~Cside~「ほんっとよく降るよな~」「ああ、まったくだよ」「せっかくの酔いが覚めてちゃうよな~じゃ、チャンミナまた月曜にな」「うん、キュヒョンもお疲れ様」せっかく仕事終わりにキュヒョンと居酒屋に行ったのに、夕方から降り出した雨はどんどん酷くなって店を出る頃にはすっかり土砂降りになってしまったこんな時はタクシーも掴まらないし、仕方がないと諦めて折りたたみの傘を取り出したここから地下鉄の駅までは割と近...
~Cside~カフェで過ごしたあの後、ユンホさんとご飯を食べてゆっくりと話すことができたお互いに車だったし、その、家に寄るとかそういうのはなかったけどでも、帰る前にユンホさんの車の中に連れ込まれてたっぷりとキスされちゃって、暫く離してもらえなかったこの前初めてキスしたばっかりなのに、今日のユンホさんはやたらと積極的で最初は啄むようにじゃれあっていたのに、だんだんと熱を帯びてユンホさんの舌が僕の唇をノッ...
~Yside~「ただ………ユンホさんが好きだなって思ったんです///」「!!!!ゔっ、ゴホッゴボッ!!」「ユ、ユンホさん!!」突然の爆弾発言に咳き込んでしまった俺、慌てて背中をさすってくれるけど、それって逆効果でしか無い気がする!!だって、今確か………好きって?////「だ、大丈夫ですか?///」「ああ、悪い///」「ごめんなさい、驚かせてしまって、その///」「あ、いや///」 恋人に好きって言われて嫌な奴なんて居るはずない...
~Cside~ 「な、何するんだ!!」「やっぱすげー好みだわ」「はっ!?///」「ん?一目惚れって事」「!!!!///」そんなとんでもないことを言い出したと思ったら、あっという間に抱き締められて蕩けるようなキスをされてしまった……!! なんであんなとこにいたんだ!!てか、しっかり仕事先までリサーチされてたってこと!?そして、二度とありえないって思っていたのに、その……ソファに押し倒されて、またそのまま///ちなみに...
~Cside~「あー俺なんかすげーかっこ悪い、ごめん!!」そう言ってガックリと項垂れてしまうユンホさんいつもと違う雰囲気になんだかドキドキしてきちゃうよ///視線を逸らしたままボリボリと頭を掻く様子も見たことがないっていうかさっき………ってことはもしかして、シウォンさんと一緒のところを見られたって事?顔だって赤いし、それって…………?///「ユ、ユンホさん、僕を見たのってSJビルの前、ですか?」「ああ、向かいのビルに...
~Yside~「無銭飲食」「!!!!///」「って事で体で払ってもらおうかな」「なっ、なっーーー!!///」ふふん、いたいた、会社はすでにリサーチ済み、実はこの週末あたりを狙っていたんだ俺って最高に良い勘してる突然の俺の登場に驚いて大きな瞳をくるくるとさせるその表情ほら、口だってぽっかりと開いたまんまだし、せっかくの可愛い顔も台無しになってるし(笑)こういう反応が堪んないんだよな………なんていうかそう、新鮮その...
~Yside~「ユンホさん、遅くなりました!!///」「ああ、お疲れ様」「お、お疲れ様です、急にどうしたんです?」「あ、いや///」俺の顔を見た途端、無邪気に駆けてくる君にうっかり見惚れてしまっただって今日も破壊級の可愛さじゃないか!!だってその小首を傾げる仕草とか、控えめに椅子を引いて座る姿とか………「…….ユンホさん?///」「あっと、ごめん、何飲む?」「あ、じゃあアメリカーノで///」不思議そうに見つめるバンビア...
~Cside~………どうしよう、やっぱり行くべき、だよね皺々になったビラをギュッと握りしめて大きく溜息をつくイケメンマスターに襲われた次の朝、逃げるように店から飛び出してしまった僕よくよく考えたら飲み代とか食事の代金とか払ってなかった事に気がついたあんな風に客を襲う店なんて2度と行くかって思っていたのに、お金を払いに行かなきゃと思ったらなんだか胸がドキドキしちゃって様子がおかしいそりゃとっても気持ちよかっ...
