ニューヨーク在住41年間のジャーナリストがアメリカの真実をお届けします。コロンビア大学経営大学院卒。
日本に報道されないアメリカの政治、経済、社会、トレンド、芸術、スポーツなどの話題を中心にお届けします。
コロナウイルスにトロイの木馬のように侵入され、痛めつけられているマンハッタンから疎開して、今日は3日目である。あいにくと雨続きの日々である。しかし、木こりたちに雲に届けとばかり伸びた木を3本も切ってもらっている。幹を切られ、倒れる木を見ていると巨木が根
とうとう我が家もコネチカット州の田舎町に疎開することにした。もう、マンハッタンには、居られない。NYTimesがビデオで体育館のようなところを使って、コロナウイルスにかかり、入院している患者を回って、ビデオカメラで取材している女性記者を一面で載せている。筆者
トランプ大統領が懸命に作り上げたコロナバイルス対策の特別経済政策がようやく民主党の合意を得て上院を通過した。すぐ下院に送られたが、通過は必然であろう。この経済対策は2兆ドルで日本円に直すと220兆円という膨大なもので、この種の法案としては、史上最高である。
筆者は、先週木曜日から、コネチカット州のウイークエンドハウスに行き、春の支度で庭仕事を毎日、夜までやり、昨日、ニューヨークに帰ってきた。電車で行き、帰ってきたのであるが、帰りの電車は、悲惨とさえいえる状況であった。常客は、車両によっては、一人も客はいな
コロナウイルス問題に関し、トランプ大統領には、大きな迷いがある。それは、大雑把に言えば、コロナウイルスと経済政策をどうするかという難問である。この事態ではやむを得ない迷いであろう。トランプ大統領とて人間以外の何物でもない。おかれている立場は、大変心労の
筆者は、45年間、ニューヨークで働き、暮らしてきた。力一杯生きてきた。何の悔いもない。それが人生だからである。しかし、今度ばかりは、自分も含めニューヨーカーたちは、だめかもしれない、という不安がやってくる。コロナウイルスが起こすパンデミック(世界的流行
コロナウイルスの恐怖に慄くアメリカ、大統領選は実施できるのか?
コロナウイルスが起こすパンデミック(世界的流行病)が猛烈な勢いでアメリカ全土を襲っている。ウイルスは、目に見えない。だから、アメリカ人のほとんどが、その恐怖に取りつかれると異常な反応をする。特に老人は、明日にでも命がなくなるような錯覚に陥り、過剰な行動
これが怒らずに居られようか。しかし、筆者は我慢した。必死に我慢して怒りの声を上げなかった。それは、我が家のあるマンハッタンのコンドミニウムビルの出来事であった。我が家は、週末を過ごすコネチカット州のウエストポートという人口25000小さな田舎町に行くため、エ
筆者は45年間ニューヨークで暮らし、アメリカの大統領選挙を見て来たが、今回の民主党の進め方に釈然としない。予備選が始まったころ、最も魅力のない大統領候補であったバイデン氏が最後に残るとは、未だに信じられないのである。バイデン氏は、筆者も一目だけ会ったこ
筆者は、先週、ごく親しい友人のMさんとランチを共にした。Mさんは、アメリカ企業のトップであった人でトランプ氏と親しい方である。トランプ大統領が就任する前に、筆者が会ったときは、「トランプ氏は、政治家ではない。政治の知識や世界観、国家観はないと思った方が
週末をコネチカット州の田舎町であるウエストポートの家で過ごし、マンハッタンの家に帰ってきた。ウエストポートでは、春を迎える庭仕事を思う存分し、あちこちのバラ、アンドロメダ、つつじなどを動かし、一心不乱に自然と過ごした。深く根を張っている植物は、春先に動
先ほど、アメリカの疾病の管理と予防を担う中央機関であるCDC(Centers for Desease Control and Prevention)が50人以上の人が集まることをしないようリコメンデーションを発令した。大きな影響があると思われるがさぞレストラン営者は悩むであろう。コロナウイルスの広
筆者は、コロナウイルスがアメリカを襲ったら、とんでもないことになると予測していた。何故なら、アメリカの都市は、衛生状態、地元の政府の関係者の意識が日本より低く、住民の衛生意識も低い。さらに、移民が多くいて、生活衛生状態が悪い。これらの理由から、コロナウ
