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2016/01/11

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  • 軍国少年目線で朝鮮人差別を扇動したNHK『ひろしまタイムライン』

    「ひろしまタイムライン」炎上 NHKが「原爆被害を伝えるため」として運用しているツイッター「ひろしまタイムライン」が炎上している。アカウントは三つあるのだが、問題となっているのは当時13歳の中学1年生だった新井俊一郎氏の日記をもとにつぶやいている「シュン(@nhk_1945shun)」だ。 共同通信(8/22): 差別あおる投稿とNHK広島批判 原爆被害ツイートに (略) ツイッターは「もし75年前にSNS(会員制交流サイト)があったら」との設定で「1945ひろしまタイムライン」と題し3月に始まった。原爆投下の前後に書かれた被爆者らの日記などを基にした投稿を続けており、評判を呼んでいる。 問題…

  • 憲兵までゆるふわ化してしまった『この世界の片隅に』

    『この世界の片隅に』で太極旗シーン以上に問題なのが、憲兵が出てくるエピソードだ。この話は以前にも一度取り上げているので内容が一部重複するが、改めて問題点を整理してみることにする。なお、このエピソードに関しては原作マンガとアニメ版に大きな違いはない。 『この世界の片隅に』で「憲兵」はどのように描かれたか このエピソードでは、呉の軍港に浮かぶ軍艦をスケッチしていたすずを間諜(スパイ)容疑者として捕まえた憲兵が、すずを連れて北條家に怒鳴り込んでくる。[1] 家族たちは玄関先で怒鳴り散らす憲兵の説教を神妙に聞いていたのだが、憲兵がいなくなると、次のシーンでは、よりによってすずなどをスパイ扱いした憲兵を…

  • 『この世界の片隅に』は日本の加害者性を表現した作品と言えるのだろうか?

    アニメ版ではなく原作マンガについての話なのだが、植松青児氏がこの作品『この世界の片隅に』を、日本の戦争を加害と被害が錯綜した物語として「語り直す」作品として評価していた。 ヒロシマ・ナガサキをはじめ、戦後日本で「戦争」を描く場合、その被害の悲惨さに焦点を当てることがほとんどであり、そうした一種の定型化によって、それらの悲劇の原因となった日本の加害は逆に見えないようにされてきた。こうした状況を前提とした上で氏は、『この世界の片隅に』が、そのような定型を脱して「広島や日本の戦争を「語り直す」ことを試みた作品であり、いくつもの大きなヒントを私たちは得られると思う。」と評している。そして、ここでもやは…

  • 『この世界の片隅に』の太極旗シーンに感じる違和感を整理してみた

    『この世界の片隅に』でとりわけ違和感を感じるシーンとして、8.15の玉音放送を聞いたあと、すずが翻る太極旗を見てはっと何かを悟り、泣き崩れる場面がある。 こうの史代の原作マンガでは、すずは「暴力で従えとったいう事か」「じゃけえ暴力に屈するいう事かね」「それがこの国の正体かね」「うちも知らんまま死にたかったなあ……」とつぶやいている。[1] まず疑問に感じるのは、永添泰子さんがツイートされているように、そもそもすずにはこの太極旗の意味が分かったのか、という点だ。 玉音放送聞いた後、すずさんが庭に出ると、太極旗が一つだけ見えますが、1925年(大韓帝国併合から15年後)生まれの、朝鮮の人とは交流が…

  • 地獄島(軍艦島)で酷使されたうえ、長崎で被爆させられた強制連行被害者たち

    徐正雨(ソ・ジョンウ)さんは、1943年、わずか14歳で日本に強制連行され、監獄島とも地獄島とも呼ばれた三菱鉱業高島炭鉱端島坑(軍艦島)に送り込まれた。軍艦島での体験についての徐さんの証言の一部を、以下の記事で紹介している。 その後、続発する坑内事故と労務係の暴力に朝鮮人坑夫たちが集団で抗議するようになると、会社は突然、彼らを端島から長崎の造船所に移動させた。[1] 不穏な空気を察した労務係が、ある日、朝鮮人寮に数人でやってきた。 「おい、お前らのような反抗的な奴はここに置いとったらロクなことを考えん。これじゃ石炭増産は無理じゃ、三菱の造船所で働くことになった」と言った。 (略) その時、徐は…

  • 日経、さらっと「ゴボウ」「お灸」戦犯デマを拡散

    BC級戦犯裁判に関する2大デマと言うべき「ゴボウ」と「お灸」だが、日経新聞と日経BPが共同運営するサイト「NIKKEY STYLE」にこれが載っているのを見つけてしまった。『こまつ座「闇に咲く花」 戦争責任の矛盾突きつける井上ひさし作品』という演劇評記事だ。(2012/4/24掲載。執筆は内田洋一編集委員。) 戦前と戦後で価値観が転倒した日本。軍国主義から民主主義へ転換する中で、裁かれなければならなかった人たちがいた。戦争指導者の平和に対する罪を問うA級戦犯は公開の国際軍事法廷で裁かれたが、B級(通例の戦争犯罪)、C級(非人道的行為など)の戦犯は現地の法廷で非公開で裁かれた。BC級戦犯について…

  • 「捕虜をお灸で治療したら戦犯にされた」も都市伝説

    戦後のBC級戦犯裁判に関して日本人の間に広く流布している物語が二つある。 一つは、「栄養不良に苦しむ捕虜に親切心からゴボウを食べさせてあげたのに、木の根を食わせた虐待だとして戦犯にされた」というもので、1958年のTVドラマ『私は貝になりたい』(翌年には映画化もされた)がこのデマの拡散に大きな役割を果たした。 もう一つは、「医薬品が乏しい中、捕虜に治療として灸を施したのに、やけどを負わせた虐待だとして戦犯にされた」というものだ。 こちらは果たしてどの程度事実を反映しているのか、実際の戦犯裁判の過程を見てみよう。 灸が問題にされたのは、捕虜を労働力として利用することを目的に日本鋼管川崎工場内に設…

  • 民間人が私有地内に置いただけの「土下座像」に何の問題があるのか

    韓国内のとある植物園に置かれている「土下座像」について、菅官房長官が会見でブチ切れて見せていた。 【「土下座像」に菅官房長官が不快感】韓国にある民営の植物園が、慰安婦問題を象徴する少女像にひざまづいて謝罪する安倍首相を模した像を設置していることについて、菅官房長官は「国際儀礼上、許されない」などと強い不快感を示しました。 pic.twitter.com/VeL9wiReyU — 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) July 28, 2020 菅はさらに、この件が「日韓関係に決定的な影響を与えることになる」とまで言っている。 だが、この像は韓国の一民間人が自…

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