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ホタルの独り言 Part 2 https://blog.goo.ne.jp/hotaru-net

ホタルをはじめとして様々な昆虫と美しい自然風景を追い求めて撮影した写真を「独り言」とともに掲載します

ホタルの独り言 Part 2
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2015/09/15

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  • 我が家の庭づくり~その2

    4月も半ばすぎとなり夏日となる日も。我が家の庭も、だいぶ緑が濃くなってきた。雑木林風の山野草園では、スミレやカタクリなどの早春の花々が終わり、ヒメシャガやキエビネ、チゴユリなどが咲き始めた。他にも昨年の秋に植えた植物たちが芽吹きはじめ、かなり賑やかになってきたが、庭の日当たり加減や時間帯などによって定着する植物が決まってくるので、それを見極めながら、また徐々に植物を増やしていきたい。コケ庭もスナゴケが成長を開始し、こちらも緑が濃くなってきた。一面にコケが生え揃うには、まだまだ時間がかかりそうだが、雑草と闘いながら気長に管理していきたいと思う。山野草の成長も楽しみなのだが、昆虫好きとして嬉しいことがあった。3月末に庭木のエノキの枝に越冬明けのアカボシゴマダラの幼虫が付いているのを発見したのである。中国原産の...我が家の庭づくり~その2

  • ヤエヤマヒメボタル(マクロ写真)

    ヤエヤマヒメボタルLuciolafiliformisyayeyamanaMatsumura,1918は、ホタル科(FamilyLampyridae)ホタル属(GenusLuciola)でヒメボタルLuciolaparvulaと同じ仲間ので、石垣島と西表島に生息するホタルである。ヤエヤマヒメボタルは、2022年の飛翔風景を撮影しているが、今回は前回撮ることができなかった成虫のマクロ写真の撮影が主目的であった。勿論、飛翔風景も撮りたいと思い、三晩とも違う生息場所で撮影する計画を立てた。遠征初日は生憎の雨で、気温が17度と低く、また風も強かったため、2022年に撮影した生息場所を日中にロケハンしたのみで終了。翌2日は、晴れたものの気温が18度で風も吹いていた。この日も同じ場所を訪れ、17時半から待機しカメラをセ...ヤエヤマヒメボタル(マクロ写真)

  • ハラアカマドボタル(サキシママドボタル)

    ハラアカマドボタルPyrocoeliaabdominalisNakane,1977は、ホタル科(FamilyLampyridae)マドボタル属(GenusPyrocoelia)で、石垣島と西表島に分布する一生を通じて林内の陸地で過ごす陸生ホタルである。前胸背は鮮やかな淡赤色で両縁は黒色で腹部腹側が淡赤色である。マドボタル属ではあるが、前胸部の窓ははっきりしない。しかしながら、幼虫や翅が退化したメス成虫もマドボタル属特有の形態である。幼虫はマイマイなどの陸生貝類を食べている。成虫は3月~5月頃に発生し、ほとんど発行することはなく、配偶行動はフェロモンによる。石垣島には、同属ではヤエヤママドボタルPyrocoeliaatripennisLewis,1896が生息しているが、発生時期が10月~3月頃と異なってい...ハラアカマドボタル(サキシママドボタル)

  • コフキショウジョウトンボ

    コフキショウジョウトンボOrthetrumpruinosumneglectum(Rambur,1842)は、トンボ科(FamilyLibellulidae)シオカラトンボ属(GenusOrthetrum)に属し、海外では、台湾からインドシナ半島、インドを経てアフガニスタンに至る広い地域に分布、国内では石垣島、西表島、波照間島、竹富島にのみ分布している。オスは、成熟すると腹部は紅色に、胸部には青白い粉を吹くのが特徴である。オオヤマトンボEpophthalmiaeleganselegans(Brauer,1865)は、かつては南西諸島には分布していなかったが、1967年に石垣島の石垣ダムで発見されたのを皮切りに、次々と南西諸島で発見されていった。台湾から飛来したものが、生息環境に合致した石垣ダム造成により世代...コフキショウジョウトンボ

  • ルリモンジャノメ

    ルリモンジャノメElymniashypermnestratinctoriaMoore,1878は、タテハチョウ科(FamilyNymphalidae)ジャノメチョウ亜科(SubfamilySatyrinae)マネシヒカゲ属(GenusElymnias)のチョウで、台湾から南の東南アジアに広く分布しているが、2021年5月に西表島西岸で発見されて以降発生を繰り返し、2022年には近隣の小島および石垣島でも発生が確認され、現在では定着している。翅表が瑠璃色で、飛んでいる時には、瑠璃色と後翅のオレンジ色が見えて美しいが、止まっている時には、まったく翅を開くことがないので翅裏だけの撮影。そのほか、環境省レッドリストに準絶滅危惧種として記載されており、名前の由来となった翅裏の複雑な波模様が特徴的であるマサキウラナミ...ルリモンジャノメ

