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2015/11/20

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  • お金はあなたの気持ちに忠実です

    (第四章仕事と学びをうつす鏡⑨)十分なお金を受け取るには、お金について肯定的な考えと感情を持つことです。そして、お金には流れがあります。あなたの、仕事や接している人たちに対する情熱、感謝の気持ち、誠実さによって、その流れは、良くも悪くもなります。気持ち良く働くことで、今よりお金の流れが良くなります。反対に、いいかげんな気持ちで働くと、しだいに流れが滞(とどこお)り、受け取る金額が少なくなっていきます。あなたにもし、毎月の支払いに困るような事態が続いているのなら、お金に対するあなたの考え方を見直してみるときかもしれません。たとえ心の片隅であっても『お金は汚い』『お金は人を(悪いほうに)変える』『働いても、たかが知れている』といったような、お金に対する否定や不満があるうちは、残念ながら、十分なお金は受け取れな...お金はあなたの気持ちに忠実です

  • 先人たちの知恵とつながりましょう

    (第四章仕事と学びをうつす鏡⑧)どんなに斬新なアイディアでも、遠い昔からそれらは既に存在しています。もちろん見た目の形や機能は作り替えられていますが、そのエッセンスは昔からあるもので、その時代時代の人々が進化させてきたものです。先人たちが経験したことを、あなた自身が取り組むことは大切です。尊敬する先人たちに触れていくと、彼らの生き方をあなたの中に取り込むことができます。伝記やその人物についての書物を読むこともそうですが、イメージの中で彼らに触れていくとき、あなたの潜在意識はその人物の意識に共鳴し、彼らの経験を受け取ることができます。新しい視点やひらめきが欲しいときにも、あなたのイメージを膨らませて、その人物を感じ取ってください。憧れの人が身近にいるのならば、その人をよく見つめ観察してください。あなたが感じ...先人たちの知恵とつながりましょう

  • 退屈したら、新しいことをはじめましょう

    (第四章仕事と学びをうつす鏡⑦)退屈を感じるのは、同じことを繰り返し続けているからです。ですので、退屈を感じたら、早めにその状態から抜け出していくことが必要です。日々の生活に刺激を感じたければ、新しいことに挑戦してみましょう。前からやりたかったこと、実現したら楽しいなと思うことはありませんか?『やりたいけど何だか上手くできそうにない』と、しり込みしてはいけません。物事は、やってみて、初めてそれができるかどうかわかるのです。新しいことをはじめるとき、最初から調子よく進むとは限りませんので、何だかじれったく感じるかもしれません。完璧を目指すのではなく、楽しむ気持ちが大切です。リラックスして楽しむと、たいていのことは上手くいきます。さあ、何か新しいスキルを身につけてみましょう。実際に仕事に活かせるかどうかは気に...退屈したら、新しいことをはじめましょう

  • 自分を尊重しましょう

    (第四章仕事と学びをうつす鏡⑥)自分を尊重するとき、あなたのエネルギーは高く煌(きら)びやかなものになっています。そして、不満や不足感が以前より少なくなっています。どれだけ自分を尊重しているかは、例えば、グループの誰かが頭角を現したり、抜擢されたりしたときの、あなたの“焦り”で計ることができます。『負けた』『遅れをとった』『取り残された』といった動揺が大きければ大きいほど、あなたは、あなたが思っている以上に、自分に対する信頼が薄いのです。そしてそれは、自分を尊重しているとは言えません。自分を尊重するための簡単な方法があります。あなたの1日で、嫌なことを考えるより、楽しいことを考える時間を増やしていくのです。欠点より長所、苦手なことより得意なことに焦点を合わせてください。楽しみながら行う姿勢も、自分を尊重す...自分を尊重しましょう

