明けましておめでとうございます。 清々しい新年を東京の自宅で迎えています。 昨年は私の故郷の兵庫県政が大変な状況で、心を痛めていました。 少しは落ち着いてくれると良いのですが。 昨年末は鹿児島で湯治をしてきました。 温泉三昧に城山へと登ったり、桜島フェリーのクルージングを楽しんだりで、久しぶりにリフレッシュできました。 今年こそ少しづつでも記事をアップ出来ればと思っています。 本年も宜しくお願いします。
まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真&旅ブログです。シンガポール在住経験あり。
シンガポールをはじめ、国内外各地のまち歩きと写真撮影を続けています。 地域が活性化し元気になること、そのお手伝いをすること、それが私のミッションです。
夕暮れどきの街並みを見ようと、名古屋の繁華街・栄にある「オアシス21」へとやってきました。 ここは、公園・バスターミナルなどの公共施設と商業施設との複合施設で、2002年に開業したところ。 斬新なデザインが特徴で、「水の宇宙船」と呼ばれる空中に浮かぶガラスの大屋根がシンボルとなっています。 高さが14mあるガラスの大屋根の上には、水が張られていて、その周囲約200mを散策することが出来ます。 実際に歩いてみると、まるで空中を散歩しているような感覚にとらわれました。 その浮遊感が何ともいえず心地よかったですね。 ここから見る名古屋の街並みは、夕焼け空と相まって、とても素晴らしかったです。 反対の…
名古屋での楽しみの一つに「名古屋めし」があります。 「名古屋めし」は、当地の名物料理を指す造語ですが、その多くは「B級グルメ」の範疇にはいるものです。 基本的に味付けが濃厚で、個性的な料理が多いですが、食べ慣れると無性にその味が恋しくなるという、一種、習慣性(中毒性)のある料理とも言えます。 その昔、転勤で当地に住んでいた頃は、味噌ベースの濃い味付けに魅了されて病みつきになるほどでした。 ミシュランガイド愛知・岐阜・三重特別版(2019年)には、ビブグルマン等の評価で、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、味噌カツ、きしめん、天むす等を供する料理店が選ばれています。 写真は「味噌煮込みうどん」を撮った…
名古屋城では、公開中の西南隅櫓(せいなん・すみやぐら)に登ってみました。 西南隅櫓(本丸未申櫓とも)は二重屋根、内部三層の櫓で、かつては武具などが収納されていたそう。 大正10(1921)年に災害により倒壊したものの、大正12年に修復されて現在に至っています。 今は、国の重要文化財に指定されています。 急な階段をようやくの思いで登った上層階からは、次のような名古屋市街が見えました。 その昔、転勤で当地に住んでいた頃と比べると、名古屋も高層ビルの数が格段に増えましたね。 当時は、広い道路と沢山の地下街がやけに目立つ街でしたが、高層ビルが立ち並んで街の構造がより立体化したように感じます。 緑も増え…
この週末は、TVでスポーツ観戦をしていました。 ラグビーワールドカップの準決勝で、ニュージーランドが敗れたのには驚きましたね。 今回はイングランドの圧勝といってもよい内容でした。 オールブラックスを応援していただけに少し残念です。 また、箱根駅伝の予選会も面白かったです。 順当に10位以内を確保した大学もあれば、本戦出場を逸した大学もあって、悲喜こもごもの様子が展開されていました。 個人的には、筑波大学が本戦出場権を得たのが嬉しかったです。 何といっても、箱根駅伝の第1回優勝校(東京高師=筑波大学の前身)という伝統校ですからね。 いまから正月の本戦が楽しみです。 さて、「名古屋の旅」の続きです…
名古屋に来たからには、お城を見ないでは帰れません。 「尾張名古屋は城でもつ」(伊勢音頭)と詠われる名古屋城(金鯱城)は、言わずと知れた日本三名城の一つです(他の二つは、大阪城と熊本城)。 今回は、平成30年5月から天守閣が入場禁止(閉鎖)とされているほか、平成30年6月からは復元された本丸御殿が一般公開されていると聞き、名古屋城の現在の様子をぜひ見ておきたいと訪れた次第です。 写真は、正門から入ってすぐの広場から天守閣を撮ったもの。 閉鎖されたと聞いていましたが、以前と変わらない堂々とした姿に、まずは一安心です。 名古屋城は、慶長15年に徳川家康が天下普請によって築城したもの。 それ以降、明治…