~Cside~シウォンさんに強引にお茶に付き合わされて、渋々だったとはいえ時間を忘れて話し込んでしまった お土産だとこれも強引に色々と手渡されて、ワインも何本も頂いてちょっぴり驚いてしまった車だって言ってるのに無理やり別の場所に連れて行かれてしまったしま、荷物も増えたから結果的には良かったんだけど(笑)でも、あの人の話、結構面白いんだよね……やはり海外でバリバリ働いているだけのことはある、こちらでは聞け...
~Yside~盛大に職権濫用して可愛いバンビちゃんを襲った次の朝、彼は逃げるように去ってしまったあんなに楽しい夜を過ごしたのに、あんなに熱く燃えたのにと少し寂しくなったがま、普通の反応としてはあんなもんだろう俺って割と最低な人間じゃね?いつだって冷静に人を見てそいつの人柄をズバリと当ててしまうま、きっとそれは職業柄でもある……居なくなった彼に想いを馳せながら余韻に浸る、いや、きっと君は戻ってくるだろうな...
~Yside~窓からチャンミンの姿を茫然と見送った後、反射的にスマホを手に取ったいやいや、今は仕事中なんだ、取引先で何やってんだか……どうしようもない焦燥感に駆られてしょうがない自分を落ち着かせるように深く息を吸うと、回らない頭を必死に捻ってみた………知り合い、なのか?人見知りなのはわかってる、照れ屋なところもだが一旦気を許すと途端に距離が近くなって猫のように甘えてくる大人しそうに見えて気丈な所もまた………「...
~Cside~「ほら、ちゃんと呼んで?ユノ」「…………ユ……ノ……?///」「いい子だ、ご褒美をあげよう」「………ふぇ?あっ、ああっ!!///」ちょっとそれからの事はよく覚えていない酔ってたって事もあるけど、店の雰囲気のせいか、イケメンマスターのせいなのか最初に胸を舐められたときも女の子みたいな声を出しちゃったし動揺してた割には快楽に負けて善がっていた気もするし流されるがままに僕は追い詰められて何度も熱を放ってしまった...
~Cside~「いやぁ、本当に久しぶりだね」「シウォンさん、ご無沙汰してます」「なんだよ水臭いなぁ、再会のハグはしてくれないのか?」そう言って大袈裟に眉を潜めるシウォンさん、叔母さんから特大のフルーツ籠を頼まれてお宅まで伺ったのに、会社のほうに運んで欲しいと言われて大回りすることになったどうやらシウォンさんからこっちに持ってきて欲しいと連絡があったらしいなんでも自分の経営する会社の社員に差し入れなんだ...
*ちょっとR18です♡~Yside~職権濫用、とでも言うのだろうか………恥ずかしそうに俯くバンビアイに、薔薇色に染まる素肌に触れたくて仕方ないとか悲観的な事ばかり言う唇を塞いでねっとりと舌を差し込んだ流石に最初は驚いていたが、何度も繰り返す口づけにうっとりと瞳を濡らすから欲が止まらなくなってしまうよこれって所謂一目惚れ?このまま俺のものにしてもいい?嫌なら今すぐ跳ね除けてもいいでも覚悟して?何も考えられないく...
~Yside~初めて触れた唇、あんなにも柔らかいなんて………!!あの後正直自分を抑えるのに必死だった最初は戸惑いがちに目を閉じていたのに、何度か啄むように口付けるうちに自分からも求めるように俺の服をギュッと握りしめてなんだよそれ、可愛いすぎるだろ、なんて……あれからまた仕事が忙しくなってなかなか会うことができていない、その分次に会ったら自分が暴走しそうで怖い気もするよ毎日のメッセージのやりとりが確実に1日の...
~Cside~急に距離を縮めてきたイケメンマスター、動揺してるはずなのに逃げられない髪を撫でられたと思ったら顎を掬われて、あっという間に店の奥へと連れて行かれてしまった抵抗できないのは何故……?なんで僕の名前を知ってるの………?首筋を撫でる指にゾクゾクとして体が熱くなる、同性に触れられてこんな風になってしまうとか だって、あのアーモンドの瞳が見つめるから///ふわふわとしたままソファに沈められると、赤い唇がゆっ...
