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Around 50 人生はアドベンチャー! https://blog.goo.ne.jp/nyannyan1058

40代半ばにして再婚 妊活のおかげでベビーを授かりました。 ベビー誕生まで・日常・野球・読書など

40代半ばにして再婚 妊活のおかげでベビーを授かりました。 ベビー誕生まで・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

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岸和田市
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2015/05/07

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  • 木曜日の子ども

    (内容)7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れるー世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。そして再び、「事件」は起きた…。重松清の作品は何作品か読んでるがミステリーものは初めて。あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。前半から中盤までは心理サスペンス風でなかなか面白く、後半に向けてスゴい期待感を持ちながら読...木曜日の子ども

  • 空の中

    (内容)200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とはーすべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。自衛隊3部作の2作目。続きものと思っていたけど、自衛隊を題材とした作品ということだけで全く関連がないことをようやく知った。いきなり事が起こった「塩の街」と違い、最初の導入部分にすんなりと入って行けず少々苦労した。また、【白鯨】と名付けられた後のやり取りもなんとなくくどく感じてしまい、長ったらしく思ってしまった。こうなってしまうと集中...空の中

  • 幻夜

    (内容)おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した――1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。女は、野心を実現するためには手段を選ばない。男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。月一東野圭吾。今月は東野圭吾作品としては超長編の「幻夜」を読んだ。「白夜行」の続編と思っていたが、続編ではなく関連作品と思った方がいいと思う。なので、どっちから...幻夜

  • トム・ソーヤーの冒険

    (内容)茶目っ気たっぷりの腕白少年トムは、町の浮浪児宿なしハックを相棒に、いたずらの数々…家を脱け出し海賊気どりの冒険旅行、真夜中の墓地での殺人の目撃、迷路のような洞窟での宝探し、そして稚い恋。シミミッピ河沿いの小さな田舎町を舞台に子供の夢と冒険を爽快なユーモアとスリルいっぱいに描く、おおらかな自然と自由への讃歌。世界中に読みつがれている少年文学の傑作。小学生の頃にアニメを見て大好きになり、その後小説を何度も読んでいた。ブックオフで偶然に見かけたので、久しぶりに読んでみたくなって購入した。なので、多分40年ぶりくらいの再読になると思う。何度も読んでいたので内容を完璧に覚えていると思っていたが、やはり時代とともに記憶が薄れていて、思ってた通りと少し違っていた。少年時代を懐かしみながら楽しく読むことが出来た。お盆休...トム・ソーヤーの冒険

  • カササギたちの四季

    (内容)リサイクルショップ・カササギは今日も賑やかだ。理屈屋の店長・華沙々木と、いつも売れない品物ばかり引き取ってくる日暮、店に入り浸る中学生の菜美。そんな三人の前で、四季を彩る4つの事件が起こる。「僕が事件を解決しよう」華沙々木が『マーフィーの法則』を片手に探偵役に乗り出すと、いつも話がこんがらがるのだ…。心がほっと温まる連作ミステリー。道尾秀介作品も読書メーターに登録してついに20作品目に到達した。タイトルの「四季」通り、春夏秋冬を描いた4編からなる短編集。個人的には夏設定の「蜩の川」が良かったと思う。いわゆる日常ミステリーなのでハラハラドキドキの展開ではないので安心して読めるが、その分物足りなさが残る。それぞれのキャラ設定がキッチリしているのは上手さを感じた。黄豊寺の住職も悪いヤツかと思いきや、第4章です...カササギたちの四季