  • 周囲の評価に悩む必要はありません

    (第四章仕事と学びをうつす鏡⑤)他人の評価とは、固定されたものではありません。たとえ今、不名誉なレッテルを貼られていても、あなたがそのレッテルを自分のことだと思わなければ、定着するわけではないのです。あなたがそれを自分のこととして同意しなければ、やがて誰一人として、あなたのことを低く見たり、馬鹿にしたりしなくなるのです。『私はこういう人である』という、あなたの「肯定的な自己了解」こそが、周囲に与える、あなたの印象や評価を決定していきます。あなたが自分のことを大切にし、自分のことを良く思えばそれだけ、あなたに対する周囲の見方もしだいに良いものへと変わっていくのです。ですので、今の自分が、周囲の人たちからどのように見られているのか、評価されているのかを気にして、あなたの気持ちを煩(わずら)わせないでください。...周囲の評価に悩む必要はありません

  • 先送りにしないでください

    (第四章仕事と学びをうつす鏡④)間違った決断を恐れるより、何も決断できないことのほうが問題です。夢や望みを先延ばしにしていても、それが実現することはありません。かといって、夢が消え失せるわけでもありませんから、終始、心は揺れ動くこととなります。躊躇(ちゅうちょ)したり、先延ばしにしたりせずに、今すぐに取りかかりましょう。決断できずにいると、向上心や意欲が弱くなって、運勢が停滞気味になってしまいます。どうしても決断できないときには、リスクを恐れる気持ちが強くなっていますから、まず、優先させることは何かを考えてください。次に、そのために何が必要かを考え、狙いを定めてください。目標へのゆるぎない思いを掻き立てることができれば、自分に自信が持てますから、決断できるのです。決断してしまえば、ガイド・スピリットがあな...先送りにしないでください

  • 自分の価値に従うと、幸せになります

    (第四章仕事と学びをうつす鏡③)あなたは人目が気になって、自分を抑えていませんか?私たちは、周囲に認めて貰いたい、喜んで貰いたいという気持ちを持っていますので、周りに合わせようとするのは自然なことです。しかし、周囲に気に入られたという理由で、自分を変える必要はありません。本当の自分と違う人間になろうとすると、幸せにはなれないのです。本当の意味で、あなたがあなた以外の人に喜びをもたらすのは、誰かを幸せにすることに懸命になっているときではなく、自分を大切にしているときなのです。もちろん、人目をまったく気にするなと言っているのではありません。あなたが心のバランスにおいて周りを気にする気持ちが強いと、あなたではなく、誰かの人生の真似で生きることになるかもしれないということです。周囲の人たちに価値基準を置くのではな...自分の価値に従うと、幸せになります

  • やりたくない仕事をしていませんか?

    (第四章仕事と学びをうつす鏡②)やりたくない仕事に毎日を費やしてしまうことがあります。もしあなたが、つまらない、意味がない、自分らしくないと思う仕事に従事しているのなら、あなたの信念体系を調べてみる必要があります。それはしばしば、「自分は価値のある仕事を手に入れるのに値しない」と信じていることがあるからです。その信念体系を変えていかないことには、どんなに転職を繰り返しても、やっぱり不満足な現実を生み出してしまうのです。仕事に対する自分の信念体系を変えていくには、仕事を役目や義務、お金のためだから仕方がない、と簡単に切り捨てたり、周りも我慢しているのだから自分も我慢すべきだと考えたりするのをやめていくことです。どういった仕事であれ、やりがいが持てることが何かあるはずです。それを、意識して見出そうと心がけてく...やりたくない仕事をしていませんか?

  • 国史百景: 職人たちの新宮殿造営(前編)

    「国民の手で後世に残す宮殿をつくりあげたい」という思いで職人たちが作りあげた「真っ正直な、ごまかしのない姿」(「真っ正直な、ごまかしのない姿」)新年や天皇誕生日の一般参賀で両陛下を中心として皇族方がご挨拶されるベランダのある建物が「長和殿」である。その他に、外国大使の信任状捧呈式や歌会始めの儀など主要行事に使われる「正殿」、海外からの賓客との晩餐会などが開かれる「豊明殿」、両陛下の執務室のある「表御座所」など合計7つの棟からなるのが新宮殿だ。この新宮殿が昭和43(1968)年に完成した時、拝観した文芸評論家・小林秀雄は皇居造営部長・高尾亮一にこう語っている。__________ぼくはあの建築を見ていて、すぐピーンと来ましたね。この真っ正直な、ごまかしのない姿は、現代のインテリの議論なぞとはまったく関係がな...国史百景:職人たちの新宮殿造営(前編)