  • ジャコウアゲハ八重山亜種

    ジャコウアゲハ八重山亜種Byasaalcinousbradanus(Fruhstorfer,1908)は、アゲハチョウ科(FamilyPapilionidae)ジャコウアゲハ属(GenusByasa)で、東アジアおよび日本に分布している。国内では秋田県以南から八重山諸島まで分布し、南西諸島では分布によって以下の亜種に分類されている。ジャコウアゲハ本土亜種Byasaalcinousalcinous(Klug,1836)ジャコウアゲハ八重山亜種Byasaalcinousbradanus(Fruhstorfer,1908)ジャコウアゲハ奄美沖縄亜種Byasaalcinousloochooana(Rothschild,1896)ジャコウアゲハ宮古亜種ByasaalcinousmiyakoensisOmoto,19...ジャコウアゲハ八重山亜種

  • ヤエヤマカラスアゲハ

    ヤエヤマカラスアゲハAchillidesbianorokinawensisFruhstorfer,1898は、アゲハチョウ科(FamilyPapilionidae)ルリモンアゲハ属(GenusAchillides)で、八重山諸島にのみ生息しており、カラスアゲハは分布によって以下ように分類されている。カラスアゲハ(AchillidesdehaaniidehaaniiC.FelderetR.Felder,1864)カラスアゲハ八丈亜種(AchillidesdehaaniihachijonisMatsumura,1919)カラスアゲハトカラ亜種(AchillidesdehaaniitokaraensisFujioka,1975)オキナワカラスアゲハ(Achillidesryukyuensisamamiensis...ヤエヤマカラスアゲハ

  • リュウキュウアサギマダラ

    リュウキュウアサギマダラIdeopsissimilissimilis(Linnaeus,1758)は、タテハチョウ科(FamilyNymphalidae)マダラチョウ亜科(SubfamilyDanainae)リュウキュウアサギマダラ属(GenusIdeopsis)に属する石垣島では最も普通に見られるチョウ。アサギマダラと名が付くが、アサギマダラParanticasitaniphonica(Moore,1883)とは別属である。国外ではインド、スリランカ、ミャンマー、マレーシア、中華人民共和国南部、台湾、国内では沖縄本島・宮古島・石垣島・西表島・与那国島・奄美諸島・トカラ列島に分布する。アサギマダラのような移動性はなく、奄美大島より北では迷蝶である。越冬態は成虫で、しばしば林内で枝などに集団でぶら下がって越...リュウキュウアサギマダラ

  • ナナホシキンカメムシ

    ナナホシキンカメムシCallipharaexcellens(Burmeister,1834)は、半翅目(OrderHemiptera)キンカメムシ科(FamilyScutelleridae)ナナホシキンカメムシ属(GenusCalliphara)で、国外では台湾、東南アジア、国内では奄美大島,喜界島,沖永良部島,与論島,沖縄島,大東諸島,宮古島,石垣島,西表島に分布する。体色は強い金属光沢のある青緑色で、黒色の円紋が並ぶ。脚の腿節は鮮やかな紅色で、小楯板(しょうじゅんばん)に4~7個の濃紺色の円紋があることが和名の由来である。色彩や形態が、まるでカナブンなど甲虫のように見えるが、カメムシの仲間である。体長は16ミリ~20ミリほどで、カメムシとしては大きいほうである。ナナホシキンカメムシは、食草であるカンコ...ナナホシキンカメムシ

  • 一本マングローブ(石垣島遠征2025)

    一本マングローブは、沖縄県石垣島の西部にある名蔵湾に一本だけ孤立して生えているヒルギの木のことである。(マングローブとは、潮間帯に生える植物群の総称を意味し、この場所も以前は一本ヒルギと呼ばれていたようである。)石垣島には2022年に一度訪れているが、今回、4月1日から4日までの三泊四日で再度、石垣島に遠征してきた。ヤエヤマヒメボタルの成虫のマクロ撮影、他には過去に撮影できなかった風景と昆虫たちを写真に収めることが目的で、この一本マングローブもその1つであった。写真撮影は、自然風景も昆虫も何と昨年10月12日以来である。1日東京羽田6:45発石垣島直行JAL971便で向かい、現地では予約済みのレンタカーを借りて、計画通りに周ろうと思ったのだが、生憎の雨模様で肌寒い。とりあえず、初日はあちこちロケハンのみで...一本マングローブ(石垣島遠征2025)

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