よせばいいのに、新聞広告の文春文庫7月の新刊紹介などを見ていたら『清張の牢獄』(宮部みゆき、有栖川有栖、北村薫編)も面白そうだな、などと思ったがチラ見してやり過ごした。ついで、友人IMのブログを覗いたら原武史『団地の空間政治学』に触れていた。これも通り過ぎればよかったが、なぜかご丁寧に「八王子の長房団地も出てきます」などと追記してあった。私は年に数回、この長房団地内にある「長房ふれあい館」で開催され...
「中央線~」脱線ばかりで行ったり来たり。電車の話ではなく本の話だが、友人IMからいただいた上京本はまだ手につかず、関連して自分で買った「随想」の方ばかり覗いている。読むと言うより、まさにちょっと見てはほかの頁に飛んだり、ホンを伏せて写真を探したり、ネットで確認したりしているといつの間にか時間が過ぎている。「阿佐ヶ谷会」などもやたら出てくるが、そのメンバーに「ああ、あの人もいたのか!」などと、“上京”前...
話は中央線からひとまず逸れてソ連などに飛ぶ。プレスリーやビートルズや国内の音楽シーンも胸躍ったが、映画などにも夢中になった20歳前後のころ。先日、記憶に残る洋画をフト思い出し、使い切ったA4用紙の裏に殴り書きしてみたが、そのメモが出てこない。メモの最初はたしか「あ」、そうそう「アラビアのロレンス」だった。1962年、衝撃的だった。ピーター・オトゥールだ。ベドウィン族の長・オマーシャリフも良かった。画面はい...
When I said“ I needed you”・・・Vol.3639
今年締め括りの散髪に行って来た。昨今流行の安く早いBarbarだ。以前通っていたお店に比べれば3分の1以下の安さだから散髪の回数を増やせばいつもスッキリしていられるのにと思うが、なかなかそのようにはならないから自分のことながら不思議だ。年の瀬だから混むかと思って文庫本を持って出かけた。読みかけが数冊机の上にあるので選別するのに一苦労といった有り様だが、ホンはヨリドリミドリで、ある。結局短編が多い『中央線...
『中央線随筆傑作選』のトップバッターはねじめ正一だった。彼は「先日、ふと、思い出し、日課のようになっている喫茶店へ行くのをやめて」阿佐ヶ谷駅から「中央線の高尾行きにふらりと乗ってみた」と書いていた。「終点高尾駅で一旦降りて、改札を出て高尾山を見上げながら、数回深呼吸をしてから」電車で戻って来て阿佐ヶ谷駅で下車したそうで、それだけで大いに気分転換になったそうだ。阿佐ヶ谷には彼の経営する民芸店がある(...
桑の実を食べし舌を 子ら見せる (永野秀峰) 『中央線随筆傑作選』はやはり瀧井孝作(八王子市名誉市民)の「桑の並木」から読み出した。「私は八王子駅の南口の方の町外れに住居して、北口の賑やかな方にはあまり出かけることもない。北口の桑の木の街路樹に初めて気が付いたのも、ようやくこの春からで」と書いていた、昭和37年ころのことだろう。今も「桑並木通り」と呼ばれる街路の桑の木は当時の片倉工業(㈱)八王子製作...
今年ではおそらく最後となる忘年会は八王子・駅前銀座通りにある満福楼だった。幹事が開店時間の5時から予約していた。席には7人、6人、14人、2人、2人で合計31人くらいの小皿が前もって区分けされたテーブルの上に置かれていた。そのくらいの人数が収まる程度の街中華だ。とりあえず始まりは皆、予約客でいっぱいのようだった。私ら朝も夜も早い高齢者グループ7人が一番乗りだった。やがて5時半を過ぎた頃から、会社も引けたのだ...
先日の自分のブログ「もう20日、金」から、やっと今日、たった数日だが新鮮な驚きはやや薄れて来た年の暮れ火曜日。今年の漢字一文字は「金」だったが、私のそれは、ただの金曜日の金だった。だが、その金曜日には”嬉しい事“があった。友人から本が届いたのだった。『上京小説傑作選』とあり10人ばかりの作品が掲載されていた。聞いた有名作家も多いなか浅川マキもあった。私は彼女のファンなのだ。歌がいい。読むのが楽しみだ。そ...