久しぶりに名古屋を訪れました。 名古屋には、かつて転勤で2度(通算3年間)住んだことがあり、個人的にも懐かしさを感じる街です。 近年は名古屋駅周辺に高層ビルが立ち並び、ビジネスや商業の中心が栄地区から名駅地区へと移ってきているとか。 街は生き物なので、少し時間がたつと以前とは様変わりしていることがあります。 今回、久しぶりにJR名古屋駅に降り立ったところ、人の多さ、それも外国人の多さには驚きました。 丁度、ラグビーワールドカップの試合(ニュージーランドVSイタリア戦)が豊田市で行われる時期だったこともあるのかもしれませんが・・・。 所用の合間を縫って、まず訪れたのが「大須観音」です。 「大須観…
今回の京都行きでは、所用のため同志社大学に立ち寄りました。 京都の大学は、いかにも大学らしい落ち着いたキャンパスをもつところが多いですね。 同志社大学の今出川キャンパス(京都御所の北、旧薩摩藩邸跡)には、国の重要文化財が5つもあります。 これは凄いですね。 いずれも明治期以降に建てられた近代建築で、煉瓦造りの建物です。 写真は「彰栄館」を撮ったもの。 1884(明治17)年築で、京都では一番古い煉瓦建築物だとか。 アメリカン・ゴシック調の瓦葺き煉瓦造りの2階建てで、設計者はD.Cグリーンです。 この建物は、時計塔が特徴的ですね。 それに瓦葺きというのも、日本人として親しみが持てます。 現在は同…
京都に行くと、たまに訪れるのが「糺の森(ただすのもり)」です。 高野川と賀茂川の合流する三角地帯にある原生林で、その面積はおよそ12万4千㎡(東京ドーム3個分)もあるとか。 この森は、下鴨神社(賀茂御祖神社)の境内にある社叢林ですね。 原生林なので大木や古木などが無数に繁っていますが、森のなかは案外と明るく感じます。 これは常緑の針葉樹が少なく、落葉樹が多いという、この森の植生からくるものらしい。 このため、森林浴を兼ねて森の中を散歩すると、とても爽快な気分になります。 「糺の森」の奥に鎮座するのが「下鴨神社」(賀茂御祖神社)です。 上賀茂神社(賀茂別雷神社)と対になった古社で、賀茂氏の氏神を…
前回のブログに書いた ”石塀小路” から、さらに南へと少し下がったところにあるのが ”八坂の塔” です。 法観寺(臨済宗建仁寺派)五重塔で、室町幕府6代将軍・足利義教が1440年に再建したものとか。 今は国の重要文化財に指定されています。 その高さは46m(一説には49m)で、東寺(京都)、興福寺(奈良)の五重塔に次ぐ高さだそう。 この塔は周辺のランドマークとなっていて、今では東山の景観に欠かせない建造物として知られています。 写真の手前に写っているのは ”文の助茶屋” です。 落語家・二代目桂文之助が開業した甘味屋さんですね。 このように京都には、至るところに絵になる(フォトジェニックな)風…
京都を訪れると、よく歩くのが八坂神社から高台寺あたりです。 四条河原町の繁華街からも近く、時間さえ選べば静かな散歩道となっています。 八坂神社から八坂の塔(法観寺)方面に歩いていくと、左手(東側)に石塀小路があります。 ここは大正時代に、貸家街として計画的に造られた街区とか。 石垣の塀や石畳の小道に沿って、料理屋や旅館などが立ち並んでいます。 次の写真は、石塀小路へとつながる小さな入り口を撮ったもの。 トンネル状になっていて、まるで異界へとつながっているかのよう。 ここを抜けると、石畳の静かな街並みが現れます。 道に敷いてある石畳は、市電が廃止された後の石材を持ってきたものだそう。 それにして…
久しぶりのブログ更新となりました。 先週末の台風19号は、東日本に大変な被害をもたらしました。 被災された地域の皆さまには、心よりのお見舞いを申し上げます。 一方、ラグビーワールドカップでは日本がスコットランドに勝利、ベスト8進出を決めました。 長年のラグビーファンとしては、本当に感無量です。 次の南アフリカ戦も、良い試合を期待したいと思います。 さて、京都まち歩きの続きです。 写真は、かつての"松坂屋・旧京都仕入店"を撮ったもの。 場所は、前回まで紹介した"無名舎"の道を挟んで、すぐ前にありました。 過去形で書いたのは、この店は2010年の夏に閉鎖された後、解体されてしまったからです。 今は…
