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梨野礫・エッセイ集 https://nasino.muragon.com/

古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。

梨野礫・エッセイ集
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2016/06/23

梨野礫・エッセイ集さんの人気ランキング

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  • 生活詩人 山村暮鳥・大正時代・《1》

    生活詩人 山村暮鳥・大正時代・《1》

    大正期は、明治後期に一応の確立を示した近代文学の成果のうえに一段と多彩な開花を迎えた時期である。社会的には、第一次世界大戦(1914年~1918年)を通じて、わが国の経済力が所謂「成金景気」という言葉によっていいあらわされているようにいちじるしく増進したが、しかし後進国と...

  • 生活詩人・山村暮鳥・《序》

    生活詩人・山村暮鳥・《序》

    月 ほっかりと 月がでた 丘の上をのっそりのっそり だれだらう、あるいてゐるぞ (『雲』より) 山村暮鳥といえば『雲』というように、我々はおのがじし身勝手な親近感を胸に秘めて、山村暮鳥の研究に着手したわけであるが、まず第一印象として、誰もが感じたことは、彼のあののんびりと...

  • ◆引用文献◆

    ◆引用文献◆

    〇『昭和史』(遠山茂樹・他)・岩波新書 〇『日本資本主義講座』・第一巻・岩波書店 「資本主義の全般的危機と第二次世界戦争」(小椋広勝) 「太平洋戦争とアジアの民族革命」(小椋広勝) 「占領をめぐる内外の情勢」(陸井三郎) 〇『日本資本主義講座』・第三巻・岩...

  • 後記・Ⅱ・「楢山節考」(深沢七郎)覚え書

    後記・Ⅱ・「楢山節考」(深沢七郎)覚え書

    「庶民」とは「広辞苑」によればもろもろの民、人民あるいは貴族などに対し、なみの人々平民といほどの意である。だがしかしこれでは満足できない。その満足できない部分すなわち日本の大衆の内在的さりかた、内在的な意識構造を深沢は表現した。しからばその「庶民」という言葉のもつ内容とは何...

  • 後記・Ⅰ・「黒い雨」(井伏鱒二)覚え書

    後記・Ⅰ・「黒い雨」(井伏鱒二)覚え書

    「日本人」というものの社会的存在形態、あるいはパーソナリティをこれほどまでにその内部からとらえている小説はないだろう。 私達がこの小説を読む過程の中でもつある「親近感」とはいったいどういうものであろうか。おそらく井伏鱒二は原子爆弾の恐ろしさ、あるいは戦争はまだ終わっていな...

  • 戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《6》

    戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《6》

    そのようなことがもし吉本にとって自明のことであるとすれば、彼の「芸術論」には明らかに、「芸術はどのようにして創られるか」という視点が欠けている。それは同時に、芸術創造の過程における、芸術家と生のままの現実とのダイナミックな関係を見落としていることでもある。 私はそこに吉本...

  • 戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《5》

    戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《5》

    ここで吉本はどのようなことをいっているのであろうか。 例えば、一人の画家が一つの風景を前にして絵を画き始めたとする。このときその画家の芸術創造の原動力となるものは、一つの風景とそれを画きたいという彼の衝動(内部意識)である。吉本はその「風景」(現実)と内部意識の関係を循...

  • 戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《4》

    戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《4》

    私はこの要約における、吉本の蔵原に対する批判には全面的に同意する。 すなわち、まず階級闘争を主要主題としなければならない、といった「主題の積極性」理論、それはひとたび転向によってその思想体系を百八十度転換するや否や、まず帝国主義的侵略(「聖戦」)をその主要主題としなけれ...

  • 戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《3》

    戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《3》

    さて、その第二の部分は、いわゆる二段階転向論である。それはプロレタリア文学並びに文学運動批判としてあり、同時にまた吉本隆明の提起する芸術論、芸術運動論の問題でもある。 彼のいう二段階転向論とはいかなるものであるか。 〈わたしのかんがえでは、(略)プロレタリア文学運動の...

