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tadox34 https://blog.goo.ne.jp/tado0831

森の案内人:森林インストラクター田所清のブログです。自然観察日記を書いてブログ歴10年目です。

森閑とした空気に包まれる森の中は神秘の宝庫。そこに息づく植物や虫・きのこなどを観ながら造形の不思議を想い自然の奥深さに感嘆しています。そして、それを感ずる自分がうれしい。だから伝えたい。

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長岡市
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長岡市
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2016/02/04

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  • どんぐりの仲間 ① オキナワウラジロガシ

    カシやシイ、ナラの仲間の果実も充実していました。オキナワウラジロガシは在来のどんぐりの仲間では最大の果実をつける種です。直径2.5~4㎝、重さ15~20gになるそうです。ほしいと思っていますがなかなか実現できずにいます。どんぐりの仲間①オキナワウラジロガシ

  • どんぐりの仲間 ② スダジイ

    シイの仲間は新潟県内には多くありません。また、果実となるとこのスダジイは小さいこともありからがかぶっていることもありあまり気づかないことが多いのです。どんぐりの仲間②スダジイ

  • どんぐりの仲間 ③ ナガエガシ

    見かけないどんぐりもありました。これは中国や台湾に自生するナガエガシという種の果実だそうです。ナラに分類される種です。えりまきが素敵です。どんぐりの仲間③ナガエガシ

  • バオバブの実

    マダガスカルやアフリカに見られるバオバブの実。木を引き抜いてさかさまに地面に刺したような形の木というような表現がされる樹形の変わった木です。この実は食用になるという話があるのですが、種子でも食べるのでしょうかね。果肉は利用できるのでしょうか?どんな花が咲くのか是非見てみたいものです。バオバブの実

  • ソーセジノキの実

    アフリカに自生している木のようです。長い実はそのままソーセージのように細長いところからきているのでしょうか?果肉はいろいろな動物に食べられるというような話も合って、食用になるというところからもソーセージの名前が使われていると考えました。ソーセジノキの実

  • ツキイゲの実

    イネ科のツキイゲという種の果実です。熱帯系の海岸植物らしいのですが、琉球弧の各島にも自生があるようです。とても固く丈夫な種らしい。この果実が熟して海岸砂場に落ちると、風で転がって種子を散布するのだそうです。ガンガゼというウニにがいますが、その陸上版のようですね。ツキイゲの実

  • モダマ

    巨大なマメの実をつけるマダマです。つる性の植物で亜熱帯や熱帯に繁茂しているのでしょう。30㎝はゆうにあります。モダマ

  • モダマの種子

    これも大きい種子で5㎝はありそうです。水に浮くとかで沖縄や奄美などの島嶼には南からの海流に乗って流れ着いた種子が発芽定着している場所もあるようです。この豆は食用にできるのでしょうか?飾り物にしているのは聞いています。モダマの種子

  • メンガの実

    モダマ同様マメ科の種です。この種は蔓でなく高木のようです。メンガの実

  • メンガの種子

    とても重い種子らしくストーンナッツともいうのだそうです。メンガの種子

  • ポテンティラ・ニティダ

    ポテンティラ・ニティダという名板がありました。ヨーロッパ原産の高山植物のようです。ポテンティラ・ニティダ

  • ポテンティラ・ニティダの花

    一見何の仲間か分かりませんでしたが、花をよく見ればバラ科の仲間と言うことが分かります。ポテンティラ・ニティダの花

  • ポテンティラ・ニティダの葉

    さらに葉を見ればキジムシロの仲間と推察できます。葉は在来のオヘビイチゴに似ています。「ポテンティラ(Potentilla)」はキジムシロ属をいいます。ポテンティラ・ニティダの葉