今年も出すことにした。数は極めて絞り込もうと思ったのだったが、整理していたら、アレヤコレヤ思い出して来て、「賀状以外、長いこと会ったり連絡も取ったりしていないが、どうしているのだろうか?」などとなったり、「次回こそ仕舞、今回は出そう」と復活する方もいて、なかなか数が減らない。「昔から踏ん切りがつかないとこもあるタイプだったな」などと反省し想いが横道にそれて行く有り様。かつて一度、一部、年賀状仕舞を...
季節外れの桜花がチラホラと咲いていた辺りの湯殿川遊歩道の南側に位置する山林の斜面。トヨタ自動車大学校の東側に連なる山林だ。大雨や大風の時は古木が倒れたり、枯れ枝が落ちて道脇などに転がっていて整備してほしいなと思ったりして歩いていたが、先日は驚いた。木々がだいぶ伐採されていたのだ。おかげで遊歩道も少し明るくなっていた。6年ほど前の台風24号の時にはこのやや下流では、木々が結構倒れた。そのあたりから遊歩...
湯殿川渓谷の黄葉やゆりのき台中央公園の紅葉はすでに今年は幕を閉じてしまったが、近所には紅葉がまだあった。週に1回くらいは愛犬散歩で通ることがある地蔵坂コースだが、坂の土手下からはあまり見上げたことはなかった。坂下には湧き出た水を溜める小さな池があり、池を挟んで2本道が走っている。坂下寄りが旧道で、もう1本が新道だ。旧道は忘れ去られたかのように住人以外はほとんど人や車は通らない。この50mばかり先にも...
今日は湯殿川を下ってみた。途中脇に逸れて中学校前の郵便局に寄って友人IMに便りを投函した。ふと思い出して「明日や明後日は休みで先方には着きませんよ、ね?」と局のお姉さんに聞いてみた。「そうです。月曜日も込み具合によっては厳しい時もありますよ!」ということだった。昨日友人IMからまたまた本が届いたのだった。そのことを自分のブログに書いておこうと思ったのだが、止めた。友人が私の便りを読んでからにしようと思...
過日、TVで紹介していた店を思い出し寄ってみようかということになった。壬生から南下すればいい。住所は小山市で、思川駅からも遠くはない。ナビでセットした。だいぶ走って小山市街に近づいた田園の中に店はあった。筑波山だろう、東南にくっきりと浮かんでいた。昼の時間は2時までということだったが、ひょっとして・・・などと甘い期待を持ってみたが、やはりそんなことはなく店は夜の部まで閉店していた。油で揚げるのでは...
(栃木県は)“全国でも有数の雷発生県である。雷鳴を県民の声と受け止め、読者の胸に鳴り響くコラムを綴りたい“と戦後から連載していた下野新聞のコラム「平和塔」最終号に書いている。「雷鳴抄」と名を代えたコラムの初回(2003年7月1日)では「県下には雷とつく神社が35ある」と書いた。その雷鳴抄の最近の記事(12/7)に次のようなものがあった。全国紙の読売新聞(11/30)にも同じ企画展が載っていた。後になって知ったが、大...
公の土地に不法に桜植樹、などと粋がってはや数年。桜植樹の下の川原を花園にとせっせと精出してほぼ同様に数年が経った。このころは我が花園で花を摘んでいた少女らもすでに高校から大学へ、彼女らももう花摘む少女の時代ではなくなり、当然川原で姿を見ることはなくなった。一時はコスモスやアヤメも咲き乱れたこともあったが、洪水に流され、河川管理の業者には綺麗に毎年刈り取られ、それでも耐えて文句は言わず(言えない)、...
“忍びの者”という映画もあったが、忍者は外国人だけでなく、私にとっても憧れで、子どもの頃は良く真似をして遊んだものだった。手裏剣を造り人に投げたりしては大人に叱られたりもしたものだった。コッソリと忍び寄る点では“空き巣(泥棒)“も似てはいる。最近のわが国では、特に今年は、空き巣ではなく”押し込み(強盗)“が頻繁に現れた。嘆かわしいことだ。我が家は金も物も全くありそうにも見えず、隣近所とも密着しており、少...
同じような風景を見たり考えたり、同じ鳥などに出会ったり、というようなことが人には結構ある。そんな鳥が頻繁に出没する時期だから多くの人が目撃するんだとか、何かしら理由があるのかもしれないが、私は単純に「奇遇だなあ」とか「面白いものだなあ」とかで済ませるタイプで、いつだったかなとアルバムなどを開いてみる。もちろん、そっくり同じではない、連想ゲームのようなもので、それがまた楽しい。今日もブログを覗かせて...
