芭蕉は金沢では、小杉一笑の追善句会の他に、句会を開いていることが、「おくのほそ細道」の文中からも分かる。「その兄追善を催すに、・塚も動け我泣声は秋の風ある草案にいざなはれて・秋涼し手毎にむけや瓜茄子途中唫(ぎん)・あかあかと日は難面(つれなくも)あきの風」と詠んでいて、句会が何度かあったこと、また、この三句から主題が「秋の風」であることが、よく分かる。願念寺を出て、門を背に右手に「日蓮宗妙立寺」の看板が見え、奥に沢山の絵馬が掛かっているのが見える。金沢の案内書から推測すると、どうやら忍者寺の裏口のようで、絵馬が掛かっている横を構わず奥へ入っていくと、妙立寺(忍者寺)の正面本堂前に出た。(妙立寺の裏門)(奥に見えた絵馬の数々)(妙立寺正面)(妙立寺の案内)本堂前にはたくさんの外国人を交えた観光客がいたが、ボ...浄土宗高養山成学寺ー金沢で2(芭蕉の道を歩く76)