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運転中の突然死で亡くなったトルコ生まれドイツ国籍のパートナーとの思い出と日々の思いを綴っています。

HASANA
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2016/02/04

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  • もし今日死ぬとしたら

    もし今日死ぬとしたら、誰に何て言う?誰の声が聞きたい?「ありがとう」を伝えたい人は誰?思い残すことなく死ぬなんてきっと誰もできないけど、自分を大切にしてくれた人には「ありがとう」を伝えたい。自分を蔑ろにした人のことは考えなくていい。時間がないんだから。#死別

  • 【 #死別 】世界で最も美しい遺書

    突然死での遺されて何年か経つと、「せめて最後の言葉が聞きたかった。遺書でもあれば...」と、そんなふうに思うことはありませんか?死を覚悟した時の人間の言葉にはおそらく真実があります。もう失うものはない、と覚悟した時に人間は嘘をつく必要がないからです。例え嘘だ

  • 【#死別 (改稿)】運命の相手

    過去記事にも何度か同じことを書きましたが、私は「運命の相手」というのは確実に誰にでも存在すると思っています。それは前世がどうの、というスピリチュアル系の話ではありません。伴侶、親、子ども、友人、同僚など関係性を問わず、「自分の最も良い部分を引き出してくれ

  • 【#死別 悲劇の皇女(改稿)】昭和天皇の第三皇女、孝宮和子内親王(鷹司和子さん) のつらすぎる死別

    伴侶やパートナーを亡くすのは死因が何であれ、同じように辛いものですが、その亡くなり方によっては周りがどう慰めていいかわからなくなるような、何ともいえない気持ちにさせられる亡くなり方もあります。昭和天皇の第三皇女である鷹司和子さんのケースは本当にお気の毒だ

  • 【#死別】自分のこと、好きですか?

    私の亡くなった伴侶は、自己肯定感が高く、一歩間違えるとナルシストになるのでは、という感じでした。自分 の名前や容姿、才能など全てに自信を持っているように思えました。名前はトルコではありふれた名前で、イスタンブールの街中で彼の名前を呼べば10人中6人

  • 【#死別】自殺の巻き添えは辛すぎる

    もう覚えている方も少ないと思いますが、3年前、自殺した男子高校生の巻き添えになって女子大学生が亡くなるという事件がありました。自殺した男子高校生、巻き添えになった女子大生、一緒にいた友人、男子高校生のご両親、女子大生のご両親…    もう何と言っていいかわ

  • 【#死別】何年経ったら「思い出」に変わるのだろう

    私の場合、「死別」はまだ「思い出」にはなっておらず、自分自身の中に現在進行形で存在しています。「過去」にならない「過去」を抱えるというのは重く苦しく、未来へ進む歩みを必然的に遅らせます。死別からしばらくは「魂は生きている」という感じの話に慰めら

  • 【#死別】たぶん千の風にはならなかった

    まだ死別の苦しみを知らなかった頃、「千の風になって」が流行って、CDを買って泣きながら聴いていました。当時、東京に住んでいて、感動してわざわざ中国に赴任していた友人に海外小包でCDを送ったほどです。ところが、実際に死別をするとこの曲が聴けなくて、聴いても感動

  • 【#死別】先が見えないのが一番辛い

    死別が辛いのは、その辛さがいつ終わるのかわからないところです。戦争やパンデミックと同じです。死別も3年、5年、10年と苦しむ期間が明確に決められているのであれば耐えられますが、先が見えないというのは本当に辛いものです。ただ死別の場合は、個人レベルではコント

  • 【#死別】時代に取り残されたという感覚

    死別をしてから、時間が止まってしまったというか時代に取り残されたというか、周りのひとと自分の時間の進み方が違うと感じることがよくあります。自分がパラレルワールドにいるような、異世界にいるようなそんな感覚がつきまとっています。現実がつらすぎて直視できな

  • 【 #死別】正論は毒にも薬にもなる

    「早く立ち直って」「もっと前を向いて」「泣いてばかりいても亡くなったひとは還ってはこない」「死にたいだなんて…生きたくても生きられないひともいるのに」死別後、周囲からこんな風に言われた方も多いと思います。全て正論です。然し、正論というのは死

