年のせいかしら‥‥って・・言葉をよく耳にする・・・自分の老いに気づかず赤の他人から、おじいさん呼ばれるのが嫌で髪を染めて、背筋を伸ばして足の運びや身のこなしに気をつかっていても、乗り物で座席を譲られたら・・・・オシマイだ・・・自分では認めたくない若さ気分があるのだが、それにこだわり過ぎると、上げたつもりの足が上がらず、わずかな段差でつまずきスッテンコロリ・・老いをわすれて素早い姿勢で立ち上がり・・・・痛さ忘れて立ち去る自身の不注意に、家に帰って痛みだし主治医にかけこみ、骨よし、腫れよし、薬もらって、ほっと安堵の心境・・金属だって長年使えば疲労する、まして生身の人間だって、長年使えばあちこちと、痛みが生じて、モウダメダとの弱音も口に出る・・そういう自分をチェックして、老いに対してふんぞり返り、この年にならな...老いを楽しむ!