-「現象ではわかるが、本質を聞かれるとわからない」(板倉聖宣) どのようになっているかがわからなければ、なぜは考えられない。 -「問い」には教師の問いと子どもの問いがある 「なぜ」という問いを子どもに生みだすために、教師は戦術的に「いかに」と問う。「いかに(どのように)」という問いが「なぜ」を「具体化」する。 -「なぜ」という問いは、本質(教育内容)を問うことになる その問題に答えるだけの条件が子どもたちにどの程度備わっているかが重要。 社会科授業づくりの展開 (シリーズ授業づくりの理論) メディア: 単行本
「政治・経済」の授業をしていて、外部性と公共財の部分がうまくいかなかったので、改善のためのメモ。 外部性 売買取引を経ずに、ある生産活動が他者へ与える影響 ex)花粉症…スギ農家による生産活動が、花粉症患者に影響を与えている(が、売買取引は経ていない) *ピグー税:公害・環境破壊などによる被害(←企業が外部の住民に負担させていた)を、企業に支払わせる 公共財 非競合的かつ非排除的な財 ex)国防サービス・一般道路 *競合的:複数の人々が同時に利用できない 排除的:拠出に貢献した特定のメンバーしか利用できない 非競合的:同時に利用できる 非排除的:あり方にいくつかパターンがある 1)物理的な問題…
11月に行われる公的な研修会で、授業実践について発表することになった。先日、教育委員会の担当の方と打ち合わせを持ったが、テーマは「新学習指導要領で求められる授業」とのこと。もう少し具体的に言えば、「地理総合」「歴史総合」「公共」といった新設科目の授業をどう作っていけばよいか、ということだ。 打ち合わせの中で盛んに出てきたキーワードが「問い」。「新学習指導要領の解説にも問いが示されていて〜」と担当主事が言っていたので、さてさてどんな感じだったかね、と久しぶりに学習指導要領解説「公民編」を開いてみた。結論としては、「問い」という言葉がキケンな言葉であるということがよくわかった。 学習指導要領解説で…
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