コロナウイルスは、アメリカを大混乱に陥れている。感染者は、増えるばかり、対策は進まない。直接的に効果のある治療はまだ見つかっていない。苦しむ病人、自分がかかっているのではないかと不安を持ち、検査を受けたがっている人たち。しかし、どうしてよいか迷う市民。
筆者も今更、と後悔するのであるが、民主党の大統領指名選のトップを走るバイデン氏が、現在77歳であったとは、筆者の盲点であった。注意力が足りなかった。77歳で大統領になると、その4年間で、81歳になる。さらに再選されれば、さらに4年間が増える。そこで提起される
バイデン氏現在77歳、大統領一期の終わりで81歳、2期の終わりで85歳
今日、帰りしな、筆者の住むコンドミニウムビルの入り口に差し掛かった時、荷物を持つ手伝いに、ドアマンのラシードが話しかけてきた。「今日の第二次のスーパーチューズデイでバイデンがまた勝ち、本選でトランプを破る」とはしゃぐ。リベラㇽが圧倒的多数を占めるンハッ
筆者は、コロナウイルス問題と大統領選挙とを結びつけることは敢えてしなかった。このような重大な問題を一国の大統領選挙と関連付けて論じることを避けて来たからである。しかし、バイデン氏が。サウスカロライナの予備選で大勝した時、記者団に、この件について、聞か
最初に筆者の屁理屈を述べさせていただくことをお許しいただきたい。筆者はアメリカの大統領選挙を超エゴの人間の戦いと捉えてきた。その超エゴから来る人間の支配の本能と欲望を隠し、自分が築く理想国家、人間が努力するが到達できない民主主義の夢を説く。そして、選
女性大統領選候補の民主党のエリザベス・ウオーレンが大統領選レースから降りたことは良かったと思う。ウオーレン女史が残っている限り、女性大統領の意義が薄れると思ったからである。ウオーレン女史は、古いタイプで、ウーマンリブのノスタルジアを感じさせた。ヒラリー
バイデン氏が民主党の中で、最も幸せな男になった。民主党予備選で一瞬にしてトップに立ち、信じられないような好環境になり、2020年大統領選指名代表候補に圧倒的に有利な立場に立った。バイデン氏がメディアに現れるとその表情は、常に微笑みが浮かんでいる。これまで、3
筆者は、アメリカのリベラルメディアは、何回も、ス-パーチューズデイでバイデン氏が勝ったことを繰り返し、繰り返し論じている。バイデン氏の痛快な勝利がいつまでもうれしくてそうなっているのであるが、筆者は、そのようなことは早く、ピシッと閉め、次にとっかからな
この記事は、かるふぉにあ、テキサスの開票が終わっていない時点で書かれているのでご注意願いたい。スーパーチューズデイの結果が出た。バイデン元副大統領の勝利である。投票日の直前になり、サウスカロライナの予備選で同州の下院議員で黒人指導者として有名なクライバ
予備選最大の山場で突然の変化。果たして、バイデンはその器か?
予想通りであった。ブティジグ候補とクルブシャー両候補がレースから降り、バイデン候補をエンドースすることになった。選挙協力すると同時に、バイデン候補のために、キャンペーンにも加わると言うことである。失礼して、バイデン氏について、余計な話をさせていただき
スーパーチューズデイの直前にブティジグが民主党の大統領選指名候補戦から、突然降りた。これがブティジグの意思からではないことは、状況証拠からして明らかであろう。同氏は、代表選を楽しんでいたし、真剣に取り組んでいた。NY Timesが93名の民主党主流派の議員をイ
スーパーチューズデイを間近に控え、民主党の大統領選指名代表選は、バーニー・サンダースとジョー・バイデンの二人の争いになったと思われる。残念ながら、新しい民主党、時代に即した民主党を創らなければならないと主張するマイク・ブルムバーグは番外となった。残念な
バイデンがサウスカロライナ州の予備選に半分ほどの支持率で大勝利した。これまでアイオワ州、ニューハンプシャー、アリゾナの予備選でくすぶり、バイデン候補は、もうだめでないかと言われていただけに、その勝利演説も思いっきり声を張り上げていた。このバイデンをCNN
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