  • ペリリュー島のサクラ(後編)

    ニミッツ提督は「この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕していったか」と語った。(山地に立て籠もる持久戦)しかし米軍の猛攻は止まなかった。砲撃によって珊瑚礁線を打ち砕き、島の10メートルもの断崖を崩して、その上に鉄板を敷きつめ、その上で次々と装甲車が押し寄せた。この辺りを守る守備隊はこれに対しても精密な砲撃を行い、17台を撃破して押し戻したが、ついに砲弾が尽きて、最後は敵に斬り込んでいった。9月15日、11時間の激戦で、米軍は2千名以上の犠牲を出したが、なんとか飛行場の一角を占領した。米軍は日本軍の夜襲にも耐え、陸続(りくぞく)と3万人近い大軍を上陸させた。9月19日に島南部平地の飛行場が制圧されると、日本軍は北の山地に立て籠もる持久戦に変えた。山の斜面には無数の陣地が作って...ペリリュー島のサクラ(後編)

  • ペリリュー島のサクラ(前編)

    ニミッツ提督は「この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕していったか」と語った。(ニミッツ提督を感銘させた日本将兵の玉砕)フィリピン南端から東に1千キロほどの太平洋上に浮かぶパラオ諸島の一つ、ペリリュー島では大東亜戦争中、日米の激戦が行われ、1万余の日本将兵が玉砕し、米軍も1万人を超える死傷者を出した。日本将兵の戦いぶりを、米太平洋艦隊司令長官だったニミッツ提督が次のような詩に詠んでいる。__________TouristsfromeverycountrywhovisitthisislandshouldbetoldhowcourageousandpatrioticweretheJapanesesoldierswhoalldieddefendingthisisland.諸国から...ペリリュー島のサクラ(前編)

  • 命のビザ ~ ユダヤ難民を迎えた人々(後編)

    命からがら欧州から脱出してきたユダヤ難民たちを迎えたのは、敦賀の人々の温かい思いやりだった。(「本当にうれしそうだった」)同じく当時10歳ほどの少年だったレオ・メラメド氏は、記憶をたどって、こう語っている。__________さて、我々の天草丸が敦賀港に近づくと、雪に覆われた周囲の山々が眼前に迫ってきましてね、実にきれいな景色でした。冬だというのにとても暖かく感じましたね。それもそのはずです、零下何十度という極寒のシベリアからやって来たのですからな。・・・人々は麦わら帽子をかぶり、雪かきをしておったようです。私が抱いた印象はとても素朴で、親切そうでしたよ。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ユダヤ難民を乗せた船の到着は日本の新聞で報じられており、それを読んだ母親が10歳の少年を連れて、港まで見に行った。少年は後にこんな手...命のビザ~ユダヤ難民を迎えた人々(後編)

  • 命のビザ ~ ユダヤ難民を迎えた人々(前編)

    命からがら欧州から脱出してきたユダヤ難民たちを迎えたのは、敦賀の人々の温かい思いやりだった。(エルサレムでの巡り逢い)神戸市灘区の牧師・斉藤信男氏がキリスト教徒のグループを率いてイスラエルを訪問した時のこと。エルサレム市内のレストランで昼食をとっていると、40歳前後の婦人が話しかけてきた。婦人は、斉藤氏一行が日本人であることを確認した上で、「日本の皆さんに感謝したい、私たちは杉原ビザによって救われた子孫です」と語った。婦人の祖父が妻と幼い子供(夫人の父親)を連れて、そのビザで欧州を脱出し、シベリア鉄道経由で日本にやってきたという。三人は神戸にしばらく滞在した後、オーストラリアに渡った。夫人はそこで生まれ育ったのだが、祖父から日本に助けられたことを繰り返し聞かされて育ったようだった。実は斉藤牧師の父親は、当...命のビザ~ユダヤ難民を迎えた人々(前編)