  • 【 #死別】死は理不尽に突然やってくる

    「寿命」や「運命」という言葉の捉え方、感じ方はそのひとの死生観にもよりますが、大切なひととどんな形で死別したか、つまりその死因にも影響されると思います。過酷な闘病生活の末に大切な家族を看取った遺族や自死遺族の方にとっては、「寿命だった」「運命だった」

  • 【#死別】恋は見つめ合うもの、愛は同じ方向を向いて歩くもの

    いつだったか忘れましたが、「恋は見つめ合うもの、愛は同じ方向を向いて歩いていくもの」と、こんな感じのことを読んだ記憶があります。 確かに、見つめ合うというのはお互いに向き合っているので別の方向を向いているんですよね。フランスの作家、サン=テグリュペリも同様

  • 【 #死別 】虫の知らせ

    人間の意識は何らかの形で繋がっていて、しかも時間や空間を超越するという考え方があります。 否定するひとも多いですが、私はこの考え方を支持しています。 実際「意識が時空を超える」と考えれば納得できる現象が世の中にはたくさんあります。彗星探検家で三度の臨

  • 【 #死別 】感動的な話でも傷つくひとはいる

    誹謗中傷や差別的発言は当事者を深く傷つけるので、誰からみても受け容れられるものではないのですが.....。実は感動的な話も知らないうちに誰かを傷つけていることがあります。例えば「子どもは肉体をもつ魂の段階で親を選んで生まれてくる」というスピリチュアル的で感動的

  • 【 #死別 】亡くなったひとの最後の言葉

    伴侶であれ、子どもであれ、親であれ… 大切なひとを喪ったあとにひとつの支えとなるのが亡くなる前の「最後の言葉」です。ただ、突然死の場合には「最後の言葉」はどうしてもありふれた日常的な言葉になります。「行ってきます」かもしれないですし、「ごちそうさま」かもし

  • 【#死別】ひとはいつか必ず死ぬけれど

    死別をしてから「ひとは誰でもいつかは必ず死ぬんですよ」と慰められたことが何度かあります。間違ってはいません、その通りです。ただ、だからこそ「いつ」「どんな形で」「誰を残して」ということが重要になります。両親を事故で喪った10代の若者を思い浮か

  • 【 #死別 】一緒に過去を振り返り思い出を語り合える幸せ

    人生においては「思い出を作れる」ということはとても幸せなことです。ただ年を重ねると、親子であれ伴侶であれ友人であれ、その思い出を振り返って語り合えるというのもとても幸せに感じるものです。大切なひとを喪う辛さのひとつは、思い出はあっても一緒に振り返って語り

  • 【 #死別 】フレデリック・ファンジェ博士に学ぶ「自信」の回復の仕方

    フランスの精神学者、フレデリック・ファンジェ博士は「自信」についての研究の第一人者で著作も多くあります。大切なひとと死別をすると、誰でも「自信」を失います。 誰でも、というのは語弊があるかもしれませんが、ほとんどのひとが悲嘆と辛さの中でもがきます。 逆に言

  • 【 #死別 】脳の「怠け癖」と多重人格者ビリー・ミリガンのケース

    鬱の症状を緩和させたいので、精神科医や脳科学者、心理学者の方々が書いた記事などをよく読んでいた時期があります。その中でかなり共通して言われることで面白いなと思ったことがあります。それは以下の2点です。① 脳はエネルギー消費を避けるため、常に怠けることを考え

  • 【#死別】啐啄同時

    啐啄同時、「そったくどうじ」と読むそうです。 「啐」は雛が卵の殻を内側からつつくこと、「啄」は親鳥が外側から殻をつついて雛が出るのを助けること、だそうです。禅宗において、悟りを得ようとしている弟子に師匠が教示を与えて導くという意味で、導く者と成長しようとす

  • 【 #死別 】温もりが脳の傷を癒やす

    虐待を受けると脳は物理的に損傷を受けるそうです。大切な存在との死別は個人差はありますが、虐待と同程度の脳の損傷を受けるという説もあります。動物虐待に関しては温もりで脳の傷が癒やされることが確認されていますが、もしかしたら死別による脳の損傷も同じよ

  • 【 #死別 】亡くなった大切なひとの声を覚えていますか?