今回は、京町家の造りや雰囲気を実際に体験すべく訪れた「無名舎(吉田家住宅)」の続きとなります。 この建物の特徴は、典型的な「表屋造り」(おもてや・づくり)にあります。 「表屋造り」とは、店舗と住居の棟を分けて、あいだに中庭を設けた町家の造りをいいます。 商家のなかでも、大店に多く見られる建物の構造ですね。 ここ「無名舎」の建物には、二つの中庭があります。 店舗側に面する中庭からは、座敷越しに、もう一つの中庭が見える構造となっています(次の写真の通り)。 これは、手前にある日陰の中庭と、奥の日向(になた)の中庭の二つを造ることで、真ん中の座敷に風が通るようにしたものだとか。 京都の暑い夏を、いか…
京町家の造りや雰囲気などを実際に体験したくて、「無名舎(吉田家住宅)」へとやってきました。 ここは、内部を一般公開している京町家で、現在も住宅として使われています。 場所は、京呉服の問屋街「室町」の一角、新町通六角町にあります。 この建物は、白生地問屋を営んでいた商家で、1909(明治42)年の建築とか。 千本格子の外観が特徴的な建物です。 そして内部は、京都の大きな商家に見られる典型的な「表屋造り」(おもてや・づくり)となっています。 具体的には、道路側から順に、店舗棟、住居棟、土蔵と続き、それらを結ぶ「通り庭」、それに二つの中庭があります。 次の写真は、天井まで吹き抜けた構造で、風を通す「…
前回まで"京都と水"について綴ってきましたが、今回からは"京町家"です。 京都の街を歩いていると、昔ながらの町家建築(京町家)に出会います。 京町家といっても統一された定義はなく、京都市景観・まちづくりセンターによれば、次のような建物だそう。 「一般的に敷地形状は、うなぎの寝床といわれるように奥行きが長く、構造は伝統的な軸組木造であり、間取りには通り庭、続き間、坪庭、奥庭を保っているか、それらを過去に有していた建物を京町家と呼んでいる」 写真は、京都の街なかで、たまたま見かけた町家を撮ったもの。 場所は、四条通から新町通を北へと少し上がったあたりですね。 この建物には、町家特有の意匠が施されて…
これまで何回かにわたって、京都の水についてレポートしてきました。 三方を山で囲まれた京都盆地の地下には、琵琶湖の水量に匹敵するほどの地下水(211億トン)が眠るといわれています(楠見晴重関西大学教授の調査による。同教授は、これを ”京都水盆 ” と名付けました)。 水に恵まれた京都ですが、飲料水や景観の一部に使われるだけではありません。 これまで水に関連する伝統産業等を数多く生み出してきました。 茶道の三千家(表千家、裏千家、武者小路千家)が、京都に家元をおいているのも水との関わりが大きい。 このほか、染物、清酒、料理、和菓子、豆腐、生麩、湯葉、漬物など、数え上げればきりがないほど。 京の伝統…
四条大橋から鴨川を眺めたあとは、錦市場までやってきました。 錦市場と言えば、京都市民の台所として知られていますね。 場所は、京都の中心街・四条通の一本北、錦小路通にあります。 東西390mの両側に、約130店舗が軒を連ねる商店街。 京野菜、魚介などの生鮮食材や乾物、漬物、おばんざい等を商う専門店がひしめいています。 最近は、地元住民よりも観光客や修学旅行生のほうが多いくらいで、観光化され過ぎの感がしないでもないほど。 今回も、外国人観光客が珍しそうに陳列棚を覗いていました。 この場所に市場(いちば)が立地した理由のひとつが、東端にある錦天満宮にあります。 ここの境内に入ると、水がこんこんと湧き…
京都の鴨川納涼床(のうりょうゆか)の続きです。 最初に小ネタをひとつ。 鴨川の納涼床は「ゆか」と読みますが、洛北・貴船の納涼床は「川床」と書いて「かわどこ」と読みます。 また、鴨川は「ゆか料理」、対して貴船は「川床料理(かわどこ・りょうり)」で「ゆか料理」とは絶対に言わないそう。 なるほど、京都の文化は奥が深いです。 さて、京都の夏の風物詩である納涼床ですが、昼間見ると景観上どうかなと思うような構造物でもあります。 そこで京都府では、鴨川条例に基づいたガイドラインを平成20年に施行しています。 「鴨川納涼床審査基準」というもので、京都の景観に配慮した納涼床の外観や構造を具体的に示しています。 …