  • 戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《2》

    戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《2》

    さて吉本は「転向」ということを次のように規定する。 〈それは、日本の近代社会の構造を、総体のヴィジョンとしてつかめそこなったために、インテリゲンチャの間におこった思想変換をさしている。〉(「転向論」・『芸術的抵抗と挫折』・未来社・169頁) すなわち、吉本にとって転向...

  • 戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《1》

    戦後文学の思想と方法・吉本隆明小論・《1》

    ・・・泣いてゐるものが一番悲しんでゐるわけではないのだ・・・(「中毒」織田作之助) この論文をしめくくるに当たって、吉本隆明をとりあげようとするのは、他でもない、けだしこれまでの私の戦後文学に対する言及の論拠が、吉本のそれに負うところきわめて大だと考えるからである。とは...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《13》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《13》

    だがしかし私は一方でそうした精神主義的限界をみながら、坂口安吾を次の二点において評価しなければならない。 その一は、「堕落論」における《醇風美俗》意識に対する闘いであり、その二は「オモチャ箱」における、新しい芸術論の提起においてである。 〈彼の小説の主人公はいつも彼自...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《12》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《12》

    〈人間だけが地獄を見る。然し地獄なんか見やしない。花を見るだけだ。〉(「教祖の文学」・前出・Ⅱ・32頁) はたして、この花とは桜の花びらのことであったろうか。 《桜の森の満開の下》とは何か。それは芸術という一つの空間であり、人間が「真実」を垣間見る、一瞬の世界ではあ...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《11》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《11》

    私は「木枯の酒倉から」「風博士」「母」といった小説が、「海の霧」や「竹藪の家」とたとえ同時期に書かれたとはいえ、はっきりとその両者に区別をつけなければならないと思うのだ。すなわち、坂口安吾は前者において、人間の不可解さを見つめ、それによって得た一つの「観念」によって、後者...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《10》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《10》

    だがそれではいったい、そうした坂口安吾の姿勢とは、いいかえればどういうものなのであろうか。私はそうした姿勢に、必ずしも坂口安吾のオリジナリティ、あるいは可能性を求めようとしないにである。 母の憎しみによって与えられ、育てられた坂口安吾の観念、それは人間はあくまで不可解な...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《9》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《9》

    〈母。…得体の知れぬその影がまた私を悩ましはじめる、 私はいつも言ひきる用意ができてゐるが、かりそめにも母を愛した覚えが、生れてこのかた一度だってありはしない。ひとへに憎み通してきたのだ「あの女」を、母は「あの女」でしかなかった。〉(「をみな」・前出・Ⅵ・29頁) 坂...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《8》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《8》

    坂口安吾の思想とは何か。だがその前に私は、坂口の次のような言い方に注意しなければならない。 〈思ふに文学の魅力は、思想家がその思想を伝へるために物語の形式をかりてくるのではなしに、物語の形式でしかその思想を述べ得ない資質的な芸人の特技に属するものであらう。〉(「大阪の反...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《8》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《8》

    「FARCEに就て」の骨子はいうまでもなく文学方法論であるが、福田が「文学について語ったことばのはうが、ずっと深く人生の真実を突いてゐる」と指摘しているように、ここで坂口は文学のレーゾン・デートルを人間のレーゾン・デートルとして語っているのである。つまり先の私の同意し得な...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《6》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《6》

    さて私は、坂口と私の関係を必然化せしめるものが、坂口と私が共に生きるとはどういうことなのかという問いかけを、おのれに向かって発している人間であるという、芸術的事実であると言った。そしてそれは、実生活において坂口が書こうとすることによって、また私が読もうとすることによって、...

  • 戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《5》

    戦後文学の思想と方法・坂口安吾論・《5》

    さて、それではいったい福田恒存のいう、「作品を通じてつかみ得た」坂口安吾のすがたは、どこにおいて存在し、またいかなる方法において捉え得るのであろうか。この問題について、私は坂口安吾と必ずしも同意見ではない。私は次のように考える。私がまず「作品を通じて」坂口安吾の姿をつかも...

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