いろいろなネットショップを見ていると、 「根本的」な間違いを見かけることがあります。 当たり前すぎてブログで書くほどのことではないと思ったのですが、 とりあえず、書いておきます。 ■HTMLやcssが正しく書かれていない HTMLやcssにあまり詳しくない人は、 テンプレートなどからコピペしたりして使っていると思います。 ところが、そのテンプレートが間違っていたり、 ちょっと書き換えたときに間違ったりしていることがあります。 半角スペースが抜けているとか、 タグが全角文字で書かれているとか、 ""でくくられていないとか。 HTMLやcssが間違っていると、想定通りの表示にならないとか、 画面上に変な文字が表示されるといった状態になります。 極端な場合には、 Googleなどからスパムサイトと認識されてしまうことも考えられます。 HTMLや..
よく「きれいなトップページにしたい」とか 「かっこいいトップページにして欲しい」 という要望があるのですが、私はほぼ無視しています(笑)。 一般的に、芸術的なデザインを好む人は多いですが、 そんなデザインのページを作っても、売上が増えるわけではないからです。 「トップページはお店の顔」だと思っている人が多いのですが、 それは間違いです。 アクセス解析でPVなどを確認してみてください。 ネットショップの場合、 商品ページを直接見に来る人が圧倒的に多いはずです。 トップページは、次の商品を探すために ちょっと立ち寄るためのページなのです。 次の商品を探すために立ち寄ったのに、 イメージ画像や抽象的な文章ばかりで、 他の商品やおすすめ商品が表示されていなければ 別のお店を探しに行きます。 ユーザーが求めているのは、 きれいな、かっこいい、芸術的なトップペ..
ネットショップは小売業です。 もともと小売業をやっている人は ネットショップを立ち上げても、 比較的うまくやっていけます。 ところが、製造業や卸業などの人がネットショップを始めると、 思ったように売れないということがよくあります。 これは、BtoB と BtoC の違いを理解していないことが原因です。 製造業や卸業などは、BtoB(Business-to-Business) ですが、 ネットショップは BtoC(Business-to-Consumer) です。 BtoB と BtoC では、やり方や考え方が違います。 まったく別の商売です。 製造業や卸業などの BtoB では、値段を安くすれば売れます。 取り扱う商品数を増やしたり、 大量注文に対応できるようにしたりします。 在庫がなくても、注文を受け付けることができます。 取引先からは、..
どんなネットショップでも 検索からの流入にある程度頼っていると思います。 売上のほとんどが検索からというショップもあるかもしれません。 検索に使われるキーワードが間違っていたら、 かなり売上に影響します。 例えば、 「ディスク」という言葉を、「デイスク」と登録してしまったとします。 「ディスク」を検索したユーザーの検索結果には、 あなたのページは絶対に出てきません。 検索結果に出てこなければユーザーがあなたのページを見ることはありません。 これは、どんなにがんばっても、売れる可能性はゼロということです。 このようなちょっとした誤字脱字は、 紙や電話でのやりとりではほとんど問題になりません。 人間がいいように判断してくれるからです。 しかし、コンピュータはいいように判断してくれません。 ネットの世界ではたった1文字違っただけで致命的な問題となりま..
ネットショップの相談があると、 そこの社長さんや店長さんなどから話を聞くのですが、 「がんばっているのに売れないお店」には、 共通点があります。 それは、「変なこだわりがある」こと。 例えば、 ・トップページはかっこよくしたい ・綺麗な商品写真を使いたい ・レビューの数を増やしたい ・とにかく商品の登録数を増やしたい ・他店の価格を調べて、最安値をつけたい たぶん、どこかから聞きかじったのだと思いますが、 こんな売上につながらない部分ばかりに時間を使っていたら、 売れるようになるはずがありません。 ネットショップに限った話しではありませんが、 なにか絶対的な方法があり、 それだけやっていれば必ず売上が増えるということはありません。 扱う商品や販売戦略に合わせて、 やり方を変えたり、組み合わせたりすることで、 売れるお店になっていきま..
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