写真は、京都の鴨川納涼床(のうりょうゆか)を撮ったものです。 京都の文化的基盤(ブランド力)を支える大きな要素が水ですね。 その水を活かした代表的な例が、この納涼床です。 今年はもう終わってしまいましたが、毎年5月から9月まで、鴨川西岸の店が川面に張り出した座敷を設けています。 京都の夏の風物詩ですね。 場所は、二条大橋から五条大橋まで。 毎年、おおよそ90軒ほどが床を出しています。 5月中が「皐月の床」、6月から8月16日が「本床」、8月17日から9月一杯までが「後涼み」とか。 京都の知人に言わせると、5月の「皐月の床」は昔はなかったそう(うろ覚えなので、間違っているかもしれません)。 商売…
京都三名水のある梨木神社(前回のブログで紹介しました)を後にして、出町柳方面へと上ってきました。 鴨川に架かる加茂大橋から、北の方角を撮ったのが下の写真です。 正面が葵公園で、向かって右手が高野川、左手が賀茂川です。 ここで二つの河川が合流して鴨川と名前を変えます。 中洲状の葵公園の向こうには、下鴨神社があります。 京都の景観で大きなポイントとなるのが、この水辺空間ですね。 街なかに川や水辺があると、途端に潤いのある空間となります。 この場所は、地域住民などの親水ポイントとなっていて、川のなかには飛び石が置いてありました。 次の写真は、その飛び石伝いに川を渡っている生徒さん達を撮ったもの。 ひ…
先の週末は、旅先で撮った写真の整理をしていました。 その際、まだブログの記事にしていない旅先(写真)が結構あったので、これから順次、紹介していきたいと思います。 ということで、今回から ”京都まち歩き” です。 京都には年に数回ほど訪れる機会があるのですが、今回は急に思い立って出かけてきました。 今度の旅のテーマは、京都の水と町家(それに少しの観光スポット巡り)です。 まず訪れたのが京都御所の近くにある梨木神社(なしのき・じんじゃ)。 明治18(1885)年に創建された神社で、明治維新に功績のあった三条実万と三条実美の親子をお祀りしています。 萩の名所としても有名で、訪れたときは萩の花が沢山咲…
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明けましておめでとうございます。 清々しい新年を東京の自宅で迎えています。 昨年は私の故郷の兵庫県政が大変な状況で、心を痛めていました。 少しは落ち着いてくれると良いのですが。 昨年末は鹿児島で湯治をしてきました。 温泉三昧に城山へと登ったり、桜島フェリーのクルージングを楽しんだりで、久しぶりにリフレッシュできました。 今年こそ少しづつでも記事をアップ出来ればと思っています。 本年も宜しくお願いします。
明けましておめでとうございます。 後ればせながら2024年新春のご挨拶となります。 年明け早々の大地震や航空機火災など、年初から大変な年となりましたね。 被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 当方は年末から風邪が悪化して、ほとんど寝正月でした。 昨日から何とか起き出して、家族と映画"ゴジラ-1"を観てきました。 久しぶりのゴジラは、元旦早々の地震などと重なって考えさせられる映画でしたね。 昨年はコロナ禍の収束とともに、久しぶりに大学で講義したり、鹿児島の温泉に浸かったり、紅葉の白神山地を歩いたりなど、それなりに忙しい毎日でした。 一方でブログの更新は滞ってしまい、反省しきりです。…
明けましておめでとうございます。 遅ればせながらの令和5年のご挨拶となりました。 昨年は、永らく勤めた会社員生活を卒業し、新たな生活へと踏み出しました。 現在は、資格を活かしたフリーランスでの仕事を始めるとともに、ライフワークである地域観光研究や小農生活を楽しみながら毎日を送っています。 今年は滞りがちのブログも、何とか間隔をあけずに続けていきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします。 今年も元気に頑張りましょう(^_^)
