19 ◇恋しくてたまらないこの頃になると、流石に家のことを何もしようとしない凛子に対して、義母の小言が増えていき、凛子は常に不機嫌になっていった。…
「不倫の後で」がテーマになります。された側の女性たちを幸せにしてあげたいです。
駄文レベルですが興味の持てるStoryを考えて書いています。よろしければご一読ください。 宜しくお願いいたします。
『愛が揺れるお嬢さん妻』- かわいいひと - 21.22.23.24 話
古家苺佳と大林瑤子(医師)21 子供たちのお迎えの手段は距離的なこともあり、各家庭でマチマチだった。 下の子をバギーに乗せて、歩いて連れ帰るお家もあれば、自転…
番外編 康之編:37. ♡:。.。 石川恭子と垣本宏が電撃的に結婚したのは桜の花が散り若草の季節となった頃のこと。。.。:♡ 4月中旬以降 ・・・時…
36. 「止《や》めて!?」 「・・・」 「そんなの俺たちの付き合いに関係ないよ」 「訳わかんないこと、言わないで。 関係あるでしょ。結婚しても家のこと、あ…
【複製】『愛が揺れるお嬢さん妻』- かわいいひと - 19.20 話
古家苺佳と大林瑤子(医師)19 ◆2「忙しいのにありがとう。助かっちゃった」「お疲れ様、君も疲れたろ?」「慣れないから、少しね」「眞奈、保育園どうだった?」「…
『愛が揺れるお嬢さん妻』- かわいいひと - 17.18 話
古家苺佳と大林瑤子(医師)17 多くの母親たちがまだこの場に留まっている中、もう一組、そそくさと知り合いというほどの知り合いなのか何なのか適当に周囲に軽く会釈…
35. どうしよう、精密検査してみないと分からないことなんだから落ち込むのはまだ早いって分かるけど。 だけど正直、怖い。 叔母がその病気で、まだ小さかった従…
『愛が揺れるお嬢さん妻』- かわいいひと - 15.16 話
古家苺佳と大林瑤子(医師)15 ◇ 再会 大林は娘の通う幼稚園の入園式で古家苺佳を見かけた時には息が止まるかと思うほど驚いた。 ・・と共に何故か『いいなぁ~こ…
34. あたしは急いで先生の今の状況を探りに部屋から抜け出した。 どうも雰囲気から電話は長引きそうに見える。 「石川さん、大変お待たせしてすみません。 …
『愛が揺れるお嬢さん妻』- かわいいひと - 9.10.11.12.13.14 話
古家苺佳と大林瑤子(医師)9 検査結果に異常がなく病理が不明と言われましても、実際脚は足首から上に向けて色が通常の肌より色濃く変色しており、時として内部には何…
33. 若い医師の動向を逐一意図的に見ている小竹みさおは、そんな自分が時々嫌になる。 診察室に居る彼女はというと、たまたま入室して所用の通りすがりに自分に熱…
『愛が揺れるお嬢さん妻』- かわいいひと - 5.6.7.8 話
5 もうやだ、これ以上喧嘩したくない。 どうすれば最悪の状況から逃げ出せるだろうか・・・。 今度は私のほうが彼女の視線から逃げ出していた。 そんな二人しかい…
32. 病院に着くと予約していたにも関わらず、小一時間程待たされての腎臓等の組織検査になった。 だから大きな病院外来は嫌なのよねぇ~。 待ち時間が長過ぎる。…
31. どこまで本気だったのかは分からないけれど一度彼からのプロポーズを断ってからは、ランチもアフターも誘われなくなっていた・・のだが、年が明けた頃からたま…
1◇プロローグ「何ジロジロ見てンの?」 古家苺佳《ふるいえいちか》はいきなり文句を言い放った目の前の人物の言葉を受け、思わず周囲をぐるりと見回した。 今日は…
30. 子猫に夢中になってたら、私の側で一緒に子猫を覗き込んでた垣本さんが耳元で、『好きだ・・』って言った。 いきなりだよ? かわいいっ、だったら完全に猫の…
29. 「あははっ、とんでもないモン預かる羽目になっちゃったな」 「あははって他人事じゃないですよぉ~。 一応私たちふたりに打診してきてたんだから、あなたも…
28. はっと、気付いたら12時過ぎ。 やっばぁ~い!! 大急ぎで身なりを整えて、垣本さんに連絡をとスマホを開けると、LINEと電話がそれぞれ一度入ってた。…
27-2. アタフタと身支度している時間、今日のクルージングデートはどんな風になるかしら、なんて・・。 酔うといけないから、朝食は軽くにしておかなくちゃね。…
27. 部屋に戻ると私はベッドにダイブした。 はぁ~、いい加減《かげん》、、で酔っぱらっちゃったぁ~。 全然白けた瞬間もなく、楽しい時間だったんだけど・・少…
26. テーブルにワインが置かれ、メニューが手渡された。 大まかにコースが2種類あってどちらもメインは黒和牛と魚のポワレ、和風野菜と洋風野菜に、スープは季節…