  • 赤い白球

    (内容)1939年、日韓併合時代の夏、平壌一中の一番セカンド・朴龍雅と二番ショート・吉永龍弘の名コンビは甲子園出場を目指し、野球に夢中だった。二人はその後、軍人の道を歩み、朴は少年飛行兵となり、吉永は陸軍予科士官学校に進学する。そして戦況はますます悪化し、いつしか朴は東南アジアの撃墜王となり、朝鮮の英雄と呼ばれるようになる。懐には幼き頃に吉永からもらった血塗れの白球があり、それが朴の心の支えだった。一方、少尉となった吉永はマニラに赴任。戦況を打破するための「特攻作戦」に関わることになり、再び二人の運命は交錯するー。読む終わった途端に涙が溢れ出して来た。前から読みたかくてチェックしていた一冊。ある読友さんのレビューが素晴らしくて、終戦記念日近くに読んでみたいと思い、今日一日かけて読んだ。フィクションとノンフィクシ...赤い白球

  • 出口のない海

    (内容)人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。命の重みとは、青春の哀しみとはー。ベストセラー作家が描く戦争青春小説。今月2作目の横山秀夫作品。終戦記念日を目前にして、ずっと読みたかった本を読むことが出来た。神風特攻隊を描いた小説や映画は数多く読んだり見たりしたが、回天については知らなかったので、もちろん初めてだった。主人公が元高校球児という設定も個人的に好きな展開。死と向き合う人間心理が描かれていて、自分だったら精神崩壊してたんじゃないかと思い、辛くなる。こういう小説は何回も読みたいし、色んな人に読んでもらって伝えて行って欲しいと思う。...出口のない海

  • 検事の信義

    (内容)任官5年目の検事・佐方貞人は、認知症だった母親を殺害して逮捕された息子・昌平の裁判を担当することになった。昌平は介護疲れから犯行に及んだと自供、事件は解決するかに見えた。しかし佐方は、遺体発見から逮捕まで「空白の2時間」があることに疑問を抱く。独自に聞き取りを進めると、やがて見えてきたのは昌平の意外な素顔だった…。(「信義を守る」)久しぶりの柚月裕子作品。佐方検事シリーズの最新作。4編からなる短編集。一番好きなのは表題作である「検事の信義」重く切ない内容だが、最も人間味を感じた。佐方検事シリーズはまだ全て読んでないので、まだキャラが自分の中で確立してなかったが、なんとなくこの作品を読んでわかった気がする。短編集ということもあり、少し物足りなさを感じる。次は佐方検事シリーズの長編を読んでみたいと思う。★★...検事の信義

  • 横浜vs.PL学園 松坂大輔と戦った男たちは今

    (内容)1998年の甲子園大会で球史に残る延長17回を戦い、将来を期待された球児たち。プロ野球で活躍する選手がいる一方、アナウンサー、警察官、芸能プロのマネージャーなど別の人生を選んだ者もいる。あの夏、日本中を熱くして男たちの「その後」を追う。昨日、この夏2回目の夏の高校野球を観に甲子園に行って来た。球児たちの熱い戦いを見て元気をいっぱいもらった。高校野球の名勝負の一つとして挙げられる1998年の横浜vsPL学園の延長17回の激闘。その10年後の選手たちのことを描いたノンフィクション。多くの選手があの名勝負の呪縛にかかり苦悩したことがわかる。この本が刊行されてからさらに10年以上経った。松坂大輔も衰えが目立つし、他の選手たちの人生も色々と変わったことだと思う。平石が楽天の監督になるということがこの時のメンバーの...横浜vs.PL学園松坂大輔と戦った男たちは今

  • 幻夏

    (内容)毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。今、何が起ころうとしているのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。太田愛作品は昨年の年末に読んだ「犯罪者」に続いて2作目。「犯罪者」に登場した鑓水、相馬、修司が再度登場する。それぞれのキャラが前作で頭の中に入っていたのですんなり入り込めて楽しめた。相馬の小学生時の夏休みの思い出から始まる。季節感も良くて、なんとなく子供の時の夏休みを思い出した。冤罪という少し重く難しいテーマだったがハラ...幻夏