高井戸中学校(東京・杉並区)で一般公開されていた"アンネのバラ"を見て来ました。 かなりの昔、高井戸中学校の生徒が"アンネの日記"の感想文をアンネ・フランクの父に送ったところ、そのお礼としてこのバラの苗木が寄贈されたそう。 その後、生徒が丹精して増やし、今では校舎に沿って200本ほどが植えられています。 春と秋に一般公開されていますが、私が訪れたのは10月10日。 秋バラには少し時期が早かったのか、まだ蕾が多かったです。 でも、咲いている花はとても綺麗でした。 このバラは蕾から開花後へと色が変わるらしく、咲いていた花はとても綺麗なオレンジ色でした。 "アンネのバラ"は、ベルギーの園芸家が作出し…
明けましておめでとうございます。 2022年の元旦は、東京の自宅で迎えました。 昨年もコロナ禍に振り回された一年でしたね。 それも最近になって少しは落ち着いた状況となりましたが、変異株の出現など、まだまだ安心は出来ないようです。 昨年はコロナ禍の影響で旅行もままならず、ブログの更新も滞りがちとなってしまいました。 ただ、昨年末に京都に出かける機会があり、その帰りに奈良・桜井市にある大神神社(おおみわ・じんじゃ)に参拝してきました。 大神神社は二十二社(中七社)の一つで、三輪山を御神体とする古社ですね。 ちょうど三輪山登拝が再開されていたので、奥津磐座(おきつ・いわくら)(標高467.1m)まで…
久しぶりの投稿となります。 あれほど酷かったコロナ禍が急速に収まってきて、緊急事態宣言も解除されたので、先日、兵庫県の実家に帰ってきました。 帰ってみると、建物などそれほど傷んだところもなくて一安心しました。 写真は、畑の栗の実を採ったもの。 大半は地面に落ちてしまっていたので、あまり美味しくないかもしれません。 ちょうど採れ頃に帰省出来ればいいのですが、それもなかなか難しいですしね。 悩ましいところです。 柿はこんな感じでした。 昔は富有柿など沢山の柿の木があったのですが、そのほとんどが老木となってしまいました。 リタイアしたら、田舎に住み込んで果樹やら野菜作りをしてみたいとも思いますが・・…
コロナ禍が続いて、なかなか旅が再開できませんね。 家にいる時間が長くなったこともあって、狭い庭先に草花を植えたり、植木鉢で果樹や花木を育て始めました。 先日は、たまたま購入した台湾産パイナップルの穂先を小さな植木鉢に植えてみました。 こんな感じですね。 まず、食べ終えたパイナップルのヘタの部分の葉を下から数枚取り除いたあと、3〜4日、風通しの良い場所で乾かしました。 次に、乾いた穂先を、水苔を敷き詰めた小さな植木鉢に植えてみました。 これで、根が出てくれば植え付け成功です。 上手くいくかどうかは、まあ運でしょうかね。 今はサボテンみたいですが、植え付けてしばらくすると観葉植物としても楽しめそう…
久しぶりの投稿です。 新型コロナ禍で旅もままならず、ブログの記事もなかなか更新できませんでした。 よく晴れた今日の日曜日、電車に乗って"京王れーるランド"に出かけてきました。 最寄駅は京王線の多摩動物公園駅で、同駅に直結して立地しています。 ここは、お子様向け施設として知られていますが、鉄道保存施設・博物館でもあり、久しぶりに古い電車(車両)を見たくて訪れました。 施設の入り口はこんな感じです。 京王線の多摩動物公園駅と一体化した施設ですね。 目の前には都立の多摩動物公園があります(現在はコロナ禍で休業中)。 運転シュミレーターや鉄道ジオラマ、ミニ電車などは子供たちで一杯でした。 ここの車両展…
前回のブログの続きです。 神田明神にお参りしたあとは、御茶ノ水駅前から駿河台方面へと歩きました。 明大通りの歩道で、たまたま遭遇したのが次のデザイン・マンホールです。 手塚治虫の"鉄腕アトム"に登場する"お茶の水博士"ですね。 ここは御茶ノ水なので"お茶の水博士"のデザインなのでしょうか。 もう少し先に進むと、今度は"アトム"が描かれたデザイン・マンホールがありました。 場所は、ちょうど明治大学の前あたり。 その昔、御茶ノ水周辺で勤めていた頃には、このような洒落たデザイン・マンホールはなかったですね。 千代田区も、なかなか粋なことをやるものです。 さらに、もう少し先にはアトムの妹の"ウランちゃ…