    有名人がお亡くなりになると、追悼番組が放映されたり新しい動画などがyoutubeにアップされてご覧になる方も多いと思います。映像が残されているというのは本当にいいなと思います。私の手元には亡くなった伴侶の映像はひとつも残されていません。 盗まれたスマ

  • 【 #死別 】飛んでいる矢は止まっている

    「アキレスと亀」で有名なエレアのゼノン (ストア派のキティオスのゼノンとは別人物) のパラドックスに「飛んでいる矢は止まっている」というものがあります。大切なひとを喪った者にとって「死別」というのはまさにこの「矢」のようなものだと思います。 他人

  • 【 #死別 】ニーバーの祈り

    Reinhold Nibuhr (ラインホルド ニーバー) という神学者をご存知でしょうか? ニーバーという苗字はドイツ語ですが、彼自身はドイツ系移民の子としてアメリカで生れたアメリカ人神学者です。彼の名前は知らなくても、「ニーバーの祈り」をご存知の方は多いと思

  • 【死別】泣けなくなった時から本当の苦しみが始まる

    死別から1、2年経った頃よく言われるようになりました。「泣ける時に泣いておいてくださいね。泣けなくなると本当につらいですから」その頃は、歩いていても涙が出るくらいだったので、「泣けなくなる時なんて来るのだろうか」と思っていました。泣きたいのに涙が出ない、そ

  • 死別を引き摺る、死別と向き合う

    伴侶を亡くして一周忌が過ぎる頃になると「いつまで死別を引き摺っているの?」と言われることがあります。 (画像出典 : https://gypsie-raleigh.myshopify.com) 大体それは同じ経験をしていないひとたちからの言葉なので、「経験しないとわからないだろうな」と思いなが

  • 死別者の癒やしは結局のところ「夢でもいいから」会えることだけ

    死別後の心の痛みを少しでも軽くする方法は色々あるのだとは思いますが、結局のところ本当の癒しは「夢でもいいから会えることだけ」なのかなと思います。夢の中で笑顔を見たり、手をつないだり、声を聞いたり… 。目が覚めた時にそれが夢だとわかって

  • 【死別】死別をしたからこそ

    死別直後、周りのひとからよく言われました。「死別というこれだけ辛い経験をしたのだから、これからは大抵のことには耐えられる」と。自分でもそう思いました。けれどもそれは大きな間違いです。死別を経験したからこそ、その直後は心も体も極限まで弱り切り、今まで耐えら

  • 『間違ったことがいつか君を救うから』

    『間違ったことがいつか君を救うから』これはELLEGARDENというバンドの「ジターバグ」(作詞: 細美武士) の歌詞の中の一節です。死別を経験すると (それが突然死の場合は特に)、どうしてあの時出かけてしまったのだろう、どうしてあの時もう少し早く帰らなかったのだろう、ど

  • 【死別】死別をすると悪いことばかり起こる理由

    死別をしてから悪いことばかり起こる、というのは誰もが感じたことがあるのではないでしょうか?精神的に大きなダメージを受けますから、健康を損なうというのは容易に想像できます。また、死別だけではなく、壮絶な虐待やイジメなどもそうですが、そういった経験はIQを著しく

  • 「ゴルダ・メイア(Golda Meir )」を知っていますか?

    皆さんはゴルダ・メイアという方をご存知でしょうか? イスラエルへ行ったことのある方や欧州在住の方はご存知だと思いますが…。 イスラエルの第5代首相です。 彼女の在任期間は私が小学生の頃で、国のトップが女性というのは珍しかった時代です。 私と同世代の方は彼女の

  • 【死別】支配型のひととは付き合ってはいけない、特に死別直後は

    死別の悲嘆を更に悪化させるかどうかは死別後の人間関係に大きく関わってきます。死別後に絶対に関わってはいけないのは、幸せそうなひとでも冷たいひとでもなく、支配型のひとです。死別後は判断能力が欠如するので「支配型」のひとを「いいひと」と勘違いして

  • 【死別】効率性は確かに大事だけれど、効率性を追求すると生れて来なければよかったという結論になる

    死別をしても人間の本質はそんなに変わりませんが、それでも人生を揺るがすほどの体験ですから考え方や価値観が変わることはあります。私の場合、その一つが「効率性」ということです。死別前は全てにおいて「効率性」を重視していました。それは、生きるということは「より

  • あなたも誰かを救い、そして誰かを殺している

    本気で自死を考えたことのあるひとならばわかると思いますが、絶望の危うい淵に立った時にそのまま押されるように身を投げるか、踏みとどまるかというのは、本当に些細な違いが要因になることが多いように思います。本気で自死を考えた時に家族や親友に相談出来る人は稀