~Cside~「チャンミン好きだよ、キスしたい」「………えっ?あ……///」そう言って甘く囁くユンホさんの声が耳に残って離れない帰ろうとする僕を引き留めてソファへ座らせると、そのまま抱きしめてそれから…………!!!!///キス、してしまった………いや、恋人の部屋に行った時点で十分に予想される事だとは思うんだ、うん///今まで味わったことのないような甘い雰囲気だったし、その、胸の奥がキュッと苦しくてなって体が疼くように熱くな...
~Yside~「もう誰も来ないようだし、良かったら奥で飲みませんか?」「へ?あ、あの///」「もっと仲良くしましょう、シム・チャンミンさん」………正直自分の行動におどろいている酔った客を店の奥に連れ行って何をしようというのかビジュアルの良さに惹かれただけじゃない、ポツリポツリと寂しげに自分のことを話す彼を癒してやりたいと思ったそんなに人生悪くないはず、いつもは眼鏡に隠されているのか………どうして名前を、なんて野...
~Yside~「あのさ」「は、はい///」「なんだろ、俺今すっげえ幸せ」「えっ?///」我ながらなんて恥ずかしいことを言ってしまったんだろう俺の言葉に暫くフリーズしたチャンミンはその後ワインをこぼしてしまうし、俺は俺で咳払いで誤魔化したものの照れ臭すぎて顔なんて見れるわけもなくそれでも一通り食事を終わらせて片付けを済ませると、急いで帰ろうとするから慌てて引き留めた!!「もう帰るの?」「あ、えっと///」「もう少...
~Cside~「それでどうしたんですか?」「それがフラれちゃったみたいで……」「そうなんですか、それはお辛いですね」カウンター越しに親身になって僕の話を聞いてくれるイケメンマスター相槌をうちながら時々優しい言葉をかけてくれるから、つい調子に乗って色々と話してしまった別にどうこう聞かれたわけじゃないのに、赤の他人にこんなに話してしまうとか、僕ってどんだけストレスが溜まっていたんだろう美味しいビールを飲んで...
~Cside~「凄いご馳走になりましたね」「ほんとだ、美味そう!!」「ね、早く食べましょう?」「ああ、じゃあ乾杯しよう!!」カチン、と良い音を立ててグラスを合わせる注いだ時からとてもいい香りがしていて、飲む前から良いワインだっていうのがよくわかるそしてこの綺麗なグラスはユンホさんが出してきてくれたんだよね///恐らく食器棚の奥に眠っていたワイングラス、曇っていから慌てて拭いて落としそうになっていたクールに...
~Yside~「ん!!美味しい!!」「ふふ、それは良かった、たくさん召し上がって下さいね」出来立てのパスタを頬張りながら大きな瞳をくるくるとさせる彼店の前に立っている時は、ちょっと猫背で暗いイメージがしたのに声をかけて振り返った時はあまりの美しさに驚いてしまったなんだよ、凄え可愛子ちゃんじゃないか……手にはビラを持っていたからきっと様子を伺っていたんだろう、ちょっと強引に店の中へと引き入れてしまった団体...
~Yside~「急に呼び出して悪かったな」「あ、いえ、全然大丈夫、です///」 「そっか、とりあえず入って?」「お、お邪魔します///」玄関で靴を揃えて中へと入ってくる細いシルエット、家に呼ぶのは初めてだから緊張してしまう、よな実はあれから忙しくなっちまってロクに会うことも出来ずに10日程が過ぎてしまったそろそろ顔が見たいって思っていたところだったんだ偶々取引先から貰ったチーズとワイン、一人で食べるには多過ぎ...
~Cside~「いらっしゃい、お客さんですよね?」「へっ?///」背後から突然声をかけられて慌てて振り返るそこに立っていたのは白のシャツに黒のカフェエプロンをしたバーテン風のイケメン?眼鏡がないから顔はよくわかんないけど、かっこいいって雰囲気が身体中から漂ってる!!「あ、えっと///」「さあ、遠慮しないで入ってください、夜は天気が下り坂だそうでお客さんが少なくて」「いや、僕は……」「ビラを見てこられたんですよ...
~Cside~「で?その彼氏さんはいつ紹介してくれるの?」「えっ?///」「すっごいイケメンだって聞いたわよ~」「こらヒヨン!!お兄ちゃんいじめちゃダメでしょう?」「あらスヨン、苛めてないわよぉ」今日はたまたま叔母さんの家で妹達に捕まって、その……色々と尋問をうけてしまった///ユンホさんの事は叔母さんの口から伝わっていたし、会えば事情を聞かれるのはわかっていたけど女子高生のパワーって本当に計り知れない、しか...
