男って助けを求めるのが下手 近頃 そんなことをよく感じる月参りでお伺いするお宅 最近は高齢者の一人住まいのお宅が増えた独居世帯のほとんどが女性である 何年か前に夫に先立たれて・・・ というケースが多い。彼女たち
神奈川の田舎寺の僧侶が、日頃の出来事をつれづれなるままに綴った日記ブログです。
主催者は、親鸞の教えに生きる平凡な僧侶。日常の出来事や、ニュース、ご門徒とのコミュニケーションで見えてきたことなどを、筆に(キーボードに)まかせて綴った随筆ブログです。 楽しく、時にはうーんと唸りながら読んでいただけたらと思います。
そのものの本質は明らかに有害。 いわば毒物。 けれども長い慣習の中で 嗜好品として扱われてきた歴史があり 廃することもできない。 そういうものってある。 たばこ。 それは そう
ロシアの横暴を非難しつつ国内で悲惨な銃撃事件では 説得力がない
平和って きっかけがだいじ。 平和の理念が説得力を持つって タイミング。 そのタイミングを逸すると 平和への入り口は 遠のいてしまう。 だから悲惨な事件にしっかり目を背けずに ぼくらは発
人間が感情移入できる動物以外にも尊厳を認めようとする 英国の動物福祉法
人間優位 業者優位 経済優位 効率性優位。 日本のあらゆる政策って 基本的にそういう原則にのっとって進められる。 信念とかポリシーとか 経済や人間の利害を超えた世界で動き 越えた世界で発言すること
人間って 熱しやすく冷めやすいもの。 そんなことをしばしば 自分に照らして思えてくる。 とてもひどいこと。 でも それが何日も毎日のように報じられ聞かされていると いつの間にか感覚がマヒ
姿勢ということ。 人が何かをする時 どんな姿勢でするかって だいじ。 時によっては 姿勢が成果を大きく左右したりする。 背中が丸まって前かがみになっている。 そんなことを ぼく
朝が早くなった。 それもそのはず。 夏至まであとひと月。 考えてみれば 今年もあっという間に もう半分が過ぎようとしている。 うかうかしていられない。 どんどん歳をとるばかりだ・
マスク着用の条件の緩和 そして 海外からの入国者の制限の緩和。 コロナ感染のリスクはあり また今後の変異株出現の可能性もある。 けれども それに過剰に引きずられず 社会の動きを徐々にコロナ以前のモードに引き戻
水って 不思議な物質だ。 あたり前になりきって何の変哲さえ覚えなくなっているこの水という物質は じつは地球上でもっとも古くからある物質。 水は 湿気をイメージし 湿気のあるものは腐敗が早くまた生命の新鮮さと水
国民がコロナで苦しんでいるのに 核・ミサイル開発にのめりこむ国家のトップ
国民が コロナに罹って ゼイゼイやっている そんな状況があるのに 国のトップはその現状をまったく見ようとせず 感染者の数さえ把握せず もっぱら眼を外に向け 最新の兵器 最新のミサイルを次から次へと撃ち 「どうだ! すごいだろ」な
人間って 眼に見えるものには過大な反応を示すが 眼に見えない世界には どこまでも冷淡になれる。 そんな存在だ。 眼に見え喜怒哀楽がわかるものには どこまでもシンパシーを感じる。 でも それが隠され
朝露が光る。 草の葉にたまった露が 朝日に照らされて 珠のように光っている。 久々の朝の日ざしが差し込む。 なんと美しいことだろう・・・。 微風 華葉をうごかすに 交錯して光乱転す・・
兄弟と思われる子どもがふたり。店内を 大声をあげて走り回っている。 その背景で 父親と思しき若い男性が だまって無表情に ちーっとスマホをいじって立っている。 そんな光景って よく目にする。 休日の
東に向け。 西に向くな! そういって威圧し 脅しかける。 けれども 脅せば脅すほど怖がって 西の方向に逃げていく人が続出。 結局 最初から西に向くなといわない方がよかった・・・。 &nbs
持っていないのにどんどん捨てる。 そんなことって とてもおろか。 けれども 日本人って そういうことをやっている。 毎日普通に 無意識に。 日本の食料自給率って 50%以下。&
「戦争を止めろ!」といいつつ武器を送っている欧米諸国の矛盾に 思う
医者のために 病気をつくるような。 警察官のために犯罪をつくり 消防士のために火事をつくるような そんな感じ? ウクライナへの軍事支援。 アメリカやEU各国が申し出ているけれど。&nbs