  • 【改稿】人生には乗り越えられない試練もある

    「神は乗り越えられない試練は与えない」という言葉は非常によく使われますが、この「試練」が「誘惑」の誤訳であることはあまり知られていません。これが誤訳であると知ったのは或る教会のホームページです。タブレットのメモ欄転記しておいたので、どこの教会だったかは

  • 水底に沈んだ石を追って

    *この記事は予約投稿のためコメントの受付不可に設定しております。記事の作成は2022年12月ですので、記事内に「今年」という形で西暦等の表記がある場合は2022年を指し、記事内の経過年数等も2022年が基準になります。いくつかの記事を1月、2月を中心に予約投稿済です。

  • ハイリゲンシュタットの遺書

    ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名前や曲は誰でも知っていると思いますが、「ハイリゲンシュタットの遺書(独: Heiligenstädter Testament)」という言葉は知らない人が多いかもしれません。ベートーヴェンが1802年10月6日に当時聖地と言われたハイリゲン

  • おだやかな新年をお迎えください

    ほとんど更新していませんでしたが、今年アクセスしてくださった方、お読みくださった方、ありがとうございます。

  • だから立ち直れない

    「死別から立ち直る、というのはどういうことでしょうね」と聞かれることがある。「そもそも、立ち直る必要があるんでしょうか」と言われることもある。死別は挫折ではないので「立ち直る」という表現がそもそもそぐわないのでは、という意見もある。正直に言えば、よくわか

  • 「テカムセの呪い」を思い出した

    バイデン米国大統領がCOVID19に感染したというニュースで思い出したことがあります。米国の【テカムセの呪い】です。トランプ政権の頃、記事を書いたことがあります。現在のバイデン大統領は「テカムセの呪い」の年に選出された大統領です。「0の呪い」とか、「20の呪い」と

  • もしも今日が人生最後の日だったら

    「今日を人生最後の日だと思って生きる」と自己啓発本などにはよく書かれていますが、毎日そう思って生きるのは不可能です。然し、最後の日というのは誰にでも訪れます。そしてそれは時に何の前触れもなく突然訪れます。私の伴侶は運転中に心臓発作を起こし、そのまま目覚め

  • ICH BIN TEIL DER GESCHICHTE

    虐待でも、酷い苛めでも死別でも、経験をしたことがないとその傷の深さを誰でも浅く見積る。本人 にとってはその傷は少し動けば血が吹き出すほどの深さかもしれないが、周りには見えないことが多い。傷を隠しながら懸命に他のひとと同じように生きようとすればするほど、その

  • 悲しみの先にあるもの

    死別直後は悲しみの中で「今が一番辛い」と感覚的に信じていました。それでも悲しみの先には必ず光が見えるはず、とどこかで信じていました。まさかそれから日を追うごとに辛さが増したり苦しみが増えたりするとは思いませんでした。死別直後の辛さはわかりやすいので周りも

  • ロシアのウクライナ侵攻後のポーランドの首都ワルシャワ

    ロシアのウクライナ侵攻から一ヶ月近く経ち、ウクライナからポーランドに避難した人の数は200万人 とも言われています。そんなポーランドの首都ワルシャワの様子を写真でお伝えしてみます。ウクライナ侵攻が始まってからポーランドの通貨ズロチ( PLN )も対ドル、対ユーロで大

  • 夫婦で一緒に逝くということ

    先月亡くなった元東京都知事の石原慎太郎氏の奥様が急逝されたそうです。遺されたお子さん達のご心痛はいかばかりかと思いますし、相続問題なども複雑になることでしょう。それでも、不謹慎かもしれませんが私は石原氏の奥様を羨ましく思います。伴侶と死別したあと、私は一

  • 遺髪と遺骨

    私の手元には遺骨はありませんが、亡くなった伴侶の遺髪はあります。死別直後は病院でもらった透明のケースにテッシュで包んで入れて、いつも持ち歩いていました。「それは何?」と聞かれることが多く、説明すると露骨に不快感を示すひとも多かったので、彼が最後に吸ってい

  • 死の先には安らぎがある

    先日この  Tweet をしたのですが、こういう風に言われたことは何度もありますし、死別する前は自分自身も使っていました。「いつまでも悲しんでいると亡くなった人が天国にいけない」とか「成仏できない」という言葉は、自分が死別をする前は遺族を励ますための言葉という認