~Cside~その日僕は散々だった………仕事でやらかして上司にこっ酷く怒られ、昼にはメールでできたばかりの彼女に振られフラフラになってデスクに戻ると書類が山積みだったし、歩けば机の角で足をぶつけてかけてる眼鏡のフレームは根元から見事にポッキリと折れてしまうし(泣)いったいなんだっていうんだこの仕打ち!!僕が何をしたっていうんだよ!!それでもなんとか残業をして仕事を終わらせて、とぼとぼと歩く帰り道に投げつけ...
~Yside~「……………ぼ、僕も………その、好き、です、よ?///」「………うん、そっか///」自分で聞いたくせにいざ本人の口から聞くと動揺しちまって思わず黙り込む気の利いた言葉なんて出てくるはずがない、だって嬉しくて堪んないから!!その後はまた駅までの道を手を繋いでゆっくりと帰った照れ臭くてまともに顔なんて見れるはずもなく、ただ握った手から伝わる温もりが心地良くて………「おいユノ!!」「はっ!?」「お前人の話聞いてん...
~Cside~「腹いっぱいになったか?」「あ、はい、凄く美味しかったです!!///」「そっか、気に入って貰えて良かった」そう言って嬉しそうに微笑むユンホさん最初はお互いに緊張しちゃって全然食べれなかったけど、あまりのぎこちなさに遂にお互いに顔を見合わせて吹きだしちゃってそれからは緊張がほぐれたっていうか、その、ゆっくりと食事を摂ることが出来ただってね、所謂初デートなわけだし、何となくこそばゆくて、でも甘い...
~Yside~「チャンミナ、ずっと一緒にいよう」「は、はい、ユノ様……あの///」「何?」「ぼ、僕、あんまりいい奥さんになれないかもだけど、その///」………出会いは突然だったまさかランプの精なんてものがこの世に存在するだなんてギュッとと寄り添う細い体を抱き上げてベッドルームへ向かうと、恥ずかしいのか肩口に顔を埋めてしまうおまえいつだって変わらない反応に胸がジンと熱くなるそのままソファで抱いても良かったけれど、お...
~Yside~どさくさ紛れに繋いだ手と手、自分で言ったわりに正直心臓が飛び出そうになっちまった!!指先から伝わる温もりにじんわりと胸が熱くなるやばい、こんな気持ちとか久しぶりすぎてどうしたらいいかわからない好きな人に触れたいって気持ち、ずっと忘れていた気がするこんなにも胸がドキドキしちまうとか、飯なんて喉を通らないかも………そんな風に思っていたのはお互いのようで、乾杯して暫くは当たり前に食べれる筈もなくコ...
~Cside~「俺達もいつかしような」「えっ?///」「王様みたいには豪華にはできないけどな」最初はユノ様の言葉の意味がわかんなくてキョトンとしていた僕だけど………わ、わかっちゃった///恥ずかして俯いてしまう僕に、甘い甘いキスをくれるユノ様だって膝の上に乗っけられてるから逃げられるわけがない腰に手を回されてキュッと抱き締められると、その……お互いのソレが当たっちゃって///「チャンミナ、ずっと一緒にいよう」「は、...
~Cside~「あのさ、手、繋がないか?」「えっ!?///」「あーいや、ごめん、嫌だったらその……」「い、嫌じゃないです!!///」まさかユンホさんからそんな事を言われるとは思わなくて、また思いっきり大きな声で返事をしてしまったぎこちなく差し出された手をそろりと握ると、にっこりと微笑むアーモンドの瞳ああ、とても目なんて合わせられないよ///「なんかさ、すげ、照れるよな、こういうの///」「で、ですね///」店に着くまで...
~Yside~「へえ、キュヒョナが結婚式?」「そうなんですよ!!凄くないですか?うわーん、もう想像しただけで震えちゃいます///」仕事から帰るなりピンクのエプロンで迎えてくれるチャンミナ、頬を紅潮させて何を言うのかと思ったら親友のキュヒョナの結婚式の話とか!!あの二人がくっつく前にチャンミナが攫われたり、精霊界に乗り込んだりと色々あったっけ「それでキュヒョナは元気だったんだな、ランチは何食べたんだ?」「あ...