仕事帰り、江戸総鎮守である神田明神(神田神社)にお参りしてきました。 毎年恒例の初詣ですが、今年は、新型コロナの影響もあり、少し間を置いて一月も下旬のお参りとなりました。 訪れた時間帯のせいか、はたまた新型コロナ禍のせいか、参拝者は思った以上に少なめでした。 この神社の"勝守"も頂いてきました。 余り験を担ぐ方ではないですが、ここの"勝守"には、結構ご利益があるように感じていて、毎年頂くことを恒例としています。 まあ、信じる者は救われるということでしょうか。 境内に神田明神が描かれたデザイン・マンホールが展示されてありました。 昨年末に東急ハンズで購入したマンホール・カレンダー(全国各地のデザ…
新型コロナ禍のなか、再び緊急事態宣言が発出されましたね。 この三連休は自宅で本を読んだり、TVでラグビーなどのスポーツ観戦をしています。 先週の金曜日、勤務先のすぐ近くにある愛宕神社(東京都港区)にお参りしてきました。 ここは港区(東京都)にある愛宕山(標高25.7m)の頂上に鎮座して、防火・防災、開運等にご利益のある神社として知られています。 京都にある愛宕神社が総本社ですね。 新型コロナ禍も広い意味で災害と言えるので、早く収束するようお祈りしてきました。 愛宕山(標高25.7m)は23区内で最も高い自然の山です。 愛宕神社に参詣する(=山に登る)には幾つかのルート(道)があるのですが、やは…
正月三が日も、あっという間に終わってしまいました。 今日が仕事はじめという人も多いのでは、と思います。 新型コロナ禍で、今年の三が日はどこにも出かけませんでした。 ただ、恒例の箱根駅伝と大学ラグビーは大ファンで、毎年TV観戦を楽しみにしています。 今年は贔屓チームの一つ明大が、箱根駅伝ではシード落ち、ラグビーでは天理大学に完敗と全く残念な結果となってしまいました。 最近は大学のブランド力アップを目的に、いろんな大学が学生スポーツの競技力強化へと取り組んでいますね。 TV中継をはじめ、メディアも大々的に取り上げてくれますから、その宣伝効果には非常に大きいものがあるのでしょう。 競技力の強化には、…
(前回からの続きです) 住吉大社にお参りした後は、南海電車に乗って難波へと戻りました。 戎橋筋で出会ったのが、商店街のマスコットキャラクター"えびたん"です。 新型コロナ対策なのか、マスクをしていましたね。 このマスコット、色も鮮やかで、なかなかに可愛かったです。 久しぶりに法善寺横丁の水掛不動にもお参りしました。 その後、道頓堀へと出ましたが、コロナ禍のせいか、はたまた訪れた時間帯のせいか、思った以上に人出が少なかったです。 昨年に閉店した"づぼらや"(フグ料理店)をはじめ、休業中の店舗も多く、以前の賑わいが嘘のように無くなっていました。 それでも、せっかく道頓堀まで来たので、たこ焼きを食べ…
住吉大社を訪れました。 ここは「二十二社」のうち「中七社」に含まれる神社ですね。 「二十二社」とは神社の社格のひとつで、天変地異などの重大事が起きたとき国家(朝廷)が神前に供物(幣帛・へいはく)を捧げた社格の高い神社をさしています。 この社格は、1039年(平安時代後期)に後朱雀天皇により制定されたもの。 22の神社は、さらに「上七社」「中七社」「下八社」に区分されています。 住吉大社は、全国に2,300社ある住吉神社の総本社で、摂津国一の宮としても知られています。 創建の時期ははっきりしませんが、ご祭神が記紀神話に登場することから相当の歴史があることに間違いはありません。 初詣では例年200…
皆さん、明けましておめでとうございます。 元旦は東京の自宅で迎えました。 昨年は、新型コロナに振り回された一年でしたね。 このブログも、旅や外出が制限されたこともあって記事の更新が滞りがちとなってしまいました。 今年は一日も早くコロナ禍が収まって、自由な旅が出来るようになりたいものです。 まだ出かけたことがない国や訪れたい地域が沢山残っています。 一方で、残された人生の時間を考えると、じっとはしていられない心境になりますね。 まあ、この正月は観念して自宅で過ごさざるを得ませんが。 ステイホームの正月は、箱根駅伝と大学ラグビーのTV観戦を楽しみにしています。 いずれも近年は伝統校が復活して強くな…