トニーザイラーだったか、白銀は招くよ、とか、もう私らの時代は過ぎていたが、私をスキーに連れてって、など、白い雪の世界とは、今日この頃はもうあまり縁が無くなっている。が、白い世界は向こうから突然やって来た。今朝も雨戸を開けたら、隣家の赤葡萄酒色の屋根が真っ白だった。2日連続の霜だった。つくづく鉢を家の中に入れて良かったと思ったものだ。あらためて、もうすっかり冬に入ってきたのだなと心した。昨日枝を落と...
夕べは今期初めて家の中が10度を切った。朝、外へ出て見たら、驚いた。まだ蝶が遊びに来るかもしれないと残しておいたコスモスが、黄も白も、萎れて項垂れたり黒くなったりしていた。全滅だ。霜にやられていた。間一髪だった。昨日夕方にシャコバと金のなる木を家の中に運んでおいて助かった。予想したわけでもなかったが、本当に運が良かった。枯れたコスモスを片付けて昼近く郵便物が届いた。待ち焦がれていた季刊『清水』57号だ...
シャコバ、今年も見事に咲いてくれた。我が家に来てから2年目の冬を迎えようとしている。霜にやられる前に、そろそろ家の中にお移りいただかなければ・・・。金のなる木は姉の家から今年2月に花が咲いたまま我が家にやって来た、これから1年目の冬越しだ。こちらも家の中に・・・。年明けには花が咲いてくれるだろう、か。令和6年12月8日(日)、曇り時々晴れ。夕刻にどちらも家の中に入れた、金のなる木は妻が(別に妻が特別金に...
今日は朝から地域行事に出かけた。地域の子どもたちに少しでも“寄れる場”を提供してやろうという地域主催の健気な催しだ。おとなや大学生は皆ボランティアでお手伝い。中学校をお借りして会場とした。ゲームをしたり、工作をしたり、まあ楽しく遊ぶと言うわけだ。「働き方改革」の影響で、先生方が地域行事に顔を出すのは年々むずかしくなっている。副校長や校長は管理職ゆえほとんどが顔を出してくれるが・・・。他の先生はなかな...
昨日今日は出かける用事があるわけでもなかったので家で寛いだ。それでもゴロゴロしつつ、電話やメールで済む用事はあったので、それは午前中に済ませた。午後は「ヨシッ!」ということで重い腰を上げた。庭の雑草取りだ。気まぐれに時々毟ったりしていたが、埒が明かない。狭いながらもビッシリと根を張り巡らしている草がある。たったの一坪くらいだが、ムスカリやチューリップ・百合などの球根があるはずで、それらを痛めずに雑...
大谷と別れて、浅草に向かった。久々の浅草だった。ホッピー通りが懐かしい。ここで飲んだのは6年前の今頃のことだった。が、今回は飲むわけにはいかない、用事が済んだら八王子に戻らなければならない。地元での呑み会が待っているのだった。五重塔が見える。雷門も相変わらず異邦人で賑わっていた。人力車の数も多い。私はスカイツリーがまだまだ珍しくパチパチやった。 高いところに登ることが好きなのに、ツリーにはま...
先日用があって都心に出かけた。地下鉄「赤坂見附」駅で丸の内線から銀座線に乗り換えた。同じホームの反対側車線に渋谷方面から浅草行きの電車が入って来る、これに乗り換える。かつて働いていた頃は、通勤時には毎日、ここで同じように乗り換えていた。丸の内線で新宿から四ツ谷駅に来てその次がこの見附駅、電車を降りて約10歩~15歩、同じホームを歩き銀座線のドアが開くのを待つ。通勤電車は常に満杯、人であふれていたものだ...
湯殿川渓谷から少し離れたいつもの公園。春先もいいが、やはりこの季節もいい。赤いカエデが特に人を惹きつける。あのベンチも、もう久しく座っていないが、この時期にはどうしてもなくてはならないベンチだなあ、などと気に入っている。この右手に広場があり、そこのベンチには以前は必ずと言っていいほど座っていたものだが、今はほとんどそこにも座らない。なぜか、・・・愛犬が若く元気な頃はそこの広場で愛犬と戯れたからだ。...