  • 【2022 】今年も宜しくお願い致します

    昨年はあまり更新も出来ませんでしたが、読んで下さった皆様、コメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。新しい年が皆様にとって少しでも穏やかな年になりますよう心からお祈り申し上げます。Twitter をフォローしてくださった皆様もありがとうございます。

  • 羨ましいとさえ思えなくなった

    死別直後のクリスマス、仲良さそうに手を繋いでクリスマスマーケットを楽しむカップルを見ると本当に羨ましくて仕方がありませんでした。今思えば、健全な感情だったと思います。今はそんなカップルを見ると「可哀相に」と思います。彼らのどちらかも遅かれ早かれ私のように

  • 目と耳を塞いで

    死別する前はクリスマスの時期はいい歳をしてなんとなくウキウキして、心が華やぐ感じがしました。それなのに、死別してからはこの時期が命日前後と同じくらいつらい季節になりました。比べない、と決めているのに他人と自分の境遇を比較してしまうからかもしれません。クリ

  • 【死別】確かにひとは必ずいつか死ぬけれど...

    死別をしてから「ひとは誰でもいつかは必ず死ぬんですよ」と慰められたことが何度かあります。間違ってはいません、その通りです。ただ、だからこそ「いつ」「どんな形で」「誰を残して」ということが重要になります。両親を事故で喪った10代の若者を思い浮かべてください。

  • 【死別】長生きという勝利

    ずっと更新をしていないのに、毎日アクセスしてくださっている方もいて申し訳なく思っています。ありがとうございます。体調が優れず、タブレットを開いて長い文章を書くということがなかなかできず、Twitter だけ使っています。瀬戸内寂聴さんの訃報を聞いて、世代的には何

  • 【死別】一日でも長くその幸せが続きますように

    「泣きたくなるくらい幸せ」 私もかつて山口さんのおっしゃるような幸せを味わったことがありました。死別でその幸せはあっけなく終わりましたが。伴侶がいれば最終的には離別か死別のどちらかに行き着きます。死別は気が狂うという感覚を超えるほどの衝撃で、体の感覚が全

  • 【死別】まさにそう! と思ったtweet (厚労省の広告)

    今朝見て、まさにその通りと思ったtweet。これはハッとした厚労省、養子縁組制度の広告 pic.twitter.com/ivTFf5odSC— ことばと広告 (@kotobatoad) October 9, 2021そう、愛に血の繋がりなんていらないんですよね。でも血の繋がりがあると「愛情を持つべき」という概念に縛

  • 【死別】何年経ったら「思い出」に変わるのだろう

    死別から6年以上が経ちました。幼稚園児が中学生になるほどの年月です。それなのに「死別」はまだ「思い出」にはなっておらず、自分自身の中に現在進行形で存在しています。「過去」にならない「過去」を抱えるというのは重く苦しく、未来へ進む歩みを必然的に遅らせます。

  • 【死別】洗脳の真の恐怖はそれが解けた時に始まる

    もう何年も前になりますが、この記事を書きました。明らかに洗脳されているのでは、という当時の知り合いに目を覚ましてほしくてかなり婉曲に書いた記事です。それでもその思いは届かず、結局はかなり攻撃される形で終わり一切関わるのはやめようと思いました。コメントの返

  • 【死別】月命日の雨

    ずっと更新していないのに、毎日見に来てくださっていた方、ありがとうございます。かなり気をつけていたのですが、体調を崩してしまいなかなかブログの更新もできませんでした。「死にたい」と思うことも多いのに、倒れて動けないくらいになると「助かりたい、死にたくない

  • 【死別】温もりが脳の傷を癒す

    虐待を受けると脳は物理的に損傷を受けるそうです。大切な存在との死別などもおそらく同じだと思います。下の動画は虐待に関するものですが、もしかしたら死別による脳の損傷も同じように他者との触れ合いや温もりによって癒されるのかもしれません。死別をすると他者と関わ

  • 【イスラム教の謎】② イスラム教では何故、豚肉が禁止されているのか?