「ないこと」により際立ってくることって ある。 よいこと プラスなこと ポジティブなこと。 でも それを詰めすぎ ギューギュー詰めにすることで 逆にだいじな焦点や核がぶれたり 見えなくなったりする
国内企業の「アニマルウェルフェア」の取り組みに見えてくる 温度差
世界の消費者のアニマルウェルフェアへの関心の高まりは もはや食品産業を牽引する大きな潮流になっている。 そんなことを実感させられる。 海外の投資家においても企業の評価基準にアニマルウェルフェアが重要な項目とし
五月雨って ほんとうは今ごろの雨じゃないそうだ・・・(*‘ω‘ *)
五月雨を あつめて早し 最上川 有名な芭蕉の句だ。 五月雨というのは五月の雨。 なので 今ぐらいのぐずついた天気をイメージするが その五月って旧暦。 今の暦だと大体五月下旬から
今こそまさに 日本が和平へ貢献をしていくべき時なのだけれども・・・
役割期待。 ぼくらにはだれでも そういうものがあるということを このブログでもたびたび述べた。 その国 その仕事 その社会的立場 その経験 その受けた苦痛・・・。 そういうものにより そ
笑いについて 先日のこのブログでのべた。 笑いって深い。 人の深層にかかわり 体の健康や メンタルの安定にも 笑いは深く影響する。 だからぼくらは 笑いにもっと関心を注ぎ 笑いをだいじにしていかなけ
取り締まるはずの立場。 でも 何回か取り締まられる人間や現場に接するうちに 取り締まられる行為に自分自身が染まってしまい 結果 そこから抜け出られなくなる滑稽でなさけない姿。 警察官の犯罪がこの所多発している
「戦争というのは 勝つ者にも負ける者にも双方に 深い傷跡を残すものだ。 だから戦争なんて絶対やっちゃいかんですよ・・・」。 そんなことを アナウンサーの大沢悠里さんが以前ラジオ番組の中でいっておられたのが なぜかとても
肉や動物性食材って 食料生産のシステムからすると 著しく非効率的。 肉を消費することって その肉の動物を養う飼料(とうもろこしや小麦など)の消費とだぶる。 だから 1グラムの肉を食べるより 1グラムの穀物を直
人間の家族への思慕の感覚って 男親である父親よりも 母親に対するそれの方が ずっと深く強い。 そもそも人はどんな社会的地位のある人であっても 母の子宮から生まれてくる。 生まれてからのスキンシップの時間も(近
抽象的な思想や主義主張って ストーリーをもつと具体化し 国や人々を一定の方向に動かしていく。 そんなことを思う。 たとえそれがつじつま合わぬ 不合理で無理で苦しいリクツであっても。 ロシ
5月5日の今日は子どもの日であると同時に 立夏。 いよいよ暦の上では 夏に入る。 昨日今日は晴れているが 今年の連休は 雨や曇りで日照が少なかった。 だから 気温のわりにうすら寒さを感じる。&nbs
「気象津波」というのがあるそうだ。 津波というと 普通地震との関連だけで考えられている。 だから 今年1月のトンガ沖の火山噴火で津波が起き 日本にも至って警報が出された(太平洋沿いの地域に)時も 「えっ? な
連休後半初日の今日は 憲法記念日。 日本国憲法が施行された日。 今から75年前の1947年のことだ。 施行日? なぜ公布された日じゃないの? そんな疑問が当然湧いてくるけれど。
人って 事態を甘く見る。 問題はある でも今までうまくやれた。 だから特に故障があっても改める必要なんてなく そのままでやっていけばいい。 そんな安易で無責任な思考。 でも個人
食を選ぶということ。 自分の健康状態に照らして 主体的に食のあり方を意識することって だいじ。 日本ではあまりに 上からの押し付けとか 偏りあるデータを基にしたメディアの情報に流されて商業ベースが優先された「
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男って助けを求めるのが下手 近頃 そんなことをよく感じる月参りでお伺いするお宅 最近は高齢者の一人住まいのお宅が増えた独居世帯のほとんどが女性である 何年か前に夫に先立たれて・・・ というケースが多い。彼女たち
先日 こころのゆとりが「伝染」するということを書いたら 何人かの方からメールをいただいた自分も実感として受け止められるという内容だ さまざまな生活の中での体験が語られ 読んでいて刺激をいただいたそんな中で 改めて「伝わる」というこ
北海道でソメイヨシノが咲いた そんなニュースがネットに出ていた 関東より1か月ほど遅い「春の訪れ」だ春って 何となく気持ちが開放的になる 冬の間は出不精だった私も 今の時期ちょっと近くの公園に行ってみようかなという気分に