  • ゲンチアナ ・ディナリカ

    ヨーロッパアルプスの高山に自生するリンドウのようです。何とも言えない青色が目に焼き付きます。ゲンチアナ・ディナリカ

  • ゲンチアナ ・ディナリカの花

    在来のリンドウはもっと澄んでいる青系統ですが、それとは違う色素を持っているようです。ゲンチアナ・ディナリカの花

  • ゲンチアナ ・ディナリカの葉

    高山に生育数る種ですから節間が狭いので根生葉に目ます。全体に丈が短いというのでチャボリンドウともいうようです。ゲンチアナ・ディナリカの葉

  • ノモカリス

    中国南部などの高山に見られるユリ科ノモカリス属の多年草だそうです。あでやかな花が目を引きました。ノモカリス

  • ノモカリスの花

    クロユリの系統で花が橙色の種かとも思いましたが一応別系統のようです。ノモカリスの花

  • ノモカリスの葉

    高さは50~60cmくらいあるでしょうか。葉は沢山互生しながら茎の下部から上部までついています。ノモカリスの葉

  • アルペンローゼ

    ヨーロッパ系のツツジ科の高山種です。アルペンローゼ

  • アンドロサケ ・カルネア

    この種もヒマラヤエリアが起源のようです。遠目では全く気づきませんが、サクラソウ科の種だそうです。アンドロサケ・カルネア

  • アンドロサケ ・カルネア の花

    一つ一つの花を見ると確かにサクラソウの仲間というのが分かります。この種も短花柱花や長花柱花があるのでしょうか。アンドロサケ・カルネアの花

  • アンドロサケ ・カルネア の葉

    ゴロゴロした岩場を這って生育する性質があるようです。つる性的な性質を持つサクラソウの仲間は珍しいかもしれません。アンドロサケ・カルネアの葉

  • エーデルワイス

    賑やかに咲いているエーデルワイスです。いろいろなところで見てきているのですが、五竜高山植物園では見事な群落ができていました。エーデルワイス

  • エーデルワイスの花

    在来のウスユキソウ属ではこれほどのボリュウム持つ苞葉と頭花の組み合わせはありません。エーデルワイスの花

  • エーデルワイスの葉

    あまりにも有名なエーデルワイスでとても人気があるようです。とても見ごたえのある種です。しかし、個人的には地味でもか細い在来のウスユキソウ属の種が好きですね。エーデルワイスの葉

  • オノエマンテマ

    ヒマラヤ付近が原産のようです。オノエマンテマという名板がありました。ナデシコ科カスミソウ属の種だそうです。オノエマンテマ

  • オノエマンテマの花

    花だけ見ていると大き目なゲンノショウコのように見えましたが、この種はナデシコの仲間。オノエマンテマの花

  • オノエマンテマの葉

    茎や葉を見るとナデシコの仲間と言うのは納得できます。ただ、カスミソウ属というのがなかなかわかりません。別名でカーペットカスミソウともいうのだそうです。オノエマンテマの葉

  • ヒマラヤトラノオ

    ヒマラヤトラノオ(Polygonumaffine)という名板がついているタデ科の花が綺麗に咲いていました。寄り添ってたくさんの花をつけていますから、ロックガーデンには似合う種です。ヒマラヤトラノオ

  • ヒマラヤトラノオの花

    イブキトラノオに雰囲気が似ている橙色の花を持つ種です。ヒマラヤトラノオの花

  • ヒマラヤトラノオの葉

    イブキトラノオはかなり高性になりますが、この種は草丈が低いようです。かなり厳しい環境に生育しているのでしょう。ヒマラヤトラノオの葉

  • ネコノプシス・カンブリカ

    黄色いネコノプシスもありました。場所が少し離れている処のカンブリカはなかなか見ごたえのある状態でした。ネコノプシス・カンブリカ

  • ネコノプシス・カンブリカの花

    花だけ観ているとヒマラヤの青いケシ(ネコノプシス・グランデス)の花びらを黄色にした種のようにみえます。ネコノプシス・カンブリカの花

  • ネコノプシス・カンブリカの葉

    ネコノプシス属ですが、葉の様子を観るとグランデスとはかなり系統が異なるようです。ネコノプシス・カンブリカの葉

  • ネコノプシス・グランデス?

    園内には外国種のエリアもあります。ヒマラヤの青いケシと言われるネコノプシスの花が咲いていました。おそらくネコノプシス・グランディスという種だと思いますが大きな青い花が数個見られました。ネコノプシス・グランデス?

  • シコタンソウ

    ユキノシタ科ユキノシタ属の高山植物。砂礫地などの荒れ地に見られます。この花は少し遅めに花を咲かせるのですが、7月上旬ですがすでに長い花径を伸ばして花を見せていました。シコタンソウ

  • シコタンソウの花

    10cmほどの花径に集散花序をつけます。花は1cmくらいなのですが、花弁の装飾が凝っていて赤色の斑紋がおしゃれです。シコタンソウの花

  • シコタンソウの葉

    葉は高山植物らしくやや肉厚の葉を密に重ねてマット状に広がっていました。シコタンソウは中部高山以北に自生していることになっていますが、今までの山行の中ではあまり気づいたことがない種でこういう植物園で観ています。長い花径がないとあまり気づかなかったのでしょう。シコタンソウの葉

  • クロユリ

    沢山のクロユリが咲いていました。これほどの密度で生育しているのは白山で見た時以来で大いに感激しました。一つ二つの個体が咲いていることは多くあるのですが、群生するクロユリはなかなか出会えません。地味な花でも数が多いと迫力があります。クロユリ

  • クロユリの花

    実は花を見るのは久しぶりです。白山では8月でしたから個体数は非常に多くあったものの花は全くなく残念な思いをしたものです。クロユリはユリではなくバイモに近い種でコシノコバイモと同属です。いわゆるフリチラリアです。クロユリの花

  • クロユリの葉

    葉は数段にわたって5枚ほどの葉が輪生します。クロユリの葉

  • イワベンケイ

    花の終わったイワベンケイがありました。見事な放射状に生育した大株です。イワベンケイ

  • イワベンケイの若い果実

    イワベンケイは雌雄異株の種。これは雌株でめしばが4つあったのですが、4つの子房が肥大してきています。しかし、このイワベンケイの雌花は雄花と違い花が咲いているのかいないのかよくわからないのです。開花期でも花弁はほとんど目立たずすでに子房が肥大している状態です。この果実は秋には赤くなってきてなかなか趣のある状態になってきます。イワベンケイの若い果実

  • イワベンケイの葉

    類似種にホソバイワベンケイがありますが、両種は混生していることはなくイワベンケイは非火山性の高山にホソバイワベンケイは火山性の高山に自生するのだそうです。イワベンケイの葉

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