    私の亡くなった伴侶はドイツ国籍でしたがトルコ生まれのイスラム教徒(スンニ派)でした。ただ、イスラム教の戒律はほとんど守っていない緩いムスリムで、「宗教は単なる生活の知恵」というのが信条で原理主義に対しては否定的で、宗教色の強いトルコのエルドアン政権について

  • 【死別】好きになった理由

    月命日なので恐る恐るタブレットのアルバムの写真を開いてみました。写真を見るとつらくなるので、見ないようにしているのですが。写真を見ていて何故好きになったのか、その瞬間のことを思い出しました。なりゆきで食事の約束をしたものの、特に好みのタイプでもなくて....

  • 【イスラム教の謎】① イスラム教では何故、アルコールが禁止されているのか

    私の亡くなった伴侶はドイツ国籍でしたがトルコ生まれのイスラム教徒(スンニ派)でした。ただ、イスラム教の戒律はほとんど守っていない緩いムスリムで、「宗教は単なる生活の知恵」というのが信条で原理主義に対しては否定的で、宗教色の強いトルコのエルドアン政権について

  • 【ニーバーの祈り】一番欲しいもの

    Reinhold Nibuhr (ラインホルド ニーバー) という神学者をご存知でしょうか?  ニーバーという苗字はドイツ語ですが、彼自身はドイツ系移民の子としてアメリカで生れたアメリカ人神学者です。彼の名前は知らなくても、「ニーバーの祈り」をご存知の方は多いと思います。原文

  • 【死別】死にたいと思うのは本能なのだろうか

    言葉にするかどうかは別として、つらい時に「死にたい」と思うことは誰にでもあると思います。考えてみれば、誰も死んだことはないのに「死にたい」と思うのはおかしな話です。もしかしたら「死んだら楽になれる」というのは私たちの遺伝子に書き込まれた基本的な情報なのか

  • 【死別】自分の事、好きですか?

    私の亡くなった伴侶は、自己肯定感が高く、一歩間違えるとナルシストになるのでは、という感じでした。自分 の名前や容姿、才能など全てに自信を持っているように思えました。名前はトルコではありふれた名前で、イスタンブールの街中で彼の名前を呼べば10人中6人が振り向い

  • 【死別】90歳のフィットネスインストラクター、タキミカさんの動画と養老先生の動画を続けて観たら.....

    毎朝起きた瞬間、強い不安感に襲われます。で、養老先生のこの動画を観てみました。不安と恐怖の説明にすごく納得。ひとの死についても、どこからが死なのか、というその考え方にすごく共感しました。過去記事にも書きましたが、確かに死の判定は医者が法律に基いてするもの

  • 【死別】たぶん千の風にはならなかった

    まだ死別の苦しみを知らなかった頃、「千の風になって」が流行って、CDを買って泣きながら聴いていました。当時、東京に住んでいて、感動してわざわざ中国に赴任していた友人に海外小包でCDを送ったほどです。ところが、実際に死別をするとこの曲が聴けなくて、聴いても感動

  • 算数と数学の違い

    先日から始めた新しいブログ、読んでくださっている方、ありがとうございます。「算数脳トレ」というタイトルなのに、時々「数学」入っててご指摘いただくこともありますが(笑)予約投稿したあとに、あ、算数じゃなかったと思うこともあります。すみません(笑)確かに、算数と

  • 【死別】なるほど、と思ったニーチェの言葉

    「笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである」(フリードリッヒ・ニーチェ)確かに。昔、ブロ友さんが「みどりの窓口」という落語を勧めてくれて、それからしばらく落語を聞いていたら鬱っぽさが少し良くなったような気がしましたが、無理しててでも笑うこ

  • 【死別】鬱っぽい時に見たほうがいい動画

    死別をすると鬱と診断されなくても、定期的に「鬱っぽい」状態に陥ります。私も色々試してみましたが、この樺沢先生の動画のアドバイスが全て、という感じがします。ブレイン メンタル 強化大全 今日のドイツ語 ( 799 ) schlafen (シュラーフェン)これは英語の「 sleep 」

  • 【死別】天国からのサイン

    死別して変わったこと:死別前には、努力の結果や、運や不運として捉えていたことを「見守られている」「見守られていない」という視点で捉えるようになったこと。死別後6年経ってわかったこと:天国からのサインはおそらくあるけれど、心が乱れている時には見えないというこ

  • 【死別】後で読む記事 (自分用) / 救急車 注意点(メモ)