~Cside~「メ、メシ!!」「えっ!?///」「早く飯行こう!!腹減った!!」「ふふ、はいっ///」待ち合わせのカフェを出て少し歩くと、目的の店へと辿り着く今日は絶対ここに来ようと考えていた!!所謂俺とドンヘの行きつけの店で、気のいいオーナーがやってるこじんまりとしたレストランなんだそんな高級料理ってわけじゃないが、イタリアで修行したオーナーがオリジナル料理を振る舞ってくれる会社を立ち上げた時にも随分世話...
~Cside~「ええ?今度は正式な結婚式?」「そうなんだよね、全く嫌になっちゃうよ、それでなくても王宮って面倒なことが多いのにさ」「そ、そうなんだ、でもキュヒョナ」「うん?」「顔はとっても嬉しそうだよ(笑)」僕の言葉に途端に真っ赤になるキュヒョナ、なんだ、ただの惚気だったんだキュヒョナと食事なんて久しぶり、人間のフリしてお洒落なカフェでのお洒落なお昼ご飯とかたまにはこういうの、いいよね?///ランチにはデ...
~Cside~「チャンミンおまたせ」「あ!!ユンホさん///」「ごめん、待たせたよな?」「あ、いえ、お仕事お疲れ様です///」「ふふ、チャンミンもお疲れ様」カフェの窓際の席に座って1時間が経った頃、息を切らして待ち人がやってきた実は店の中からずっと見ていたんだちょうどユンホさんの事務所のあるビルの入り口が見える場所とか、最高じゃないか、なんて会えた喜びを噛み締めてニヤニヤとしてしまう僕、ユンホさんも照れ臭そう...
~Cside~「チャンミナおはよう」「あ、ユノ様おはようございます///」「………なんだ、朝から可愛いな」「えっ?ユ、ユノ様……ダメです、あっ///」キッチンで朝ご飯の用意をする僕の後ろからさわさわと撫でるユノ様の長い指そんな風に触られたら変な気持ちになっちゃうのに///悪い事をしようとする手を軽く抓って睨み返すと、ちょっぴり拗ねたようなアーモンドの瞳に胸がキュッとなる「ああ~なんで俺は休みじゃないんだ!!」「うふ...
~Yside~「おいユノ、今日は随分ご機嫌だな~」「……べ、別に///」「ふうん?なーんか怪しいなぁ、今日は何かあるんだなきっと、うん」「煩い、早く仕事しろよ!!」「はいはい、定時お決まりコースだなこりゃ」そう言って意味ありげに俺の顔を覗き込むドンヘを思い切り睨み返すったく、余計なとこだけ勘が良くて困っちまう、普段はどこまでも能天気なくせにアメリカーノを持って席に着くと、デスクに置いたスマホを手に取った画面...
~Cside~「叔母さん、今日は取引先から直帰するよ」「はいはい、わかってるわよ、あ、これも持っていきなさいね」「え?あの、これ?」「帰りにチョンさんと会うんでしょ?だから差し入れよ、ね?」ニコニコとしながら箱入りのお菓子を手渡す叔母さん、なんでユンホさんに会う事バレてるんだろう///フンフンと鼻歌なんて歌いながらやたらとこちらを見てくるから慌てて視線を逸らすそ、そういうの本当にやめて欲しい、恥ずかしくて...
~Cside~「なんだか大荷物になっちまったな」「あ、ユンホさん、僕持ちますから!!」「バカ、何言ってんだ、疲れてんだろ?」「だ、大丈夫です!!ユンホさんの顔を見たら元気100倍です!!///」「ん、早く帰るぞ」そう言って僕の髪を撫でてくれるユンホさん、ああ、外に出られて本当に良かった!!一時はどうなることかと思ったけど、イェソンさんのお陰でどうにか無事に脱出する事ができたどうやら缶詰の中にはでっかい鈴カス...
~Cside~結局、僕はよくわからないままユンホさんと付き合うことになったあの時はふわふわとしてまるで夢の中にいるようで、帰ってから本当に現実だったのかって悩んでしまっただってあんなこと言われると思わなかった!!///『ここ最近、ずっとチャンミンの事ばっか考えてる』これって凄い殺し文句じゃない?そりゃ僕だってユンホさんのことばっかり考えてるけど、これってユンホさんも同じ気持ちってこと、だよね?同じ気持ちっ...
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