今年もまた湯殿川渓谷へ行って来た。“渓谷”などともったい付けているが、何のことはない、近所の川のことだ。我が家周辺は11月も終わる頃から黄葉が始まって今が盛りともいえ綺麗だ。遊歩道脇の鬼クルミの葉ッパの合い間から覗くと清流が小さな音を立てて流れ落ちていた。”小さな秋、見つけた!“だ。毎年、同じように思い、同じようなことをブログに残している気もするが、今年もまた、そんな季節がやって来た。令和6年12月3日(火...
12月になった。で、遅ればせながら、昨日は年賀状書きではなくて干し柿造りに精を出した。干し柿用の柿をいただいてあったので、柔らかくならないうちにと昨日作業したのだった。過日娘がミカン箱を抱えてやってきた。義母に「持って行って」と言われてやってきたのだった。立派な大きな柿だ。ヘタのところはきちんとT字になっている。福岡マラソンを堪能した後、気合を入れ作業に取り掛かった。サッと洗ってからヘタをきれいにし...
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よせばいいのに、新聞広告の文春文庫7月の新刊紹介などを見ていたら『清張の牢獄』(宮部みゆき、有栖川有栖、北村薫編)も面白そうだな、などと思ったがチラ見してやり過ごした。ついで、友人IMのブログを覗いたら原武史『団地の空間政治学』に触れていた。これも通り過ぎればよかったが、なぜかご丁寧に「八王子の長房団地も出てきます」などと追記してあった。私は年に数回、この長房団地内にある「長房ふれあい館」で開催され...
弟からもらった1㎏の重りを腕に巻き付けたり、鴨居にぶら下がったり、手を開いたり結んだり・・・。緩やかに筋や筋肉をほぐしたりしながら筋肉をつけたりしている。1日に3回ばかりやれば効果的だともいうが、1日1回やれるかどうかだ。痛みが走るので1回が限度のようだとダマシダマシやっている。しかし、それでも効果があるようで確実に快方に向かっているように思う。右腕は去年は痛くて使えなかったが、箸も不十分ながら使...
宿泊キャンセルなどが出たというニュースがあり同情するほかないが、ほかには大騒ぎするほどの騒動不安もなく5日が普通に過ぎて暑い夏日が続く。先日、煙草について書かれている文章に出会ったが、私とは考え方というか、感じ方が違った。「一度も吸ったことがない人よりも、喫煙していて禁煙した人のほうが嫌煙の心情が強い」というのだ。よく耳にするような気もする。と、ここまではどうということはない、「ふ~ん」で済む。が...
“怖いもの見たさ“は、ある。そうあってはマズイ、とおもいつつも、ひょっとしたら!・・・・。などという考えが胸の底に沈んでいたりする。若かった頃も今もあまり変わっていないような気もする。以前、五島勉が『ノストラダムスの大予言』を書き、売れに売れて爆発的なヒット本になった。1999年、7の月、恐怖の大魔王がやってきて人類は滅亡するとノストラダムスが予言していると言ったのだった。その少し後だったか、198...
このTクリニックにお世話になって7年が過ぎたが、今日は今までで一番混雑しているように思えた。待合室に入った途端、人であふれていた。座る場所もなく、立っていた方もいた。私より先輩に見える老女Aも盛んに隣やら前に座っている方やらに「こんなに込んだのは初めてよ!人気があるのかね」などと語りかけていたから間違いないだろう。ようやく席が空き、Aさんの斜め前のその横が空いたので座った。「ほんとだね!」と思わず相槌...
伊東に行くならハトヤ、ハトヤに決めた♪昔流行ったCMだ。急に思い出した。昔2度ばかり行ったことがある。まだ健在なのだろうか?Tvを付けたら、ふてぶてしい面構えの女性が出ていた。彼女にとって良いニュースではないので“ふてぶてしい”と見えてしまったが、伊東市長選を勝ち抜くまでは絶頂で、同じ面構えも市民には”たくましい“とみえたことだろう。田久保眞紀・伊東新市長だ。市議2期、「今のアタシを見てよ!」「やってること...
これといった取り柄もなく、金もないので、地域に大きな貢献はできない。ただ、何か“地域のために役立ちたい”との思いは、いつのころからか持ってはいた。本当にまじめな話だ。といっても仕事は仕事としてあり、では自分で何かを立ち上げるかと言うほどのことでもなく、時は過ぎ、ある時にひょんなことから“引っ張り込まれた”のだった。今では多少の悔いも無いと言っては嘘になるが感謝のほうが大きい。地域では、今まで築き上げて...