    今日の記事は自分用のメモです。ブロ友さんが送ってくれた情報とかリンク、メモしておかないと忘れちゃうので。【救急車を呼ぶ時の注意点】携帯電話より固定電話 (場所の特定が簡単)(地域によっては) 隣の苗字を聞かれたりするので覚えておくように保険証、お薬手帳は必須搬

  • 【死別】すごくわかる

    奥様と死別したシングルファザーの方の動画。その気持ち、すごくわかる...という感じで少し見るのが辛かったですが。お子さん、まだ小さくて当時は死の意味もわからなかっていなかったでしょうから、これから淋しいという感情を噛み締めなくてはいけないのかと思うと.....切

  • 【死別】諦める / 諦めない / 諦めきれない

    先週からずっと「亡くなったひとが生きて帰ってくることはないので、前に進むためには諦めなくてはいけない。忘れるのではなくて」という記事を書いていたらものすごく長くなって結局行き詰まりました。(下書き記事はそうやってどんどん増えていきます)人生は複雑になればな

  • 【死別】支配型のひととは付き合ってはいけない、特に死別直後は

     死別の悲嘆をこじらせるかどうかは死別後の人間関係に大きく関わってきます。死別後に絶対に関わってはいけないのは、幸せそうなひとでも冷たいひとでもなく、支配型のひとです。死別後は判断能力が欠如するので「支配型」のひとを「いいひと」と勘違いして頼ったり、放っ

  • 新しいブログ、始めました!

    死別をすると何らかの形で損傷を受けていると思うんですよね。もちろん科学的根拠とかはないんですけど。ただの老化かも知れないので、はっきりとはわからないのですが。で、色々と調べてみたところ、認知機能の低下の予防には数字に触れるのがいいと。お店番をしているタバ

  • 月命日

    (祥月) 命日は、心臓発作を起こした時のこのと、救急搬送された時のこと、意識不明のままま亡くなった時のことを思い出します。でも月命日は何故か出会った頃のことを思い出します。初めて一緒に食事をした時、パスポートを見せられました。今思えば、「僕は怪しい人間じゃな

  • 【死別】誤解

    同じ学校に行って同じクラスになったとしても、学力差も体力差もあるし家庭環境も価値観も違うからクラス全員の子たちと分かり合えることなどないと中学生でも理解できるのですが.....。最愛のひととの死別を経験すると、「死別をしたひと、していないひと」という括りで物事

  • 猫も犬もダーリン もアイスがお好き

    私の一番のお気に入りの犬動画はこちら。そして猫動画はこちら。もち様が美味しそうに猫用アイスをお召し上がりになっているんですけど、猫用アイスなんて売ってるんですね。あとチュールを凍らせてチュールアイスにした動画もあったのですが。チュールを凍らせるって思いつ

  • 【聞き間違い】富山の羊羹

    しばらく日本語を聞いていないと、ヒヤリング力が落ちるのか聞き間違いが多くなるのですが....。今まで一番恥ずかしかった聞き間違いが「富山の羊羹」です。トルコにいたときに、上品な感じの年配の日本人旅行者の方に「富山の羊羹はお好き?」と聞かれて、「え?  富山って行

  • 【死別】死別の後の死別とか

    順風満帆な人生を送っている時には気付かないこと。死別や虐待、壮絶な虐めや暴力など、人生を壊してしまうほどの苦しみは「足し算」ではなく「掛け算」だということ。伴侶との死別の苦しみを10、親との死別の苦しみを8と仮定すると、人生における苦しみは18ではなく80。 で

  • 【死別】子どもは親を選んで生まれてくる?

    体内記憶を持っているお子さんというのは意外と多くて、親を選ん で生まれてきたと証言している子も多く、専門的に研究しているお医者さんもいらっしゃいます。こういう話を聞くと、感動的だなと思う反面、自分は誰にも選ばれな買ったのかという絶望的な気分にもなります。子

  • 【死別】順番と環境

    死は避けることが出来ず、誰もがいつかは自分にとって大切な存在の死を経験するでしょう。だからこそ「順番」というのは想像以上に大事です。死の「順番」祖父母のどちらかが亡くなり、伴侶を亡くした祖母あるいは祖父を支える両親を見て育ち、自分が伴侶を得て親を喪った時