天気の良い日曜日、所用があり羽田空港まで出かけました。 羽田空港には、かつて10年間ほど勤務したことがあります。 それ以降もシンガポール赴任時に一時帰国などでよく利用していました。 久しぶりに訪れてみると、国際線ターミナルは新型コロナ禍で人影もまばら、がらんとして寂しい印象でした。 国際線は、まだほとんどの便がキャンセルという状況でしたね。 展望台へと上がってみると、そこだけは離発着機の写真撮影をする人たちで、以前と変わらない賑わいでした。 国際線ターミナルとは言いながらANAとJALの飛行機ばかりでしたが、一機だけ海外の航空機が止まっていました。 インドネシアのガルーダ航空ですね。 よく見る…
久しぶりの投稿です。 今年は新型コロナに振り回された一年となりました。 思うように旅行や外出などが出来ず、このブログの更新も滞りがちとなってしまいました。 師走に入り、今年もあとわずか。 せめて、少しでも気分を変えたいと購入したのが、次の卓上カレンダーです。 「2021 マンホールカレンダー」ですね。 全国のご当地自慢のマンホールが53も載っている"週めくりカレンダー"です。 そのなかの幾つかを紹介してみましょう。 2月第4週は、草津町(群馬県)のデザイン・マンホールです。 可愛い女の子は観光大使の「ゆもみちゃん」とか。 円のなかの"サ"は9つあって"くさつ"を表しています。 "下"は下水道用…
現在「2020年甲子園高校野球交流試合」が開催されています。 これは、新型コロナ禍でセンバツ高校野球が中止となったことから、すでに選出されていた全国32校が交流試合として1試合づつ対戦するというもの。 個人的(勝手)に応援している帯広農業高校が、昨日の試合で強豪校の健大高崎高校(群馬県)に4対1で勝ちました。 これは本当に嬉しかったですね。 帯広農業高校(北海道)は、春のセンバツは21世紀枠での選出でした。 試合前には、失礼ながら実力差があるのではと思っていましたが、見事にその心配を覆してくれました。 私は日本のなかでも十勝・帯広の風土が大好きで、年に一度は必ずいってよいくらいに訪れています。…
ようやく長梅雨が明けたと思いきや、今度は酷い暑さが続いています。 新型コロナ禍も収束するどころか、感染者(陽性者)が高止まりのままですね。 この夏には旅が再開できるだろうと思い、まずは ”長崎旅行” を計画していましたが、あえなくキャンセルの憂き目にあいました。 まったく、たまらんです。 田舎(兵庫県)への帰省も、なかなか果たせず、当分は近場の街歩きで我慢するより仕方ないですね。 ということで、先日は電車に乗って緑豊かな“井の頭公園“へと出かけてみました。 “井の頭公園“ (正確には ”井の頭恩賜公園” )は、武蔵野市と三鷹市にまたがる約43万㎡の広大な都立公園です(大正6年開園、最寄り駅は吉…
気がつけば7月。 今年もはや半分が終わってしまいましたね。 新型コロナ禍で、これまで旅らしい旅も出来ず仕舞い。 梅雨空とも相まって、なかなか気分が晴れない毎日です。 贔屓の阪神タイガースも絶不調で、最下位ですしね。 と言って毎日をグダグダ過ごすのも何なので、昨日の土曜日は気分転換を兼ねてピザを食べてきました。 場所は、京王井の頭線・浜田山駅(東京・杉並区)の近くにある"kocca bocca"。 写真は、注文した2枚のピザです。 これは"漁師風"とかで、見栄えはなかなか華やか。 味もコクがあって、美味しかったです。 こちらは定番の"マルゲリータ"。 トマト味にチーズが効いて、これまた美味かった…
明けましておめでとうございます。 後ればせながら2024年新春のご挨拶となります。 年明け早々の大地震や航空機火災など、年初から大変な年となりましたね。 被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 当方は年末から風邪が悪化して、ほとんど寝正月でした。 昨日から何とか起き出して、家族と映画"ゴジラ-1"を観てきました。 久しぶりのゴジラは、元旦早々の地震などと重なって考えさせられる映画でしたね。 昨年はコロナ禍の収束とともに、久しぶりに大学で講義したり、鹿児島の温泉に浸かったり、紅葉の白神山地を歩いたりなど、それなりに忙しい毎日でした。 一方でブログの更新は滞ってしまい、反省しきりです。…