25. 泊りありのデートに賛同した私に、垣本さんは金曜のデートも移動が面倒だから、泊まるホテルで食べて飲もうと提案してきた。 『どうかな? いつものカフェ…
24. どうにか週末の金曜日のデートだけは死守している垣本だった。 以前と少しだけ違ったのは、各々利用している駅に向かい別々に帰るのではなく、垣本が恭子の暮…
23. 先々月だったか、たまたま別居について語り出した石川恭子のことを、垣本は目をまん丸にして眺めたものだ。 いっぱしのことを語る恭子の姿・言動に大きなギャ…
22-2. 「今日はヤケに殊勝だな。 ね、LINEに書き込むからさスマホ出して! 」 そう言うや否や、彼はささっと自分のコメントは書き込んだみたいで。 …
22. 「その結婚相談所って結構費用掛かるんじゃないの? 」 「そっ、そうなのよー。聞いて、なかなかするのよー」 「石川さん、簡単な話だからさ、忘れないよ…
21. 確かあの先生は自分より5つ程年上だったと思うけど今はどうしているだろうか。 あの時出た発言は、彼女が焦っている裏返しだったのかもしれない。 垣本さん…
20-2. いい男が今、目の前にいる。(電話で離席中だが) だが彼は、このまま独身をしばらく続けるか、自分ではない他の誰かと結婚する人間なのだ。 おちょくる…
『恋のソリューション』-かわいいひと- [電子書籍]Coming Soon
来週あたり配信になるようです。約 60000字 3月には入稿できていたはずがメールの手違いで4月20日頃の入稿になりまして6月にラフ画像が届き、、、配信が…
よろしければポチ、宜しくお願いいたします。 書く励みになります。
20.☑ その後、本人やら周囲の者たちから聞く話によると、どちらも恋愛結婚だという。 片方は、最初は紹介見合いみたいな形での出会いだったと語っていたが、話を…
19. 「あまりタイプとか理想とかってそういうのって30代になってから考えたことないかも。 たぶん結婚とか真剣な交際とかって、めんどくさくて避けてたからかな…
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19 ◇恋しくてたまらないこの頃になると、流石に家のことを何もしようとしない凛子に対して、義母の小言が増えていき、凛子は常に不機嫌になっていった。…
18 ◇凛子の正体振り返ってみれば凛子の正体に疑問を持たなければならなかったのに自分の欲に負けて見て見ぬ振りをしていたのだ。出戻ってきて1年。彼女の言動は妻と…
『夫のことが好きなのに』15話が11話になっておりました。申し訳ありませんでした。😱 何かアクシデントがあつた場合は こちらで探してみて…
16 妻の温子の妹である凛子と、誘惑に負けねんごろになってしまった哲司が、予定外に帰宅した妻にふたりが『むつみごと』に励んでいるところを見つかり、どのようにし…
15 ◇今までの全てよ、さなうなら離婚する方法が2通りある。裁判離婚と協議離婚である。何も協議してないけれど、ここで判子をつけばまぁ、協議離婚になるのだろう。…
14 ◇離婚届北山涼にとって今回の温子の工場の寮への入所に関わるまでは、涼の中で彼女の存在は、紙上に書かれている従業員名という存在でしかなかった。…
13 ◇稲岡珠代 旧姓(北山)社長の涼さんにはその昔結婚の約束をした|女性《ひと》がいたのだが、親の反対で添い遂げること叶わず、それ以降涼は…
12 ◇北山涼今回のことがあってから、製糸工場内で社長の涼さんがはじめて私の職務室である看護室に来て顔を見せてくれた。社長室は工場の玄関口のすぐ側にあるけれど…
11 ◇頼りにしてます~ 珠代さんったら、ほんとにもうもう何て頼もしい|女性《ひと》なの。私は彼女の言葉に胸をキュンキュンさせた。そこっ、そこそこ、大事な…
10 ◇安心して大船に乗ったつもりで出て行けと言われた翌日から週末までの3日間、私は家でも職場でも暗い気持ちで過ごした。そんな状況の中金曜の…
8 ◇怒り心頭それと共に自分がお腹を痛めて産んだ娘・鳩子の一撃が、一気に家族の気持ちを片方へと傾かせたことだけは確かだった。娘は4つや5つの子供で…
9 ◇ビタ一文渡さない妹の凛子は高等女学校を卒業後、一度も就職せず結婚するまでは家事手伝いしかしてこなかった…
7 ◇理不尽過ぎる妹は夫ばかりか、いつの間にか娘まで取り込んでいたようだ。それにしても、実の母親が横から父親を寝取られた挙句、反省の色もなく略奪す…
6 ◇破廉恥なことをできる人間はいる 「疲れていて、夢でも見たんじゃないのか。私たちがいる同じ屋根の下でいくらなんでもそんな破廉恥なことできまい…
