ひめくり御書
わが友に贈る2020年1月30日一対一の語らいこそ広布伸展の原動力だ。地道な訪問・激励で友の話をじっくり聞く抜苦与楽の実践を!名字の言やっぱり苦労はしたもん勝ち――沖永良部島の広布の母の言葉「この人の語らいは、まさに芸術」と評判の婦人が、鹿児島県の沖永良部島で活躍している。入会61年目。125世帯に弘教を実らせた“対話の名手”である▼実は生来の口べた。だから、とことん相手の話を聞いた。いつしか“心の声”まで感じられるようになったという。交通事故で顔に傷を負った時は「この傷は笑顔じわよ」と明るさに磨きをかけた。夫を病気で失ったが、「悩んでいる人に一層、同苦できるようになれた」と励ましの対話を続けた▼旧習の壁にぶつかるなど、言葉にできないつらさも、ずいぶん味わった。そのたびに負けずに頑張り抜いたゆえか、人柄に芯の強...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月25日誠実な振る舞いでわが地域・社会のなくてはならない人に。自他共の幸福に尽くす希望の灯台と輝こう!名字の言困っている人に手を差し伸べれば、みんなが豊かになる大きな駅で、ベビーカーを押して移動するのは大変だ。その経験から生まれたのが「のりかえ便利マップ」。どの車両に乗れば出口やエレベーターに近いか一目で分かるポスターで、高齢者やビジネスマンにも評判だ▼困っている人、悩んでいる人に手を差し伸べれば、周囲も心豊かになる。ある地区座談会で、婦人部員が遅れて会場に入ってきた。すると同志がそっと一言、「よく来たね」。彼女は看護師として働きながら、女手一つで3人の子を育てていた▼「頑張ってるね」という声掛けや「無理しないでね」というメールも数え切れない。「何げない配慮が心に染みるんです」と言う彼女...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月24日逆境こそ飛躍の好機だ。「賢者はよろこび愚者は退く」御聖訓。大生命力で挑み抜き変毒為薬の実証を!(御書1091ページ)名字の言「AERA」の佐藤優氏の連載への識者の声「私もキリスト教神学を専攻したので、引き込まれるように読みました」。週刊誌「AERA」での佐藤優氏の連載「池田大作研究」を一読した帝塚山学院大学の川上与志夫名誉教授の声である▼池田先生と同じ東京・大田区生まれの川上氏は、佐藤氏がつづる先生の青少年期を懐かしく読んだという。「宿命は転換できる。人は与えられた場所で全力を尽くさなくてはならないという、池田先生の人生観に学びたい」と、86歳にしてなお謙虚に語られた▼佐藤氏が論ずるように、世界宗教への道を歩み始めた創価学会。その原点の一つが1975年のSGI発足である。SGI憲...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月23日インフルエンザが猛威!手洗い・うがいの励行やマスク着用等の徹底で感染性の疾病を防ごう。聡明に健康への対策を!名字の言“プライスレス”な生き方とは?人間社会をより良くするにはどうしたらいいか。新渡戸稲造は自著『自警録』で次のように結論している。「価値なき仕事に目をつけねばならぬ」▼この“価値なき”は、英語の「プライス」(値段)と「レス」(~が無い)から成る単語「プライスレス」を念頭に置いており、「無価値」という意味ではない。「金銭には換算できないほど貴重で尊いこと」を表している▼ある婦人部員は、豪雨で自宅が床上浸水の被害に遭った。水が引き、泥だらけの家財を前に、言葉を失った。その時、背後から「こんにちは」と声がする。学会の地区婦人部長が、数人の青年部員と共に訪れた。見る見るうちに片...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月22日リーダー率先の励ましが勇気と団結を生む。拡大の突破口を開く。歓喜と希望が広がる。足取り軽く動き語ろう!名字の言母の教え「大きな願いは10年かけて祈りなさい」「大きな願いは10年かけて祈りなさい」――この母の言葉通り、10年ごとに目標を立て、50年以上になる婦人がいる▼彼女は結婚後、20歳の時に東京で年中無休の中華料理店を開店。仕事と家事・育児に追われる日々が続いた。多忙な中で脳裏に浮かんだのは新潟・佐渡の“広布の一粒種”である母の姿。“母のように信心で宿命を転換したい”と、どんなに大変でも唱題と仏法対話だけは欠かさなかった▼以来、実らせた弘教は20世帯を超える。地域友好のために50歳で始めた舞踊では名取・師範の資格を取得。60歳で家業を後継に譲り、悠々と学会活動ができる境涯になっ...きょうの聖教から
