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Around 50 人生はアドベンチャー! https://blog.goo.ne.jp/nyannyan1058

40代半ばにして再婚 妊活のおかげでベビーを授かりました。 ベビー誕生まで・日常・野球・読書など

40代半ばにして再婚 妊活のおかげでベビーを授かりました。 ベビー誕生まで・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

Around 50 人生はアドベンチャー!
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岸和田市
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2015/05/07

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  • 果つる底なき

    (内容)「これは貸しだからな」。謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった…。坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ一人、銀行の暗闇に立ち向かう!第四四回江戸川乱歩賞受賞作。今最も好きな作家池井戸潤のデビュー作。最近の作品のような勧善懲悪に立ち向かうエンタメ系ではなく、ミステリー色の強い作品である。それでも舞台は銀行であり、池井戸潤らしさは出ている。主人公の伊木が後の半沢直樹や佃航平たちと比べると印象が薄くあんまり残らない。殺人まで起こすことに対する動機がイマイチ納得出来ない。サクサクと読めたが、ややインパクト不足。あとタイトルもピンと来ない。池井戸潤作品制覇も残り6作。初期の頃の作品が多いからミステ...果つる底なき

  • ガラスの殺意

    (内容)20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。警察に「殺した」と通報したのは、その通り魔に愛する両親を殺された柏原麻由子。だが、麻由子は当時現場から逃げる途中で交通事故に遭い、脳に障害を負っていた。警察の調べに対し、麻由子による通り魔殺害の記憶は定かでない。はたして復讐は成し遂げられたのかー?何となく以前から気になってた作品。全く前情報なしで図書館で借りた。もちろん初読みの作家。過去の事故の影響で高次脳機能障害を持つ麻由子が殺人事件の犯人として逮捕される場面から始まる。記憶障害なのでもちろん事件のことを覚えておらず…という展開。途中、介護の内容が多くなり、気持ち的に少し嫌な気分になったりすることもあるが、概ねわかりやすく軽く読むことが出来る。そして、真実は…ある程度ミステリー好きなら何となくわかってしま...ガラスの殺意

  • Nのために

    (内容)超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。いきなり殺人事件で始まり、あっという間に事件解決と思いきや、みたいな展開。安藤の存在に関しては多くの読者がミスリードさせられたと思うが、本編とは全く関係がなかった。語り手が章ごとに変わるのもミステリー小説ではたまに見かける。湊かなえの初期の頃の作品ということで、色々なテクニックを試してみたかったのでは?なんて思わせられるくらいの無駄な描写が多い。なので、わざとらしさが気になってあんまり内容が入って来なかった。それでも杉下と西崎の...Nのために

  • 彼方の友へ

    (内容)平成の老人施設でまどろむ佐倉波津子に、赤いリボンで結ばれた小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年新年号附録長谷川純司作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった。昭和初期から現在へ。雑誌の附録に秘められた想いとはー。初読みの作家。直木賞ノミネート作品でもある。会社の読友から勧められたので手にとってみた。装丁からコメディー風の青春小説だと思っていたが、全く異なっていた。時代背景は戦中、戦後である。主人公ハツと少女雑誌の編集、執筆に携わった人たちの繋がりを表した作品。エンタメ的なお仕事本でもあり、青春小説や恋愛小説でもあり、戦争小説でもある。そのように様々な側面を持った小説だが、混乱することはなくスラスラと読むことが出来てなかなか面白い。途中、結膜炎になって読書欲を削がれ...彼方の友へ

  • 火の粉

    (内容)元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が引っ越してきた。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴むが、やがて次々と事件が起こり……。驚愕の犯罪小説!雫井脩介作品は映画化された「検察側の罪人」以来2作品目。「検察側の罪人」もかなり読み応えがあって良かったが、本作はそれを超える作品だった。序盤はあんまり大きな事が起こらず梶間家の内情が淡々と描かれながら進む。そして、武内が隣に引っ越して来てから事態は急展開する。このあたりからグイグイと引き込まれてしまう。雪見が孤立する感じなどはなかなか上手く描かれている。そして、とにかく怖い。友人と違って隣人は付き合い方が難しいとつくづく思わされた。終盤のハラハラドキドキの場面にもう少し盛り上がり感があってもよかったかな?他の作品も読んでいきたいと思...火の粉