  • 尖閣諸島を守ってきた日本人(後編)

    国土が尊いのは、それを守ってきた人々の努力の積み重ねがあるから。(かつての尖閣諸島で240余名が定住していた)「先人たちへの感謝」と言えば、尖閣諸島で事業開拓を図った古賀辰四郎の努力も忘れてはなりません。今は無人島になってしまった尖閣諸島。その中の最大の島、魚釣島(うおつりじま)には、かつて3千余坪の岩山を切り開いた広大な平地に事業用の建物が並び、240余名、戸数99戸が定住していました。およそ60ヘクタールの耕作地を開墾して、穀物や野菜を植え、食糧の自給体制を築いていました。沖縄県の実業家・古賀辰四郎による開拓事業の成果です。明治28(1895)年1月14日、古来より無人無主の島であった尖閣諸島を日本政府が領有宣言をすると、翌明治29年9月、古賀は魚釣島他3島を借り受け、開拓事業に着手しました。明治30...尖閣諸島を守ってきた日本人(後編)

  • 尖閣諸島を守ってきた日本人(前編)

    国土が尊いのは、それを守ってきた人々の努力の積み重ねがあるから。(3.5メートルの波に叩きつけられて10時間)葛城奈海(かつらぎ・なみ)さんが初めて尖閣諸島を自分の目で見たのは、中国漁船が海上保安庁の巡視船にぶつかってきた事件から、1年と少し経った平成23(2011)年11月1日のことでした。新刊『戦うことは「悪」ですか』で、こう記しています。__________午前三時、石垣島の南側にある新川漁港から出航。バラバラと雨が降ってくる。・・・ほどなくすると吉本船長から「時化(しけ)てるから予想よりだいぶ時間かかるよ」と言われる。三〇分ほどで外海に出ると、そこからの波は容赦なかった。波高三.五メートル。一波ごとに船体ごと海に叩たたきつけられるので、「木の葉のよう」を通り越して、まるでビニール袋の中に入った小石...尖閣諸島を守ってきた日本人(前編)

  • 日本女性の矜持(きょうじ) ~『女子の武士道』から

    「おなごは大黒柱を支える大地」(「おなごは大地のようなもの」)「おなごは大地のようなもの」。明治22(1889)年生まれのセツは父親からそう聞かされて育った。幕末の会津戦争の際、セツの父親はまだ幼児で、そのまた父と二人の兄は北上してくる新政府軍を迎え撃つために出立した。__________その際の、母じゃの見事なことよ。どっしり構えて笑顔さえ浮かべておった。そんなことがあってから、わしはおなごというのは大地のようなものだと思うようになった。大黒柱というが、しっかりした良い大地であらねば立っていられるわけがあるまい。一家の大黒柱を受けとめて、その大黒柱を堂々たらしめんのは、おなごにかかっておる。それをよう憶えておくのであるぞ。大地とならんために学び、おのれを鍛錬するのだ。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄そう父から聞いた...日本女性の矜持(きょうじ)~『女子の武士道』から

  • 自主独立への気概

    (日本は中華文明の亜流か?)自由主義対共産主義のイデオロギー対決が終わって、今後は文明間の戦いになると、ハンチントンは最近のベストセラー「文明の衝突」で予言している。西洋文明に対して、イスラム文明、儒教文明などが、それぞれ自らの価値観と立場を主張して、国際的な衝突が起きるだろう、というのである。こういう時代に「自分が何者であるか」を明確にできない民族は、それだけ弱い立場にならざるをえない。それでは、日本はどの文明に属しているのか?「中国と日本は同文同種」とよく言われる。こうした言葉から、日本文化は「中華文明」の亜流だと見下す中国人もいる。その中華文明を日本に伝えたのは朝鮮だったと、優越感を持つ韓国人も多い。実は、ハンチントンは、日本は5世紀頃にシナ文明から独立した独自の文明圏であると考えている。そして世界...自主独立への気概

