  • 국적

    크루즈선에탄여객들을국적별로귀국시키기시작하자한국인14명이한국귀국의사를물었지만절반이상이거절했다고알려졌다.한국국적을가진재일교포인것으로알려졌다.한국국적자들이일본에서아무런불편이없다고했으나이럴때난처해지는것이다.신형바이러스대책에서국적이우선되고있다.살고있는나라를전제로국적자를파악하고대책을세우고있다.북한은철저한폐쇄를실시하고있다.일본은전염병대책과동시에인권문제와경제를종합적으로실시하다가어려운처지에처해있다.국적

  • 「パラサイト」

    シネマサンシャイン下関の劇場の大型スクリーンで「パラサイト」を観覧した。緊張と面白さ、本当に面白かった。シンプルなストリー、シーンチェンジ、そのシーンの美しい画像・映像の転換が早くなく考えさせられた。その面白いスペッタクルのシーンの調和、緊張させさる。マンネリズムの疑問と答ではなく、疑問と疑問の連続で続く。映像の技術の上、韓国社会の問題点を告発している。最上層と最下増の社会階層の調和と葛藤、そこには中間層が存在しない。韓国の格差社会をクローズアップ、社会現象を克明辛辣に問題化するメッセージが痛く、美しく伝わってきた。「パラサイト」

  • 『海磋日記』

    日韓で読まれるように出版を勧めて来たが早過ぎであったと知った。日韓の書籍流通がまだ未備不便である。日韓両語で出版しても流通が難しい。それは今日韓関係が悪さとは次元を異にする話である。東アジア共栄圏を作るべきであろう。私が勧めて日韓両語の本が韓国で出版された絵葉書に関する本が今度の研究会で紹介されるようなった。今楽しい読書三昧中に韓国で出版された本をアマゾンで買おうとしたが不便、頼むことになった。昨日慶南大学校の張竜傑教授から一冊、まだ他の人に一冊を持ってくる。1700年代の日本訪問日記、今の反日を越えた純粋な日記に魅了されている。『海磋日記』

  • 羨望の船が監獄

    夏蜜柑の4つのビニール袋が研究室のドアーを塞いていた。嬉しい。バレンタインのプレゼントか、誰からか。農園を営む二人に電話したが不明のまま試食、美味しい。感謝である。帰宅して家内からチョコ。中村哲氏の映像を見せてくれと言った油谷氏からのプレゼントミカンであることが確認、感謝。中村氏講演映像上映会は盛況、12万円強の献金もできて参加者に感謝する。豪華クルーズ船がテレビ画面を占有するような毎日。乗ってみたい動くパラダイス、楽園の象徴のような船、時間とお金のある人が乗れる羨望の船が監獄化された。昨日日本人80才の女性が亡くなられた。武陵桃園、季節を迷う暖冬と伝染病、桜花見旅行も丹念したい。羨望の船が監獄

  • 「鯛は頭から腐る」

    面白さは常にある。国会中継では批判、非難、ヤジがあって面白くなる。棒読みの口演ではなく口喧嘩のような審議会がより面白い。昨日偶然見たのが面白い。辻元清美氏が安倍氏を面前に向かって「鯛は頭から腐る」と、上層部が腐敗していると延々非難して巧に終わる。私には聞こえなかったが総理がヤジを飛ばしたという。野党が反発、一時中断、紛糾した。なんだろう。面白い。審議というのは国民代表(上)から政権者へ聞く追及という(下から)構造、つまり質問者は何を言っても良いという言いたい放題のアンバランスの対話構造であろう。しかし直接対話式ではバランスのとれる会話構造である。辻本氏は前者の、安倍総理は後者の論理構造に立っている。論理の混同、会場紛糾は口演から劇場化、面白くなる。「鯛は頭から腐る」

  • 矢壁産婦人科病院

    一昨夜、同席した人は医師、私がシャーマニズム研究者であると知ってシャーマニズムに関心があると話していた。私は自身はクリスチャンだと話をしたら彼は驚く表情であった。クリスチャンのシャーマニズム研究者、バランスがとれそうで異様な感があったようである。医師がシャーマンに関心があるのはなぜだろう。矢壁産婦人科病院長に私の方が関心を持った。昨日病院を訪ねて行ってみた。東亜大学から遠くないところ、宮殿式建物にびっくり。季節に相応しい飾りも美しい空間の受付け、院長ご夫妻と挨拶を交わし、コーヒーをいただいた後、二階の病棟を案内していただいた。美しい室内から窓外の山茶花が調和して眼に入る。インキューベーター、生まれて間もないあかちゃんに気持ちが和らぐ。入院室の中も見せていただいた。ホテルのような印象である。初めて産婦人科病院を見...矢壁産婦人科病院

