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2015/12/19

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  • 「西部の男」(40・米)85点

    ・W・ワイラーが流れ者と悪徳判事の奇妙な友情を描いた西部劇。多彩な作品を手がけ米国映画界を代表する監督のひとり、ウィリアム・ワイラー。西部開拓時代の牧畜業者と農耕入植者との争いを背景に、流れ者と土地の権力者との奇妙な友情と対決を描いた西部劇。馬泥棒と間違えられ捉えられた流れ者コール・ハーデンにゲイリー・クーパー、悪徳判事ロイ・ビーンにウォルター・ブレナンが扮している。トキにコミカルなふたりの人間模様と、馬の疾走や畑・民家の炎上シーンなど迫真の映像でシビアな開拓時代を描写した傑作だ。「モロッコ」(30)以来、スターとして活躍しているCOOPことG・クーパー。どちらかというと2枚目俳優=大根役者では?という定評があった。本作では、後のC・イーストウッドの役柄に反映された得体の知れない流れ者に扮し、とぼけた雰囲気を醸...「西部の男」(40・米)85点

  • 「間違えられた男」(56・米)75点

    ・唯一、実録ドラマ構成に挑んだヒッチ。’53NYで強盗犯に間違えられた男の冤罪事件をもとにアルフレッド・ヒッチコック監督によってモノクロで映画化されたサスペンス。主演に唯一ヘンリー・フォンダを起用、共演はヴェラ・マイルズ。ヒッチはカメオ出演が観客の興味を惹くシーンでお馴染みだが、本作では冒頭シルエットで登場し「これは実際に起こった事件です」というTVのヒッチコック劇場を連想させる異色のスタート。VIP専用クラブのバンドマンであるマニー(H・フォンダ)は、妻ローズ(V・マイルズ)と二人の息子と慎ましく暮らしていた。妻の歯の治療に300ドルが必要となり、金を借りるため生命保険会社に出向いたマニー。2度も強盗に入られた保険会社の事務員から強盗犯に間違えられ拘束されてしまう。7500ドルの保釈金を工面してもらい、妻とと...「間違えられた男」(56・米)75点

  • 「市民ケーン」(41・米)80点

    ・映画の教科書として燦然と輝くO・ウェルズの名作。弱冠25歳で製作・監督・共同脚本・主演して<メディア王の生涯>を描いた名作。アメリカ映画史上最高作品と評価が高い本作。オスカー9部門ノミネートされながら脚本賞のみ受賞となった。パンフォーカス、長回し、ローアングル、超クローズアップ、モンタージュ、クレーンショットなど当時の映画ファンを驚愕させた映像は、その後の作品に多大な影響を与え今でも映画の教科書的存在となっている。しかし、CGなど技術革新が著しい現代、その驚きは少なくなってしまったのは否めない。むしろ実在のメディア王・ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルとした主人公ケーンの描き方には不変の面白さがある。O・ウェルズとともに脚本を担当したハーマン・J・マンキーウッツの葛藤ぶりが映画化されるほど<Mank/マ...「市民ケーン」(41・米)80点

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