木曜日の子ども
(内容)7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れるー世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。そして再び、「事件」は起きた…。重松清の作品は何作品か読んでるがミステリーものは初めて。あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。前半から中盤までは心理サスペンス風でなかなか面白く、後半に向けてスゴい期待感を持ちながら読...木曜日の子ども
2019/08/29 20:39