  • 和仁皓明先生の食文化の話

    昨夜、北海道函館生まれの90才の建老の和仁皓明先生の食文化の話と日本料理満腹した。久しぶり「海峡の裏町文化塾」のメンバーたち、地元の話合いであった。氏は1時間20分間水も飲まず立ったまま、面白く語った。下関地元の話より日本の食の文化の近代化の話で良かった。卵も食べなかった日本人の食生活の変遷の話には私の日本食への抵抗も含まれていた。西洋食が日本化の話、食材だけではなく、食卓へ、そしてハレ食へとはコンビニへまでシステム構造になっても儀礼食にはなかなか慣れにくい食文化の本質に触れている。コーヒーから一日が始まるというのは女性たち、しかしそれはまだ表面的であろう。うるち米からモチ性へなど私の研究に繋がった。日本化と逆行の西洋化の話もあった。音楽も服装なども近代化によってリズム、軍服などから日本文化の西洋化が日本人の平...和仁皓明先生の食文化の話

  • キャースト

    文化人類学の講義が終わった。20人(5人の短期留学)。味方は誰、他者は敵かと問題投げて始まった15回、そして試験で終わった。以下学生たちのレポートをを読む。他者認識のために現地調査「参与観察」、客観的な中立的に観察する。「男らしさ、女らしさ」「成人式」「結婚」「核家族」「差別」、民族差別、宗教、ナショナリズムへ至る内容であった。前講義の学生のコメントから問題点を提議、PPT,動画、内容を読み、3分スピーチ、意見発表、コメントで終わる。あるネパールからの学生はヒンズー教社会での結婚について今でも上位キャーストは最下位のキャーストの人が触った水も飲まない。ブラマンの歩く道、服装もあり、鶏肉、豚肉、お酒を禁食している。上下キャースト間の結婚は難しく、しても不幸になることがある。「世界の多くの国ではこんなことがないのに...キャースト

  • 大学の大きいイベント

    昨日の大学は学習雰囲気であった。その中で私の研究室では江戸時代の国境の島の、対馬での賀島兵介に関する修士論文が話題になった。対馬は地理的に重要であるが、農地がほぼなく九州の田代領によって支えられてきた。そこで経済や政治面において賀島氏の活動は偉大な功績であった。午後は中村哲医師氏の講演映像の上映会、映像を見るだけではなく、見て議論しようとして小規模の集まりを計画したが参加者が予想の10倍以上の400人教室満席になり、研究所の行事というよりは大学の大きいイベントになった。主催の研究所の意図は映像を見てすぐ帰るようにするのではなく感想を含み、中村哲医師を巡る議論をしたかった。幸い大部分の方々が残り、いろいろな発言があり、より有意義な時間を持つことが出来た。旅から医師として医療奉仕へ、さらに人道支援へ、農業開発支援へ...大学の大きいイベント

  • アジアのシュバイツアー

    本日東亜大学で収録した中村哲先生の講演会の映像を上映することは以前にも触れたが、こような行事は多く行われているが、当研究所では彼の貢献の意味をより普遍的な点から考えようと少数でも集い、議論しようとした。しかし反響があり、教室を大型教室13号館の102号に変更して行う。私は大学生時代からシュバイツァーを尊敬し、小さい奉仕活動をしたことがある。中村哲医師の名前を知ってからシュバイツァー博士・牧師のようだと思っていた。シュバイツァーは1910年代アフリカ・ガボンで貧しく、病気の人々を救う為に30歳ころから医者としてアフリカで医療活動と人道支援を行った。オルガンのコンサートを開催してヨーロッパ中を回って資金をあつめた。中村医師はその1世紀後になるが「アジアのシュバイツアー」と言ってもよい。先生はアフガンで医療と人道支援...アジアのシュバイツアー

  • 天然痘の悪霊

    私の1968年の論文(「韓国文化人類学」1号)は天然痘の悪霊を送る儀礼に関するものがある。予防ができる以前は恐ろしい病気のママ(敬語)、潜伏期間から終わるまで「13日間」といわれていた。その悪霊の発祥地は中国であった。シャーマンの儀礼の巫歌に「大漢国から小漢国へ…」(中国から韓国へ)という歌詞があった。なんと、その忘れていたことが今再現されている。新型コロナウィルス・・・。「大漢国」は大国であり、良い事も悪いことがある。中国は世界で一番の大国である。しかし私が現地を歩いてみるとそうでもない。流通など全国的に効果的に統治されていない。悪く言うと「村の広がり」であり、人民の意思が国家に反映されていない。今病院を急造する。プレハブやビニールハウスではなく、高度な医学、奉仕精神などが重要であろう。日本でも、博物館や図書...天然痘の悪霊

  • 日中韓の大学生の美術作品の展示

    寒くない冬には伝染病が流行ると子供時代に聞いたことを思い出す。寒波が来るという。熱帯と極寒の地域を歩いたこともあるが、適度な寒さと四季のある日本、特に私が住んで下関は良い。さらに文化生活があって楽しい。昨日美術館で日中韓の大学生の美術作品の展示を見てきた。教員の作品もあった。我が夫婦以外に二人しかいなかった。寒さとコロナウィルスの所為だけではない。日中韓の大学生の美術作品の展示