  • 国際社会で自分自身を語れますか?(後編:父祖からの贈り物)

    今日も「国際派日本人養成講座」(編集長・伊勢雅臣さん)からお伝えします。―――――(などなみかぜのたちさわぐらむ)明治33(1900)年、ロシアは満洲に侵入し、5、6千人の清国民間人を虐殺する、世に言う「黒竜江上の悲劇」を起こします。明治36年には、韓国の鴨緑江河口を軍事占領し、要塞工事を始めました。朝鮮半島までロシアの勢力圏にされたら、日本の安全と独立は重大な危機に瀕します。現在の北朝鮮のような国が九州の目と鼻の先の釜山まで進出してきたと想像したら、その脅威は現代の我々にも容易に実感できます。日本は清韓両国の独立と領土保全を要求して対露交渉を試みますが、ロシアは我が国の最終提案に回答せずに、急ピッチで戦争準備を進めたため、ついに明治37年2月6日、国交断絶を通告し、開戦となりました。この時に、明治天皇は...国際社会で自分自身を語れますか?(後編:父祖からの贈り物)

  • 国際社会で自分自身を語れますか?(前編:近代世界システムの荒波)

    今日は「国際派日本人養成講座」(編集長・伊勢雅臣さん)からお伝えします。―――――国際社会とは、世界の国々が独自の個性を、固有の文化と歴史を通じて語りあっているお花畑だ。(外国訪問、三つの工夫)私は仕事柄、海外出張の機会が多く、アメリカ、アジア、ヨーロッパなど、すでに十五カ国ほどを訪問しました。その経験から、外国訪問を実りあるものにするために、次の三つを心がけるようになりました。1)その国の言葉で最低、「こんにちは」と「ありがとう」を言えるようにする。旅先ではいろいろな人々と接します。訪問先の企業の人々ばかりでなく、レストランやホテルの従業員、タクシーの運転手、こういう人々にも、かならずその国の言葉で「こんにちは」「ありがとう」と言うようにします。小さいながらも独自の言語を持つ国々では、「自分の国の言葉に...国際社会で自分自身を語れますか?(前編:近代世界システムの荒波)

  • 危機に立ち向かう日本文明(後編)

    ~中西輝政著「国民の文明史」を読む~危機に立ち向かうには、「我々らしさ」に立ち戻る必要がある。(17世紀初頭の江戸幕府も同様だ)徳川家康は、平安の世を継いで「日本」を回復したのは源頼朝であると確信していて、自分はそれをやるという文明的使命感を意識して、江戸幕府を開いた。・・・前述のように頼朝の尊皇思想は、当時の武士階級の中でも際だって篤いものであった。だから、家康は「尊皇主義者」なのである。そして明治維新も、上述のように立憲君主国家という西洋風の衣替えをした「王政復古」であった。日本文明は、数世紀毎の危機のたびに、新しく政治体制を作り替えて乗り切ってきたのだが、その拠り所となったのは、常に「国家統合の中核としての皇室」であった。それが「我々らしさ」であり、この点は天皇を「国民統合の象徴」とする現代も変わら...危機に立ち向かう日本文明(後編)

  • 危機に立ち向かう日本文明(前編)

    ~中西輝政著「国民の文明史」を読む~危機に立ち向かうには、「我々らしさ」に立ち戻る必要がある。("MoreLikeUs"「もっと我々らしく」)1980年代に日本経済が"JapanasNo.1"などと持て囃(はや)されていた頃、アメリカでは、深刻な衰退の危機をいかに乗り越えるか、真摯な議論に明け暮れていた。そんな中で出てきた言葉が、"MoreLikeUs"(もっと我々らしく)だった。クリントン大統領はじめ、多くの人々はスピーチの締めくくりに、しばしばこの言葉を使った。危機を乗り越えるには、「日本を真似よ」とか「ヨーロッパに学べ」ではなく、自分たち独自の強みをはっきりと打ち出すことこそが、ベストの選択なのだと、アメリカは自覚し、決意した。それによって衰退をはね返し、新しい成長段階に踏み出した。サッチャーも、"...危機に立ち向かう日本文明(前編)