今週のことば2020年1月20日SGIの結成45周年!勇気と誠実の語らいこそ平和の種を蒔く力なり。「自他共に智慧と慈悲」の世界市民の絆を一段と!(御書P761)名字の言親はわが子の“自ら育つ力”を信じて愛情を注ごう「わが子が言うことを聞かず、思うような子育てにならない」と嘆く母親がいた。長年、幼児教育に携わる友が助言を。「『子育て』というよりも『子育ち』と捉えましょう」▼子どもは本来、「成長したい!」と思っている。親の役割は、子どもの“自ら育つ力”を信じて愛情を注ぎ、励まし、その子らしく育つよう見守ることだという。「花と同じです。水をやって、太陽の光を当てて、たまに周りの雑草を抜いてあげればいい。大人の思うようにコントロールしようとすると、かえって花はきれいに咲かないものです」▼こうあってほしい、こうなってほし...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月19日わが家庭・地域の未来部・青年部を信心の後継者に!全員が使命の人だ。皆で励まし共に前へ!名字の言生誕250周年のベートーベン。楽聖に学ぶ生き方とは?今年はベートーベンの生誕250年。国や時代を超え、人々を魅了し続ける名曲の数々は、いかにして生み出されたのか。楽聖の生き方に学ぶことは多い▼彼は立場や肩書を気にする人ではなかった。「僕の芸術は貧しい人々に最もよく役立たねばならぬ」(片山敏彦訳)と宮廷を飛び出し、市民の前で演奏した。権威の象徴とされたかつらもかぶらなかった▼彼は、何があっても前進し続ける人だった。古い社会との摩擦、耳の病、母や弟の死、経済苦……。過酷な“運命”を打ち砕くかのように猛然と曲を作り、己の胸中に“歓喜”を湧き上がらせた。「一行なりとも書かざる日なし」(佐々木斐夫...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月18日積雪や路面凍結による転倒や交通事故に注意!“私は大丈夫”という心の隙や慢心を排そう。今一重の用心を!名字の言いよいよ受験シーズン本番。周囲は受験生とその家族に配慮を「はちまきを結びて挑む冬の夜」。高校受験を目前に控えていた女子未来部員が、机に向かう自身の姿を詠んだ句だ。先日、鹿児島県南九州市で開催された俳句大会で、約13万の応募作から「県俳人協会賞」に選ばれた▼勉強に疲れた深夜、母が小豆を煮詰めて作ってくれたぜんざいの味が忘れられないという彼女。地域の学会の同志も、“新聞に受験生向けの特集があったから”と切り抜きを届けてくれたり、“頑張ってるね”と、そっと声を掛けてくれたりした▼「皆さんのさりげない応援が、不安でいっぱいだった私の心を温めてくれました」と彼女。ブロック長の父、地区...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月17日身近な家族を大切に!感謝の思いを言葉に!一家和楽の実現こそ幸福の土台であり学会永遠の指針なり!名字の言阪神・淡路大震災から25年。心を結び、希望を灯す励ましを未来へ本来なら、その日は兵庫男子部にとって一年の広布勝利を誓い合う日だった。1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生。予定されていた兵庫男子部の集いは中止となった▼街は廃虚同然となり、深い喪失感に覆われた。その中を“負けたらあかん!”と兵庫男子部の友は救援活動に奔走した。震災から2カ月後、池田先生は「諸君の御健闘に感謝し、兵庫の未来が無事安穏である事を祈りつつ」と3首の和歌を贈った▼「見も知らぬさまよい疲れる人々を抱きかかえたる尊き君らよ」「恙なく無事安穏の操縦を若き英雄嘆かず指揮とれ」「沈黙を破りて轟く歌声の指揮をぞ頼...