ぼくは基本的に 法事のお参りは自転車を使うことにしているぼくのいるお寺は 神奈川の農村部 昔ながらのご門徒は ほぼ寺から半径3キロぐらいの円の中に収まるだから ほぼ自転車でも十分行ける距離なのだ 自転車は快適 (#^.^
かなり以前のことだが 秋田県内のある小学校で児童が育てた鶏を解体して食材にするという授業が 保護者の反対で中止になるというできごとがあった このような試みはしばしば 教育者やいのちの問題の意識の強い養鶏関係者によって一般になされる
ぼくは 名前を覚えるのが苦手であるお寺ってよく「客商売」だなんていわれる 批判的ないみでね「商売」かどうかはさておき ご門徒や参拝の方たちという来訪者を相手にする場面が多いことは確かだ今朝も法事の予約に来られたご門徒さんに対応したが 顔は覚
「福子伝説(ふくごでんせつ)」というのをご存知だろうか?「福子」というのは 障がいをかかえた子ども日本には昔から こういう子を大事に育てると福が招かれてくるという言い伝え・伝説がある だから 家族や周囲は そういう子どもをたいせつ
庭のボタンの花が そろそろ咲き始めた私のいる寺の境内には 約300本のボタンが植えられている毎年 ゴールデンウイーク前になると丸い大きな花が咲き 近隣の方から 遠くは小田原や横須賀の人まで わざわざ寺のボタンを見にきてくださる昨日も夕方 リ
うぐいすの声がうつくしい 🐤朝掃除をしているとさわやかな声でほーほけきょと鳴く 寒い時季を終え ゆったりとした春の盛りを思わせる響きであるうぐいすはスズメ目 スズメの親戚になる山梨県や福岡県の県の鳥であるほか 日本の多くの市
最近 小学校と中学校時代のアルバムを整理しているぼくの小学校時代って もう半世紀も前写真も古ぼけて色が変色し 天然の「セピア化」をしてしまっている子ども時代だった1970年代 始めの方の写真は、まだモノクロだ自分が写った写真の背景
昨日は久々にご法事が一件入った 入佛法要だ ご自宅のお内佛(お佛壇)のご本尊三幅の掛け軸 今回引っ越しをされて改めてお内佛を求められ ご本山から取り寄せた御本尊の入佛を ということだ 浄土
ぼくらは日常の生活の出来事について あまり深く考えるゆとりをもたない 世間並み 人並みにふるまう 世間並み 人並みって無難 そう考えている でも 普通と思っていることを一皮むいてみると じつは普通でな
四月も中旬 気候も穏やか けれどこの時季って 気候が春モードから初夏モードになったり かと思うと寒さに逆戻りしたりと とても不安定 そんな中 心身のバランスを崩し 心や体を病む人が多くなる時季だともいわれる&n
古い手紙を整理する そうしたら 今から20年前に恩師からもらった手紙が出てきた 今から7年前に亡くなった恩師 その恩師に 就職の相談をした答えの手紙 読み返してみると 30代そこそこだった
時間の流れって平坦じゃない 5日前の衝撃的なできごとって 昨日の平凡なできごとよりあざやかな記憶に残ったりする 人間の記憶って 合理的じゃない いやな記憶 悲しい記憶って 早く忘れようとする 楽しかっ
ご法話で 地方のお寺さんに行く そんな時 休憩がてら 近所のモール街に車を停め 時間調整したりすることがある 地方のモール街に立ち寄ると いろんな素敵な拾いものがある その土地独特の匂い そんなものを感じること
ヒノキの花粉がピークである毎年3月の下旬あたりから 私にとってつらい時季になる花粉症だ寒さもゆるむお彼岸すぎあたりから 毎日の生活でマスクが手放せなくなる私は子どものころからアレルギーになりやすい体質だった鶏肉のアレルギー 給食なんかで鶏肉
本堂の入り口正面に 椿の花で飾った花御堂を据えるお釋迦さま誕生のお祝いの日 さっそく 子ども連れのお母さんがやってきて甘茶を誕生佛に注ぐ子どもに用意した袋入りのお菓子を渡す うれしそうな顔をして受け取ってくれた・・・(#^.^#)
食肉用の動物たちの繁殖 安価で大量の食肉や卵が 食品ディスカウントなどに出回っている肉の消費量は 年々増え続け それに乗じて 業者も種の「改良」を行い 繁殖力が高く 「低コスト」で早く肉用に出荷できる遺伝的「改良」を 動物 特に鶏
65歳以上の人の全人口に占める割合が26%を超えている 今のこの国 つまり 4人に1人が「高齢者」 日本は名実ともに 世界最高の高齢社会 年少人口は 一方で 相変わらず伸び悩んでいる 高齢