  • 未来を開く「島国根性」(後編)

    日本人の島国根性が、世界一豊かで平和な社会を築き上げた。(大陸国の遠心力)空間限定の島国では、協調精神という求心力が働くが、移動の自由な大陸国では遠心力が働く。中国では貧しい内陸部から豊かな沿岸部へと大量の人口が移動している。経済停滞気味の旧満洲地域から、高成長の広東省あたりまで、職をもとめて大陸を縦断する人々も多い。また、東南アジアから遠くサンフランシスコ、バンクーバーなどにも大量移住して、巨大な華僑社会を形成している。逆に大陸内では様々な少数民族を抱え、軋轢(あつれき)が絶えない。流動性の高い国民を抱える大陸国の運営は大変だ。国民を繋ぎとめ、国の結束力を高め、愛国心を発揚しなくてはいけない。複数民族の利害は対立する。こちらを立てれば、あちらが立たず。自由にやらせれば内乱が生じ国家が分裂する。大陸国は、...未来を開く「島国根性」(後編)

  • 未来を開く「島国根性」(前編)

    日本人の島国根性が、世界一豊かで平和な社会を築き上げた。(「島国根性」と「大陸的」)「島国根性」というと何となく良くない語感がある。広辞苑では「他国との交渉が少ないため視野がせまく、閉鎖的でこせこせした性質」とある。一方、「大陸的」というと反対に「小事にこだわらず、度量・気迫の雄大なさま。また、感情・感覚などの、のんびりしているさま」となる。こういう語感から、「島国根性」の日本人は、「大陸的」な中国人に対して、なんとなく劣等感を持ってしまう。しかし、事実を見てみよう。世界には48の島国があるが、その中には近隣の大陸国に対して、はるかに安定した高度な生活水準を実現している例が少なくない。(健闘する島国国家)たとえばスリランカとインド。一人あたり国民所得(2001年)を比べると、インドの460ドルに対してスリ...未来を開く「島国根性」(前編)

  • 【銀河連合】人類の奴隷制度は終わりを告げようとしています

    ㉕今回のシリーズの最終話になります。――――――――――――――――――――――――――――――――(銀河連合からの人類へのメッセージ)親愛なる皆さんへ目を覚ましてください!準備を整えてください!意識を集中させてください!自分の内側で確信を持ってそれを感じてください。あなたはその目覚めの瞬間が近づいているということを知っています。あなたは今とてもパワフルな新しい波が訪れる入り口に立っているのです。だからこそ今自分自身を準備する時なのです。そしてこれまでの人生から脱却し、新しい現実へと踏み出すその準備ができていますか?これは真実の光を目にし、スピリチュアルな気づきを得て人生をより良いものに変えていく準備をしている人々へのウェイクアップコールであると言えるでしょう。人類の奴隷制度は終わりを告げようとしています...【銀河連合】人類の奴隷制度は終わりを告げようとしています

  • 皆さまへ 銀河連邦からのメッセージ 【銀河連邦大使 オーロラレイ氏 チャネリングメッセージ】

    ㉔今回のシリーズは、地球と人類のアセンションについてお伝えします。――――――――――――――――――――――――――――――――親愛なる家族の皆さん私は私たちの銀河連邦から新しいメッセージを受け取りました。このメッセージは私に多くの喜びと自信をもたらしてくれました。読んでいるうちにそれを感じ取ってもらえたらと思います。私はそれを皆さんと共有できることをうれしく思っています。親愛なる地球人の皆さん私たち銀河連邦はあなたとあなた方の惑星である地球をできる限り支援するためにここにいます。皆さんの周りで起こっていることにまだショックを受けている人がたくさんいることは承知しています。皆さんの多くは奇妙な飛行機や空の光などを見ています。それらは私たちの工作物であり、あなたに害を与えることはありません。彼らは援助を必...皆さまへ銀河連邦からのメッセージ【銀河連邦大使オーロラレイ氏チャネリングメッセージ】