  • 意外と知らない【母の日】の起源

    もうすぐ母の日ですね。母の日はどこの国でもメジャーなイベントなので、ロックダウン中のヨーロッパでもスーパーなどでは母の日用のギフトが並んでいます。【母の日ギフト特集 2021】のご紹介「母の日」はアメリカ発祥ということは知られていても、細かいことは「なんとなく

  • 【ポーランド】ワルシャワ蜂起の女性闘士たち

    ポーランドのように何度も他国に侵略されたり分割されたりして国民が立ち上がって独立を勝ち取った国というのは、デモなどで「声をあげる」ということに対して非常に積極的というか、肯定的です。これは数ヶ月前の、中絶禁止法に対する反対の大規模デモです。もちろんデモに

  • 【死別】命日反応だったのかも

    先月23日の命日の前後1週間ずつ、計2週間は体調が最悪でした。アレルギーに始まり、酷い頭痛と眼精疲労、胃痛や関節の痛みなど。でも命日が過ぎて1週間経ったら嘘のように楽になりました。まだアレルギーだけは残っていますが。過剰に意識しているつもりはないのですが、そ

  • 【ポーランド】やっと春 / ダーリンのタンポポ

    4月30日、やっと昨日気温が二桁になりました。(また今日は一桁に戻りましたが)ワルシャワ中央駅近くはこんな感じです。チューリップもやっと満開。そして、タンポポも。何年か前にも同じ記事を書いた気がするのですが、タンポポを見ると亡くなった伴侶のいい加減な嘘を思い出

  • 【死別】 違い

    6年前、死別の悲嘆の中にあっても「こんな思いをさせなくて良かった」と思えるだけの優しさが自分の中にはありました。6年経ったら、そんなふうに思える優しさは明らかに減ってきました。6年前、つらさの極限の中でも「愛されていたのだから、残りの人生もしっかり生きなくて

  • 【死別】命日なので雨が降ってほしい

    6回目の命日。仏教だったら7回忌。6年前の今日はドイツとは思えないほど汗ばむくらいの気候で、空は雲ひとつなくてまるでカリフォルニアのような抜けるような青空でした。今朝は4時に目が覚めて、トイレの鏡の前で「雨が降りますように」と怪しいひとのように唱えた甲斐あっ

  • 【死別】命日が近づくとつらいのはたぶん空気感のせい

    命日が近づくと必ず体調が悪くなるの、あれ、なんでしょうね。身体中が痛くなって普通に歩くのも息苦しくなったり、アレルギーが出たり。亡くなった日の空気感とか、空の色とかを鮮明に覚えているせいかも知れないですよね。もちろんメンタルも弱るのですが、私の場合はより

  • 【死別 】チベット仏教の鳥葬が想像と違っていた...

    鳥葬については以前一度記事を書いた記憶があるのですが....。文字で見るのと実際に映像で見るのとではかなり違いました。良く考えてみれば、火葬も土葬も残酷なので鳥葬が残酷とはいえないのですが。(鳥葬の映像は14分半頃からです)土葬と殯(もがり)話は変わりますが、退

  • 【死別】「死別3年で再婚プロポーズは非情? 」に思うこと

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    ポーランドは同じ商品でもスーパーのプライベートブランドのものを買うか一般のものを買うかで値段が倍くらい違うことがあります。仏系のカルフールや、ポーランド系のビエドロンカなどではそれぞれのプライベートブランドのものを買うのがお得です。例えば、よく見かけるこ

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  • トルコのお菓子 「ハルヴァ」

    トルコにはバクラバなど日本人には甘すぎると感じるお菓子が多いのですが、お土産に人気なのはハルヴァです。実は私はトルコではハルヴァを食べたことがないのですが、ドイツではよく食べました。初めて食べたのはアメリカで、ユダヤ系のスーパーで買ったものです。トルコや

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    米国在住の台湾人の友人は息子さんを突然死で喪ったのですが、彼女の家には息子さんの写真は飾られていません。リビングや玄関にはたくさんの家族写真が飾られていますが、息子さんが写ったものは一枚もありませんでした。Pearhead Cadre Trimester Sonogram, Deluxe死別直後

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    とりあえずこの動画をご覧ください。爆笑問題の太田さんがアマゾン で購入したという100万円のお線香。数億円の香木が存在するのですから100万円のお線香があっても不思議ではないですが、買うひとがいるんですね。どんなものか見てみたくて探してみましたが、残念ながら見つ

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