11年前の出来事・・・深夜、私の前に幽霊が出た、一瞬、強い恐怖心を感じた、しかしながら、相手も人間、肉体を持っていないだけの事、話せば分かるはず・・・早く成仏するように説得を始めた、初めは穏やかな口調で語りかけた、しかしながら・・・その幽霊は、私にどんどん近づいてきた、さすがに、私も恐くなり、私の発する言葉は、興奮した口調になっていた。「あなたの苦しみは、、迷いの影です!!」「苦しむ心は『無い』!!」「貴方は・・もう既に成仏しているのです!!」というような意味の言葉を何度も叫んだ、それでも、幽霊は消えようとはしない。幽霊は私が何を語ろうと、終始無言のままだった。「まるでお話にならない」とはこの事だ。私の恐怖心は絶頂に達した。話しても無駄なら、お経を唱えるしかない・・・羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦!!!無我夢...11年前の恐怖の体験