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月16日真の勝利者とは最後まで諦めない人!受験生よ頑張れ!青春の努力と挑戦は必ず一生の宝となる!名字の言高校サッカー優勝・静岡学園の選手育成の秘訣とは?全国高校サッカー選手権で静岡学園が24大会ぶりに優勝。個人技を駆使してゴールに迫る伝統の攻撃サッカーは、多くのファンを魅了した▼この“静学スタイル”の生みの親は前監督の井田勝通氏。氏は半世紀近く前から、目先の勝利だけでなく、選手の将来を見据え、個々の力を引き出す指導に当たった。追求したのは「考えるサッカー」。指導者が“与える”のではなく、選手が自分の頭で考え、自らの“武器”をつくり上げる努力の過程に重点を置いた(『静学スタイル』カンゼン)▼氏の下から60人以上のJリーガーや、優秀な指導者が誕生。今回、チームを優勝に導いた川口監督もその一人...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月15日苦手なことへの挑戦が自身の心を強く鍛え境涯を大きく広げる。題目を勇気の源泉に成長の節を刻もう!名字の言奈良の壮年が語る「鏡餅と池田先生」の思い出2020年1月15日年頭、ショッピングモールの一角に飾られた鏡餅を見て、「大きいお餅だね。どうやって食べるの?」と聞く子どもがいた。鏡開きは、関東では主に11日、関西では15日や20日などに行う。鏡餅の歴史は古く、平安時代の『源氏物語』にも記述が見られる▼奈良のある壮年には、鏡餅にまつわる思い出がある。42年前の1月、池田先生が奈良を訪れ、会合に出席。席上、先生は登壇した友を励まそうと、20キロ以上もある御宝前の鏡餅を渡そうとした。新任リーダーだった壮年は“手伝わなければ”と慌てて駆け寄ったが、先生はそれを制し、自ら餅を運んだ▼「先生のス...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月14日「先んずれば人を制す」いかなる勝負も最高の準備こそが最高の結果を生む。絶対勝利の人たれ!名字の言犠牲バントの精神とは?2020年1月14日元プロ野球選手の川相昌弘さんといえば“バントの名人”。現役時代、「代打、川相!」と当時の長嶋監督がバントのポーズをしながら球審に告げた話は有名だ。相手チームが警戒する中、確実に決めた533本の犠打は世界記録となっている▼走者を進塁させる送りバント、ホームに生還させるスクイズといった犠牲バントは、自身がアウトになることが前提。だがそれは単なる犠牲ではない。チームに勝利を呼び込む重要な仕事だ。川相さんも、ここ一番で決めたバントは、ホームランよりうれしいと語る(『明日への送りバント』)▼ある男子部員が共に野球で汗した小学校時代からの友人に弘教を実らせ...きょうの聖教から
今週のことば2020年1月13日華陽のロマン総会を明るく楽しく賑やかに!「女子は門をひらく」友情と幸の仏縁を結び青春勝利の門を広々と!(御書1566ページ)名字の言ナポレオンの“アウステルリッツの太陽”「梅が香に初日さして唱題す」。元旦の初勤行に際し、72歳の壮年の友が詠んだ。初日の出と共に新しい一年を出発したのだろう▼この句を見て思い浮かぶ言葉がある。アウステルリッツの太陽――ナポレオン率いるフランス軍がロシア・オーストリア連合軍に完全勝利した「アウステルリッツの戦い」の時に生まれた言葉である▼215年前の1805年の12月2日。この日はナポレオンの皇帝戴冠式1周年の記念日だった。太陽は朝霧を破って燦然と輝き、フランス軍の前進に呼応するかのように霧を消し去っていった。ナポレオンは兵士たちに呼び掛けた。「いざ諸...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月12日本物の決意は本物の行動を生む。さあ勇猛果敢に進もう!偉大な自分史の開幕を勇気の一歩で飾ろう!〈名字の言〉2020年1月12日「お母さんは、今日も坂の街神戸を走る/え顔で走る/前へ前へ走る」――ハナマルキ株式会社が主催する「おかあさんの詩」コンクール。