地域清掃が2種類ある。一つは町会・自治会などが主催のもの、もう一つは青少年健全育成活動団体が主催のもの。土曜日にはボランティア活動として関わっている青少年団体の早朝からのソレに出てきた。中学校を中心にした周辺地域の清掃活動だ。以前は道端の雑草を刈り取ったり、通学路土手の垂れ下がっている木や枝を伐採したりしたこともあったが、今は人手不足ともなり、ごみ拾いが中心となっている。毎回、中学生たちも熱心に“部...
花はいい。色が特にいい。形や大きさというより、色が見ていて飽きない。以前は、黄色が特に好きだなとか思ったりしたこともあったような気もするが、今は、どんな色でも、いい!見ればみんな魅力的で、飽きることがない。朝、2階の窓を開けて下を見下ろすとつゆ草の青が所々に見える。他の花の邪魔をしそうなつゆ草は、だいぶ切り取ったが、そうでもないものはいくつか残したのだった。それらがまだ咲いてがんばってくれているの...
今年もノウゼンカズラが咲いて夏が来た。天気もぐずついたり暑かったりだが、先ほど関西の梅雨は明けたようだとニュースでは言っていた。6月、しかもまだ27日、史上初の早い梅雨明けではないか、とも。先日咲いた花を見て「愛染かつら、・・、じゃあなくて・・・、何だっけ?」と妻がつぶやいたので思わず笑った。「ノウゼンカズラ!」と胸を張って私。昔近所の知人からノウゼンカズラの鉢を持たされて妻が帰って来たものだった...
「働き方改革」とやらで、もっと個人に「自由を・有意義な時間を」「輝く充実した時間を」持てるように過ごせるようにとかで、大変だ。まったくその通りで異論はない、素晴らしい。が、地域の視点から見ると、社会貢献やら地域貢献やらの分野では、参加する人の数が増えず逆にどんどん減っているように思われる。まず、個人や家族の充実ということからか、いずれ(愛する?)地域の活性につながってくるのだろうか?町会・自治会・...
飲み会には“おまけ”もあった。清水を愛する清水所縁のIから「どうぞ!」というものがあった。大事に持ち帰り、翌日いただいた。ホワイトシップ印の缶詰だ。㈱由比缶詰所製造のマグロオリーブ油漬、いわゆるツナ缶だった。織戸仁社長おすすめという「ツナごはん」の食べ方という写真入りのパンフをいただいたので、早速にマネをして食べてみたのだった。各種海鮮出し入りの醬油も用意してみたが、ツナの味をシンプルに味わうにはシ...
こ洒落たBARで気取って飲むのも嫌いではなかった。一人以外で飲むときは、今は、呑む場所・中身にはこだわりはなくなった。軽く飲めて、ちょっとつまめれば、それで良し!何より飲む仲間が楽しく、楽しく飲めれば最高だ。いつの間にか、振り返れば、そういう仲間意外とはほとんど飲んでいないことに気づく。皆、今は飲めるが万が一酒が飲めなくても一向に構わない、席が楽しければOKだ。達観してきたともいえるだろうか。で、昨日...
ジェリー藤尾の歌が流れてくる、♪ 知らない町を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい ♪というアレだ。遠くの街でなくても歩いたことのない町は魅力的だ。なぜかワクワクする。地図を眺めてみたり、行き方などを調べる時間もまた素敵な時間だ。3月にも飲んだ素敵な仲間Kが「所沢で、どう?」とまた声をかけてくれた。「ぜひ!」と即答したのだった。Kは日時場所・電車の乗り継ぎなども送ってきてくれた。Iは所要時間も知らせてきて...
スカシユリ、ピンクも咲き出した。オレンジ、黄色、桃色がそろった。自然と増えたオレンジも散ったり咲いたりして楽しませてくれる。令和7年6月20日(金)、今日も真夏日。梅雨について考えた。もう「梅雨入り」とか言うことは辞める時期が来たのじゃあないか。「入り」があるから「梅雨明け」と言わなければならない。もう「入り」も「明け」もなし、じめじめ雨が降ったら「梅雨ですね」くらいは言ってもOK、深追いはしない...