  • 【大天使ガブリエル】今あなたに必要なメッセージ

    ㉓今回のシリーズは、地球と人類のアセンションについてお伝えします。――――――――――――――――――――――――――――――――親愛なる皆さんへ天使たちはいつでもご利用いただけます。天使たちはあなたの行動とあなたの発言のすべてを祝福しています。彼らの目的は地球上の平和と調和そして神聖な秩序です。あなたが天使の恵みを呼び起こす時、すべての状況は彼らの意図するエネルギーで祝福されます。これは皆さんが日常生活で使うことのできるとてもパワフルなツールです。あなたは自分の職場に秩序を求め、すべての仕事を素早く簡単にこなし、必要なものは全て手に入り、すべての言動が導かれるようにしたいですか?もしそうならあなたの職場で天使を呼び出してください。彼らの祝福を求めることでその結果、神聖な秩序が生まれるということを知ってい...【大天使ガブリエル】今あなたに必要なメッセージ

  • 【アシュタール】今年の夏に大きなイベントが予定されています

    ㉒今回のシリーズは、地球と人類のアセンションについてお伝えします。――――――――――――――――――――――――――――――――最近あなた方の空で驚くべき物体が観測され、撃墜されるということがありました。光の乗り物は多くの犠牲者を出し、大きなアンバランスがある場所に姿を現します。(インパクト・・・)支配者たちは地球の変化について時を同じくして知らされてきました。彼らはより高い知識を受け取ることを許されており、人類を保護しより高い周波数への移行が行われる光の次元との宇宙とのコンタクトについて、すべての人に知らせる責任を負っています。長い時間をかけて多くの宇宙の神聖な評議会が開かれ、地球上の誤ったアプローチにこれ以上何も変化を与えないということを決定しました。しかしそれどころかアンバランスは続き、人類はまだ...【アシュタール】今年の夏に大きなイベントが予定されています

  • 【セントジャーメイン】クライマックスが近づいています

    ㉑今回のシリーズは、地球と人類のアセンションについてお伝えします。――――――――――――――――――――――――――――――――親愛なる家族の皆さん銀河連邦はGFとも呼ばれ、この宇宙の領域にある2億以上の惑星と星系からなるグループです。GFは人類にこのグループへの参加を呼びかけています。この案内は銀河連邦から任命された大使アンバサダーと呼ばれる地球上の人々を通じて行われ、彼らは今人類にメッセージを伝えているのです。大使は銀河連邦からの情報の伝達者として活動する能力に基づいて選ばれています。この内なる導きは銀河系やアセンデッドマスターを含む様々な源から受け取ることができます。多くのチャネラーは夢の中であるいは瞑想中に高次の自己またその役割を助けてくれるガイドや教師とつながることができ、その指示やガイダンス...【セントジャーメイン】クライマックスが近づいています

  • 【大天使ミカエル】要注意!今あなたは5次元の道にいますか?!

    ⑳今回のシリーズは、地球と人類のアセンションについてお伝えします。――――――――――――――――――――――――――――――――親愛なる皆さんへ!私は大天使ミカエルです!今日という日はとても興味深い一日です。ある人は新しい世界を信じ、外の世界の出来事を気にせず、自分のいるべき場所にいます。なぜなら自分の魂の選択を価値あるものにする必要があることを理解しているからです。多くの人はもう苦しむこともなく、悲劇を見ても泣くこともなく、心は穏やかで、「私は鈍感になったのだろうか?」と自分に問いかけています。そして私はこう答えます。一人一人の魂にはそれぞれの瞬間があり、転生する際に決めたことを全て果たすために必要な場所に、今この瞬間にいるのだということを理解してください。外の世界に対してこのように感じる人たちは、す...【大天使ミカエル】要注意!今あなたは5次元の道にいますか?!

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