全国の小学生から送られる作品には、子から見た母の表情や姿がリアルに、時にユーモラスに描かれる▼冒頭の詩は、最上位2編の一つに選ばれた関西創価小学校生の作品で、題名は「走り続けるお母さん」。児童は幼稚園児の時、母がこぐ自転車の後ろに乗せられ、幼稚園に通っていた▼「自転車に乗っている時のお母さんの口ぐせは/『よし、今日もがんばろう!』だ/わたしは/『うん!』と返事を返す」。短い詩から、児童の母親の生き方まで伝わってくる▼米国の作家で教育コ...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月11日戸田先生「学会は人材をもって城となすのだ」新しい人を励まし新しい力を伸ばそう!そこに勝利の道が!名字の言演歌歌手の丘みどりさんがファンから言われたこと2020年1月11日年末の紅白歌合戦で、はつらつとした歌声を披露した丘みどりさん。幅広い世代から支持される期待の演歌歌手だ。華やかな活躍に至るまでには、各地でファンと直接会い、CDを一枚一枚買ってもらう地道な活動を積み重ねてきた▼紅白出場を夢見ていた頃のこと。あるキャンペーン会場で、丘さんが「いつか紅白に出られる歌手になれるよう頑張ります」と言うと、ファンからこんな言葉が返ってきた。「“いつか”なんて言っていたら一生出られない。今年出るつもりで頑張ろうよ」(「潮」2月号)▼その時、丘さんは自分の情熱が足りなかったことに、あらためて気...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月10日「道理証文よりも現証にはすぎず」体験に勝る雄弁なし。縁する全ての友に信仰の歓喜を語ろう!名字の言島崎藤村の“いろは歌留多”に学ぶ2020年1月10日正月の伝統的な遊びである「かるた」には、「いろはかるた」など多くの種類が存在する。哲学者の鶴見俊輔は4歳の時から、島崎藤村が考案した「藤村いろは歌留多」に親しんだ▼文豪が作っただけあって、含蓄のある言葉が多い。例えば「独楽の澄む時、心棒の廻る時」。こまが心棒を中心として、一定以上の速さで回転することによって、静止しているかのように見えるさまを表現している▼それはまた、“生きるために何が大切かを考えよ”という文豪の問い掛けにも思える。日々行動、日々向上の人生こそ確かな幸福への軌道である。反対に、安逸に流される人は、毀誉褒貶に紛動され、心...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月9日広布の拡大は足元から始まる。爽やかな挨拶と心通う語らいで地域に友情の花を!名字の言新年恒例の「太陽会万葉集」。大理想に生きる人の心に“しわ”はない!2020年1月9日新年の心意気を和歌や川柳などに託す「太陽会万葉集」。都内のある地域の太陽会(平日の昼間に活動できる壮年の集い)の友が毎年、編さんしている。今年の第14集の一端を紹介すると――▼「新春に箱根路走る若人の勝利祈りて我も進まん」(79歳)、「箱根路に翔ける創価の若獅子の使命のたすきつなげと祈らむ」(72歳)。皆の熱い思いをタスキに乗せ、新たな歴史を開いた力走に、あらためて喝采を送りたい。我らは学会創立100周年の2030年へ、勢いよく広布路を駆け抜ける▼大理想に生きる人の心にしわはない。今集の最高齢者が「師の慈愛師弟の絆一〇...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月7日「目標」を明確に「祈り」は深く!新たな挑戦を始めよう。今日より明日へ価値創造の一日を!名字の言座談会から勢いよく出発しよう2020年1月7日ある地区では、1月の座談会で唱題表を配布するのが恒例。その年末の座談会で挑戦の様子や結果を報告し、たたえ合う。以前、年頭にお邪魔した筆者も頂戴し、12月の参加を約束。懸命に目標を達成した唱題表を持参して、喜びを共にした▼別の地区では、1月の座談会のお知らせと一緒に短冊を手渡す。新年の決意を記入してもらい、自由に発表。