ちびっこ広場とか、いろいろあるが、広場と言えばなんといってもアメリカとロシアとも縁が切れない。今はトランプとプーチン、どちらもきな臭い2国だが、若いころは昔の2国のこともあまりわからなかった。高校生の頃はモスクワにあったルムンバ民族友好大学に留学したいなどとまじめに考えていたこともあった。ロシアの広場といえば“赤の広場”、歌は「カチューシャ」、意味も知らずによく歌ったものだった。一方のアメリカの広場...
♪ドンドン ディンドン シュビダドン いつのまに ~ 時が過ぎる~ ♪などと口ずさんでいたら、ホントに時が過ぎていた。近くのコンビニの、通りを挟んだ北側にコインランドリーができ、その駐車場にバラの垣根ができ、花が咲いていた。バラ好きなコンビニのオーナーがこちらのランドリーも経営しており、バラの面倒も見ているのだ。我が家の細い数本のバラとは違って豪勢だ。こちら側のコンビニの駐車場わきにもあふれている。...
アフター5といっても近頃はまだ日が高く、ではソロソロ街中へ、といった気分でもなく、そんな齢でもなくなったが、ここ数日はそうでもない。“夜が来る”というわけで、雨の合間の夕刻にちょっと止まり木に座ったりするとサックスの響きが聞こえてきたりする。♪5スポット・アフターダーク♪がいいか、うん?待てよ♪サマーワイン♪がいいか・・・・。クリフの西部もいいな・・・。止まり木から空を見上げると、雲の切れ間に青空がのぞ...
雨や暑さにも負けず、スカシユリがさらに競って花開いている。一部は意図的に植え、一部は自然に密集して咲いてくれた。一生懸命に増やそうと苦戦している高砂百合はまだまだ先の話だが、何本かは確実に花が開きそうで楽しみだ。一昨年だったか、坂道の途中にあるお宅の庭に気になるモヤモヤが顔を出していた。ちょっと調べたがわからないまま時が過ぎたが、先日ひょんなことから名前が分かった。スモークツリー。坂のお宅のソレで...
4月に苗を買って庭の片隅に植えた茄子とトマトだったが、説明書きの通り、50日後くらいに採れた。採れたといっても、トマトは一番下の房のみで、あといくつかの房はまだ青く、これからだ。小玉と中玉の2本植えたのだった。小玉は全部赤くなったが中玉はまだ一部が青かったが採ってみた。茄子も丸と細長の2本。丸(千両2号)は枯れ(肥料のやりすぎか?)、長い筑陽は順調。令和7年6月15日(日)、一時陽が射したが、また...
荒船山登山入口で半世紀以上も前のことにひと時郷愁に浸ったあと内山峠旧道を下り始めた。前にも後ろにも車も人も、一切姿はなかったが、いくつもあるカーブを慎重に運転しつつ内山峡方面をゆっくり目指した。何十回目かのカーブを左に曲がった時だった。路の真ん中に鹿が一頭いるではないか!向こうも驚くというよりキョトンとして一瞬固まって私を見たが、私が補助席の上に置いてあるカメラに手を伸ばしている間に左の崖を登って...
富岡街道を西へ進み、内山峠を目指した。徐々に登り坂となり、やがて内山トンネルに至る。荒船山の北側下にトンネルが掘られ開通したのが1978年のこと、当然、渋沢栄一の頃には存在しない。トンネル手前を右折し旧道を走った。くねくね道を登ると時々樹間から荒船山の北壁が見えた。岩壁は垂直に200mあるという。この北壁は船尾にあたり、テーブルマウンテンで船首は向こう南側にあり、尖っているところが頂上で経塚山1423mという...
お笑い系芸能人で今や全国の老若男女からの一番人気・好感度No1は、出川哲朗ではないだろうか。彼のTV「電動バイクの旅」をよく観るが、昔はロケ先でこどもたちなどからも「でがわ~」などと呼び捨てにされてもいたが、最近は「出川さん!」とすっかり呼び捨ては消えた。いつも笑顔で、怒ったり怒鳴ったりは無いのだろう。60年という年月で酸いも甘いもすべてあの笑顔の中に飲み込んで自分の芸としたのだろう。晩年近くになって花...