  • フーガはユーガ

    (内容)常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。伊坂幸太郎の最新刊であり、本屋大賞ノミネート作品。双子が瞬間入れ替わりの能力を持っているという話。その双子の親が最低で、今巷で話題になっている虐待親である。そんな辛い境遇にありながらも力強く生きていく双子。様々な事件に巻き込まれながらも能力を活かしつつ成長して行く。重い内容でありながら重さを感じないのは伊坂幸太郎らしさでもある。でも、ラストは若干切ない。コレはちょっと伊坂幸太郎っぽくないかも?なかなか面白いけど、本屋大賞にはあと一歩という感じかな?★★★★☆フーガはユーガ

  • 二軍監督の仕事

    (内容)育てるためなら負けてもいい――育成・指導に定評のある高津臣吾・東京ヤクルトスワローズ二軍監督の著書が発売!日本プロ野球、メジャーリーグで抑え投手として活躍し、韓国、台湾、独立リーグでもプレーした経験を持つ現役二軍監督の著者が、定評のある、その育成・指導方法と、野球の新たな可能性を語りつくします。球界を代表する元クローザー高津臣吾の著書。こういった野球本はどうしてもノムさんの本と比較してしまう。やはりノムさんの著書に比べると内容が薄い感じは否めない。同じ二軍監督の本として昨年田口壮の本も読んだが、若干贔屓目もあるかもしれないが田口壮の方が面白かった。登場する選手も村上・廣岡、寺島・高橋と同じ選手ばかり。もっと多くの選手にスポットをあてて欲しかった。また、腐らずに二軍で頑張っている選手たちのことも書いて欲し...二軍監督の仕事

  • さまよう刃

    (内容)長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎えるー。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。月一冊ペースくらいで読んでいる東野圭吾作品。気がつけば読書メーターに登録して28作目。伊坂幸太郎作品の27作と肩を並べている。少年犯罪とその復讐に燃える親の話。切なくて難しい内容。自分だったらどう考えるだろうと自問自答しながら読んだ。でも、答えは見つからない…東野圭吾作品の中ではかなり重い作品やったけど、なかなかいい作...さまよう刃

  • そして、バトンは渡された

    (内容)森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。「私には父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。でも、全然不幸ではないのだ。」身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作本屋大賞ノミネート作品5作目。タイトルから勝手に陸上のリレーで汗を流す青春小説だと思っていた。前に読んだ瀬尾まいこの作品が駅伝のことが描かれた「あと少し、もう少し」だった影響もあるかもしれない。現在と過去がシンクロされながら少しずつ事実がわかっていく展開。こういうのは割と読みやすくて好きである。普通、父親や母親が次々と変わると不幸な感じと考えるが、主人公の優子が前向きなのと、その親たちが優しくて全く不幸感はない。しかし、関係が複雑過ぎて、...そして、バトンは渡された

  • スマホを落としただけなのに

    (内容)麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。初読みの作家。タイトルが気になっていて読みたいと思っていたがなかなか手が出なかったが、映画化されたことでようやく読んでみた。日常に潜んでいるような出来事が描かれていて、かなり恐怖を感じる内容。内容も複雑ではなく、最初から最後までペースを崩さず一気読みできるような構成。どんどん引き込まれていく感じがなかなか面白い。そして、エピローグには全く予想していなかったちょっと...スマホを落としただけなのに

  • ひと

    (内容)母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。そんな君を見ている人が、きっといる――。名前も知らなかった初読みの作家。本屋大賞にノミネートされたので図書館予約をしよたらまさかの貸し出し無し。直ぐに読むことが出来た。いわゆる青春小説。空気感も嫌いではないし、日常の描写もよく描けてる...ひと

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