一年の最後の座談会で再び読み上げて報告し、さらなる誓いを語る▼「祈りぬき友の幸せ勝ちとるぞ」「変わりたい変われますよと友誘う」等々、思いを川柳に乗せてリズムよく伝え合う地区もあった。いずれも、各人の決意や目標を明確にしたり、言葉にし...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月5日一切を勝ち開くのは自らの意志と力だ。「よしやろう!」この決意を胸に一歩を踏み出そう!名字の言年賀状の一文に感じる温もり2020年1月5日同志が抱負や朗報をつづる年賀状は、わが一年の前進も加速させてくれる希望の便りである。今年の1枚に友が一筆。「昨年、ついに父が入会。20年越しの夢だった親子そろって新年勤行会へ!」▼賀状に印刷された儀礼のあいさつ文以上に、余白の自筆の一文に心が揺さぶられる。それは筆遣いに書き手の息遣いや体温を感じるからに違いない▼哲学者のデカルトは名著『方法序説』を、学術界で主流だったラテン語ではなく、市民が日常使うフランス語で書いた。一通りの学問を究めたデカルトは専門書ではなく、「世間という書物」、つまり実生活での体験を通して真理をつかもうとした。また同書の執筆理...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月4日人類の分岐点となる“次の十年”を開く時。広布誓願の志を燃やし「前進また前進」の誉れの黄金史を綴ろう!名字の言地涌の同志の題目が地球を包む2020年1月4日都内の新年勤行会で目を引く光景があった。妙音会(聴覚障がい者の集い)の友に寄り添い、手話通訳を行う「ピースハンズグループ」のメンバーの姿である▼唱題が始まると、右手を自らの顔の高さまで掲げてから、下へ向かって宙をたたくようにトン、トン、トン、トン、トン、トンと、リズムを刻んでいく。妙音会の友の口元も「なん、みょう、ほう、れん、げ、きょう」と動く。導師が鈴を鳴らして唱題を終えるまで、それは続いた。妙音会の友いわく「唱題の声がハッキリ聞こえなくても、皆さんと“唱題の呼吸”が合う感覚は分かるんです」▼新入会の青年が語っていた言葉も印象的...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月1日妙法は民衆救済の「希望の哲理」だ。地涌の誇りも高く縁する友に語り抜こう!師弟凱歌の歴史を共に!名字の言この一年も、わが胸に師弟誓願の太陽を2020年1月1日「来たれおお来たれしかし急くことなく天のいただきへと進め金いろの日よ!」(片山敏彦訳)。ドイツの詩人ヘルダーリンは、昇る太陽の荘厳さをうたった▼「前進・人材の年」の朝を迎えた。小説『人間革命』の連載が開始されたのは55年前のきょう付から。章の題名は「黎明」である。軍国主義の弾圧に抗して、信念を貫いた第2代会長・戸田先生が、2年間の獄中闘争を経て、1945年(昭和20年)7月3日に出獄する場面から始まる▼それは学会を再建し、師の正義を証明する大闘争の始まりであった。同章で池田先生はつづっている。「日本の、まことの黎明は、この時に始...きょうの聖教から
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御書と未来へ0203
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わが友に贈る9月9日(金)
今日の聖教から
わが友に贈る2020年8月23日幾多の試練を勝ち越えてきた多宝の同志に最敬礼!豊かな知恵に学びながら生涯青春の大道を共に!名字の言友の挑戦とヒマワリの花言葉2020年8月23日酷暑の中、暑中見舞いとして届いたヒマワリの写真にしばし見入ってしまった。夕暮れ時、あかね色に染まったヒマワリ畑だった▼「ヒマワリの写真の定番といえば、青空の下、太陽に向かって咲き誇る姿ですが、今回、新しいヒマワリの写真にトライしました」との一文が添えてあった。新しい挑戦から成長のドラマは始まる。友の挑戦の心が伝わり、爽やかな気持ちになった▼この夏、御書の全編拝読に挑戦する壮年がいる。正確に言えば「再挑戦」。12年前、地区部長に任命された時、全編拝読を始めたが、1000ページを過ぎた所で止まっていた。