ちょっと変わったお店です、一度寄ってみませんか・・というような文字が目に入り釣られて入ってみた。街道沿いのお店だった。みそおでん、大きな長い竹串に大きなコンニャクが刺してあり、味噌ダレをタップリ入れてある大きな壺に入れてタレをつけ、食べる。食べ放題でたったの200円。 令和6年7月8日(月)、薄曇りから晴れ、強烈な暑さだった。37度まで行った。都知事戦、余裕・小池百合子の圧勝。若武者・石丸伸二が次点、...
近くの川沿いの遊歩道をいつものように愛犬と散歩した。変わらぬ風景の中、桜並木手前の楢の樹などもある小さな緑地に足を踏み入れた。変わったことは、桜が散って、葉桜の緑が濃くなったことと暑くrなってきたこと、ワルナスビの花が群れて咲きだして綺麗だ、ということぐらいだろうか。平凡な日常、ささやかな幸せとも言う日々の繰り返しが続く。そんななか、「やあ!奇遇!」という珍しい出会いがあった。カブトムシだった。家...
新聞は、TV欄は必ずザクッとは見るが、全ページに目を通すことは毎日ではない。雑誌広告は見る気が無くても目に飛び込んでくるので、つい眺めてしまう。週刊文春、週刊新潮は、刺激的見出しでつい、ふむふむ、と下世話好きな私はひきつけられてしまう。女性セブンなども、もっと品がいいかとも誤解していたが、意外と皇室攻撃的のような見出しが多い、フムフム、こういう見出しを好む時代か、一丁買って見るかなどと思ったりする...
1カ月ばかり前に第1陣がドカッとたくさん花開いて、それからポツンポツンと咲いたりしていた。昨日見たら、また一斉に咲きそうな気配だった。サボテンは雨でも花開くとわかっていたから今日あたりに咲きそうだと思っていた。案の定、今日は雨だったが、外へ出てみると咲いていた。 真っ赤なサボテンの花が鉢に8本、道路に面した垣根下に3本、1本、雨に打たれてうなだれてはいたが健気に咲いていた。出来れば、カッと照り付け...
今年買って来た百合が5つ蕾をつけて昨日4つ目が咲いたのでパチリ。ついでに鉢の小百合もパチリ。この小ユリは庭に芽が出たが茎が太くなりそうもなかったので鉢に移してみたものだ。茎は太くならなかったが昨日見事に咲きだした。覚えがない小ぶりの黄色い花だった。元はどこだったかも思い出せない。買って来た百合のように大きな花だったかもしれない。今年買って来た百合も5つ目が今朝花開いていた。これであとの百合の楽しみは...
誰が名付けたかは知らないが、妙でとてもいい。我が地域では、地域の鎮守の森・御霊神社に、確かに青葉づくころにやって来る。何処からやってくるのか、そこもやはり青葉の世界なのだろうか。ふとそんなことも頭に浮かぶがそれ以上の詮索はしない。深追いはしないが気にはなる。で、昨夕も愛犬散歩で神社の中を通った。境内の中に男がひとりいた。楓の大木を見上げたりしている。「いますか?」と声をかけてみた。誰彼かまわずに声...
気になっていた。昨日の夕刻、玄関前に出て様子を伺っていたらMさんが颯爽とやって来た。雨がポツンと落ちたり落ちなかったりで悩んでいたのだった。「やりますかね?」と私。「私も悩んでいたんですが、出て来たんです」とMさん。一緒に集合場所の会館まで行くことになった。今日は地域パトロールの日。雨天中止だが、微妙な空模様だ。電話で確認してみてもいいが、散歩だと思えばいいので取りあえず行ってみましょうか、となっ...
こレは今年植えた百合だ。今朝、雨の中だが花開いていた。黄色い大きな花の写真に魅かれて買った球根を2つ、庭先に植えてみた。ただ「イエローリリー」とあった。我が家で咲いた今年3番手(4種類目)の百合になる。もっと真っ黄色になるかと思っていたが違った。蕾が膨らんでからが長かった。やっと開花直前の雰囲気になって来たのでパチリ。これは昨日のことだった。令和6年6月21日(金)、雨。3番メなどというと「2番じゃあダメ...
どうやらこれが最後となるかもしれない。足立美術館の庭園風景(の写真で)だ。私が撮ったのではなく妻だが・・・。先月下旬、妻が友人たちと行って来た島根の足立美術館だ。旅を無事終えて戻って来てからがいけない。出発時に「コレ持って行った方がいいじゃあない?」と私愛用のポケットカメラを妻に渡した。「スマホでいいわ」と妻。しかし「こっちのほうが一味違う」と無理やり持たせたのだった。元はといえば妻のカメラだ。そ...