  • ハンパねぇ!高校野球

    (内容)「高校野球大好き芸人」のトータルテンボス・藤田憲右が、試合観戦が格段に楽しくなる方法を、余すところなく伝授する。将来の夢は高校野球の監督という著者は、監督同士の師弟関係、ライバル関係が甲子園の歴史を塗り替えてきたと力説。また「なぜ東北勢は決勝に11度も進みながら優勝できないのか?」「強い高校球児はどこから発掘されるのか?」などの疑問を自身の高校球児経験とハンパない知識量で解説する。甲子園のテレビ観戦に必携の1冊!昨日、開幕した101回目の夏を見てきた。この手の本は熱中症予防の水分補給みたいな感じで、試合と試合の合間やイニング間に少しずつ読む感じがちょうど良い。さすがに高校野球マニアの私にとっては知ってる話ばかりで新たな引き出しが増えることはなかった。高校野球マニアではなく、好きってくらいの人にはちょうど...ハンパねぇ!高校野球

  • ノースライト

    (内容)一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた「タウトの椅子」を除けば…。このY邸でいったい何が起きたのか?積読してる横山秀夫作品を読もうとしてたら、図書館予約が予想より早く回って来た。「64」以来の6年ぶりの新作ということで楽しみにしていた。横山秀夫といえば警察小説のミステリーのイメージがあったのだが、全然違う感じでミステリーというよりはお仕事小説っぽい印象もあった。建築美みたいなジャンルが苦手な私にとって中盤までは苦痛だった。後半やや盛り返したものの、やっぱり苦手なものは苦手。最後がいい感じで終わった...ノースライト

  • 傲慢と善良

    (内容)婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な"恋愛"小説。辻村深月の最新刊。結構図書館予約が長くようやく読むことが出来た。レビューで恋愛小説と書かれていて、それが頭の中にあったが、読み始めるとミステリーっぽくて少し戸惑った。中盤は婚活での葛藤が描かれていて、経験のない自分にとっては、「何でこんなに真剣なん?」とちょっと違和感を感じた。また、真実の母親や架の女友達が最悪で嫌悪感をすごく持ってしまい、暗い気持ちになったりした。写真館とヨシノさんの登場は既読感があると思ったら、「青空と逃げる」で読んでいた。後半はかなり前向きになれる内容で気持ち...傲慢と善良

  • 闇の底

    (内容)子どもへの性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。卑劣な犯行を、殺人で抑止しようとする処刑人・サンソン。犯人を追う埼玉県警の刑事・長瀬。そして、過去のある事件が二人を結びつけ、前代未聞の劇場型犯罪は新たなる局面を迎える。『天使のナイフ』著者が描く、欲望の闇の果て。久しぶりの薬丸岳作品。読書メーターに登録してから知った作家で少し前にかなりハマってたが、最近はあんまり読んでいなかった。デビュー2作目ということだが拙い感じは全くなく、人物描写もよく描かれている。薬丸岳作品はいつも救いのない重い内容が多いが、本作品も主人公の刑事が被害者家族という設定だった。死刑人サンソンを追う主人公の心の中の葛藤がもう少し描かれていた方が良かったかなあと思った。なかなかサンソンの正体がわからず、ハラハラす...闇の底

  • 銀行狐

    (内容)狐と署名された脅迫状が、帝都銀行頭取宛に届けられた。「あほどもへてんちゅーくだす」。具体的な要求はないが、顧客情報漏洩、系列生保社員の襲撃と犯行はエスカレートする。狐の真意と正体は?(「銀行狐」)。元銀行マンの江戸川乱歩賞作家ならではの緻密でスリリングな表題作ほか、5編収録の短編集。先日、新刊の「ノーサイド・ゲーム」を読んだばかりの池井戸潤作品。新しい作品から遡って読んでいってるが、かなり初期の作品になる。既に気づいていたが、今と作風は違って、初期の頃は金融ミステリーが多い。これも嫌いではないが、今の痛快な勧善懲悪ストーリーに比べるとどうしても物足りなさを感じてしまう。得意の銀行関係のことをくどくない程度にわかりやすく説明を入れる技はデビュー当時から上手いなあと思わされる。それなりに面白いが心を揺さぶら...銀行狐

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