コロナ禍の中、池田先生の本紙の連載「心に...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年8月22日川・海・山の事故が多発。呉々も安全第一で!危険箇所には近づかず体調や天候変化に留意。油断排し万全の備えを!名字の言中華統一を成し遂げた大帝国の歴史の教訓2020年8月22日発行部数が累計6400万部を超え、映画化もされた人気漫画「キングダム」。「天下の大将軍」を志す主人公が、後に始皇帝となる秦の国王と共に「中華の統一」を目指す物語だ▼長きにわたり大小の国家が争ってきた戦乱の世を終わらせるには、「国境」そのものをなくすしかない――若き国王の理想に、多くの人々が糾合されていく。漫画は歴史を基にしたフィクションだが、天下の統一という偉業は2200年の時を経ても色あせない▼始皇帝が暴君か名君かは、さまざまな意見がある。万里の長城や巨大陵墓の建設に民を酷使した一方で、文字や度量衡の統一など...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年8月21日宝の未来部を支える皆様いつもありがとう!無限の可能性を信じ抜く励ましの慈光ありて使命の大輪は咲き薫る。名字の言“真の終戦”とは――青年部「戦争・被爆証言を聞く会」で考える2020年8月21日ある父は特攻隊員として出撃する前、5歳と3歳のわが子に手紙をつづった。<イツデモオマヘタチヲ見テイル>。漢字の読めない幼子を気遣い、カタカナで書いてある。<オトウサンハ「マサノリ」、「キヨコ」ノオウマニハナレマセン>▼“背中に乗せて、お馬さんごっこをしてやれない”。そう書き残し、米軍が上陸した沖縄へ向かい、命を落とした。享年29歳。子どもたちの悲しみは、どれほどであったか。戦争で失ったものはあまりにも大きい▼「まだ戦争は終わっていません」。過日、学会青年部の「戦争・被爆証言を聞く会(オンライン...きょうの聖教から
わが友に贈る継続は偉大な力だ。小さな事からでいい。日々の課題を定め黙々と取り組む中に不屈の境涯が築かれる。名字の言「万有引力の法則」を発見したニュートンの「創造的休暇」大科学者ニュートンが「万有引力の法則」の着想を得たのは24歳の頃。力学、微分積分学、光学における彼の重要な発見のほとんどは、この1665年からの約20カ月間に集中しているという▼この時期、英国ではペストが流行していた。大学を卒業したばかりのニュートンは母校で研究を続けていたが、ペストの影響で大学が閉鎖され、故郷への避難を余儀なくされた▼不遇の時にも思えるが、彼にとっては“願ってもない好機”になった。大学のさまざまな校務から解放され、自身の研究に心ゆくまで没頭することができたからだ。彼の偉業の大半が生まれたこの期間は「驚異の年」とも「創造的休暇」と...きょうの聖教から
わが友に贈る真の「幸福」とは立場や環境ではなく自身の「心」で決まる。何があっても自分らしく今できることに全力を!名字の言文字に思いを込めて――。葉書や手紙を使ってみては?夏目漱石の小説『門』に、主人公の宗助が「どうも字というものは不思議だよ」とつぶやく場面がある。「近来の近の字はどう書いたっけね」と妻に尋ねた▼いくら易しい字でも、これは変だと思って疑いだすと分からなくなる。紙に書いて眺めても、違う気がしてしまう。宗助が「御前そんな事を経験した事はないかい」と問うと、妻は言った。「まさか」▼最近、同志に送る便りを手書きしていると、しばしば漢字を思い出せない時がある。「まさか」と笑えない。年のせいか、それともパソコンやスマホで文章を作ることに慣れてしまったせいか▼若き日の池田先生のカバンには、常に葉書と便箋が入って...きょうの聖教から