天気がいいと庭いじりをしたくなる。蚊に好かれるタイプなので面倒だが長袖に腕を通し、蚊取り線香を持って庭に出る。夕方だけでもなく、日中でも出る。日射病に気を付けなければと思って外に出るが、いつの間にか忘れて夢中になる。汗だくになり、ソロソロ危ないかな、と思う頃にやっと一息つく始末。絹サヤなどを処分し片付けたり、トマトやキュウリの伸びたツルを支柱に括りつけたり、いろいろとアルものだ。朝顔のタネがこぼれ...
可睡の百合の次はバラと・・・。我が家の可睡の百合もまだ咲いているが、そろそろ今シーズンは終わりが近づいて来た。代わって違う百合がバラと一緒に目を楽しませてくれ出した。ホントはこの場所は高砂百合を増やそうとしている所だが、なぜかここに植えたわけでもないこの百合が増えて咲いている。親と思われる百合が近くにはあるので、タネが落ちて芽を出してきて去年くらいから咲きだした。それに比して親は球根が大きく育たな...
もっとドッサリ収穫できるかなどと夢想もしたが、甘くはない。チョコッと摘まんでは味噌汁に入れたり茹でて止まり木の酒のお供にしてきたが、その絹サヤなども終わりに近づいて来た。そもそもが実験だったのだ。スーパーなどで見比べるのではなく、実際に並べて植えて見て違いを知ろうということが当初の健気な目的だった。小学生の夏休みの宿題のようなもんだったのだ。スナップ、グリーンピース、絹サヤ、スナックの4種類だ。一...
「このユリもソロソロ終わりか」などと思って室内から窓越しに花を見ていると何かが動いた。鳥だった。年に1回くらいは我が家の庭で見かける鳥だ。目元に特徴がある。「アレッ、何という名前だったかな?」すぐには名前が出てこない。つがいでフェンスに留まっていた。交互にフェンス下に流れる湧き水の溜まりに飛び込んでは水浴びをし、上がってフェンスで見繕いをしていた。慌てて撮ったが、あとでネットで確認したら「ガビチョ...
地域でも蛍が舞い出して来たようだ。昨日会合でKさんが「家の前で飛んでいた」と言っていた。「何時ごろがいいですかね?」「8時ころかな?」・・・。「今晩行って見ようかな?」と思ったが、すっかり忘れてしまった。妻が藤棚の伸びたツルを切り出したので、見かねて私が口を出し、思い切って夕空が見えるくらいにバッサリと切り落とした。右手がまだ痛むので、私は口出しだけが専門で「その枝、もっと上から・・」などとやかま...
咲いたかと 花落ちて知る 庭の沙羅たまには「ココで、一句を!」と思う時がある。とはいうものの俳句を学んだことが無い。もちろん今まででなんどか「勉強してみよう!」と思ったことはあった。が、そんな想いは頭の中に浮かんだだけで終わって来た。知っていることといえば、五七五で季語がある、そんな子どもでも知っているだろうことくらいだ。が、そんな気分になる事は今も時々ある。やはり何かを言い表したい時には短くて調...
「今度は静岡の“しょうげんじ”でもコンサートを演ります」というようなことを新谷さんは言った。「へぇ~」と思ったと同時に、私が好んでお邪魔している静岡所縁の方のブログのいくつかが頭に浮かんだ。「どこだろうか?」と思って、先ずお寺で調べてみたが、同名で漢字が違う寺はいくつかあり、どこかは分からない。考え直して「新谷祥子」関連で追ったらあまり労せずに判明した。松源寺。賎機山公園と城北公園の間あたりに在った...
雨の日はレインチェーンがいい風情だ。だから今咲いている桔梗草が似ていて好きだ。 昨夜は胸に染みたひと時コンサートだった。新谷さん作詞作曲の花にまつわる曲が多かった。今回も彼女が慕う郷里の人・寺山修司関連から始まった。オリジナルで「柳町カルメン」「ヨゾラノツボミ」を、寺山の短歌に曲をつけて「クロッカスの唄と一本の樹」・・・・。ビート・シーガー「花はどこへ行った」で馴染みの曲が出て来たのだった。...