  • 「罪と罰」

    「罪と罰」半年以上かかって読み終わった。結構長い長編であったのに、最後の行で「これから始まる」で終わった。読むというより一緒に考える期間でもあった。二人の女性を斧で殺して自白し、刑務所へ行った長い話だがストリーは単純すぎるほどである。探偵物語が好きな人は読むべきではない。犯罪であれば犯人捜しの面白さはない。一緒に考える「思考のプロセス」に読者もその中に入って思考する小説である。思考が本当の読書であるといえる。「あの本、この本、話題の本を読んだ」という話を聞くと、どう読んだか反問したくなる。私の本はどう読まれるか。出版社からキンドルの販売状況の情報があった。結構読者が増えていることを知った。嬉しい。「罪と罰」

  • 唐辛子を燃やす

    釜山のある大学校との交流行事が中止になったという。新型肺炎の流行が理由とのこと。昔を思い出す。朝鮮戦争の時、腸チプスで我が家の隣の家は10人を超える家族の3の2が亡くなった。主婦の嫁の泣き声が聞こえて死が知らされた。我が家では感染予防に唐辛子を燃やすだけであった。我が家は無事だった。しかし、その後の父親の死は村人からは伝染病死といわれ葬式は喪輿も使わず行われた。とても残念であった。私はその原始時代を貫いて今、高齢健全である。昨夜沖縄の弟子から安否を問う電話があった。感謝である。先日癌研究の権威者の佐々木功典博士は遺伝子(免疫)と健康生活に関するお話をされた。それを聞いて慰められた。健康生活が最高だと現役の看護師の家内から言われた。信じてしまう。なにより神様に感謝したい。唐辛子を燃やす

  • 『反日種族主義』

    日韓関係の「最悪」に挑戦するベストセラー李栄薫編著『反日種族主義』がテレビで池上彰氏によって紹介された。著者李氏とのインタビュー動画も流れた。会って話をしてから数年ぶりにTVを通してだが李先生のお顔が見られて嬉しかった。「(反)反日」を書いて韓国でベストセラー、そして唾を吐かれるなど多くバッシングされる。私のバッシングは比にもならない。悪化の日韓関係の改善の方法は?池上氏は「植民地の歴史から解放されること」と言った。嬉しい言葉、賛同する。私が拙著などでアイルランドの詩人イェーツのことばを引用しなら繰り返し主張した言葉である。李先生には悪化という状況を前提にする本ではなく、正常な日韓関係、人の生き方に参考になる本を書いて欲しい。昨日、大韓下関教会の礼拝に40名の韓国、日本の大学生が参加した。『反日種族主義』

  • 귀거래사

    영국이EU탈퇴를축하는장면을보면서이와감을느낀다.한때세계최대의대영제국이이제소국으로돌아가는비극처럼느껴지는것은무엇일까.결국인간은작은자기나라,시골고향을이상향으로살고싶어하는것이아닐까.내가사는이곳시모노세키에서는언제나<시모노세키출신>이외쳐지고우선되는성향이크다.나는항상외부인,한국출신으로서겉도는삶을사는것같다.그런데시모노세키출신이입신출세하여동경에서살던사람이퇴직하고이곳으로돌아온다고한다.나는친구지인을대환영한다.그에게도연명의귀거래사를권하고싶다.귀거래사

  • 帰去来辞

    越境主義ボーダーレス化を目指してEUは先進のモデルであるがイギリスがEUから離脱したのはなんだろう。ロンドンではアイルランド民謡を歌い、独立運動の成功を祝う風景もある。以前世界最大帝国であった大英帝国の威勢が滅亡したのか。新しく大国を目指して中国が延々と手を伸ばしている。物を売るための国際化であり、人間は郷土主義に行きたいではないか。私が住んでいる所では「下関出身・・・」が最優先するような報道が一般的ある。原初的な生き方であろう。帰郷意識の人間、「帰去来辞」は名詩である。帰去来辞

  • テドロス局長

    私は高齢であり個人的な病歴から肺炎の脅威を強く感じて、特に新型ウィルス肺炎に脅威、集会参加などを控えている。2月8日予定の中村哲氏の映像上映会開催も気になっている。この脅威の根源地は経済大国主義の中国である。世界保健機構WHOが早く宣言するかと思ったら蔓延の後に追認するような宣言が発表された。アフリカ・エチオピア出身の政治家のテドロス局長が中国習近平主席と会って「称賛」したことが非難されている。私もそれを読んで彼の教育背景を疑うようになった。政治家としては優れたかもしれないが客観的な姿勢が欠如していると感じた。昨夜のプライムニュースでも非難しないと、客観的ではないと感じた。病気と戦うには医学であろう。TedrossaiditisadmirablethattheChinesegovernmenthasshowni...テドロス局長

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