今週のことば2020年2月17日「一文一句なりともかたらせ給うべし」声が仏の仕事を為す。誇りと自信をもって希望の大哲学を語れ!(御書1361ページ)名字の言飛行機が飛べるようになったのは、なぜ?上空に小さく見えるジェット機。なぜ、あんなに重そうな“機械”が空を飛べるのか不思議に思うことがある。ライト兄弟の有人動力飛行から117年。考えてみれば、人類史のほとんどで、人は空を飛べないのが“常識”だった▼有史以来、多くの人が空に挑んでは失敗し、嘲笑された。ライト兄弟の“成功”に対しても、飛行距離の短さや目撃証人の少なさから、当時の科学者やマスコミは“機械が空を飛ぶことは科学的に不可能”と冷淡だったという▼こうした歴史を踏まえ、神戸大学の中屋敷均教授は、理論的に飛行が可能だったから人が飛行機を造ったのではない、と強調す...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年2月11日会合の参加者を「仏の如く互に敬うべし」真心で迎えよう!笑顔あふれる集いから和楽の前進は始まる。名字の言生け花の醍醐味とは?友人夫妻の自宅を訪ねるたび、居間に季節の花が飾られている。先日は凜としたスイセンが迎えてくれた。夫人は生け花をたしなんでいるという▼華道は草木に「命」を見るといわれる。みずみずしい若葉や花だけではない。虫食い葉や枯れ枝も全て、“命が現れた姿”と捉えて用い、美を見いだす心が大事だと彼女は教えてくれた。「草木の命を支えているのは『根』です。目には見えない『根』の力をどう見せるかが、生け花の醍醐味なんです」▼根源、根幹、根本……何らかの“おおもと”を意味する熟語には、「根」の字を含むものが多い。フランスの作家サン=テグジュペリの『星の王子さま』(岩波書店)にある「か...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年2月2日あらゆる人々と縁を結びゆく中で人格が磨かれていく。その積み重ねが揺るがぬ自己を築く。名字の言日本人でアカデミー賞にノミネートされた特殊メークのプロフェッショナル2020年2月2日第92回アカデミー賞の「メーキャップ&ヘアスタイリング部門」で先日、カズ・ヒロ(辻一弘)氏が4回目のノミネートを果たした。今月の授賞式で、2度目の受賞に期待が高まる▼独創的な特殊メークを武器に、米国の映画界で活躍してきた氏。近年は肖像美術の創作活動に力を注ぎつつ、欧州や日本など各地で特殊メークの講習会を開いては、自ら実演して見せる▼“秘密にするべき技術を、なぜ惜しげもなく見せてしまうのか”と驚かれることも多い。だが、氏は語る。「技術を秘密にして、それに凝り固まってしがみついていたら、自分の成長はそこで止まっ...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月30日一対一の語らいこそ広布伸展の原動力だ。地道な訪問・激励で友の話をじっくり聞く抜苦与楽の実践を!名字の言やっぱり苦労はしたもん勝ち――沖永良部島の広布の母の言葉「この人の語らいは、まさに芸術」と評判の婦人が、鹿児島県の沖永良部島で活躍している。入会61年目。125世帯に弘教を実らせた“対話の名手”である▼実は生来の口べた。だから、とことん相手の話を聞いた。いつしか“心の声”まで感じられるようになったという。交通事故で顔に傷を負った時は「この傷は笑顔じわよ」と明るさに磨きをかけた。夫を病気で失ったが、「悩んでいる人に一層、同苦できるようになれた」と励ましの対話を続けた▼旧習の壁にぶつかるなど、言葉にできないつらさも、ずいぶん味わった。そのたびに負けずに頑張り抜いたゆえか、人柄に芯の強...きょうの聖教から
わが友に贈る2020年1月25日誠実な振る舞いでわが地域・社会のなくてはならない人に。自他共の幸福に尽くす希望の灯台と輝こう!名字の言困っている人に手を差し伸べれば、みんなが豊かになる大きな駅で、ベビーカーを押して移動するのは大変だ。その経験から生まれたのが「のりかえ便利マップ」。どの車両に乗れば出口やエレベーターに近いか一目で分かるポスターで、高齢者やビジネスマンにも評判だ▼困っている人、悩んでいる人に手を差し伸べれば、周囲も心豊かになる。ある地区座談会で、婦人部員が遅れて会場に入ってきた。すると同志がそっと一言、「よく来たね」。彼女は看護師として働きながら、女手一つで3人の子を育てていた▼「頑張ってるね」という声掛けや「無理しないでね」というメールも数え切れない。「何げない配慮が心に染みるんです」と言う彼女...きょうの聖教から