前に我々は、人魚姫が次のように言うのを見た。 「私は、自分のさずかった100年の命を、全部出してもいいわ。たった一日でも人間になれて、そのあと天国へ入れ…
人魚姫の祖母が言う。「さあ、私達にさずかった300年を、はねたり、踊ったりして、楽しく暮らしましょう。それは、そうと、今夜は、宮中舞踏会でしたネ」人魚姫は言う…
我々は前に、人魚姫の祖母が、「300年」の「享楽生活」・「美的生活」を謳歌するのを見た。シンボル辞典によると、「300」という数は、「不特定多数」を指し、そ…
前回我々は、「人知れず行う人に対し、神は報いる」ということを見た。中国では、このことを、次のように言う。 陰徳あれば 陽報あり 『蒙求』(もうぎゅう)…
人魚姫は、15歳になった時、たまたま、一人の人間の命を救う。王子さまの乗った船が、嵐で沈没し、仮死状態で、海底に沈んでいく王子さまを、人魚姫が救って、海岸に…
人魚姫のお祖母様が言う。「不死の魂」を得る方法が、たった一つだけある、と。すなわち、一人の人間が、人魚姫を大好きになり、両親よりも大切になって、神父様の前で…
前回我々は、「人魚」たちは、「300年」という「長い年月」を生きることができるが、「死」と共に、永遠に消えて、「水の泡」となり、「不死の魂」を持てない、つまり…
前回我々は、『人魚姫』の冒頭に現れる「6」という数に着目した。今回は、『人魚姫』に現れる「300」という数について考えてみよう。『アンデルセン童話集』2(『人…
前回我々は、『星の王子さま』誕生の契機の一つとなった、アンデルセン童話の最高峰の一つ『人魚姫』について一瞥した。今回は、『人魚姫』の発端の部分を少し分析してみ…
前回我々は、サンテグジュペリに、永遠の名作『星の王子さま』を書かせた、「二人の友人」の「二つのプレゼント」のうちの一つ、「色エンピツ」について見た。今回は、も…
前回我々は、亡命中の異国の地で、しかも、病床で「孤独感」に打ちひしがれている作者に、永遠の名作『星の王子さま』を書かせたものが、「二人の友人」の「友情」であっ…
前回我々は、「二つのプレゼント」を見た。異国の地・アメリカに亡命中、手術を受け、高熱でベッドに横たわるサンテグジュペリを「二人の友人」が見舞い、それぞれ、プレ…
前回我々は、『星の王子さま』の魅力の一つが、サンテグジュペリ自身が、「色エンピツ」で描いた、数かずの挿絵にあるのを見た。今回は、その「色エンピツ」について。「…
前回我々は、『星の王子さま』の魅力を二つ取り上げた。一つは、人生の「真理」を啓示する書物であること。もう一つは、サンテグジュペリ自身が、「色えんぴつ」で描いた…
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