世の中全体が 右傾化している。 しかも堅固で極端な右傾化。 それは偏向したイデオロギーというか 頭の硬直した強い思い込みみたいなものに支配された そんな感じの右傾化が 高齢の人たちではなく比較的若い世代の人たちや政治家
アメリカという国がわからなくなった。 そんなことを以前書いた。 結構反響があり 自分もそう思うというコメントが寄せられた。 国の歴史 それに根ざす文化とか意識 もののとらえ方の特殊さ。&
掃除をする。 長い間置き移動していなかった家具。 それをどけると ものすごい綿ぼこりが出る。 こんなに溜るものなんだと驚く。 置きっぱなしって 空気が淀む。 だから時々 部屋の中
悪臭がする。 ハエが大量に涌いた。 さらには 地下水や下水に黄色い水が染み出てきた・・・。 そんな苦情が上がっているという。 殺処分された鶏たち。 それを埋めた土地の
映画のターミネーターを思い出した。 チャットGPT。対話式AI。 今 それがだれでも使えるよう 世界で普及し始めているという。 AIとの対話。 まるで人間の頭脳のような思考力や
他人同士のとっくみあいのけんかを笑う男。 でも 自分の家族内で息子同士が争って 傷害事件を起こしたりしている。 もしそんな男がいたら そんな男のいうことに説得力ってあるだろうか? たとえ「家族はみん
ぼくは田園風景が大好き。 ご法事などで よく藤沢の海岸近くに広がる田園風景の中を通ることがある。 田んぼを吹き抜ける風の匂い。 ちょっとしめったあの土の香りが たまらなくいいなぁって思う。
ゆがみ ひずみの顕在化。 自民党長期政権の停滞したよどみの。 そんなものが出てきているなって感じられる。 先日の和歌山での遊説中の岸田首相への爆発物の投げ込み事件。 まだ 犯行
思いはもっている。 だけどそれが実現できぬ現実が厳としてある。 そんな状況。 若い世代の結婚願望。 結婚して子どもを授かり家庭を設けたい でも それがかなわない。 そんな意識が浮き彫りにな
人って はたらく。 職業を持ち 生業をかかえ 一生 自分の仕事をもち 労働していく。 そもそも はたらくって何なのだろう。 人は何のためにはたらくの? 基本的なこと でも。&n
食べることって 人間の残酷さの感覚をマヒさせる。 食ということばは そんな錯覚をもたらす魔術みたいなものがある。 このブログでも 何回もあげてきた譬えだが。 もしあなたの眼の前に 生まれ
やられたらやり返す。 そんな因果の応酬が 憎しみを増幅させる。 そういう応酬のわだちって どこかで切っていかなければいけない。 中東パレスチナにおいても ウクライナにおいても。
海難事故。 そしてヘリが海に墜落する そんな事故が起きている。 6日に起きた宮古島海域での陸自ヘリの行方不明は まだ実態が明らかになっていないが 何らかのかなり短時間で起きたトラブルが原因で墜落したと思われる
気候の変わり目って どうしても人間の心を不安定にさせる。 特に今のような 温かくなったと思ったら冷えが戻り 体調が不安定になりがちな時は 精神の安定も 損なわれがちになるようだ。 いのちの電話。 そ
人間のコミュニケーション感覚って今 大きく変化しつつある。 そんなことを思う。 SNSの発達。 リアルタイムで 自分の気持ちとか思っていることをすぐに不特定多数の者に伝えられるということ。
山に行く時 ぼくらは方位磁石をもっていく。 道に迷わぬために。 地図と照らし合わせ 自分が今 どこにいて どこに向かって歩いているかを知る その上で方位を知るって だいじなことだ。 地球
春眠暁を覚えずというが ボーッとしやすくなる今のこの気候。 時間が経つのがとても速く 一日があっという間に終わってしまう感じだ。 一日って24時間。 でも。 その経つ時間の速さ
生物の多様性。 そんなことが最近 よくいわれるようになった。 生きものって 多様だからこそ生きられる 生かし合える。 生きもの・いのちって 単独だけでは存在しえない。 たとえば
よくわからない国。 アメリカって。 合理的に ものごとを冷静公正に見・判断する姿勢を何よりもだいじにする そういう国のイメージを ぼくはこの国にもっていた。 でも。 トランプという座標軸が置かれる時
市内の電気店で買い物をしていたら カウンターで50代ぐらいと思われる中年のおじさんが 若い女性店員に対して 声を荒げて何やらクレイムをつけていた。 その店で買ったものがちゃんと起動しない。 どうしてくれるんだと 大声で