5 ◇話し合いしたいことがあるの 温子は出勤する前に両親に『仕事から帰ったら夫と妹も交えて話し合いしたいことがあるからその…
4 ◇過去が急ぎ足で崩れ去ろうとしていたその頃、温子の夫の哲司は自分の|部屋《寝室》に逃げ込み、すでに|そこ《凛子の部屋》にはいなかったのである。泣いて謝る…
2 ◇実の妹から夫を寝取られた姉上りつめた踊り場で一旦動きを止めた。 ********そしてそれから、妹の部屋の前までは息を殺し足音も消…
3 ◇お義兄さんは私がもらう温子の放った言葉にすぐさま反応し、急いで飛び起きズボンを穿き始めたのは哲司。しかし妹の方はというと、最初こそ狼狽えていたもののす…
――――――――――――――時は1912年(大正元年の頃)明治天皇がご崩御あそばされる少し前のこと……。明治時代が終わり、時代は大正時代へと進む中、不幸のどん…
【改稿版6】 ◇winwinじゃない (最終話) 「元気そうでよかったわ。じゃあ、行くね。あたしは可愛い年下の夫とこれまたかわゆい息子が車の中で待ってるから…
ご訪問いただきありがとうございます。25話を修正した時に差し替えする部分を間違えてしまいました。24話と被ってしまいました。(;'∀')すみません。25話訂正…
25 最後の夜も石田はやさしかった。 それは冷たいやさしさだと百合子は思った。 石田がシャワーを浴びている間に百合子は細い針でスキンに細工を施し袋に戻した。…
24 ◇最後の夜『最後のデートだけど、特別なことは言わず特別なこともせず、いつものように過ごし、それぞれ帰っていきましょう。 私はそういうのがいいです。 し…
23 独身の頃はモテたものの、略奪したり、されたり、というような世間から叩かれるような恋愛ごとは皆無で、お天道様の日の射す道だけを歩いてきた伸之には…
22 ◇石田伸之の気持ち 伊達百合子とのよろしくない関係というものは、彼女が自分に同行していた出張先で商談が上手く行き、夜は食事と共に飲んだ酒がつい深…
21 最初から既婚者と分かっていて、火遊びと分かっていて、付き合ったのは自分。 だが流石に2年以上も続くと相手に気持ちを持っていかれ、徐々に心の持ちように変…
20 この日から百子は以前から心にしたためていたことを早々と実行することにした。 それは小説を書き始めるというものだった。 プロット…
19 夫の浮気なんて誰にでも起こり得るものだし、もしそうなったらという心構えだけ忘れなければいいだけだと思うの。 それとね、私たちの予言だって完全ではない…
18 いいとこ取りの不倫の時とは違い一緒に5年も暮らしてごらんなさい。 お互い舞台裏を見せることになるでしょ? 彼女はスッピンだって晒さないといけなくな…
17「その方とのご縁についてお話しますね。 頭の良い方でご実家も裕福、仕事もできて品行方正な方に見えますが、結婚後、別に女の人ができます。 時期ははっきりと…
16 ◇霊視 あれは百子が伸之に交際を申し込まれ付き合い初めてから8か月目頃だったろうか。 まだ正式なプロポーズは受けていなかった。 年が明け…
15 出張が多くなり、休日出勤が増え、そのせいか夫婦生活の頻度が減っている。 もしかして、と思う節があった。 百子は習慣づける意味もあって結婚当初よ…
14 話したいことがあると言われ、ここまで付いて来た。 たぶん、退職願いのことだろうとは思っていたけどまさか交際を申し込まれるなんて、まだ夢を見てい…
13 「駄目ダメ、石田さんがいらっしゃるでしょ。 失礼だよ。 じゃあ、石田さん、秋野さん、お先に失礼します」 秋野さん、悪いお|姉《ねい》さんでごめん…
12 私と秋野さんは会社から徒歩数分の最寄り駅近くの『フランソワ』というカフェに入った。 入り口のドアが濃い色合いのブルーで壁はシースルーのガラ…
11 私は石田さんから、秋野さんの退職願いを思いとどまってもらうために手を貸してほしいということで、お手洗いに行く為オフィスを出たところを呼び止め…
諸事情で9話10話の更新になります。10 出張で行った出先の旅館で秋野の同期の日比野が彼女の部屋に入っていくのを たまたま目撃してしまい、30分経っ…
9 「まず、私からの反対理由は、お前に秘密にしたまま付き合い、結婚の話が出ても尚、秘密を打ち明けていないところ。 それと彼女の兄に前科があったよ。 婦女暴行…
8 ◇石田伸之[過去の恋愛] 石田は秋野百子が入社した年に主任という肩書が付いた。 実は社内で秘密裡に石田は先輩にあたる4才年上の山内美貴と付き合っ…
7 それは『自分には無理』というものだった。 月末に石田の更に上の上司に退職願いを出そうと決めると少し心が軽くなり、石田の放った言葉をもう一…